真・恋姫†無双〜黒の御使いと鬼子の少女〜 74
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 斥候から敵陣を見つけたとの報告を受け、俺たちは詳しい話を聞くために集まっていた。

 

「じゃあ、報告をお願い」

「はっ」

 

 北郷に促され、斥候が報告を始める。

 

「敵はここより前方約一里のところに陣を構えており、随所から炊煙が上がっていることから食事中と思われます! このことから敵はまだこちらに気が付いてはいないかと思われます!」

 

 その報告に誰もが思考停止したのは言うまでもない。

 

「……え、食事中? 敵地のど真ん中で? 俺たちにも気が付かないで?」

 

 北郷が言うのも無理はない。停止状態から戻った面々が一様に呆れる。

 

「非常識極まれりですね。何を考えているのだか」

「愛紗、そこは考える必要なんてないのだ」

 

 愛紗の言葉にそう返した鈴々の次の言葉に皆は深く納得した。

 

「袁術は袁紹の従姉妹なのだ。それで解決なのだ」

「“あぁ〜!!!”」

 

 確かに、その通りだ。

 

「そりゃそうか。あの袁紹の従姉妹だもんな」

「玄輝ひどいなぁ」

「内心は?」

「いいぞもっと言え」

 

 と、北郷とくだらないやり取りに軍師二人も加わる。

 

「でも、確かに連合軍の時のお二人は面白いほどに似通った動きをされてましたよね」

「うん……まるで合わせ鏡みたいだったよね」

 

 さて、そんな話に乗ってくれた軍師殿二人がこの好機を逃すはずはない。

 

「このまま陣を急襲すれば数の不利は覆せるかと思います」

「そうだね。皆はどう思う?」

「私は雛里の意見に賛成です。初手に痛恨の一撃を喰らわせれば以降の展開も有利なものになるでしょう」

「うむ、私も愛紗と同意見だ」

「鈴々もさんせーなのだ!」

「以下同文」

 

 と、武将全員の意見が一致したのを確認して桃香が最後の判断を下す。

 

「じゃあ、みんな同じ意見ってことだから、雛里ちゃんの意見を採用っ!」

「よし、じゃあ誰に先陣を切ってもらうかだけど……」

「今回は俺が出る」

 

 と、誰よりも早く俺が手を挙げた。これには皆驚いていたが、理由はある。

 

「出る前にひと暴れしておきたくてな。それになんだかんだで俺の隊は足が速い。急襲にはもってこいだと思うのだが、良いだろうか?」

 

 そう。基本的に俺の隊は遊撃が主な任務だったために、馬を含め全体的に足の速い面々がそろっている。急襲するにも役に立つはずだ。

 

「……ん、じゃあ今回は玄輝に頼もう」

「え〜!!!」

 

 と、北郷が決めたことにごねたのは鈴々だ。

 

「ずるいのだっ! 鈴々が先陣に行きたいのだぁ!」

「すまんな、今回は譲ってくれないか?」

「う〜……」

「鈴々、今回は玄輝に頼みたいんだ」

「……次は鈴々が先陣だからね」

「ん、約束する」

「やたっ!」

 

 と、上機嫌なったところで北郷が話を続ける。

 

「右翼には愛紗、左翼に星、中軍に鈴々、白蓮、雛里で後方に本隊を。本隊には俺、桃香、朱里でいい?」

「適材適所で、良い采配かと」

 

 雛里のお墨付きをもらった北郷は少し照れ臭そうにしていた。

 

「いやぁ、雛里のお墨付きをもらえたのはうれしいな」

「それだけご主人様が成長したってことだよ」

「まぁ、そりゃね。こんだけ戦場に出てればさ」

 

 それもそうか。北郷もなんだかんだで戦慣れしてきたという事だろう。

 

「お、方針が決まったのか?」

 

 そんな時、いいタイミングで公孫賛が軍議に加わった。

 

「白蓮。兵の編成はどう? うまくいった?」

「ああ。皆、事情を理解して北郷の傘下に加わるって言ってくれたよ」

「そっか。よかった」

 

 北郷が一安心したところで公孫賛が手を差し出した。

 

「これで正式に仲間になれたってことで、改めてこれからよろしくな」

「こちらこそ、さ」

 

 その手をしっかりと握ったところで、北郷が早速白蓮に指示を出す。

 

「それで、早速で悪いんだけど、白蓮には中軍の指揮を任せたいんだ。いける?」

「それは構わないけど、私でいいのか?」

「俺は、いや、みんな適材だと思ってるよ」

「主の言う通りです。先陣に玄輝殿、左翼右翼の私と愛紗でそれを支え、中軍の伯珪殿が素早く伝達させる。そして、その守りに鈴々。完璧な布陣ではありませんか」

「うぐっ、えらく期待されてるなぁ……」

 

 そうはいっても、期待されていることは嬉しいのか“困り笑顔”といった表情を見せる公孫賛。

 

「そりゃそうだよ♪ だって白蓮ちゃんは太守まで上り詰めた秀才さんだもん」

「アハハ……こりゃ期待に応えないといけないな」

 

 乾いた笑いをしつつも、彼女の顔には強い意志が感じられる。そんな公孫賛に北郷は頷く。

 

「頼むよ。本隊の方は桃香と朱里にまかせて、全体の戦況によって兵を動かしてもらうのが基本の方針だよ」

「了解。……で、敵はどうなってるんだ?」

 

 その質問に北郷がニヤリとしてさっきの斥候の話をする。

 

「どうやら食事中でまだこっちに気が付いて無いらしい。だからこっちから急襲を駆けよって話になったんだ」

「気づいて無い? こんな敵地のど真ん中で?」

 

“何考えてるんだ?”と呆れて呟いた公孫賛に星が答えた。

 

「我らも同様に思ったが、鈴々の一言でストンと腑に落ちましたよ」

「ん? なんだ?」

 

 皆の視線が再び鈴々に集まったところで本人から一言が発せられる。

 

「袁術は袁紹の従姉妹なのだ!」

「…………あぁ〜、なるほどなぁ」

 

 真名まで交わした仲だというのにひどいなぁ、なんて思いつつ俺は口を開く。

 

「北郷、そろそろ動こう。いくら袁術とはいえ気取られちまう」

「おっと、それはそうだね。じゃあみんな、作戦開始っ!」

「“おうっ!”」

 

 その一言で、俺たちは急襲を開始した。

 

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 先頭で馬を駆り、俺は袁術の陣を目指す。と、前方に敵の部隊が見える。旗を出していないところを見ると……

 

(件の正体不明の部隊か)

 

 まぁ、白装束ではないのは分かっていたが、改めて確認できて一安心だ。とりあえず、すぐ後ろを駆けている右翼左翼の二人に伝達する。

 

「愛紗っ! 星っ! 敵の迎撃部隊を確認! 例の正体不明の部隊だ!」

「こちらでも確認できましたっ!」

「将はいったい誰でしょうな……」

 

 と、そこでその部隊の旗が上がった。

 

「紅い、呂の文字……?」

 

 あれ、は……!?

 

「呂布だと!?」

「なんですって?!」

「何故こんなところに!!!」

「袁術の野郎が呂布を引き入れったてことか!?」

 

 くそッたれ! なんてタイミングだ!!!

 

「そうかっ! わざわざ曲陽を通ってきたのは呂布と合流するためだったのか!」

 

 愛紗が“見通しが甘かった”と後悔の言葉を流すが甘いとは言い切れない。

 

「あの戦いの後、呂布の足取りは掴めていなかったのだ。致し方あるまいよ」

「それはそうだが……」

「愛紗、過ぎたことはどうしようもねぇ! 今は呂布を倒すことを優先するぞっ!」

「……そうですね。その通りですっ!」

 

 愛紗の言葉を聞いた星は兵を呼びつける。

 

「中軍と後曲に“敵に呂布あり”と伝えろ。だが、それと“我らに敵なしっ!”とも伝えろっ!」

「御意っ!」

 

 伝言を受けた兵はすぐさま他の兵へと伝達するため駆けていく。

 

「……さて、大言壮語の責任を取るとしましょうか」

「たっく、先陣は俺なんだが」

「なぁに、玄輝殿と我らが共に戦えば問題はありますまい」

「…………」

 

 そんな星の軽口に愛紗の顔が曇る。

 

「……心配すんな。あの時と同じことを呂布の野郎には言わせねぇよ」

「玄輝殿……」

「今度は、勝つぞ」

「…………はいっ!」

 

 その言葉に愛紗の曇りは晴れ、生気が満ちる。

 

「やれやれ、お熱いのは戦場ではやめていただきたいですな」

「“なぁっ!”」

 

 そんな星へ一言返したかったが、接敵までそんな時間がない。

 

「っ〜〜〜〜〜! 油断すんなよっ! 相手は武神に近い奴なんだからな!」

「分かっておりますよ。玄輝殿こそ、この戦いの本質をお忘れなく」

「分かってら!」

 

 今回の戦いは呂布が目的ではない。袁術軍を迅速に撃滅させることが目的。そこを違えることがあってはならない。

 

「ならば」

「ああ、行くぞっ!」

 

 こうして、思わぬ形で呂布との再戦が始まった。

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「せりゃぁああああ!」

 

 呂布の部隊とぶつかってしばらく、俺は馬を降りて戦っていた。

 

(…………なんだ、この違和感は?)

 

 しかし、呂布の部隊にどうにも違和感を覚える。

 

(確かに強いのだが、前より弱くなってるような?)

 

 鍛錬を欠かしてはいないし、武将たちとも模擬戦を行ってもいる。強くはなったかもしれんが、そんなに強くなったとは思えん。

 

(まぁ、勝てるのであれば気にすべきことではないか)

 

 近場の兵と共に違和感を切り捨て周りの様子を見る。損害としては、こちらは軽微だ。愛紗も星も特に問題なさそうだ。

 

「愛紗っ! 玄輝殿っ! 敵部隊が崩れたぞっ!」

 

 その一言に反応して愛紗が指示を飛ばす。

 

「伝令っ! 中軍に追撃の指揮を執るように伝えよっ! 我らはこれより呂布を討ち取りに行くっ!」

「はっ! ご武運を!」

 

 返答を返した伝令が中軍へ向かったのを見てから、三人で集まる。

 

「玄輝殿、星。たとえ誰が倒れようとも、呂布の首は揚げましょう」

「うむ、残ったものが主たちを守る、それでよいな」

「……ああ」

 

 確かに、呂布は強敵だ。俺も勝てるかどうかは分からん。だが、内心はそんなことを思ってなかった。

 

(絶対二人とも死なせるか。三人で生きて帰る)

 

 その覚悟を決めて、俺は二人に声をかけた。

 

「じゃあ、行くぞっ!」

「“応っ!”」

 

 声を合わせた二人と共に敵部隊の奥へと駆けていく。途中で兵を斬りながら進んでいくと、血を振りまいたあの鉾が目に入った。

 

「呂布っ!」

「……っ!!!」

 

 俺の声に身構える呂布。

 

「久しぶりだな。つっても一月ぐらいだったか?」

 

 と、そんな呂布の傍らにいた少女が驚きの声を上げる。

 

「お、お前は、あの時の!」

「お前は……」

 

 確か、火矢を放った奴だったか。しかし、それに気が付かず星が名乗りを上げる。

 

「徐州が州牧、劉玄徳の家臣っ! 関雲長っ! あの時は不覚を取ったが、今度はそうはいかんぞっ!」

「同じく、劉玄徳が家臣っ! 趙雲っ! その首、もらい受けに参った!」

 

 名乗りを上げ、武器を構える俺たちの前に先ほどの少女が立ちふさがる。

 

「りょ、呂布殿には手出しさせませぬぞ!」

 

 その覚悟はよし。だが……

 

「せいっ」

「いったぁあああ!」

 

 鞘に入ったままの刀で頭を適度な力で叩くと、そこでうずくまってしまった。まぁ、この鞘も鉄製だからな。痛かろう。

 

「お前では力不足だ。おとなしく下がってろ」

「う、うぐぅ……」

 

 しかし、それは少女も分かっていることだろう。しかし、それでもなお立ちふさがる。

 

「ね、ねねとて戦場に生きる者、その程度で屈しはしませぬぞ!」

「やめておけ。ここから先は武に生きる者の戦いだ。可憐な文官が出る幕ではない」

「そうだぞ。童の命を奪う気はない。おとなしく下がるがよい」

「ぬぬぬ、重ね重ねの失言っ! ねねとて堪忍袋の限界はあるのですぞ!」

 

 だが、そんな少女を呂布は首根っこを掴んで持ち上げてしまう。

 

「わわっ、呂布殿!?」

「ちんきゅ、逃げる。ここは、私が相手する」

 

 そう言って呂布は鉾を構える。

 

「……それに、お前には聞きたいことがある」

「何?」

 

 そう言って指名したのは俺だ。

 

「何を聞きたい?」

「……お前から、セキトの匂いがする」

「な、に? セキトだと……!?」

 

 その言葉に、心臓が大きく脈を打った。

 

「お前が、まさか、セキトの……?」

「セキトを、知ってるの?」

 

 その眼に、警戒の色の抜けない目の中に一筋のやさしさが見えて俺は確信した。彼女こそがセキトの家族だ。

 

「……すまん、愛紗、星。俺はこいつにどうしても話さなくちゃならんことがある」

「玄輝殿?」

 

 二人とも怪訝そうな顔をするが、俺はそれを気にせず呂布の方へ歩み寄り懐から預かりものを取り出した。

 

「っ!!!!!!!」

 

 それを見た瞬間、呂布の目に悲しみだけが浮かび上がる。

 

「……どうして、お前が」

「……セキトから預かった」

「嘘だっ!」

 

 鉾が俺の足元に激しく打ち付けられる。

 

「……嘘じゃない」

「嘘だっ!」

 

 鉾を投げ捨て、俺の首を絞めつける。

 

「玄輝殿っ!」

「貴様ぁ!」

 

 飛び出す二人を手で制する。

 

「ぐっ、くぅ!」

 

 彼女は俺の首をしめつつ俺の目を睨みつける。だが、その眼を俺はただ見返す。

 

「………………っ」

 

 そして、彼女は手から力を抜き、その場に崩れ落ちた。

 

「がはっ! はっ、はぁあ!」

 

 息を全身に回すように激しく息を吸う。

 

「玄輝殿っ!」

 

 愛紗が駆け寄って俺の背中に手を当てる。

 

(危なかった、あと少し遅かったら意識を持ってかれてた……)

 

 だが、今はそのことを気にするべきじゃない。伝えなくてはいけないんだ。アイツの、世界一勇敢な犬の最後を。

 

「セキトは、董卓を守って死んだ」

「っ!」

 

 崩れ落ちた呂布の肩が震える。

 

「俺は、洛陽で董卓を助けるように依頼された。その途中でセキトは董卓を守って矢に貫かれたんだ」

「……月、を?」

「そうだ。セキトがいなければ、董卓は死んでいた。アイツは、彼女を守って死んだんだ」

「ちょ、ちょっと待つのです!」

 

 そこへ少女が割り込んだ。

 

「ゆ、月殿を助けた? 月殿は洛陽で打ち取られたのではないのですか?!」

「……いや、生きてるよ。俺たちが保護してる」

「“っ!!!”」

 

 その言葉に二人とも驚きの表情を浮かべた。

 

「で、では詠殿は!?」

「助けるように依頼をしたのが、賈駆だ。アイツも一緒にいる」

「本当、なのですか……?」

「この御剣玄輝、セキトの魂に誓って嘘は言わん」

 

 その言葉に安堵の表情を浮かべる少女。しかし、それと対照的に闘気を纏い、鉾を支えに呂布が立ち上がった。

 

「お前が、セキトを、語るなっ!」

 

 ああ、本当に大切な家族だったんだろう。声色だけじゃなく、発せられる闘気からもそれが伝わる。そして、その悲しみも。

 

(だったら、俺ができることはただ一つ)

 

 その悲しみを真正面から受け止めて、あいつの預かりものを届けるっ!

 

「……ならば、語れるかどうか、この刀で示そう」

 

 俺は鞘から刀を抜いて構える。

 

「玄輝、」

 

 愛紗が俺を止めようとするが、それを俺が止める。

 

「すまん。これは俺しかできないことなんだ」

 

 その一言で察してくれたのか、愛紗は目を瞑って止めようとした手を下げた。

 

「すまん」

 

 だが、見ていた星は愛紗の肩を掴む。

 

「愛紗っ!」

「星」

「今の呂布は危険だっ! それはお主も分かっていよう!」

 

 確かにそうだろう。星の言う事はもっともだ。呂布が纏う闘気は尋常じゃない。あの時対峙していなかった星ですらそう感じるのだ。

 

 しかし、それでも愛紗は俺を行かせるために星に言葉を返す。

 

「だが、それこそお主も分かっているだろう」

「っ! だがっ!」

「玄輝殿」

 

 愛紗が静かな声で尋ねる。

 

「共に、戻ってくださいますか?」

「……何があっても戻るさ」

「…………」

 

 その言葉に、彼女は小さく頷いて星の手を取って距離を取った。

 

「あい、」

 

 星は尚も食い下がろうとする。だが、自身の手を握る愛紗の手を見て口をつぐみ、一言残し、一緒に下がっていった。

 

「……ご武運を」

 

 二人が下がったところで、俺は呂布と向かい合う。

 

「さて、改めて名乗らせてもらう。我が名は御剣玄輝。黒の御使いが護衛だ」

「……呂布」

 

 簡素な名乗りを終えたところで互いに同じ意味の言葉を口にした。

 

「“参るっ!”“……行くっ!”」

 

 こうして、託された者と残された者の戦いが始まった。

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はいどうもおはこんばんにゃにゃにゃちわ。作者の風猫です。

 

ついに火蓋が落とされた呂布との再戦。本編ではおなかが減って力の出ない呂布ですが、今回は気力で全力全開です。

 

この勝負の結末がどうなるか、それはまた次回に持ち越させていただきます。

 

さて、今回はこんなところでしょうか?

 

何か誤字脱字がありましたら、コメントの方にお願いいたします。

 

では、また次回っ!

説明
白髪の鬼子と黒の御使いの、守るために戦い抜いたお話

オリジナルキャラクターが蜀√に関わる話です。

大筋の話は本編とほぼ同じですが、そういったのがお嫌いな方はブラウザのバックボタンをお願いします。
































ちゃんとオリジナルの話もありますよ?(´・ω・)
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コメント
おお、前回に引き続きありがとうございます! 修正しました。(風猫)
「このまま陣を急襲すれば数の振りは覆せるかと思います」不利が振りになってる(ken)
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鬼子 蜀√ 真・恋姫†無双 

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