前メイド長”シンシ” |
十六夜咲夜は思い出に浸っていた。
短髪の白い髪、しっかりとした目鼻立ち、黒のメイド服、シンシである。
シンシは前メイド長であった。
咲夜は思い出に浸るばかりに、主人であるレミリア・スカーレットの存在に気付かなかった。
その場にいるのは、レミリアと小悪魔、咲夜である。
「これはお嬢様!失礼致しました。」
あくまで、上品に対応する。
「いいのよ。別に。」
「それでは・・・・暇を頂きたいのですが・・・・・。」
「良いわよ。」
即答だった。
即断即決がレミリアのポリシーである。
「では、お暇を頂きまして。」
「頑張って下さい。」
小悪魔が発言する。
なにに対して頑張れば良いのか、分かっていない様だったが、咲夜はとりあえず、返事をする。
「頑張ります。」
「そう。精々頑張りなさい。」
咲夜が一瞬にして消える。様に思えた。
時間を止めたのだ。
咲夜はそのまま、紅魔館の図書室に向かうのであった。
説明 | ||
咲夜が活躍する物語。 レミリアの予知能力が働く話。 | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
486 | 486 | 0 |
タグ | ||
東方Project レミリア・スカーレット 十六夜咲夜 | ||
廃人覚悟の字書きさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |