異世界冒険譚 魔法少女リリカルなのは月 A`S 12話 |
仕事するというのは大人子供関係なく責任が発生する。
それで誰かに迷惑をかけたら謝罪しなきゃならない。
それが責任って奴だ。
謝れない奴はどんどん孤立していく
……まあ、社会人になれずに死んだ俺がなにを言っても説得力無いけどね?
魔法少女リリカルなのは月 A'S……はじまります。
yukito side
俺が捕まってから4日目。クロノが俺が拘束されている部屋に来た。何の用だろう?
「雪人。君を開放する。」
「…はい?…すみませんもう少し詳しくお願いします。」
普通に考えたらこの程度の説明で納得できないし。そんなわけで俺はクロノに説明を要求した。
「昨日、ユエが無人世界に現れたんだ。そのとき君は艦の中にいた。そんなわけで君はユエではないと判断されたわけだ。」
「…なるほど。」
「では、なのはに転移装置の前まで案内させるから今回の事は忘れて家に帰ってくれて良い。」
「は!?」
「ん?どうしたんだ?なのはが魔導師というのは君も知っているだろう?」
「知ってますよ!」
俺が捕まって3日目に面会に来たからな。
「そうじゃなくて!それだけですか!?」
「?説明もしただろう?」
「説明は聞きました。それについては納得しています。他に何もないんですか?」
「う〜ん。…特に何もないと思うが?」
クロノは困惑した顔で言う。
「…そうですか。分かりました。」
「クロノ・ハラオウン。」
クロノがこちらを向く。
「金輪際、家には近づくな。」
「な!?」
クロノが驚いた顔をする。
「そうそう、リンディ・ハラオウンにもそう言っておけ。俺の家には近寄るなとな。お前達に関わるのはごめんだ。」
「どういうことなんだ雪人?」
「少しは自分で考えろ。それと名前で呼ぶな。反吐が出る。」
「っ!?」
「俺はもう帰る。案内はいらない。道順くらいは覚えている。」
そう言い俺は家に帰る。
「ただいま〜。」
「お帰り。どうだった?アースラの居心地は?」
俺が家に帰ると影分身が迎え入れてくれた。
「悪くはなかった。」
「そらぁよかったな。」
カラカラ笑いながら影分身は言う。
「じゃあ分身解除するぞ?」
「おう。」
「解!」
『ボフン』と音がして影分身の記憶が流れ込んでくる。
「っ!!?」
なんだ!?この記憶は?俺がフェイトを怖がるだと?どういうことだ?別にフェイトが殺気を出しているわけでもない。ダメだ!わかんね〜!
そのあと10分は考えたけど答えは出なかった。
所と日付変わって海鳴町上空。
俺達は武装局員に囲まれていた。
局員は周りを球状に囲っていた。…ん?球状?確か原作は円で囲んでなかったっけ?それによく見てみると局員の数が多い気がするんですけど!?1…2…3…20人ぐらいいるし!
「管理局か。」
「でも、チャライよこいつ等。…返り討ちだ!」
そう言ってグラーフアイゼンを構えるヴィータ。
「威勢が良いのは良い事だが。この人数を返り討ちに出来るのか?」
「やばくなったらお前を盾にするからダイジョブだ!」
そうかそうか…っておい!
(ぜんぜん大丈夫じゃないよ!盾にするならザッフィー盾にしろよ!)
(ザフィーラはあたしの仲間だからな!)
(ひどっ!俺は仲間じゃないの!?)
そんな会話をしていると局員が一斉に離れていく。クロノか。
「上だ!」
ザフィーラが俺たちに言う。上を向くとクロノが魔法を発動させている。
「スティンガーブレイド!エクスキューションシフト!」
魔法が放たれる。俺の真似か!…そんな事ねーな。
「トレース・オン。」
俺は5本剣を投影して放つ。
放った剣は魔力の剣を砕く。
「チィ!」
ザフィーラが防御魔法を発動させる。
――ズドドド…ドン!
「うわっ!?」
魔法が目の前で爆発したから少しビックリしちゃったよ。
目を開けると無傷のザフィーラとヴィータ。
「二人とも大丈夫か?」
「ああ。」
「問題ない。」
っ!!次元転移の反応。なのはちゃん達か!
「私達は、あなた達と戦いに来たわけじゃない。」
フェイトが俺達に向かって話しかけてくる。この前は俺を捕まえに来たのにな〜。雪人が捕まって混乱でもしたのか?
「まずは話を聞かせて。」
「闇の書の完成を目指してる理由を!」
「あのさ〜。ベルカの諺にこんなのがあるんだよ。」
おお!言うのか?
「和平の使者なら槍は持たない。」
どこぞの世界には和平の使者なのに軍艦持ってきて王族を馬鹿にするようなアホ大佐がいるけどね〜。
なのはちゃん達は首を傾げる。おいおい、普通何となくで解んないか?今度なのはちゃんに本でも貸すか。
「話し合いをしようってのに武器を持ってやって来る奴がいるかバカ!って意味だよ。バーカ!」
「はにゃ!?いきなり有無を言わさず襲い掛かってきた子がそれを言う〜!?」
まあ、ヴィータは和平の使者じゃないしな。
「それにそれは諺じゃなく小話のオチだ。」
「うっせえ!良いんだよ、細かいことは。」
ヴィータがそう言って瞬間。雷にも似た音が轟く。
音の発信源はビルの上に着地した。
煙が晴れるとそこにはしぐなむがいた。
あっちゃ〜!来ちゃったよ。結界に穴が空いたのは良かったけどさ。
「シグナム!?」
フェイトも驚いている。
「クロノ君!ユーノ君!手出さないでね!私、あの子と1対1だから!」
えっと、張り切ってるとこ悪いんだけどそろそろヴィータ達を逃がすか。
でも普通には逃げらんないからな〜。局員さん達、囲み過ぎだっての。
(ザフィーラ、ヴィータ、シグナム。これから3人を他の場所に飛ばすから!)
(わかった。)
(……捕まんなよ?)
(む?私の出番は終わりか?)
(すみませんシグナムさん。今度模擬戦しましょう?)
(仕方ないか。テスタロッサと戦いたかったのだがな。わかった。飛ばしてくれ)
「行くぞ!バシルーラ!」
呪文を唱えるとヴィータたちは光となって別々の場所に飛ばされていった。
「何!?」
クロノは驚いている。
「さて、クロノ・ハラオウン。毎度の事だが足止めさせてもらうぞ?」
「くっ!」
「ユエさん!どうして邪魔をするの!」
「君達と彼女達は話す必要が無いからだ。それに話すといってもただ戦うだけだろう?」
「そんな事無いよ!」
「先ほど勝負するといっていたが?」
「それは…。」
「まあいいさ。私ともOHANASIするのか?」
「残念だが君と話をする事はない。」
クロノが話しかけてくる。
「ほう。」
「ロストロギア不当所持、公務執行妨害で逮捕させてもらう!」
「君達の言うロストロギア…すなわち宝具のことだが、あれは地球に存在する武器だ。訂正したまえ。」
「うるさい!とにかく逮捕だ!いくら君でもこの人数は同時に相手できないだろう?」
「ああ。確かに私一人では対応できまい。」
チート級の技を使わなかったらだけど。
「だが…君達の相手が私一人では無かったとしたらどうだね?」
「なに!?……まさか仲間がいるのか!?」
そう言ってクロノは辺りを見渡す。
「仲間などいないさ。だが…君達が戦うのは幾千幾万の軍だ。」
「なに!?」
影分身は使わない。あれを使ったらやっぱり俺がユエなんじゃないか?って思われるだろうからな。…その通りなんだけどね?
これから使う魔術が俺VS局員+なのはちゃん達と言う図式を変えられる。
その魔術は……
「I am the bone of my sword.(体は剣で出来ている)」
あとがき
こんにちは。作者です。
最近友達がカラオケのオールに誘うから昼夜が逆転してます。夏休みだからいいけどさ。
そんな事より今回の話は・・・
あれ?いきなりクロノ君が雪人君に絶交されてる!?
なのはちゃんとヴィータのO☆HA☆NA☆SIを邪魔してるし、O☆HA☆NA☆SI拒否とは・・・無茶しやがって。
そういえばヴィータが言った「和平の使者は槍は持たない」ってどうしてなのはちゃん達解らなかったんでしょうか?あれかな?理数系は得意でも文系は苦手とか?まいっか。
そして来ましたよ!あの魔術の奥義が!出したかったぞ!ガンダム!
自分的にあれのかっこよさは魔法系で1番だと思う。
それとコラボレーションラウンジにも乗せましたけど無限の剣製inオリ主を募集中です。詳しくはラウンジにて。
次回も楽しみにしていてくれると嬉しいです。それではまったねー
説明 | ||
交通事故によって死んでしまった主人公。しかし、それは神の弟子が起こした事故だった!?主人公はなぜか神に謝られ、たくさんの世界へ冒険する。 そして物語はA`Sへ・・・ |
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コメント | ||
今更ですが、雪人君って冤罪ですよね。 だったら時空管理局に賠償金を払ってもらわなきゃ雪人君が可哀想だよ・・・・。(COMBAT02) bridさまコメントありがとうございます。20人くらいVS無限。どうやって勝てと!?(RYO) 黒幕様コメントありがとうございます。ワクワクが止まりません!頑張って書きたいと思います!(RYO) 田仁志さまコメントありがとうございます。あの魔術は本当にかっこいいですよね!俺、映画も見ました!(RYO) 差がありすぎwww全滅必死ですな・・・(brid) あの呪文はやばい。おらワクワクすっぞ!(黒幕) クロノさんもうちょっとしっかりしようよ…… いやでもあの魔術って本当かっこいいですよねぇ♪♪ (ペンギン) |
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