異世界冒険譚 魔法少女リリカルなのは月 6話 |
なのはちゃんが、魔法を手に入れてから早1週間・・・・
連日の戦闘でなのはちゃんも疲れているみたいで・・・・
まだ手助けしたほうがいいんだろうか?
魔法少女リリカルなのは月・・・・・・はじまります。
yukito side
今日は、士郎さんに呼ばれてなのはちゃん達と一緒に士郎さんが監督を兼オーナーをやっている翠屋JFCの試合のを見にきた。
なのはちゃんからアリサとすずかと一緒に応援しに行こうって約束していたんだ。
「さて。応援席もうまってきたようですし、そろそろ試合をはじめますか。」
「ですな。」
お!試合が始まるようだ。
なのはちゃんたちも応援しているし俺も応援するか。
「がんばれ!がんばれ!できる!できる!ぜっt」
・・・・・うん!試合は2対0で翠屋JFCが勝ったよ?
時間が飛んだような気がするけどそんなことなかったぜ!
どうやらこの後翠屋で、みんなで昼食を食べるようだ。
俺も呼ばれてみんなで翠屋に行ってケーキをご馳走になった。
「ごちそうさまでしたー」
「ありがとうございましたー」
「みんな、今日はすっげえ良い出来だったぞ。」
どうやらサッカーチームの子達はみんな食べ終わって、もう解散のようだ。
なのはちゃんはジュエルシードにきずいたのかチームの1人の男の子を見ている。・・・・あれがジュエルシードを持っている男の子か・・・
あ!なんかマネージャーやってた女の子が、その男の子と一緒に帰るようだ。付き合っているんだろうか?リア充は死ね!!・・・・おっと俺としたことが少々取り乱してしまったようだ。
なのはちゃんは気のせいだと思ったことと、ユーノがアリサ達にもみくちゃにされていることに気をとられて、ジュエルシードに気がつかなかったようだ。
「じゃあ私達もそろそろ解散?」
「うん!そうだね。」
「そうだな、じゃあ今日は解散ってことで」
「そっか。今日はみんな午後から予定があるんだよね・・・」
「お姉ちゃんとお出かけするんだ。」
「パパとお買い物!」
「俺は適当に町をまわりながら買い物してくる。」
俺達は予定を話し合った後、解散した。
さて、まずは本屋にでも行くか・・・
本を買って次はどこに行こうか考えているとジュエルシードの魔力を感じた。
どうやらあのカップルのが発動してしまったらしい。
そんなことを考えていると、目の前の地面から木の根っこが!直撃する!?
「くっ!?ATフィールド展開!!・・・・ぐぁっ!!」
とっさにATフィールドを張ったが、あまりの衝撃に体が跳ね飛ばされ壁に叩きつけられる!
「ガハッ!・・・・ぜぇ・・ぜぇ・・・・危なかった〜。」
こりゃ・・・なのはちゃんだけに任せておくのは危険だな・・・・
そう判断した俺は呪文を唱える。
「我、天命を受けし者なり。真の姿を我の前に示せ。光は天に、暗黒は闇に。そして獅子の心はこの腕に!契約のもと、雪人が命じるライオンハート!セットアップ!・・・・・・・トレース・オン(ぼそっ)」
ええ・・・・デバイスなんてもってませんよ!なに!?紛らわしい!?良いじゃないですか、やってみたかったんだもん!
とにかく俺は、髪の長さを腰までにして、ユエの服を構築する。
この服はユエの姿になった特典みたいなもので、サーヴァントと同じように魔力を通せば着れて、バリアジャケットと同じように魔力を多く通せばその分強度があがるらしい。
その手の中にはライオンハートが収まっている。かっこいいよね、ガンブレード。
さらにセイバーオルタの仮面を投影し、強化の魔術をかける。隠匿に強化をかけたことにより、これをつけていると俺の正体がわからなくなる。という優れもの。
じゃあ行くか。
side out
nanoha side
わたしはユーノくんと話し合って、今日はジュエルシードの探索はお休みすることにしたの。
パジャマに着替えて夕飯までお休みしようと思ったら、ジュエルシードの発動を感じたの。
わたしは、すぐに普段着に着替えて急いで階段を降りていく。
「なんだ〜?なのは、一緒に入るか?」
ってお父さんが、言ってきたけどそんな場合じゃないの!
「ゴメーン。お父さんまた今度ー!ちょっとお出かけしてきま〜す!」
わたしはジュエルシードの魔力が町中に広がっていたからまず、町を見渡せそうなビルにのぼってレイジングハートをきどうしたの。
「レイジングハート!お願い!」
「スタンバイ・レディ。セットアップ。」
レイジングハートを起動したわたしは、町を見てびっくりしたの。
わたしの生まれ育ってきた町が、大きな木がいっぱい生えてきて、町がところどころ壊されていたの。
「ひどい・・・・」
「たぶん、人間が発動させたんだ。強い思いをもったものが願いをこめて発動させたとき、ジュエルシードは一番強い力を発揮するから。」
・・・・やっぱりあのときの子が持ってたんだ。わたしきずいていたはずなのに・・・。こんな事になる前に止められたかもしれないのに・・・。
「ユーノくんこうゆう時どうしたらいいの?」
「え?」
「ユーノくん!」
「あっうん。封印するには接近しないとだめだ。まずはもととなる部分を見つけないと。でもこれだけ広い範囲に広がっているとどうやって探したらいいか・・・・・」
「もとを見つければいいんだね。」
「え?」
わたしはレイジングハートにお願いした。
「エリアサーチ。」
「リリカル・マジカル。探して災厄の根源を!」
わたしがそう言うと、ビルの屋上に魔方陣が描かれる。そこに杖を振り下ろすと、わたしの魔法が町中に広がって頭の中に町の様子が見えてくるの。
っ!!いたジュエルシードのもとの部分。
「見つけた!」
「本当!?」
「すぐに封印するね!!」
「ここからじゃ無理だよ!近くに行かなきゃ!」
「できるよ!大丈夫!・・・・そうだよね?レイジングハート。」
「シューリングモード。セットアップ。」
その声とともにレイジングハートの形が変わって光の翼が出てくる。
わたしがそのまま第1射を放とうとしたとき。
ヒュッスパパパパ!
そんな音とともに枝が落ちて、わたしとジュエルシードの間に何もなくなった。
「え?・・・・でもっこれなら!」
「スタンバイ・レディ。」
「リリカル・マジカル。ジュエルシード、シリアル]・・・・・封印!」
レイジングハートと一緒に封印の魔法を発射したの。
魔法はまっすぐ飛んでいってジュエルシードに当たったの。
「シーリング」
レイジングハートの声とともにジュエルシードの魔力でできた、木がなくなったの。
わたしはジュエルシードを封印したらビルの端に行って今、枝を取り除いてくれた人を探したの。
!!いた・・・ここからじゃよく見えないけど白くて長い髪の毛、そして豪華な白を強調した服。
その人はわたしと目が合うと、ゆっくり路地裏に行っちゃったの。
でも今の人、どこかで見たことがあるような?
side out
yukito side
「ちっ!邪魔だ!」
ヒュッガゥン!
俺はライオンハートのトリガーを引き、邪魔な木の根を切り飛ばしながら進む。
大通りに出た俺は視覚を強化しながら、なのはちゃんを探す。
いた。ビルの屋上にいる。枝の位置などを見てみるとなのはちゃんは1射目で枝を全て落とし、2射目で封印しようとしているようだ。
あまり手伝うのもなのはちゃんの今後を考えるとどうなんだろう?と思っているのだが、今回は町に被害が大きいため早く終わらせるためになのはちゃんに協力する!
俺は剣を構え技を発動させる!
「真空ぶった切り+!」
シャーマンキングの真空ぶった切りに氣を使った斬撃を併せる複合技。
何発か斬撃を放ち、なのはちゃんの邪魔になる枝を取り払う!
その後、ピンク色の魔力光が放たれジュエルシードが封印された。
なのはちゃんのほうを見ていたら、なのはちゃんもこっちを見た!!
まずい!バレないとは思うけど万が一ってことがある。
俺はその場から路地裏に逃げた。
side out
nanoha side
「いろんな人に迷惑かけちゃったね。」
「な・・・なに行ってんだ!なのははちゃんとやってくれてるよ!」
そうユーノくんは言ってくれた。でもね?
「わたし、きずいてたんだ。あの子がジュエルシードを持っていたこと。でも気のせいだって思っちゃった。」
「なのは!もともとは僕が原因で・・・なのははそれを手伝ってくれているだけなんだから。・・・なのは!なのははちゃんとやってくれてる!」
魔法使いになって初めての失敗。自分のせいでみんなに迷惑がかかったかと思うととてもつらいです。
「あれ?なのはちゃんまたあったね。?どうしたのなのはちゃん元気ないみたいだけど・・・」
「あっ。ユキくん・・・・なんでもないの。」
「嘘、何か大きな失敗しちゃって人に迷惑かけて後悔してますって顔してる。」
「っ!どうしてわかったの!?」
「勘で言ってみたんだけどやっぱりそうだったみたいだね。何があったの?」
わたし、そんなにわかりやすい顔してたかな?
「・・・・・・・」
「・・・言いたくない?それとも言えない?」
「ごめんなさい」
「良いんだよ。言いたくないならそれでも。」
そう言ってユキくんはわたしの頭をなでてくれた。・・・・暖かい・・
「じゃあ。何か後悔しているなのはちゃんに一言授けよう。・・・・ゴホン・・・お母さんが言っていた『反省はして良いけど、後悔はするな』って。」
「え?」
「反省は次につながっていくけど、後悔は後ろばっかり見ていつまでたっても前に進めないんだって。・・・ためになった?」
ユキくん・・・ユキくん、お母さんのこと思い出すの辛いはずなのにわたしのために・・・・
「・・・・うん。ありがとうユキくん!」
「やっと笑ってくれたね。やっぱりなのはちゃんは、笑顔が一番似合ってるよ。」
「ふぇ!?あ・・ありがとうなの///」
「・・・じゃあ帰ろうか。今日はなのはちゃんの家でご飯食べていこうかな〜。今から行っても平気かな?」
「う〜ん・・・今ならまだ大丈夫だと思うの。」
「そっか。じゃあ、なのはちゃんの家でご飯食べるために・・・駆け足!」
「あ!待ってよユキく〜ん!」
ユキくん。本当に・・・ありがとうなの。
わたし、ユキくんやアリサちゃん、すずかちゃんに迷惑がかからないように全力でジュエルシード集めるから!
あとがき
ええ。ネタに走ってしまいました。
FF8にFATE、松岡修造、そして仮面ライダーカブト、テイルズオブデスティニー2、さらにデバイスの機動キー(偽)はカードキャプターとリリカルなのはの呪文をあわせて作りました。
全部見つけられましたか?
この話で、雪人君がATフィールドを張れたのはエヴァが人造人間だったからです。
類似品でも彼はディストーションフィールドは張れません。
彼の能力は、あくまでも生物の能力限定です。補足説明おわります。
この作品の感想等がありましたらどんどんコメントしてください。
それでは異世界冒険譚をこれからもよろしくお願いします。
説明 | ||
交通事故によって死んでしまった主人公。しかし、それは神の弟子が起こした事故だった!?主人公はなぜか神に謝られ、たくさんの世界へ冒険する。 | ||
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コメント | ||
ワカンタンカ様、コメントありがとうございます。ボソンジャンプですか?できます。主人公に「ジャンプ」ってやらせてみたいですね。(RYO) ならば、ボソンジャンプとかは出来たりしてしまうのかな?(ワカンタンカ) |
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