赤薔薇†無双〜幕間 |
幕間 管輅の予言と幼き恋姫達
ある日、管輅と言う占い師の予言が大陸中に広まった・・・
『流星が黒天を切り裂く時、天より御遣いが舞い降りる。御遣いは天の智、天の武を以って世に太平をもたらすであろう』
Side ???
「・・・様、最近、天の御遣いなる者の噂が民の間で広まっております。」
「それなら私の耳にも入っているわ。面白そうじゃない。しかも太平に導くというからには今よりももっと世界が荒れるであろうことも意味しているね。」
「なぜそう思われるのですか?」
「あら、今は形はどうあれ、世の中治まっている。それが理由よ。ふふふ その天の御遣いは私の敵になるのかしら、味方になるのかしらね。敵になるなら私に取って最大の敵になることを祈るわ。」
「・・・それはなぜでしょうか?」
「きまってるでしょ?そうでなくては我が覇道が面白くないからよ!我は天道を歩む者なり!天の御遣いよ!汝は我が敵になりうるのか!ふははは!」
Side out
Side ???
「母様!例の噂聞いた〜?」
「ん?それは天の御遣いのことか?」
「そう!それそれ!すっごく面白そうよね〜♪」
「ふふふ 何をそんなにはしゃいでるのかしら?」
「だってー私の勘がこれは本当に起こることだって告げてるんだもん♪天の武・・・きっと強いんだろうな〜。わくわく」
「流石私の娘だね〜。強い武人と戦えるかもしれないのがそんなに嬉しいなんてさ。でもその前にせめて私に勝てるようにおなり。」
「ぶ〜〜〜。いきなり叩き潰さなくてもいいじゃない・・・・・・」
「・・・よ。まずは信用を得よ。信用なくして孫家100年の存続はなかろうからの。」
「はい!母様!」
Side out
???Side in
「へぅ〜 御遣い様・・・会ってみたいな〜♪どんな人なんだろう・・・やっぱり優しい人なんだろうかな〜」
「もう、・・・ったらあんな噂信じてるの?・・・はボクが守るからそんなに頼らなくても平気だよ!全部ボクに任せて!」
「・・・ちゃん、でも・・・私の為に無理しないでね?無理して・・・ちゃんが倒れたら悲しいから・・・」
「・・・、ありがとう。でもボクは平気だよ!ボクが・・・をこの国の王にするんだから!」
「・・・ちゃん・・・」
Side out
??? Side in
「盧植せんせー!」
「どうしたんだね?・・・ちゃん」
「せんせーは天の御遣い様の噂どう思いますか〜?」
「そういう・・・ちゃんはどう思っているんだい?」
「私は、もし本当にそんな人がいるなら会って是非話を聞いてみたいです!皆が笑って暮らせる世の中を作る為に!」
「ふぉふぉふぉ、・・・ちゃんは理想が高いね。でもそれはとても大事なことだから、ずっと忘れないでいて頂戴ね。そんな純粋な心を持ち続けている限りあなたならきっと出会えますよ。」
「えへへ。盧植せんせーありがとう!私がんばります!笑顔の無い世界なんて駄目だと思うから!」
Side out
???Side in
「・・・様〜 天の御遣い様の噂聞きましたか〜?」
「お〜〜っほっほっほっほ!何ですのそれは?そんな者の私が知るわけないでしょう!」
「はぁ〜・・・」
Side out
???Side in
「お嬢様〜 天の御遣い様の噂は聞いてますか〜?」
「何者じゃそれは?妾はしらんぞよ。」
「はい〜なんでも天の知とやらを持っているそうで、それがあれば蜂蜜食べ放題になるかもしれませんね〜」
「な、なんと!真かや?!早速その者を探し出すのじゃ〜♪そして蜂蜜を沢山食べるのじゃ〜」
「流石お嬢様〜自分の欲望の為には行動が素早い♪可愛いぞ〜♪」
「わはは もっと褒めてたもれ〜♪」
Side out
???Side in
「お姉様〜、巷に流れてる噂聞いた〜?」
「あの天のなんたらってやつか?」
「天の御遣い様だよ〜」
「それそれ。で、それがどうした?」
「お姉様気にならいの?」
「ん〜 そいつが強かったらいいな〜って位かな〜」
「はぁ〜・・・ お姉様って・・・やっぱり脳筋なのかな・・・」
「・・・聞こえてるぞ!誰が脳筋だって〜〜!!!」
「きゃーーー♪にっげろ〜」
「まてーーーーーー!!!!」
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説明 | ||
天の御使いの噂を聞いた各英傑達の反応です。 | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
1014 | 938 | 8 |
コメント | ||
腐食の月光や、無限十字の方々の出番も期待しています。(P天使) | ||
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