イノセンティアの | 次 |
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初めて開眼を試みたのは、イノセンティアのフェイスパーツでした。 https://www.tinami.com/view/1004724 で記載した通り、先に球形ビットで彫りすぎてしまったために「出目金気味」になってしまい、BONDIC(紫外線硬化パテ)で復旧できることまでは確認していたのですが、D:OUTさんのレジンアイの私的在庫が底を尽き放置状態でした。 追加注文していたレジンアイが届いたのと、他の娘達の開眼作業でノウハウが蓄積できてきたのとで、いよいよ完全復活を試みました。 BONDICは先端ノズルの穴直径が0.5mm程度と非常に細く、しかも金属製。硬化前の粘性が絶妙で、キャップを外して持ち始めると体温で自然に直径0.7mmくらいの液滴が出てきて、「ここだ」という場所に的確に塗れます。塗布後の表面張力もこれまた絶妙でイイ感じに盛れるので、アイホール裏側の縁に沿って先端ノズルを軽く動かすだけで巧く「彫りすぎた波面」上に盛れます。厚さ0.5mmくらいに盛ってからキャップ反対側の紫外線ライトを5秒露光(このとき反射光でも見続けない方が吉、網膜に結構残ります)するだけで硬化完了。硬化後は瞬着より少々弾性がある感じの層ができるので強度はかなりあり、切削加工も可能、しかも透明なので接着箇所の確認ができます。 硬化後に直径4mmの球形ビットを手動で回してアイホールを再形成します。出目金にならぬ深さで止めて、爪楊枝の背に「ひっつき虫」で着けたレジンアイを押し当てて微調整。盛った部分は透明なので修正部分はあまり目立たないので、上睫毛側だけ黒系塗料でレタッチして仕上げます。 最後の写真は、自然光の方向を変えて、D:OUTさんのレジンアイにハイライトが入るように撮影しました。相変わらず見事な目力で大満足。 なお、首から下はお安く入手した組立済み素体なので、今後分解整備の予定です。 今回のポーズは過去の投稿でヴァローナにとってもらったポーズなのですが、FAGは腕や脚の長さが微妙に異なり全く同じポーズにはなりませんでした。この辺り、各製品の長短があるのがわかって遊んでいて本当に面白い……。 |
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