黒き獣を従し者 |
序章 離脱
時は、進み科学技術が発達した世界。
ここは、春うららかな聖フランチェスカ学院。
この学院に通う一人の何の変哲もない普通の少年、北郷一刀。
これから語られる物語の主人公である。
さぁ、外史の突端を開きましょう。
キーンコーンカーンコーーン………..
キーンコーンカーンコーーン……..
キーンコーンカーンコーーン……….
「きりーつ、礼!ありがとうございました!」
「ありがとうございました。」
及川「おわったーーーー???。そして、今日!いま!この瞬間から!!!!!!
夏休みの始まりやーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
北郷「うっさい!!!!!」(ドコッ!)
とボディーブローを一発。
及川「かずピー、胃に入った。なんか、お昼に食べた焼きそばパンが逆流しそうです。」
北郷「我慢しろ。」
及川「ひどいな、かずピー………。それよか、かずピーこれからの予定は忘れてないよな?」
北郷「部活だが、何かあったっけ?」
及川「やっぱりかずピー、忘れているな。今日一緒に、ここの歴史資料館に行って、2人で感想文早く終らせようと約束したやんか。」
北郷「あぁーーー….しまった、忘れてたわ。部活18時までだが待てるか?」
及川「かまへんよ。終るまで、メイド!イン!フランチェスカの、メイド喫茶で、待っとるわ。」
北郷「メイド喫茶言うな!!!!!」
及川「ほな、またあとでな〜〜」
北郷「ったく・・・。(腕時計を見ながら)げっ、そろそろ部活始まるじゃないか。急がないと。」
急いで走り去る北郷一刀、剣道場へは何とか間に合ったようだ。
部長「急いで準備するでござるよ一刀、もうすぐはじめるでござるからな。」
北郷「了解です。」
そして、約束の18時、物語はここから変わり始める。
まるで、歯車がきしむ音を出しながら回り始めるように・・・・。
まるで、運命を破壊し、新たに創造するように・・・・。
時間は18時を少し過ぎたころ、さすがに暇を持て余した(それでも喫茶店で17時半までねばった)及川が剣道場にやってきた。
及川「かずピー、終わったか〜〜?」
北郷「及川か? 今終わって片付けているところだから、少し待ってくれ。」
及川「はいよ〜〜〜。」
10分後。
北郷「お待たせ、まったか?」
及川「まったわ〜〜〜・・・、ぎょうさんまったわ。これは、なんかおごってもらわないと割に合わんわ。」
北郷「必要なのって、なんだっけ?」
及川「無視かいな・・・・・・。紙と鉛筆があれば、何とかなるんちゃう?」
北郷「そんじゃ、さっさと行きますか。」
及川「はいな〜〜。」
10分ほど時間をかけて、ようやく歴史資料館についた2人。
及川「ようやく、ついたわ・・・。なんで学校の中にあるのに、こんなに歩かなきゃいけないなんて、つかれたわ〜〜〜。」
北郷「グダグダ言ってないで、早く――――・・・・・・・・」
その瞬間、北郷一刀の視界一面に白が襲い、体は何メートルも空へ舞い、地面に叩きつけられた。
北郷「いったい何が・・・・・?」
一刀の眼は近くで閃光を見たことにより、一時的に見えなくなっていたが、耳は聞こえていた。
耳から聞こえる音は、爆音と建物が崩れる轟音、そして、人間から出される阿鼻叫喚。
北郷「チッ・・・・ク・・・・ショウ・・・・。」
これ以降、一刀の耳は何も外の音を捉えなくなり、白く塗りつぶされた眼には、黒が塗りつぶされていった・・・・・・。
次に、目が覚めたときは見知らぬベットの上だった。
周りには、自分に繋がっている何本ものコードと管、そして本を読んでいる見知らぬ男性が1人。
男性は、一刀の目が覚めたことに気づき話しかけてきた。
?「気分はどうだい?」
これが、北郷一刀が日常から永遠に去る始めの邂逅だった。
続く
あとがき
初めましてこんにちは、ウィンドです。
いろいろな恋姫無双の2次小説を見て、衝動的に書いてしまいました。
文章としての間違いが多々あるかと思いますが、長く温かい目で見といてください。
そうしないと泣きますので......
では、次の投稿の時に、ではではー。
ps:北郷一刀の設定は次のあとがきで。
psのps:恋姫の登場は、もうちょっと先です。
説明 | ||
初めての作品です。至らない所があるかと思いますが、温かい目でお願いします。 | ||
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コメント | ||
改造人間?(ブックマン) ジョン五郎さん>Tinamiだからこそ自由にやれるんじゃないですか?事実、原作にある程度忠実でないと総スカンを食らう恋姫サイトもありますし。作者さんの書きたいものを書けばいいと思います。(Rocket) 続きを期待して待ってます!!(キラ・リョウ) 堅苦しい決まりに囚われず思うがままに楽しんで書いて下さい。書いて楽しいと感じたのならば、きっと良い作品になると思います。無理をせずに頑張って下さい。応援します♪(flowen) |
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