異世界冒険譚 魔法少女リリカルなのは月 外伝
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yukito side

 

今日は休日。

たまにはなのはちゃん達と行動しないでみようと思い1人で買い物に行こうと思います。

 

 

そう言うわけで俺は買い物をするためにデパートにはいっていく。

 

 

「ありがとうございました。」

 

 

ちょっと買い過ぎちゃったかな?まあ良いか。

さて次は・・・・

 

キキィー!

 

「きゃあ!?」

 

「ちょっとあんたたちなn!?」

 

車が止まり、中から数人の男たちが出てきて金髪の気の強そうな女の子と、青がかった髪の大人しそうな女の子が車内に引っ張りこまれる。・・・・・アリサとすずかのことなんだけどね。

 

「良し!出せ!」

 

リーダーっぽい男が運転手に指示を出し車が走り出す。

まさかアリサ達が誘拐される現場を目撃するとは。

 

って呆けてる場合じゃない。あの車を追わなきゃ。

 

 

俺は人がいない道に急いで入り、気で身体を強化、低いビルの上に跳びさっきの車を探す。

 

「・・・・・・くそっ!見失った!どうする?魔力でたどろうにもアリサたちは魔力を持ってない。探査魔法もこの町全体じゃもしかしたら手遅れになるかも・・・・」

 

 

どうすれば良い。アリサの家の犬でも連れて匂いで探させでもすればいいのか?待てよ、匂い?そうか!

 

 

 

「肉体変化!嗅覚犬並み!」

 

俺は嗅覚を犬並みに変化させる。

 

「って!?くっさ!匂いがキツイ〜!?」

 

俺は悶絶した。犬並みだとこんなに匂いがわかっちゃうのか!

 

「うう・・・臭いよ〜(涙)。でも仕方ない。アリサたちは・・・・向こうか!」

 

俺はアリサ達の匂いがする方へ跳んでいった。

 

side out

 

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arisa side

 

・・・・また攫われた。気をつけているのにどうして誘拐が毎度、毎度成功するんだろう?

「あんた達!あたしが誰だか分かってんの!?」

 

「ええ。わかってますよ?アリサ・バニングス様。あなたのお父さんがバニングスグループの社長で、あなたを溺愛しているというのもね。」

 

やっぱりわたし狙いか・・・

 

「すずか、ごめん巻き込んじゃって。」

 

「ううん。気にしないでアリサちゃん。」

 

「美しい友情ですね〜。すばらしい。ではあなたのお父さんに身代金をもらうまでここで待っていて貰いましょうか。」

 

「ちょっと待ってくれよ。ボス!この子達の相手は俺がやってもいいか?」

 

「ああ好きにしろ。」

 

「へっへっへっ。アリサちゃ〜ん遊びましょ〜。」

 

「ひっ!?なんなのよコイツ!?」

 

「ああ。悪いな、そいつロリコンなんだ。だからあなたみたいな年頃の子が大好きなんですよ。」

 

なんですって!?

 

 

「や・・・やめなさい!」

 

その言葉もむなしく変態がやってくる。

 

(誰か・・・・助けて!)

 

 

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そのとき、

 

バァン!

 

と扉が開いて男の子が出てきた。白くて長い髪、黒い仮面、そして豪華な服を纏っていた。そいつは腕を組みながら、こう言った。

 

「女性を守るべき手を、女性に向け、さらにその女性を欲望のはけ口にしようとするもの・・・・人それをゴミと言う。」

 

「貴様!何者だ!」

 

 

「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!」

 

その人は両手をお腹辺りに添える。すると装飾がいっぱいあるベルトのような物が現れる。右手を左上に。左手を右のわき腹辺りのベルトの上に。そして両手をゆっくりと動かす。今度は、右手を右肩の前に。左手は左のわき腹辺りに。そして・・・

 

 

「変身!」

 

その言葉とともに両腕を左のわき腹辺りのベルトの上に添えて、2回ベルトのボタンを押し込む、そのまま両手を正しい位置におろす。

 

そして彼は・・・変身した。まるで特撮のヒーローみたいに。クワガタをイメージしたようなフォルム、そして太陽のように真っ赤な瞳。なぜか身長まで高くなっている。

 

変態が離れそして犯人が私に近づいてくる。

 

「何のまねか知らないが、この状況が分かってるのか?こっちには人質がいるんだ!てめえ、そこを1歩でも動いてみろ。この嬢ちゃんのかわいい顔に一生消えない傷ができるぞ!」

 

そう言って犯人はわたしの頬にナイフを添えてきた。でも。わたしはぜんぜん怖くなかった。だって目の前にいるヒーローが絶対、助けてくれる。そんな気がしたから。

 

「君こそ人質を盾にするというのがどういうことか分かっているのかね?」

 

「何!?」

 

「人質を盾にするということ、それはつまり目の前の敵に対して無防備になると言うこと。つまり・・・・クロック・アップ」

 

 

彼が掻き消える。それとほとんど同時にわたしにナイフを突きつけていた。犯人がまるで『誰かに吹き飛ばされた』かのように空を舞う。

 

「くぁwせdrftgyふじこlp;@!?」

 

犯人が倒れると同時に彼が現れる。

 

「最悪の選択肢なのだよ。」

 

すごい、かっこいい!何をしたのかは分からないけど、かっこいい!

 

「さて最後は、君だけのようだ、ロリコンの名をかたった犯罪者。君のようなのがいるから。全国のロリコンと言う名の紳士諸君に被害が出るのだよ。」

 

「え?」

 

「まったく、さっきの男も何がロリコンだ。そもそも幼女と言うのは愛でるのが正しい愛し方だというのに。真のロリコンは君のように手を出したりしない。遠くから見ているだけで、幸せなのだ!」

 

 

・・・・・コイツは・・・・ちょっとかっこいいと思ったのに・・・・

 

「まあ良い。君はすごく痛い目を見てもらおう。・・・・・なあに痛いのはたった237回だよ。」

 

「ひぃ!ひぃぃぃ!」

 

変態はすごく怖がっている。彼は変態に近づいていって。

 

 

「無〜駄!無駄!無駄!無駄!無駄!無駄!無駄・・・・・・・・・・・・・」

 

 

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「さて、大丈夫かね?さっき警察を呼んでおいたから、もうそろそろ来るはずだ。下の階にいる奴らも伸しておいたから、ここに来ることは無いよ。」

 

彼がそう言い、変身を解いて元の姿に戻った。変態は色々と変形していた。

 

「べ・・・・別にあんたみたいな変態にありがとうなんて言わないんだからね!」

 

「もう!アリサちゃん!ありがとうございます。」

 

「気にしなくて良い。さて、私は帰るとするよ。」

 

彼が、帰っちゃう。もう会えないかも知れない。そんなの嫌っ!

 

「ま・・・待ちなさいよ!」

 

「・・・・何かね?」

 

彼は私を見てそう言った。

 

「あ・・・・あんたの名前は?」

 

「私の名前はユエ。別に覚えなくて良い。」

 

そう言って彼は窓から外にいってしまった。

 

「ユエ・・・・か。」

 

「また会えると良いね?アリサちゃん」

 

「・・・・うん」

 

 

そしてわたし達は警察に保護され家に帰れた。

今日の出来事をあいつにいったらきっと悔しがるだろうな〜。だって、ヒーローと一緒に戦うことはあいつの夢なんだもん。

 

早く明日にならないかな?

 

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あとがき

 

異世界冒険譚魔法少女リリカルなのは月 外伝を読んでいただき、ありがとうございます。

 

今回は、アリサがさらわれる話ですね。すずかの正体が・・・・ではありません。むしろそれは出そうかどうか迷っている所です。

 

雪人君ネタ発言しまくりです。ユエの状態のときはあまり自重しません。

 

 

ちなみに雪人くんが変身したのはカブトではないです、クウガです。

 

あとこれが最も重要な事ですが、作者はロリコンではありません。

あくまでもオールジャンルです。・・・・別にBLもいけるとか無いですので、そこのところをよろしくお願いします。

 

それでは、感想等がありましたらどんどんコメントしてくれるとうれしいです。

 

これからも、異世界冒険譚をよろしくお願いします。

 

 

説明
交通事故によって死んでしまった主人公。しかし、それは神の弟子が起こした事故だった!?主人公はなぜか神に謝られ、たくさんの世界へ冒険する。

これは、その物語のサイドストーリーである。
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コメント
brid様コメントいつもありがとうございます。世の中ロリコン=性犯罪者、みたいな感じになっていますしね。手を出していないのに犯罪者とは、まったくなんて世の中なんでしょう。(RYO)
確かにロリコンの定義は引くわな〜wwww(brid)
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