今では、禁煙が当たり前のようなマナーになっているが、2004年3月29日に世界で初めて、アイルランドが全ての公共の場所での喫煙を禁止している。 国際非政府組織(NGO)の世界薬物政策委員会(GCDP)は、使用する本人の害(約70種類の発がん性物質が含まれる・16種類のがんを引き起こす・肺がんに15?30倍かかりやすい・寿命が10年短くなる・1本たばこを吸うごとに寿命が11分短くなる)と、社会や他者へ与える害(たばこの受動喫煙が原因で死亡した人は年間に130万人)を合わせると、『アルコールやたばこの害の方が大麻の害よりも大きい』と結論づけているそうだ。 その大麻製麻薬はフィリピンでは法律上種類は区別されていない。フィリピンのドゥテルテ前大統領が治安維持のため麻薬撲滅を目的に6000人以上も殺したとして、国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出てオランダに移送されたが、米国の約半数の州はマリファナが合法化されている。そして米国の半分の州は室内全面禁煙となっていて、屋外でも多数の商店街やビーチなど完全禁煙になっている。マリファナは大麻から生成するから 、ドゥテルテはたかがマリファナ程度で6000人も殺したと、マリファナを合法化してる国の人から思われているのかもしれない。日本は もちろんマリファナは違法だし、タバコも嫌われている。だが日本の酒は良いのだろうか?日本酒は伝統文化ともいわれて推奨する向きもあるが、世界的には禁酒令が古代からあり、最古のものは紀元前2200年頃の古代中国の夏王朝の禹王によるものが伝えられている。紀元前1100年頃の記録で古代エジプトの禁酒令があり、古代ギリシャやローマでも発令されているそうだ。現代でも禁酒の国は多数存在する。酒は悪の飲み物なのかも知れない。日本酒を世界で売り出そうと張り切っているようだが、タバコと同様にいつ禁止にされるかも知れないと思うと今後が心配になる。 |