青柳優馬(第70代三冠ヘビー級選手権者)
説明
世界タッグと最強タッグは何度も。シングルプレイヤーとしても去年、全日本プロレスのもう一つの頂点であるチャンピオンカーニバルを制覇した。

青柳が全日の柱の一つである事を疑う者はいないが、やはり過去5度挑戦した三冠ベルトという勲章をついに獲ったという結果は、本人とファンどちらにとっても悲願だったろう。

それがエースを降して外敵王者となった永田裕志からというのだから尚更。

団体が"ゼンニチ新時代"を謳うにしても、先日太田区のメインで三冠挑戦した安斎クンがもし獲っていたら、一気に新時代の到来ではあったが、やはり順調にキャリアアップしていった青柳の方に対するファンの期待の方が今回は大きかった気がする。

去年のデビューから階段を何段飛ばして上がっている安斎に強くなるために鈴木みのるについた北斗。
新世代三者三様の立場。それぞれがもっともっとファンに支持されていけば良いなと思う。
あとはもう所属じゃないが、野村直矢の復帰待ちかな。

全くの鎖国状態だったわけではないが、全日は最近になって新日やノアとの交流が活発になってきた。エースの宮原が外へと打って出て、現在の全日をアピールしてくれているね。
なかなか向こうのトップ選手となると自分の団体での役割をこなすのに手一杯だろうが、永田や小島、鈴木みのるのように、これからも大物が来て新しい刺激を与えてくれたら嬉しいね。

宮原や諏訪魔が迎え撃つなら問題ないが、新世代の選手は彼らに存在を食われるかもしれない。
でもそれも一興。本当の意味でトップになるには何が足りないかを体感してもらえれば、見続ける上で先々の楽しみが広がるってもんだ。

交流が盛んになって風通しが良くなってきたと掛けて、現全日本プロレス。「追い風」が吹いてきたような気がするね。
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