恋姫無双・雪と桃と華 7、5
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〜〜〜現代〜〜〜

 

 息と一緒に紫煙を吸い込み吐き出す。

 

「ふぅー・・・・・・」

 

ここは一刀の部屋、彼は今手元にある携帯を眺めながらタバコを吸っていた。

 

「まさか・・・3人同時とは・・・」

 

メールの受信こそ違えど、受信時間を確認するとみんな同じ時間だったのだ。

 

「3人共がんばって覚えたんだろうなぁ・・・」

 

彼女達がこちらに来てまだ3日しかたっていない。彼女達の努力に驚いていると不意にドアがノックされる。

 

コンコン

 

「開いてるよ」

 

扉から現れたのは3人だった。

 

「3人で話し合ったの」

 

そう言ったのは蓮華。

 

「やっぱりお兄さんとのでーとは一緒が良いという事になったのですよー」

 

「で、でしゅ!」

 

顔を真っ赤にしながら雛里。それを隠す様に風が立っている。

 

「まぁ、大体予想はできてたけどね」

 

3人が一緒に携帯を勉強していたのは知っていたのであまり驚かず笑う一刀。

 

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「そうだなー・・・」

 

ん〜っと伸びをしながら一刀は自分の考えていた事を話す。

 

「4人でこの街を見て歩こうか」

 

「そ、そうね」

 

「あい!」

 

「いいですね〜」

 

「たぶん3人共凄く驚くよ?」

 

ニコニコしながら準備をはじめる一刀。

 

「もう、驚きすぎてるわ。て、れび?でだって色んな情報が入ってくるもの・・・」

 

「これ以上何かあるとなると風の頭がおー?おーばー?びーと?しちゃうのですよー」

 

「あわわ・・・ひーとだよ、風さん」

 

軽くこちらの言葉を覚えている3人に軽く驚きを覚える一刀。

 

「3人共凄いな・・・俺があっちで文字を覚えるのに1〜2ヶ月掛かったて言うのに」

 

改めてあちらの人の能力は凄いと思った一刀。

 

「3人共玄関で待っていてくれないか?」

 

「はいなのですよー」

 

風を先頭に部屋から出て行く3人を見送った後、自分の準備を終わらせる。

 

「っと、これも被らなきゃ騒がしくなっちゃうからな」

 

そういってキャップを深めに被る。顔にはサングラス。そう、彼は一応世間では顔が知れているので顔を隠していたのだ。

 

玄関に下りると3人共準備万端で待っていた。

 

「さぁ、行こうか!」

 

声を出した一刀を見て・・・

 

「誰だ!」

 

と、蓮華。

 

「あわ、あわわ・・・」

 

と、蓮華の後ろに隠れる雛里。

 

「ぐぅ〜」

 

と、必殺狸寝入りの風。

 

「俺だって!そして寝るな!風!」

 

言いながらサングラスを取る一刀。

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玄関で一悶着あってから数分後。4人は車に乗っていた。ちなみに一刀お気に入りのオープンカー。

 

「お兄さんは変装しなきゃならないなんて大変ですねー」

 

「まぁ、騒がれて時間を無駄にするのも嫌だしね」

 

ジャンケンに勝った風がニコニコ顔で助手席に座っている。

 

「蓮華も雛里も具合が悪くなったら言ってくれよ?車は初めての人は酔っちゃうかもしれないからね」

 

声を掛けても2人からは返事が無い。2人共凄い速さで過ぎていく景色に見とれていた。

 

クスっと笑って運転に集中する一刀。その横顔をそっと見つめる風。

 

(むむむ・・・お兄さんが何かに集中している顔を見ているとドキドキするのですよー)

 

赤くなった顔を隠す様に風も視線を景色に移す。

 

10分ほど走ってついた所は・・・

 

ガチャ。バタン。×4

 

「ふわぁぁぁぁ」

 

「おぉぉ・・・・・・」

 

「こ、これが・・・」

 

目をキラキラと輝かせている雛里。

 

普段あまり開いてない目を一杯に開いている風。

 

驚きと興奮で顔が少し赤い蓮華。

 

「3人の希望だけどここでよかったの?」

 

4人が最初に訪れたのはデパート。

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「ここがなんでも売っているという、でぱーとなる所か・・・」

 

「はわわ・・・おっきいれしゅっ・・・あう」

 

「ここにはなんでも売っているという事は知っているのですよー」

 

そんな3人をやさしく見つめる一刀。その時、彼の携帯には及川君からの着信があったとか無かったとか・・・。

 

「3人共一緒に行動した方が良いから・・・最初は何が見たい?」

 

「本ですねー。実はもう見る順番は話し合っているのですよー」

 

「そっか。それなら話は早い。行こうか、まずはエレベーターで4階にいかなきゃね」

 

そう言って歩き出す一刀の後を3人が追いかける。

 

エレベーターに乗ると3人共硬直してしまう。(外が丸見えのタイプの為)

 

「おぉ・・・流石に吃驚しちゃいますねー・・・」

 

3人はそれぞれ一刀の服を手をズボンを掴む。

 

どんどん登りついに4階へ・・・。

 

「ここがこちらの本屋さんですか〜」

 

周りを見渡しながらも近くにあった本を早速見てみる風。

 

「凄い・・・」

 

女性ファッション紙を見つめている蓮華。

 

「あわ、あわわ・・・」

 

何かが気になるのだろうか?顔を真っ赤にしながら18歳未満禁止コーナーを見つめる雛里。

 

「こっちの書物はしゃしんが付いていたりして、とても見やすいのね・・・」

 

パラパラとページをめくりながら蓮華が言う。

 

「文字だけっていうのは辞書とかそういうのだけだね。後は漫画っていって人が書いた絵の物語なんかも人気なんだよ」

 

3人共へーっと感心しているが、本からは目を離していない。

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これは長くなるかもしれないかな?と思った一刀が先手を打つ。

 

「気に入った本は買っても良いよ。ただし、必要なものにしてくれよ」

 

そういって微笑む一刀。

 

「う〜〜〜む・・・そうなるとこういった本がいいのでしょうねー」

 

そういいながら風が取り出した本は[猪でも分かる!綺麗な日本語編]というとても怪しい本だった・・・。

 

「コレなら春蘭ちゃんだって大丈夫なのですよー」

 

「あ・・・うん・・・そうだな」

 

流石に一刀は何も言えなかった・・・。

 

「ならば私もそれにしよう」

 

蓮華がそう言うと雛里もコクコクとうなずいていた。

 

「分かった。それじゃぁ会計してくるからちょっと待っててな」

 

本を受け取ると一刀はレジへ。3人は近くのベンチへと向かい座った。一刀が離れた瞬間・・・事件は起こった・・・。

 

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「へーい彼女達〜。暇やったらわいと一緒にお茶せーへん?」

 

そんな陽気な声を掛けられ固まる3人。

 

果たして・・・声を掛けた人物は誰なのか!?

 

後半へ続く!

 

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あとがきというなにか。

 

凄くお久しぶりです!たこやんですー。いやね・・・本気で一日休みが欲しい!

時間が足り無すぎて泣きそうデス・・・。

来週は一日休みが一ヶ月ぶりに取れるので後半と桃の方の投稿がんばりたいと思います!

 

そして終わり際にやってきた嵐を呼ぶ男・・・。まぁ、誰なのかは皆さん丸分かりだと思いますがwww次回がちょい長めになる予定なので今回は凄く短いです。はい。

 

お気に入りの数も200に届きそうになってましたねぇ・・・(遠い目)

え?これ本当に俺の作品?って思っちゃいましたw

こんな更新が遅い私めの作品を読んでくれている皆様に多大な感謝を!!!コメントも全て確認しております!応援メッセージも力をいただいております!

 

PS萌将伝まだ箱から出してませんwwwなんかTINAMIさんで他の作家さんの作品を読んでいると、(携帯でw)酷評ばっかりで吹いたwww時間が無くて全然できない!俺に・・・一日48時間くらいくれぇぇぇぇぇ!

と、いうわけでまた次回の更新であいましょう!

説明
みなさん!お久しぶりです!
今回はついに・・・ついに!デートのお話ですw
うまく書けているか分からないけどがんばりました!w
前後編になっておりますので前半は短いですがお楽しみくださいー!
では・・・どうぞ!
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コメント
及川は貂蝉の生贄にでもなってろ(zendoukou)
そこの関西弁メガネ!貂蝉呼ぶからそこ動くなよ!?(覇炎)
おかえrちなさいまし。 おもわずにやっとしてしまいましたぞ?w(よーぜふ)
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恋姫 真・恋姫 結局ハーレム 

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