ゼンマイ仕掛けのカルガモの親子と蒸気の幻影(The One Moment @ the Some Junction) |
説明 | ||
(あるC.T.R.ウォッチャーの話) 「大都市近くのある分岐駅では、 ゼンマイ仕掛けのカルガモの親子が 構内を渡り切るまで 数本の列車が待っていたのだが、 日頃から場所を問わずに回遊魚達が 泳ぎ回っているようなC.T.W.(Colour-Trash World)では、 幾ら大都市に近いと言えども 特に珍しい出来事ではない。 構内のすぐ横に そびえ立っている白い壁は、 (影を映し出す)対象の 本音や本来の姿、 そして(その対象が)思い描く姿が 影として映し出されるのだが、 今日は 恐らく誰か(或いは何か)の本来の姿なのであろう 蒸気機関車の影が その姿を映し出すだけに飽き足らず 壁の外にまで黒煙を吹き上げていた。 すぐ側をカラーチップ運搬列車が 通っていなかった事が幸いである」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ たまにはこのような感じのイラストを.。 (※いつもとあまり変わらないのかも知れませんが...) 完成後にA5(148×210)サイズ程(よりはかなり大きめ)に 切り取った画用紙に 水彩絵の具、水彩色鉛筆で描いていたもの。 実は元々、 何時描き始めたのか思い出せない程かなり前に 確か当時はA5サイズで展示する事を前提に 水彩色鉛筆のみで描いていたものだった ...と記憶しているのですが、 様々な事情が重なって(...だったかと思う)結局、 途中でそのまま何年も放置していたものでした。 それをふと、今年の正月辺りに引っ張り出して 再び水彩絵の具で描き始めたのですが、 その際に全面的に色を塗り直したり、 一部のモチーフ類を描き直したり追加したりしました。 |
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