心・恋姫†無双 第二十五話
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心・恋姫†無双 〜大陸動乱編〜

第二十五話 〜劉備の乱 努力の策士〜

 

「来ましたか〜。」

劉備軍を見つめ涙は静かに呟く。

伝令の報告によれば、恵雨の道には本隊が進軍している。

どちらとも決して簡単に勝てる相手ではない。

ましてや、どちらの軍にも非凡なる者がいるのだ。

天下に名を轟かす豪傑に、才に愛されし軍師。

片や涙と恵雨は才がある方ではなかった。

言うなれば平凡。

言うなれば普通。

特に苦手とするものも無いが、得意なもの無い。

そんな特徴と呼べるものが無い二人だが、誰にも負けないものを持っていた。

それは“心”の強さ。

二人の心は誰よりも前向きで、誰よりも負けず嫌いで・・・・・・・。

その心が合わさった瞬間、二人は単純かつ険しい答を見つけ出す。

 

 

 

 

 

無いものは創れば良い

 

 

 

 

 

二人が今の地位にいたるまで・・・・・・

二人が北郷軍に入るまで・・・・・・

実行し続けてきた、目標である。

 

しかし、今の二人の目標は違う。

 

今の目標は・・・・・・・・・生きて、北郷一刀に会うこと。

 

 

 

「して、軍師殿・・・・・これをどう思う?」

「・・・・・挑発と警告・・・・・」

「ふむ・・・・しかし、ここしか道が無い以上は・・・・・・・。」

「あわ・・・・・進むしかないです・・・・・・・・・。」

「気を引き締めないといけませぬな。」

劉備軍本隊と分隊が違う道を進みだした直後。

“それ”は分隊の前に現れた。

何の特徴も無いありふれた看板。

しかし、看板に記してあるのは・・・・・・・・

 

 

 

 

 

ここから先は修羅がすまう場所。

命がおしいなら退き帰せ。

進むときは命無きものと・・・・・“天罰”を受けるものと思え。

 

 

 

 

 

あからさまな文章が記してあった。

しかし、ここで違う道を選ぶと大いに時間をくってしまう。

今回の戦は速さが肝心なのだ。

もし、進軍が遅くなると北郷軍の本隊が荊州から戻ってきてしまう。

戻ってきた場合、劉備軍は確実に負けてしまう。

 

分隊率いる趙雲と鳳統は、最後まで今回の戦に否定的であった。

理由は一つ。

北郷軍・・・・・反乱軍があのような“暴挙”にでるのだろうか?

第三者による策ではないかと疑い進言もしたが、それが劉備に受け入れられることは無かった。

いや、もう少しで受け入れられたはずだった。

だが、それも民の声で無駄になる。

 

はたして本当に“民”であったのかは・・・・・・・今はわかるはずもない。

 

だが、このような事態になり二人は互いに決めた意志があった。

何があっても劉備を支える。

その先に何があっても・・・・・・何が起きても・・・・・・・・劉備についていく。

それが、劉備を“主”とした彼女達の意思であった。

 

 

 

 

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「では、まず先行部隊を進めます。部隊中央に星さんと私が布陣します。」

「あいわかった。では、敵の出方を・・・・・・その修羅とやらに会ってみようか。」

 

しかし、この時の判断が全てを狂わすことになる。

 

進軍をはじめて半刻もたたないうちに“それ”は起こった。

 

「報告します!!」

「どうした!?」

「後続部隊から連絡!突如、土砂崩れが発生!奇跡的にも部隊に損害は無いとの事ですが道を塞がれました!」

「・・・・・・・・なんだと。」

「あわわわ・・・・・おそらくは敵が人為的に崩したものですけど・・・・・・。」

「何故、我らの上に落とさなかったのか・・・・・・。」

「はい。それに、土砂崩れが起きたはずなのに私達は伝令さんがくるまで気付けませんでした。また、私が見た限りではそのような罠が仕掛けられているようにも・・・・・・・。」

「うむ。私も何一つ違和感を覚えなかった。罠は気付かれずやるものだが・・・・・逆にそのことに違和感を覚えてしまう。」

「・・・・・・・各部隊に伝令を。」

「はっ!」

「どんな細かい事でも随時伝令をとばしてください。・・・・・・あと、策を忘れないように念をおしてください。」

「御意!」

「策か・・・・・・武人の私が言うのも可笑しいが・・・・・・・成功するものか?」

「・・・・・・・・五分五分です。将は姜維さんと梁緒さん・・・・・・この二人については情報も少ないですが・・・・・用心に越したことはありません。それに、私もそうすると思います。」

「形は違えどもか・・・・・・。」

「はい。先ほどの看板が恐らく・・・・・・。」

「しかし、あの時の道案内してくれた将とこうも速く槍を交えることになろうとはな・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・おしいですか?」

「ふっ・・・・・・・雛里には隠し事ができんな。」

「・・・・・・・・私も止められませんでしたから。」

「あぁ、これも運命ということさ・・・・・・ならば、その運命にのり最後まで抗ってみせようではないか。」

「はい!」

 

 

 

一方

 

「第一段階は成功なのです。」

「では、次に・・・・・・・。」

「そうですね。先行する部隊には悪いですが・・・・・・・・生贄になってもらいましょう。」

「はっ!」

 

・・・・・・・・ご主人さまは・・・・・・こんな涙を見たら何というでしょうね・・・・・・・・

・・・・・・・・・・ですけど・・・・何事にも“悪役”は必要なのですよ・・・・・・・

 

「では、修羅の意味を知ってもらいましょうか・・・・・・。」

 

 

 

「山を抜けたな。」

「はい。ここから先はわずかですが盆地になっています。あとは天然の洞窟が多いと聞いています。」

「次に何かをしかけるならここか。」

「はい。おそら「報告します!!」あわっ!?」

「どうした!?」

「先行部隊が・・・・・・「ぎゃああああああああ!!」・・・・・・・っ!!」

「うわあああああああああああ!!」

「なんだこれは!?」

「おい、今助け・・・・・ぎゃああああ!!」

 

「何が・・・・・・・何が起こっている!!」

 

 

 

 

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事のきっかけは先行部隊で起こった。

「皆、周りに気をつけろ!!」

先行する部隊は土砂崩れの時より辺りを探りながら慎重に進軍していた。

敵の罠があるかもしれない。

奇襲、罠何があってもすぐ対応できるように皆が集中していた。

が、それが仇となってしまう。

 

ガサッ!

 

わずかに揺れる草陰。

そして動く人影。

この二つに数多の兵が気付く。

「後を追え!」

適なる判断。

だが、最適では無かったのだ。

 

ズッ

 

人影を追った兵の足元から鈍い音が響く。

 

瞬間。

 

兵達の姿は地上から消えた。

 

「うわああああああああ!!」

 

「落とし穴か!!」

 

「この事を鳳統様に伝令!!他は辺りを探れ!!残りの者は救助を・・・・・・・「ズッ」・・・・・・・なんだとっ!!」

 

静かな鈍い音ともに指揮していた将の足元も崩れ去る。

 

 

 

「まずは一手・・・・・では第二段いきますよ。」

 

 

 

伝令は急いで鳳統のもとに走った。

 

そして二人に報告しようした瞬間の出来事だった。

 

まるで、その時期を待っていたとばかりに様々な方面から悲鳴が上がる。

 

理由は先行する部隊と一緒だった。

 

兵達の足元が崩れ去ったのだ。

 

「落とし穴か!!」

突如の事に浮き足立つ。

「星さん!!」

「おうっ!!皆、落ち着け!!兵をまとめ奇襲に備えよ!!穴に落ちたものはどうなっている!!」

「穴が深く、負傷者多数!!」

「報告します!!」

「今度はどうした!!」

「先行する部隊も落とし穴にかかり足止めを受けております!!また、穴の下に竹槍!!」

「なっ!?」

「あわわわ・・・・・・・。」

 

 

 

「さて、これで足止めは成功です。」

 

「では、第三段いきますよ。」

 

 

 

「ちくしょう!前はどうなっているんだ!?」

「落とし穴により足止めを受けているようです。」

「ちっ!何があるかわからん!皆、奇襲に備えよ!」

「将軍!!」

「なんだっ!?」

「あ、あの・・・・・・これは・・・・・・・・?」

兵が足元を見る。

「これだと?」

将も自分の足元を見る。

そこにはあるはずの無いものがあった。

 

“液体”

 

どこからともなく何かの液体が兵達の足元を流れている。

「なんだ、これは・・・・・・・・・・・・・・・・・まさか!!・・・・・・・・」

正にまさかあった。

将が気付き何かを叫ぼうとした時。

足元の液体は燃え上がった。

 

 

 

 

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「報告っ!!」

「ちっ!次から次へと・・・・・・どうした!?」

「後続部隊が火計にあっています!!」

「火計だとっ!!」

 

完全に趙雲率いる分隊は混乱に陥る。

 

先行部隊は落し穴に会い進軍停止。

 

また、穴底の死体を見ることにより戦意喪失。

 

趙雲、鳳統がいる部隊も落し穴により進軍停止。

 

後続部隊は突如の火計により、多くの負傷者と離散者をだす。

 

火計にあったものは足が焼かれ、また火計を逃れた者は・・・・・・・

 

「・・・・・・・・・・・なんだこれは?」

 

趙雲は目を疑った。

 

火計から逃げた者たちの多くは火から距離をとったため・・・・・・・

 

ある者は天高く吊り下げられ、

 

ある者は穴底に落ち、

 

ある者は丸太に飛ばされ負傷してしまう。

 

だが、ここまでまだ最悪の事態ではなかった。

 

しかし、多くの罠の中にわずかだが竹槍が仕込んであるものがあった。

 

竹槍が兵を貫く。

 

腹を、頭を、足を、腕を、背中を・・・・・・・・・・ある者は声に出ない痛みを訴え、ある者は大量の血を流し、ある者は死しても痙攣が止まらないでいた。

 

その光景は戦ではなく、地獄。

 

「報告っ!!」

 

「何がどうなっているのだ!!」

 

・・・・・・・・・・・・。

 

・・・・・・・・・。

 

・・・・・。

 

 

 

 

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どのくらいの時がたっただろうか。

混乱が落ちつき、周りの状況を伝え聞いた趙雲、鳳統は言葉を失った。

「・・・・・・・・・動ける兵が三千と少し・・・・・か。」

「・・・・・・・・あわわ・・・・ごめんなさい。」

「何、雛里は悪くない。兵をまとめきれなかった私の落ち度だ。」

火計の後に数回に渡り小規模の襲撃を受けた。

しかも、趙雲、鳳統がいない部隊を狙って。

追い返す事には成功しているが、その度多くの負傷兵をだしてしまった。

死者の数は罠の数と奇襲を受けたにしたら少ない。

だが、その死に様は見るに耐えなく、生き残った兵士に心の傷を負わせた。

「しかし、これが戦だと言うのか・・・・・。」

「あわわわ・・・・・・おそらくは、ずっと監視されていたんです。」

「全て見られていたか・・・・・・・しかし、罠をあのような時期で作動されられるものなのか?」

「どうやったかはわかりません。ですけど、この罠の数からして私達がこの道を通るのをあらかじめわかっていたと言うことになります。」

「全て踊らされていたわけか。」

「すみません。本来なら私が気付いて対処するべきなのに・・・・・・。」

「気にするな。それに今、我らがやるべきことは、これからどうするべきか考えることだ。」

「はい。・・・・・今回の戦いは兵を削る戦です。」

「なるほど・・・・・思ったより死者が少ないのはそのためなのか?」

「はい。正直なところ進軍する部隊にとって負傷兵とはやっかいです。手当て、負傷兵の運搬どちらも多くの人員をさかれてしまいます。」

「確かにな・・・・・かと言って見捨てるわけにもいかん。」

「その通りです。また、今回の戦でわかったことがあります。」

「わかったこと?」

「はい。敵は武においても兵数においても私達に勝てないということです。」

「しかし、前々の報告では白帝城に篭っている敵兵は三万と聞いているが?」

「おそらくは偽報です。今回の戦の本当の目的は時間稼ぎです。」

「・・・・・・・ふむ、兵数が偽報だとして、こらからどうするのだ?」

「動ける人を連れて進軍します。そして、負傷兵の手当てなどは比較的ケガの軽い人たちにやっていただきます。」

「・・・・・・・・進軍は良いとして白帝城はどうおとす?」

「おとさなくても平気です。ただ、辿りつければ私達の勝ちですから。」

「それはどういうことだ?」

 

 

 

「さすがですね。もうその事に気付いていますか、さすがは鳳雛と呼ばれるだけありますね・・・・・・ですけど、いくら天から私達を見下ろして・・・・全てを見渡したつもりでも、地の奥底を進む土竜の道はわからないですよ・・・・・・。」

 

 

 

「北郷軍はその性質上、民には何があっても手を出しません。ですが、白帝城には万を超える民が集まっています・・・・・それらのことから考えると・・・・・・・・・・。」

「なるほど。民を戦わせないためにも降伏・・・・・あるいは城を捨てるか。」

「はい。どちらになっても私達の勝ちになります。そして白帝城を落とせば、当初の予定通りに益州における北郷軍は弱体化します・・・・・・そこまでいけば桃香様もまずは納得してもらえると思います。」

「だな。では軍師殿・・・・・・・・命令を。」

「・・・・・・・・はい!!」

 

 

 

 

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「この状況で進軍の命を出しますか。やはり、さすがですね。」

「では我々も。」

「はい、予定通りに・・・・・・ふふふふ・・・・・・行きましょうか、涙達の決戦の地へ・・・・・・・・・。」

「はっ!!」

 

 

 

――劉備軍分隊――

 

負傷兵のため陣を建設後、趙雲は三千の兵を率い白帝城へ進軍を開始。

 

盆地を抜け、今度は渓谷内へと進軍する。

 

この渓谷を抜け、山を越えると白帝城へ到達する。

 

そのため、渓谷内での戦闘は兵一人一人が覚悟をしていた。

 

「ふむ、敵ながら見事。」

 

「はい、ですがここを進まなければいけません。」

 

趙雲と鳳統は冷静に“それ”を見つめていた。

 

 

 

――北郷軍、梁緒隊――

「おやおや、敵さんが見えましたね〜・・・・・では、あいさつに行きましょうか。」

 

 

 

門が静かに開く。

 

梁緒は単身、静かに趙雲と鳳統の前に立つ。

 

「貴殿は梁緒殿で間違いないか?」

 

「はい〜。」

 

「単身で我らの前に来るとは、勇猛な軍師もいたものですな。」

 

「いえいえ。いくら酷い行いしてきた軍であれ、単身の涙に手をだすはずがありませんからね。」

 

「あのような事をしておいて・・・・・・良く口がまわる。」

 

「戦は非情なものです。それに・・・・・あなた達二人は劉備さんとは違う側だったはずですが?」

 

「あいかわらず耳が良いことだ・・・・・・。」

 

「・・・・・・あの・・・・・・。」

 

「何ですか?」

 

「これも梁緒さんが?」

 

「えぇ。涙の得意分野です・・・・・・。」

そう答える涙の口元は静かに不気味に笑う。

 

それもそうだろう。

 

涙の後ろには、虎牢関をほうふつとさせる関が全てを拒絶すが如く聳え立っているのだから。

 

「・・・・・・凄いです。」

 

「これはこれは、鳳雛と呼ばれる方に褒められるとは頑張ったかいがあるというものですよ。」

 

「でも、私も・・・・・まだ負けてません。これからの戦は負けません!!」

 

「「・・・・・・・・・・。」」

 

突如の決意表明に涙も趙雲も目を丸くする。

 

「・・・・・・ふふふ・・・・・・・はい。では、はじめましょうか。」

 

涙はそう言うと、関へと戻っていく。

 

その心はどこか晴れていた。

 

 

 

鳳統ちゃんですか〜。・・・・・・・・・昔の恵雨ちゃんにそっくりですね〜。

 

純粋で真っ直ぐで・・・・・・・・・・勝利には貪欲で・・・・・・・・・・・。

 

ですけど・・・・・土竜にも土竜也の、譲れないものもあるんですよ。

 

 

 

そう考えながら関へ登る。

 

そして、静かに、穏やかに・・・・・・兵に命を下す。

 

兵は上に一列に並び、眼前の劉備軍に弓を構える。

 

片や鳳統は、趙雲を先頭とした突撃体制をとらせる。

 

「雛里・・・・・いけるか?」

 

「はい。梁緒さんが篭る関は堅固です。ですが、それでこそ今度はこちらの時間が稼げます。」

 

「ふふふ・・・・・・軍師という者はどうしてこういう時にそんな眼をするのであろうな。」

 

「眼、ですか?」

 

「あぁ。策を巡らす時の眼は冷たくも熱い・・・・・・だが、智をかけて戦うときは、熱く嬉しそうな眼をする。」

 

「あわわわ・・・・・・そんな・・・・・・・・。」

 

「褒めているのだよ。やったらやりかえす。その考えを雛里がもっていたとわかっただけでも喜ばしいことだ・・・・・・・・・・・では、命令をくれるか?」

 

 

 

 

 

「はい!!私達は目の前の関と突破します!!関は堅固ですが、皆さんの勇と武を持てば難しくありません!!皆さんの力を私に貸してください!!」

 

「うむ。行くぞ、皆のもの!!!!!突撃!!!!!」

 

「おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

第二十五話 完

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予告

麒麟の角は折れ・・・・・

 

土竜は引き裂かれる・・・・・

 

しかし、諦めてはならぬ

 

私達の歩んできた道は・・・・・・決して無駄ではないのだから

 

心・恋姫†無双 〜大陸動乱編〜

第二十六話 「劉備の乱 集いしもの」

 

我が弓に 我が斧に 我が戟に

 

射貫けぬ 砕けぬ 断てぬ ものは無

 

説明
この作品は多くのオリジナル設定または解釈が含まれます。また、オリジナルキャラも多数登場します。ですので、苦手な方は申し訳ありません。では、ご意見ご感想をお待ちしております。
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コメント
知略と策謀の結晶みたいな策だな・・・次回が非常に楽しみです!(深緑)
続きを心待ちにしております。(ポセン)
なっとぅさん>誤字報告さりがとうございます^^;(南風)
誤字脱字 5p 火刑の後に数回→火計、おそらくはすっと監視→ずっと、6p 虎牢関をほうふとさせる→ほうふつ?でしょうか。(なっとぅ)
人間てのはどこまでも冷静に残酷になれるものだよ(ルーデル)
果たして、この先にどんな策が施してあるのか、非常に楽しみにしています。(U_1)
星よ、お前は現実の戦を舐めてないか?お前の妄想してる戦の本当の名はね、英雄ごっこと言うんだよ(ヒトヤ)
どのような策で戦うのか、軍師たちの領分の争いになりそうだ。(黄昏☆ハリマエ)
凡人が天才に勝利することができるのか…。続きが気になりますねぇ。(poyy)
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