Sky Fantasia(スカイ・ファンタジア)五巻の4 |
四章 風使いの転入生
八月三十日 夜
海の事件より入院したリョウは、外傷がなかったので次の日には退院することができた。
そして予定通り、リリの誕生日プレゼントも渡すことができ、魔連の手伝いも終わった。
次は『学園祭ライブだ』と思うのも束の間、俺は夏休み最後の戦いが残っていた。
バン バン バン シャーン バババ
「リズムが速くなってるよ。もう少し落として」
「これくらいか?」
今、俺たちバンドメンバーは、サクヤさんの家の離れでバンドの練習をしている。
バン バン バン シャーン ババン バン
「うん。その感じをキープして」
ついさっき、全体練習が終わると、今は個人練習の時間になっている。
バン バン バン シャーン ババン バン
部屋の中では、リニアがドラムの練習しており、その練習にリリが見てやっている。
バン バン バン シャーン ババン バン
サブはというと、全体練習が終わるとフラっと部屋を出て行き、今は部屋にいない。
バン バン バン シャーン ババン バン
そして、俺は卓袱台(ちゃぶだい)の前で…
バン バン バン シャーン ババン バン
「だぁー! うるせぇ! 集中できねぇじゃねぇか! ボリュームさげろ!」
「…いや、ムリだろ? ってか、てめぇも練習しろ」
俺の抗議にリニアは、手を止めると、呆れ顔を向けてきた。
俺は、その発言に、半ば逆切れ交じりに卓袱台を叩く。
「うるせぇ! こっちは、あと十二科目も残ってんだ! しかも、あと一日でだぞ!」
「それは、てめぇがサボってたからじゃねぇか。オレの知ったことか」
それもその通りだ。
俺は連日の魔連の手伝いのせいで、夏休みの宿題などまったく手をつけてなかった。というより、忘れていた。いや、今は忘れたかった。
(くそ! これが学生の宿命か)
俺は、そんなことを胸の中で愚痴っていると、一つ気になることが頭に浮かぶ。
「というより、お前はどうなんだ? 宿題終わってんのか?」
俺は、『どうせやってないだろう』と確信しながらリニアに訊く。
「んなもん、とっくの前に終わった」
「!」
しかし、返ってきた言葉は、予想とは違うものだった。
リニアの言葉に驚愕を受け、俺は動きを止めてしまった。
「…てめぇ、なんだそのツラは?」
「だって、お前はこっち側だったんじゃあ…」
「『こっち』ってどっちだぁ! てめぇはオレをどんなキャラだと思ってやがんだぁ!」
「まあまあ、抑えて」
身を乗り出してきたリニアを、リリが苦笑いを浮かべながらなだめる。
そして、少し不機嫌な顔で俺を見てくる。
「リョウ君、リニアはアルバイトの休憩時間にがんばってたんだよ。リョウ君みたいに、休みの日に寝て過ごしてるわけじゃないんだよ」
「はいはい、エライエライ」
「てめぇ、全然思ってねぇだろ?」
右手に拳を作っているリニアをほっといて、俺は宿題に戻ることにした。プリントには、一ページにぎっしりと問題が書かれており、見ただけで心が折れそうになる。
(仕方ねぇ。やっつけで終わらすか)
「ダメだよ。ちゃんと解かなきゃ」
すると、リリは、少し怒った表情で注意してきた。
そして、俺の隣に座ると、
「わたしも手伝うからさ」
すぐに笑みを浮かべてきた。
「…お前、心読めんのか?」
俺は、訝しげな視線をリリに向けた。
「いやー、プレゼント貰ってから、少し雰囲気変わったんじゃねぇか? 妻は辛いねー」
「誰が妻よ!」
リニアがニヤニヤしながら言ってくると、リリの方は、顔を赤くして怒鳴った。
リニアが言うプレゼントとは、誕生日にあげたイヤリングのことだろう。あげたときから気付いたときには、付けてくれているから、多分気に入ってくれているんだろう。
しかし、海の事件からリリに距離を置かれている。
(まあ、会話は成り立つから気にしてないけど)
その問題は後回しにして、今は宿題の問題を解くことにする。
するといきなり、障子が音を立てて開く。
「みんな、そのままで聞いてくれ」
そこから現れたのは、さっきまで部屋から出ていたサブだ。
「みんなにいい報告が…って、おいリョウ、手ぇ止めろ」
「さっき『そのままで聞け』って」
理不尽な言葉に俺は、サブに抗議の視線を向けた。
だがサブは、そんなことは無視して話に戻る。
「明日、いつもの喫茶店に集合な。そこで、新しいメンバーを紹介する」
「新しいメンバーぁ? そいつはどんな奴なんだ?」
リニアは、椅子を揺らしながらサブに訊いた。
「後期から転校してくる奴で、俺たちと同い年だ」
「へー、それじゃあわたしたちと同じ、《飛び級生》だね」
サブの言葉にリリは、驚いた表情を浮かべた。
元々、魔連の管轄する学園は、十五歳から入学できる。だが、ここにいる俺たちは、局員の推薦によって飛び級で入った奴らだ。
ちなみに、《飛び級制度》は、年度に学園で五人まで決まっている。
「そういうこと。どんな奴かは、明日会えば判る。じゃあ、あとは自主練な」
そう言い残すと、サブはまた部屋から出て行った。
(まあ、あいつは練習しなくても、完璧だからな)
俺は、そんな感想を胸の中で呟くが、今はそれどころではないので宿題に戻った。
「あと…」
すると、なにか言い残したのか、サブは障子から顔だけ覗かせてきた。
「リョウ、『問4』間違ってるぞ。そこは『イ』だ。『エ』は引っ掛けだぜ」
とだけ言って、今度こそ行ってしまった。
「え?…ホントだー」
リリは、問題を解き直したのか、驚きの声をあげた。
「というより、あの一瞬で、普通解けんのか?」
俺は、『驚き』よりもむしろ、『呆れ』の方が大きかった。
八月三十一日 昼
夏休み最後の日である今日、俺はいつも使う喫茶店ヒマツブシ≠ノ来ていた。リリも朝から俺と一緒に来ており、宿題の手伝いをしてくれている。
そしてリニアは、集合時間の数分前に現れた。
あとは、サブと転校生だけだな。
その間も俺は、目の前の宿題(てき)と戦っている。
カラン
ドアの鐘がなると、二つの足音が近づいてきた。
俺は顔を上げると、そこには、サブと少女が立っていた。
少女は、ジーンズにパーカと、見た目明るい子だと思わせる格好だ。
だが、髪型が少し不思議で、ショートなのに襟足を一本の猫の尻尾のように細長くまとめていた。
「紹介するぜ。この子が明日、学園(うち)に転校してくる子だ」
「ポピー・ブルームや。みんなよろしゅー」
ポピーと名乗った女の子は、気さくな笑みを浮かべてきた。すると、女の子達は、すぐに名乗り返す。
「リリ・マーベルです」
「リニア・ガーベルだ」
リリは笑顔を浮かべ、リニアはあっさりした感じで、それぞれ挨拶を返した。
「おおきに。っで、あんさんは?」
「リョウ・カイザーだ」
俺は、宿題をやりながら答えた。
すると、いきなり反対側から手が伸びてくると、そのまま宿題を取られた。
「ダメだよ。ちゃんと目を見て挨拶しないと」
「…お前は、俺の親か?」
顔をあげると、そこには怒っているリリの顔がそこにはあった。
もちろん俺は、不快な顔を浮かべる。
すると、急にポピーが笑いだした。
「あはははは! ホンマ、サブのゆーとったとおりやな。二人とも仲良しさんなんやね」
「え? いや、その」
「夫婦だからな」
「そうなん?」
「ちがーう!」
息の遭ったやり取りをしたリニアとポピーは、楽しそうな笑みを浮かべると、リリは顔を真赤にして声を上げた。
(どうでもいいから返せよ)
そんなことを思いながら俺は、リリに抗議の視線を向けた。
少しの間、黙っていたサブは、話を再開する。
「っで、ライブだけど。ポピーには《キーボード》をしてもらう」
すると、リニアがすぐにサブに声を掛ける。
「実力は?」
「経験者やから任せとき―」
その問いに、ポピーは胸を張って、自信ありげに答えた。
「まあ、本人はこう言ってるけど、聴いた方がそっちも納得するだろう。ってことで、今から練習するぞ」
「そうだね。わたしも聴きたい」
「えーよ」
話がまとまったのか、みんなは席を立ち、店から出ようとした。
だが、宿題がまだ終わっていない俺は、こっちを終わらせたいので。
「いや、俺は宿題を―――」
「おい、行くぞ」
だが、リニアに言葉を遮られ、断ることができなかった。
なので、俺は渋々みんなのあとを追った。
リョウの宿題 残り四科目
場所を移動してシグムンド邸≠謔閨B
目的地に着くと、俺たちはすぐに離れの練習場に向かった。
俺たちは、ポピーの演奏聴くために適当に座る。だが、俺は宿題をするために、卓袱台の前に座る。
ポピーは、今まで部屋の置物だったキーボードの前に立つと、準備を始める。音を鳴らしながら、いろいろボタンやノブを使って調節を行う。
すると、不意に手が止まった。
「ほんなら、行くでー!」
その掛け声と共に、ポピーはキーを叩きだした。曲は、俺たちがライブに使うものだった。
その演奏は、素人でも判るほど、うまい。
これを聴くと、自信があるのがよくわかる。
俺は思わず手を止めて、聴き入ってしまった。
リリ、リニアも動きを止めて、見入っている。
数分後、演奏は終了した。
その直後、リリは拍手といっしょに歓喜をあげる。
「すごーい! プロみたいだったよ!」
「もー、大袈裟やなー。でも、マーベルさんおーきに。」
ポピーは、恥ずかしいのか、少し頬を染めて、はにかんだ笑みを浮かべた。
「な、すげぇだろう。俺の目利きに狂いはなかったな」
サブが、自信たっぷりな表情を浮かべた。すると、リリは不思議そうな表情を浮かべた。
「そういえば、サブ君は、どうやってブルームさんと知り合ったの?」
「街中や。あと、ポピーでえーよ」
「え? うん。じゃあわたしも、リリでいいよ。ポピーちゃん」
「ほんならうちも、リリちゃん」
名前を呼び合うと、二人はうれしそうに微笑みあった。
(ホント、あいつ仲間作るのが早いよなぁ)
そんな二人を見て俺は、胸の中で感心した。
二人をよそに、リニアは呆れ顔でサブを見ている。
「ってことは。てめぇのナンパで、引っかけてきた女かよ」
「もち」
すると、サブは親指を立てて自信満々に答えた。
「釣られてへんけど、きっかけはそうやね」
ポピーも、苦笑いを浮かべて肯定した。
「部屋さがしにこっちへ来たら、いきなりサブに声掛けてきたんや。あんまりにしつこいから一回しめたんやけど、ゾンビみたいに復活するで、諦めてお茶だけしたったんよ」
「呆れるほどの執念だな」
「かわいい子を振り向かせるなら、ビルから飛んでもいいぜ」
誇らしげに言うサブに、リニアは、呆れた、と溜息を吐くと、
「そのまま死んでくれ。そのほうが世の中のためになるぜ」
リニアは容赦なくサブに突っ込んだ。
二人のやり取りを楽しそうに笑うと、ポピーは話を続ける。
「そんとき、いろいろ聞かせてもろうたんよ。あんたらのことや、学園のライブのことやら。返事は『みんなにおーてから決める』ゆーたんやけどね」
「だめですか?」
リリは、悲しそうな表情をしていた。すると、ポピーは笑みを浮かべて、リリの顔のすぐ近くまで寄せる。
「そんな顔せんでも、いっしょにやるよ。みんなおもろいし」
「ホント? やったー!」
その言葉を聞くとリリの表情は、花が咲いたような笑顔になった。
(よし、あと三科目)
俺は、話に混じらず戦う。
すると、サブが急に立ち上がる。
「そんじゃあ、みんなで合わせてみようぜ。おい、リョウいつまでやってんだ? 練習するぞ」
サブは、俺の今の状況に気遣いもせず呼んできた。
俺は、しぶしぶ卓袱台から持ち場に移動する。
演奏が終わって数分後
そして、少し沈黙になる。
「うーん、短い時間でここまでやったんはすごいけど……正直キツイなー」
初めに口を開いたポピーは、苦笑いを浮かべた。
「でも、リリちゃんの歌には感動したわー。すごすぎて鳥肌が立ってもうたわー」
「そ、そう」
リリは褒められて恥ずかしいのか、頬を赤くしている。
「サブは完璧として、ガーベ―――」
「リニアでいい。苗字で呼ばれんの好きじゃねぇんだ。あと、呼び捨てでいい」
「うん。リニアはちょっと走りすぎや。もう少し抑えようか?」
「そうか? 判った」
ポピーの言葉にリニアは、素直に返事をした。
「あと、カイザー君は間違えすぎや! ギターはすぐに目立つでー!」
「あ、ああ」
ポピーに勢い良く言われ、俺は少したじろいだ。すると、リニアは噛み殺すように笑いだした。
「リョウは、センスねぇからな」
追い打ちとばかりにリニアが言ってくると、俺はジト目でリニアを見た。
「そのセンスのあるお前に、ギター譲ってもいいんだけど、その馬鹿力で弦切っちまうからなー。残念だ」
「んだとコラ!」
「もう二人とも、だめだよ」
身を乗り出してきたリニアとの間に、リリが割って入ってきた。
俺は、リリの肩越しに挑発するように笑ってやる。
「ってことで、こいつらの面倒も見てやってくれよ。三人がかりで、二人を見れば何とかなるだろ?」
「まー、あとは気合やな」
やるしかないか、というようにポピーは、気合を入れた。
「リニア、特訓始めるでー」
すると、リニアの方へ近づいて行った。
俺は、その隙を見て卓袱台に座った。
だが、
「だめだよ。リョウ君も練習しないと」
リリは見逃しておらず、俺に近付いてきた。
俺は、リリに抗議の視線を向ける。
「これを終わらせる方が先だ。出来なかったら、サクヤさんの罰が待ってんだよ」
俺の説得が効いたのか、リリは諦めたような溜息をついた。
「じゃあ、早く終わらせようよ。リョウ君も、もっと頑張らないといないんだから」
「じゃあ早速だけど、この問題なんだけど…」
「どこ?」
リリは、問題を読もうと俺に接近してきた。そのとき、少し俺の肩に触れる。
その瞬間、
「きゃ!」
と急に悲鳴を上げられ、体を引かれた。
不意なことに、俺は訳が判らず唖然としてしまう。
そして、二人とも固まってしまった。
そのとき、いきなり俺の目に木目が映る。
「ガッ!」
飛んできた飛行物体は、俺の顔面に勢いよくぶつかった。
畳に倒れる瞬間、空中に飛ぶ飛行物体を確認することができた。
…バッチ?
「てめぇ、どさくさに紛れてなにやってやがる!」
何にキレているのか? リニアは怒りをあらわにして怒鳴ってきた。
俺は、ぶつけられた額を押さえながら起き上がると、リニアを睨みつける。
「…てめぇ、なにしやがる。薫製にするぞ」
「おもしれー。表出ろ」
リニアは、狂気の笑みを浮かべて、こちらに近づいてきた。
俺も魔力を解放し始める。
ゴン ゴン
「「っ!」」
すると、いきなり頭の上に何かが落ちてきた。
次は、頭のてっぺんだ。俺は、その場にしゃがんでしまう。
痛みが引き顔を上げると、リニアも同じように頭を押さえていた。
だが、床には何も落ちていない。だから、すぐに魔法だと判断できた。
「あかんよ。仲良くせな。二人ともそれどころやないやろ?」
声のする方に視線を向けると、そこには、何所から出したのか、分厚い本を持ったポピーが、呆れ顔で立っていた。
次の瞬間、ポピーの持っていた本が、花びらが散るように消えた。
「すごい、あんなに早くエアハンマー≠作れるなんて」
すると、リリが歓喜の声をあげた。
「うちは、風使いやからな。…まあ、それしかできへんけど」
ポピーは、苦笑いを浮かべた。
「そういえば、ポピーちゃんは『科』は?」
「うん? うちは魔法科やでー」
それを聞いたリリは、笑顔を浮かべた。
「ホント? わたしも魔法科だから、同じクラスになれたらいいね」
「ホンマ? それは楽しみや」
すると、二人は仲よさそうに話し出した。
(…こいつらやるだけやって、こっちは放置か?)
そんなことを胸の中で愚痴った瞬間、急にポケットに入っている携帯が震えだした。
俺は、すぐに取り出し、通話ボタンを押す
「今、取り込み中」
『…ずいぶんな態度ねー。一応、私はあなたの上司よ』
電話の相手は、俺の居候している家の家主。そして、《魔法連邦保護局南支部支部長》のマリアさんだ。
『まあいいわ。これから貴方に、魔連に入っての初任務を言い渡すわ』
「任務?」
俺は、訝しげに訊き返した。
「任務って?」
『南地区の端でモンスターが現れたのよ。っで、その退治。ちなみに今どこ?』
「サクヤさんの家だけど…っていうか、なんで俺が? 魔連の手伝いは終わったろ?」
すると、電話越しに溜息が聞こえた。
『何言ってんの? 貴方、私の部下になったのよ。非常勤だけどIDカード貰ったでしょ?』
「ああ、あれね」
俺は、入院しているとき、局のIDカードを貰い、(学生なので)非常勤だが、入局を許可された。
階級は《三等士》。
まあ、もともと入るつもりだったからいいんだけど。
だが、
「今日は無理だ。まだ宿題が―――」
『却下。それは貴方が、蒔いた種よ。それに、これはお願いじゃない。命令よ』
(いや、嫌です)
「ちょっと!」
『三分以内にヘリが来るから、それに乗って…返事は?』
「…了解(ヤー)」
俺はしぶしぶ返事をすると、一方的に電話を切られた。
溜息を一つ吐いて、電話をポケットにしまうと、すぐに壁に立てていた刀を拾い上げる。
「どこいくの?」
その声に振り返ると、リリが不安そうな表情を浮かべていた。
障子の外では、ヘリのプロペラ音が外に響いている。
どうやら、ヘリがついたらしい。
だが、リリの心配そうな顔を見て、俺はバツが悪くなり、自然と溜息が漏らすと、
「先に、こっちの宿題を終わらせてくるだけだ」
そう言うと、俺は停泊しているヘリに向かった。
ちなみに残り三科目だ。
説明 | ||
間が空きましたがやっと新作を書き終えました。 今回の話は「夏休リリ編」と「学園祭」です。夏休、病院から退院したリリは、私用で学園の図書室に居た。お昼に気付き帰ろうと、下駄箱に移動したとき、掲示板に一枚のポスターを見つけた・・・。 スカイシリーズ第五段。よかったら読んでください。 |
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