ロードレスがついに第六魔王四天王を打ち破った。

宿命の一騎討ちにも勝利を収めた。

「ヴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォ」

歓声が決戦都市を震撼させる。

瞬間、決戦都市全体が轟然と沸き立った。遠くまで響く歓声は、雷鳴が天地を揺るがすような圧倒的な音量で、夜空をも震わせる。

勝利を見たハーフプリーストは、感動を全身で表現するかのように祈った。

白き聖衣をまとい、そのシルエットを際立たせる彼女の胸部が、激しい感情の波に合わせて揺れる。彼女はその場で震えるように両手を胸にあて、熱い涙を零しながら天を仰いだ。

「聖女様……この奇跡を、どうか讃えてください……！　勇者が……ついに、この地に平和をもたらしたのです！」

彼女の声は透き通るように清らかでありながら、深い感情に満ちていた。涙が頬を伝い、胸元に飾られた黄金の聖石に滴り落ちる。その聖石が月光を受けて煌めくさまは、まるで彼女の喜びそのものが神聖な輝きを放っているかのようだ。

歓声に包まれる決戦都市の広場。その中心で、プリーストの胸元は大きく上下し、まるで生き物のような躍動感を放っていた。その豊かな膨らみを包む純白の聖衣は、戦いの熱気と勝利の興奮で薄く汗ばんでおり、透けるような神秘的な美しさを漂わせていた。

彼女の指先がその胸元に触れるたびに、祈りの力が彼女の全身から溢れ出すかのように感じられる。戦いに傷ついた仲間たちのために捧げた数えきれない祈り。何度も、何度も紡がれたその言葉が、今や勝利という形で報われたのだ。