令和うる星やつら「系図」より
説明
令和版「系図」の同窓会にて
「竜之介は、おやじが富士山頂に浜茶屋を出店する手伝いで忙しいから出席できない」
という事でしたが
手伝いというよりお目付け役みたいな感じになってるんだろうな、と
放漫経営だった藤波家も、渚の婿入りを期に竜之介がきちんと締めていく事になるのではないかと
まぁお金が浮いた分おやじが変なことに使ってしまうのでしょうけど・・・富士山出店とか

「系図」の回の構成はなかなか秀逸だなぁと思いました
前半はイヤーマッフル回という、うる星スタンダードというか本当どうでもいいドタバタ回でありながら
(こういうドタバタ回がもっと多くて、その間にキャラ回みたいなのが挟まるのが「うる星」というものだと思うのですが、話数の決まってるかなりカツカツな状態なわけで、まぁしょうがないよなぁ今時4クールってだけで贅沢なことなのだろうし(´・ω・`)
後半の系図とは、あたるの偽幼児ぶりとリアル幼児ぶりが対比させられる形になっていました
あたるとテンのキャラの入れ替わりは声優力がこれでもかとお披露目されてる感じで大変充実したつくりでした!

後半の系図もテンポよく進み、原作ではまだ登場してなかった面堂や竜之介の話題もサラリと入れ込んでくる感じもなかなか気が利いてるな、と思ったのですが
だからこそ気になった点が
「諸星こける」の名が判明してからのあたるのセリフ・・・原作版ではまだイロイロ固まってない時期の作だったのだけど、令和版においてはかなりキャラの関係が進んだ状況下においては、なんか雑というか不自然というか、そういう風に言うか?と思いました
「そうか・・・ラムの子じゃないのか・・・じゃあ俺はいったい誰と?」
とありましたが
「ラムの子じゃない・・・そうなのか?じゃあこいつの母親はいったい・・・」
とかみたいなのだったら、流れはほぼ変わらないままであたるの行動にも納得いったと思うのですが・・・

同窓会にて面堂達の話題は出るのに、ラムの話題が一切出ない
というか面堂達の名前を出すことによってラムの不在を印象付ける形となった構成も秀逸だな、と思いました
この世界ではラムの記憶喪失装置が作動してしまったのか・・・そもそもラムが地球に訪れてない世界なのか?
留美子先生が「パラレルワールド云々、というのは誰でも思いつく。それをどう見せるかがモンダイ」と発言されてましたが
令和版のこの演出はかなりよい見せ方だな、と

まぁどちらにせよ記憶喪失装置が作動しても
ずらりと並んだ記憶回復装置に人々が列を作り順番に次々と吹き飛ばされていくエンドかもしれませんが

しかし、次の扉回、前後編なんですね(まさか前中後編とか)
こうなってくると最終章BMGは最低でも4回はあるわけだろうし、渚の登場が予想よりも早まってしまうかもしれない・・・!
どうしよう
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令和うる星やつら 竜之介の父 渚竜 潮渡渚 藤波竜之介 うる星やつら 

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