耶蘇(いえす)降誕祭 |
説明 | ||
1901年末、玉造は去年帝都で「クリスマス商戦」なる催しが成功した事を参考に 関西でもクリスマスを年末商戦の目玉に据えようと目論んでいた。 政策を八房に任せきりにした反動で、落ち込んだ経済を回復させるための苦肉の策であった。 結果としては、この奇異な赤い帽子が女子供にウケただけで大失敗に終わる。 「耶蘇(いえす)降誕祭…異国の神を「祝おう」だなんて流石、殺生石のお狐様どすなぁ」 伏見稲荷に好き放題嫌味を言われる事になるのだが 年月をかけてクリスマスは「祝事」ではなく「行事」として定着する事となる。 玉造がまだ髪をピンクに染める以前──四尾の、モブ同然の土地神だった時代の話である。 |
||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
533 | 527 | 7 |
タグ | ||
オリジナル オリキャラ 創作 獣耳 和服 クリスマス 袴 狐面 | ||
雪凪さんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |