平行線な関係の話 |
好きと嫌い
二〇一九年九月十九日。エルジア王国の首都ファーバンティでの戦いで第六十八実験飛行隊、通称ソル隊の隊長ミハイ・ア・シラージは、尾翼に三本線が描かれたオーシア軍の機体とドッグファイトをおこなった。
引き分けに終わったものの、ミハイが乗るSu-30SMの損傷は激しかった。飛べるには飛べるが、戦闘は困難。修理するにしても部品調達は難しく、時間もない。
ボスルージ出身が多いソル隊の隊員から、ユージア大陸中部にある((エルジア航空宇宙局|EASA))の研究施設に行ってはどうかという案が出た。研究施設はいまだ無傷という情報があったのだ。
大陸規模で起きた通信網断絶のどさくさにまぎれ、エルジアに併呑された小国のシラージとボスルージは独立をもくろんでいるが、その情報はまだ研究施設に伝わっていないはず。
その隙をついて、使える機体を調達する。一か八かの賭けだった。
EASAではさまざまな研究がおこなわれている。ソル隊が所属する大陸西部の実験基地では無人機開発のデータ収集を、中部の研究施設は有人機開発をおこなっているので、その機体があるのではと予測したのだ。
では誰が行くかという話が出る前に、ミハイが「私が乗る機体なら、私が行こう」と言った。隊長を尊敬する隊員たちは彼の言葉に従った。
ミハイもまた、彼はそこにいるはずと賭けた。
そして彼は、そこにいた。
シラージ大公国で起きた革命でミハイに銃口を向け、左頬に一生消えない傷をつけたかつての親友が、X-02Sの開発顧問として。
すっかり老人となった元親友は開口一番、「まさか君が来るとはね」と明るく笑った。
世継ぎであるミハイの学友だった彼は成績優秀で、ユージア工科大学に進学したあとは、そのまま大学院に進んだ。
──エルジアに負けない最高の機体を作ってみせるよ。
進学前の彼は、真っ白な未来に向かって目を輝かせた。人生のすべてが決まっているミハイにとって、平民の彼がえがく夢はまぶしいものがあった。
「そちらの事情がどうであれ、利害は一致している。案内しよう」
差しさわりのない世間話を続けたあと、「今思えば」と元親友はさりげなく過去を切り出す。
「大学で僕に近づいた人間は、エルジアの工作員だったのかもな。知識だけを詰め込んで世界を知った気になって、社会経験がない大学生を引っかけるのは、お手の物だったろうよ」
自嘲気味な元親友の口調は、あくまで軽やかだった。
「革命が成功して、自分たちの手で政治をうまく回していたと思ったら、あっというまにエルジアの一部だ。自分たちが手を汚さない方法で、最初からそういうシナリオだったんだろう。僕たちは国際政治を分かっていなかったのさ」
元親友は、「結局僕はEASAに入って、ずっと研究をしている。人生は分からんよ」と笑う。
「だからといって、革命運動に参加したことは後悔していない。平民に生まれたのなら仕方がないなんて、間違いだからな」
自国の革命には成功したのに、結局大国にのみ込まれた。反逆者になることなく、研究者として大国で仕事することを選んだ元親友の心境はどういうものか。
ミハイは知りたいと思ったが、彼に限ってはなぜか聞く言葉が見つからない。
そんなミハイの胸の内を知ってか知らずか、元親友は明るい声で「さあこれだ」と開発中の機体を見せる。
「X-02S。通称ストライクワイバーン。自分で言うのもなんだが、これは最高の機体だぞ。機体名はX-02を継いでいるが、中身は総とっかえだ」
ミハイは、元親友が新しい機体の開発に関わっているのは風の噂で聞いていたが、それだけだった。
「なぜ、この機体を私に託すんだ」
「君もテストパイロットなら分かるだろう? 実戦でのデータが欲しいんだ。混乱してる今がチャンスだ」
「この機体のテストパイロットは無理なのか」
「あくまで試験開発機のテストパイロットだ。君も知ってのとおり、テストパイロットには外部の人間が混じっているし、ややこしいんだ」
元親友はお手上げというポーズを軽く取る。
「前のX-02Aに関わったテストパイロットをこちらに紹介したのは、亡命した旧王家の人間でな。政治には参加できないが、影響力を保とうとしているのか、場外乱闘が多すぎるのさ」
王制から共和制に移行するとき、エルジア王家で外国に亡命した王族が少なからずいる。現政府は彼らに対し、帰国は許しているが、政治に参加することは許していなかった。
「どうやって彼を探し出したのか分からんが、あのスカーフェイスの人間を探し出せるのは、さすが王族だよ。一体どこにコネがあるんだか」
本当に感心したように、元親友は喋り続ける。
「とにかくテストパイロットの中で、一番腕はいい。最初のころの過敏な操作も難なくこなしたし、違和感を覚えたところを伝えるのも的確。アークライトを一番うまく扱えるのは彼だよ」
展開式大型電磁投射砲、通称アークライトは大型レールガンであり、これを航空機で運用するのがX-02Sの目玉でもあった。
「それから((WSO|ウィソー))の席には、((無人機開発|そっち))でもおなじみの((飛行補助AI|コプロ))を乗せた。彼と一緒に飛んで経験を積んだから、優秀だぞ」
「至れり尽くせりだな」
「彼の年齢はそれなりに行ってるが、すごいもんだ。君よりは若いがな」
ミハイの「誰だって私より若い」という答えに元親友は笑い、「君と戦ったらどちらが勝つか、見物だよ」と返す。
「だが彼は契約以外のことはしない、だろう?」
「そのとおり。戦争はノータッチだ。それに、君がこの機体を使えるなら、なんとかなりますよと言っていた」
「つまり……」
「彼が提案したテストみたいなものさ。君があれを使いこなせないなら、まだまだ改善の余地ありということだ」
「実戦が怖い、ということではないのか」
「そっちの方がはるかにマシだな」
「違うのか」
「あのテストパイロットが実戦に出れば。君がもう少し若ければ。だが君たちは世の中のルールに従い続ける。多分同じ意味だ」
「……自身が持つ力を理解しているのだろう」
「力?」
「戦局を変えた伝説のパイロットたちと同じように、力を振るったら最後、すべてを焼き尽くす」
「君が王太子として、革命組織を弾圧しなかったのもそうか」
「私は民を守り、導けと教えられた。無駄に命を奪えとは、教えられていない」
「無駄に、か」
なにかが元親友の心に小さく刺さったようだが、ミハイには原因が分からない。
「とにかく、おそろしく性能はいいが扱いにくいX-02Sを使いこなしているのは、今のところあの人間だけだ。君もそうであることを願うよ」
──君がいい大公になることを願うよ。
まだ友人同士と呼べたころの会話を思い出し、ミハイの心はささやかに痛んだが、元親友のようになにかを言うことはなかった。
「まあ、これを実戦投入させたくても、アークライトの調整がうまくいかなくてな。ぎりぎり間に合った」
元親友の晴れ晴れとした表情に、無人機開発をしているシュローデル博士もこんな表情をすることを思い出した。なにかがうまく行ったとき、子供のような表情を一瞬だけ見せる。
「世の中は自律型の無人機が主流になりそうだが、有人機開発に関わる者として、こいつに最後の一花を咲かせてやってくれ」
「一花、か。それは意味が分かる」
「まさかこんな形で、君との約束を果たすとはな」
「大学に行く前、君はエルジアに負けない最高の機体を作ると言った」
「だったら私がそれに乗ろう、だったか」
──あの約束は果たせない。悪いな。
あの時、元親友はそう言ってミハイに銃口を向けた。
「皮肉だな。僕はそのエルジアで最高の機体を作っていて、君はエルジア軍のパイロットをしている」
「老いてもよく使われる」
「まあ、そういう国さ。こっちとしてはありがたいがね」
けして元親友とは交わることはなく、平行線であり続ける。それを確認していくような会話。
「できるだけいい相手と戦ってくれよ? 雑魚に墜とされるのはごめんだ」
「善処しよう」
「相変わらず答え方が王様だな」
「……君のことは、今でも友だと思っている」
突然の告白に元親友は驚いた表情をしたあと、「唐突だな」と笑った。
「敵になったのに?」
「私がそう思っていれば、それでいい」
「私が、か」
元親友が軽やかに笑い始めた理由が、ミハイにはまったく分からない。
「君がそうと決めたらそれで決まり。こちらのことはお構いなし。ずっと王と家臣だ。最初から友人にはなれなかったのさ」
ミハイは後継者の人生を受け入れた自分の生き方を受け身だと思っていたが、外から見るとそうでもないらしかった。
元親友はミハイの近くにいたが、ミハイの生き方を一生理解しないし、できない。
自分が平民である彼を理解しなかったように、彼もまた、王族以外の生き方が許されなかった自分を理解しようとしない。
長い時を((経|へ))て、ミハイはようやく気づく。気づいても。
「それでもだ」
「君のそういうところが嫌いだよ。アルカンジュ」
──僕のところはエルジア訛りが強いんだ。だから君は((大天使|アルカンジュ))のミシェルだな。
エルジア貴族の令嬢で政略結婚した亡き妻も、「私は昔の女帝の名前で、あなたは大天使の名前なのね」と言った。
「そう呼んでくれるのは、もう君くらいだ」
「この年になれば、死んでる人間のほうが多い。君も僕も、いい時に死にそこねたな」
「おそらく私は、君のそういうところが好ましかったんだと思う」
まるで太陽のように、元親友はからりと笑う。
「だからそういうところが嫌いなんだよ」
END
生者と死者
二〇二〇年六月三十日。オーシアの首都オーレッド近郊にあるレッドミル空軍基地で、ベルカ戦争終結二十五周年記念の華やかな式典がおこなわれた。
世界各国の空軍部隊が公式に招待され、今までの戦争で活躍したエースたちが使った機体のエレファントウォークは、式典の目玉となった。
それはユージアにもテレビやネットで中継され、その日のニュースでも大きく取り上げられた。
エレファントウォークに参加した機体は、すべてが現存しているわけではない。失われた機体もあるし、展示しているだけでやっとという物もある。レプリカで参加した機体もあった。
旧エルジア共和国のエース部隊、黄色中隊が使ったというSu-37はレプリカだった。
だが、それを見た人々の中には、当時の記憶が呼び起こされた者もいた。その日は大陸戦争のことを語る多くの文章や動画が、ネット上を駆け巡った。
その後、エレファントウォークに参加した機体は各国に戻り、黄色中隊のSu-37は現エルジア王国で静かに保管された。
灯台戦争後の余波が落ち着きを見せ、徐々に航空祭が再開されると、レプリカは展示されるようになった。
今度サンサルバシオンでおこなわれる航空祭に、黄色中隊のレプリカが来る。
そんな情報をもらったメビウス1は、都合を合わせるとひっそり来ていた。帽子を被り、サングラスをかけ、よくある服装で、どこにでもいる脇役のように振る舞う。
あの((黄色の13|イエロー・サーティーン))のレプリカの前で、メビウス1は歩みを止めた。機体番号は013。黄色中隊の隊長であり、トップエースだったパイロットの番号。
不思議だった。本物なのに本物ではない。黄色の13が使った機体かと言えば、偽物だった。
黄色の13は旧エルジアの栄光であり、敗者の象徴でもあり、エルジアではあまり話題にのぼらないらしい。あえてのぼらないとも。
それもようやく、灯台戦争を((経|へ))て、少しずつ語られ始めているらしかった。国が負けるとはこういうことかと、メビウス1は少々複雑な思いになる。
「いたいた」
聞き覚えのある声がしたので振り返ると、今日の航空祭に一緒に来た年下の青年だった。
「やっぱりここでしたか」
ほかの機体も見てきた青年は、メビウス1の隣に来る。
「不思議ですね。これ、本物なのに本物じゃないみたいで」
手持ちのミラーレスカメラで撮影した展示機体の画像をチェックしながら、メビウス1に話しかけた。
「どこが?」
「彼が使った機体じゃない」
「俺もそう思ってた」
「もうちょっと、こう……こんなに鮮やかな感じはしなかったんですけど…汚れてたからかな……」
自問自答するように言いながら、青年は悩む。
「空では鮮やかだったぜ? 黄色がえらく目立ってた」
「地上と空では、ほんと違うんですね。でも……」
「地上でも空でもかっこいい?」
青年は「それです」と答え、二人は顔を見合わせて笑い合う。
かつて少年だった青年は成長し、行方の分からないメビウス1に手紙を送った。内容は戦争中の自分と、知り合った少女と、黄色中隊、主に黄色の13について。
その手紙は無事に宛名の人物のもとに届いたが、当のメビウス1は返事をどうしたらいいものかと迷った。
ところが、手紙の件を保留にしていたら、思わぬ所で手紙の主と出会った。
知り合いの歌手がデビュー前、サンサルバシオンのとある酒場で歌っていたことがあった。
歌手は大陸戦争後に出した『Blue Skies』という曲が大ヒットしたことでブレイク。コンサートはプラチナチケットになったものの、歌手は昔のよしみで、酒場を経営する家族にシークレットライブのチケットを贈った。
それが縁で、青年とは楽屋で出会ったのだ。その時は青年が手紙の主だとは知らず、話の流れで機体が見たい、見せようということになり、メビウス中隊が使ったラプターを見せたとき、手紙の話が出た。
ようやく((縁|えにし))が直接繋がり、今でもこんなふうに交流は続いている。
「今日はシェリーも来れたら良かったのに」
「日曜は酒場も稼ぎのいい日ですから、無理ですよ。その代わり、機体の写真をいっぱい撮ってこいと言われました」
そう言って青年は笑う。酒場の娘の名前はシェリーといった。
幼馴染みのような戦友のような、一言では言い表すことのできない関係の二人は、青年が年上のシェリーにこき使われているようで、そうでもないらしい。二人の仲は悪くなかった。
「おじい様」
メビウス1と青年と同じようにレプリカの機体を見ていた老人のそばに、二人の少女が近寄った。彼らは家族のようで、親し気に会話をする。時たま黄色の13という単語が聞こえてきた。
杖をついた白髪の老人は元エルジア兵か。黄色中隊の関係者か。機体の開発者か。メビウス1は知らぬ振りをして、気配を消した。
「…そうだ。一番腕がいい教え子だったんだ」
青年が勢いよく老人の方に顔を向けた。メビウス1はしまったと思ったが、時すでに遅し。
老人はメビウス1と青年がいる方向とは逆の方に顔を向け、少女たちはこちらを見る格好になっている。少女たちの顔が強張るのが、メビウス1にも分かった。
黄色の13はトップエースであると同時に、トップになるために多くの人を殺したのだ。その遺族なら、黄色の13を恨んでいてもおかしくはない。そう考えるのが妥当。
メビウス1はサングラスを取り、静かに青年と少女たちの間に入る。
──君は顔が大変よろしいので、なにかあった時は相手に微笑むといい。それでだいたい解決するはずだ。
ここはスカイアイの助言に従うとき。大陸戦争中もそれ以後の任務でも、よく一緒に仕事をする空中管制指揮官の言葉に、間違いはない。
メビウス1が少女たちに向かって微笑むと、彼女たちは複雑な反応を見せた。
誰なのかという困惑。どこかのモデルのように美しいという驚き。反応するべきか無視するべきかという迷い。
なにかがおかしいことを悟った老人は、顔の向きを変えた。さすがの老人も、生きていると思えないほど容姿が整った人間がいたことに、わずかばかりだが驚く。
微笑みかける作戦が成功したことに、メビウス1は勝利の喜びを覚えた。相手が戸惑っているうちに去ろうと思ったら。
「黄色の13をご存知ですか」
青年は一歩前に踏み込んだ。直球すぎるとメビウス1は面食らうが、青年はお構いなしに喋る。
「俺…私は昔、彼に、黄色中隊の人たちに、世話になったことがあります。私は彼の最期を地上から見ました。彼のことを知りたいんです」
「彼は私の教え子だった」
意外にも老人が直球で返したので、今度は少女たちの方が面食らう。
黄色の13の師である者と、地上で一緒に日常を過ごした者と、彼を撃墜した者が、彼の機体のレプリカの前で一堂に会している。
ああそうかとメビウス1は悟った。ようやくあの大陸戦争の区切りがつくのだ。このためにずっと旅をしていた。
師に探しておいでと言われ、生前の痕跡を探し続けたその先で、黄色の13を鍛えた師に出会う。
メビウス1の父は、人生の最後に最強のエースと出会い、戦うことで会話をした。
パイロットに見切りをつけて研究者となり、さらに国に見切りをつけて反逆者となっても、本来の性質である戦士として死んでいった。
父を倒したエースは、能力と成果に見合った報酬と強い敵を求め、世界中を巡る傭兵。
メビウス1は小惑星ユリシーズの大災害で天涯孤独の身になったとき、そのエースと出会い、師にすることで、空の戦士としての父を理解した。父の飛び方は師を通して学んだ。
今度は黄色の13の師を通して、空の騎士であった彼を知る。
戦いを楽しむ戦士こそが本質であった父。国が負けると分かっていても、尽くし続けた騎士のような黄色の13。
永遠に平行線のままで近づけないと思っていたものは、いつだって思わぬ形で繋がる。
晴れ晴れとした顔で、メビウス1は「立ち話もなんですから」と言葉を発した。独特の緊張感があった空気を断ち切る。
「よろしければどこかに座って、少し話をしませんか」
澄み切った青空から直接削り取ったようなメビウス1の目が、光の加減できらりと輝く。まさに、天上にしか存在しない空のかけらのように。
「多分私は、空の上での黄色の13のことなら、喋れると思うので」
END
備忘録
脇キャラについての解説です。
元親友:ミッション5邀撃任務後のムービーパートで、シュローデルの独白でのみ登場。独白では「彼がもっとも心を許していたはずの友」。
黄色の13:04で登場。旧エルジア共和国のエースパイロット。
青年:04のムービーパートで登場した語り部の少年。
シェリー:04のムービーパートで登場した酒場の娘。某巨大掲示板の影響で、名前はシェリーという設定。
元ネタの解説です。
ユージア工科大学:ZEROアサルトレコードNo.046「ダビド・ハートマン」で登場。エルジアにある大学。
ベルカ戦争終結25周年記念式典:7公式サイトのコラム「#6 "GAZE" Topic」から。
Blue Skies:04のエンディング曲。
後書き
ミハイが黄色の13の師であることが分かるのは、7のコレクターズエディションの特典ブックレット『ACES at WAR A HISTORY 2019』に収録されている小説『白いノート』からです。
説明 | ||
ツイッターに投稿していた平行線な人間関係の小話を加筆修正してまとめた掌編集です。それぞれの話の主人公はミハイ、メビウス1。ネタバレと捏造だらけなのでお気をつけて。ミハイと妻の話→http://www.tinami.com/view/998008 メビウス1の過去→http://www.tinami.com/view/1002743 少年の手紙の話→http://www.tinami.com/view/1003210 | ||
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