カレンと不思議な井戸
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[ほーら着いたよー]

 

カレンは車を飛び出ると荷物を置いていかず、

 

そのままあの場所へと行った。

 

すると風で葉がなびき森が呼んでいる様であった。

 

すると、前来た時と少し印象が変わっていた。

 

[入り口の穴がひろがってる・・・]

 

それは自分を待ち受けていたかの様に広げられたとカレンはしみじみと感じた。

 

荷物をつっかえながら進んでいくと、あの不思議な場所についた。

 

[はぁ??きもっち?少しここで寝てからあーそぼ!]

 

しかし、寝過ぎたみたいで、起きるともう日は暮れ始め、

 

空は漆黒の闇に誘うかのように黄金色になっていき、

 

そこは薄暗く少し気味が悪かった。

 

しかし、奥にある井戸の周辺は朗らかに白く光っていた。

 

[え、なにあれ ・・・あぁ早く帰らないと]

 

あの光はなんだったのだろうかと疑問を持ちながらも急いで帰った。

 

[いままでなにしてたのー、おばちゃんに挨拶もしないでー]

 

[いーんだよ、こんなに遊んできてて元気が良い印じゃないかぁ?]

 

おばあちゃんはいつも優しいからとても大好きだった。

 

カレンはご飯を食べている時、今日の不思議な体験、

 

あの場所は何なのかを聞いた。

 

すると、おばあちゃんの顔は驚きの顔で今にも口の中の物が飛び出しそうであった。

 

おばあちゃんは口の中の物を食べ終わると、ゆっくりしゃべりだした。

 

[カレンちゃんあれ見つけたんかえ?]

 

[・・うん、そうだけどなんでそんなに驚いてるの?]カレンは少し怖くなってきた。

 

[その場所は選ばれた者しかは入れず、

 

そこにある井戸は異世界に行ってしまうという噂を聞いた事があるんじゃ]

 

[え!?じゃぁ私選ばれたの?]

 

[選ばれし者は木の中に入れ、井戸の中の異世界に行くことが出来るんじゃ。

 

その中は噂では様々な願いが叶うほど色々な物があるそうなんじゃ]

 

[・・・すごい!]

 

[だけどそこで迷うと一生帰ってこれんけんの昔からそういう噂をたくさん

 

聞くけど帰れん者が何人もおったそうじゃ、

 

だけど帰ってきた人は全員すぐに帰ってきてるんじゃ、

 

中に1年居てもは外の世界では1ヶ月程度なんじゃ、

 

まぁカレンちゃん、なんもない限りは向こうの世界にいくんじゃないよー]

 

[・・・・うん、なんか怖い]

 

[ねぇカレン、カレン明日そこに連れてってよ!他の人にはその入り口は見えないらしけど、

 

どんな感じになるかお母さん見てみたいな!]

 

お母さんはどうやら信じてくれてないようだった。

 

[わかった]

説明
不思議な場所をみつけたカレン

いったいそこは何なのであろうか。
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不思議体験 カレンと不思議な井戸 宮崎駿風 ジブリ 

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