スレーヴT ボバ機 | 次 |
説明 | ||
モデルグラフィックス12月号チッピング特集の為の作例です。汚れたSFメカといえばスター・ウォーズ、中でも激しいチッピングといえばスレーヴTでしょう。あの汚しは最高にカッコイイのですが再現が難しい。その難問にエアモデルではやりのマテリアル「ドローイングガムマーカー0.7mm」を使って解決しようという企画です。キットはバンダイ製1/144スレーヴTボバ機、これまで出たどれよりも再現度が高い素晴らしいキットです。 誌面ではカットされてますが(笑 電飾は施してます。エンジンには3mm砲弾型LEDの電球色、細長いエンジンはLEDを削って薄くして2個ずつ挿入しました。コックピットは赤色LEDをコンソールの下に仕込みそこから0.25mm光ファイバーで光を導きます。 遮光ブラックPROにて全面を塗装後にサフを吹き塗装のベースを作ります。 ドローイングガムマーカーですが、通常のマスキングゾルよりも液が薄い上にペン先が細いのでかなり細かい描き込み、マスキングが可能です。その代りに塗装はエアブラシが必須でなるべく塗膜を薄くする必要があります。塗膜を薄くする為に薄い色から濃い色へと順番に塗装します。例えばスカートだと明るいグレーを全体に塗装→ピンク→えんじ色の順です。スカート全体にMr.カラー315を塗装後、ドローイングガムマーカー0.7mmで明るいグレーを残したい部分をプロップ写真を見ながら描き込みます。乾燥後ピンクをエアブラシ塗装し、マスキングした部分を剥がします。ほぼペンで描いた通りに剥がれますが、中には「いかにもペンで描いた形」や「細かすぎて上手くいかない部分」が出てきますので筆や爪楊枝でレタッチします。全部をマスキング任せにせず、レタッチと組み合わせるくらいの気持ちの方が上手くいくようです。同じ要領で緑の部分も薄緑→緑→濃いオリーブグリーンの順にマスキング塗装。スミ入れ後に組み立て、スモークグレーで汚しつつ調子を整えます。つや消しクリアでツヤを消した後、濃いグレーのパステルで垂れや弾痕を描き込みます。チッピングが派手なので、他の汚れも少し派手に施した方が全体のバランスがとれるようです。 ちなみに現在寺田倉庫に本物が来ているので実物を見て参考にできる絶好のタイミングです、ぜひこのチャンスに完成させたいキットですね。 |
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タグ | ||
バンダイ LED 1/144 スター・ウォーズ STARWARS | ||
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