真恋姫無双 外史の果て
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一筋の光が空を裂く

それを見つめる百の姫たち

天はどの手に・・・

 

目が覚めたら、荒涼とした砂漠で一人、横になっていた。

全く身に覚えのない状況だなとひとり呟く。

その瞬間、幾つもの影が頭をよぎる。

泣かしてしまったさみしがり屋の覇王

 

王と少女の狭間で生きる娘

 

理想のため立ち上がった優しい子

 

我儘なお姫様たち等々

 

ありとあらゆる人の顔が浮かんでいく

笑顔、泣き顔、怒った顔、

 

此処に来るのも何度目かな

いや、2度目のはずだ。それにしては、記憶の量がおかしい。

まぁ、その内わかるだろう。

それより彼女らは、おれを覚えているのだろうか。

そんなことを考えていたら

 

「よう兄ちゃん」

突然、かかってきた声

後ろを振り向くといつものように彼らがいた。

「ひさしぶり」

つい声が出てしまう。

「なに言ってんだこいつ」

「きっと頭おかしいんですよ兄貴」

「ちっ奴隷にならねえじゃねえか」

いささか内容は物騒だが懐かしく感じてしまう。

「まぁいい、死にたくなければとっと服を脱げ」

全くおなじだな

だが今の俺はあの時と違う

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あの愛しい武将たちならまだしもそこらの賊には遅れはとらない。

「おら!はやくしやがr

次の一言が言い終わる前に目の前のノッポをふっとばす。

残りの二人も慌てているうちに眠ってもらう。

 

思っていたよりも体が動くな

いい調子だ

さて後は待っていれば彼女らが来るだろう

「いやぁ見事な腕前ですな。これでは助けに来た意味がない。」

 

やっぱりきた

嬉しさでついつい顔が緩んでしまう

「そんなことはないよ、ありがと。」

「はて、お礼を言われるようなことは何もしてないのだが」

「来てくれたことにだよ」

少々いろいろな思いがこもってしまう

「そうですか、それでは受けっとておきましょう。それより如何です、あなたは服装からしてただの旅人には見えない。私たちと一緒に来ませんか?」

「わたしたち?」

わかっているが聞き返す

「ああ、いい忘れてましたが、旅の仲間がいましてな、今は向こうで待っているんですよ」

「それは悪いことをしたな。え〜と、一緒に行っていいのか?」

「まぁへいきでしょう、自己紹介は合流してからということで」

 

「遅いですね、星さん」

「いやいや〜ほら、かえってきました〜」

「すまん遅くなった、拾い物をしてな」

「なんかうれしそうですね〜」

「そうか?」

「そうですよー」

「まぁいい、これがその拾い物だ」

「もう少しまともな紹介できない?」

「ほーこれが」

「星ちゃんもいい趣味してますねー」

「スルーですか!」

「ぐー・・・」

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『 寝るな! 』

「お〜見事にはもりましたね、お兄さんなかなか良い腕してますねー」

「ははっありがと」

ついいつもの調子で起こしてしまった

自重しろ、彼女らがあの彼女たちかきちんと見極めろ

「「「じー」」」

「えーと、おれのかおになんかついてる?」

「いやー、あのノリについてこれるのは稟ちゃんぐらいですからねー

風はおどろいているのですよー」

「いや,hu・・程cさんあれはなんとなく

「だからですよー。それと風は程cではなく程立なのですよー」

しまったと思った時にはもう遅く

好奇の視線やら疑惑の視線がつき刺さってくる。

「そういえば自己紹介がまだでしたね、私は戯士才といいます」

「私は趙雲だ」

「俺は本郷一刀といいます。趙子龍さんと郭嘉さんそれに程立さんよろしく」

この際、カマをかけてみよう。何にしてもそうすれば天の御使いとしてやりやすい

「『『!!』』」

やはり驚かれるよな

「なななんで私の名前を知っているのですか!?」

「私だって趙雲としか言ってないぞ。なぜ子龍という字を知っている」

「なんで風だけ知らなかったのですかー」

おいっ一人なんかずれてるぞ

「っと、そんなことより刺史が来てしまったな、いま会うのはまずい話は道すがら聞きましょう」

「そうですね、しかし次はどの町に行きましょうか」

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「華琳様、ここに流れ星が落ちたそうです」

「そう。あいつはいないわね」

「っくそ、本郷の奴どこにいったんだ」

「まぁいいわ、きっとまた会えるでしょう。それより本当に私の知ってるあいつだといいけど」

「華琳様のことをわすれていたら私が殴っておもいださせます」

「それはいい考えね、よし、城に戻るぞ」

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「ご主人様いないよ。管路ちゃんどうして」

「・・・場所まちがえました」

「しっかりしろ、いまはお前だけが頼りなんだぞ」

「大丈夫、きっと会える・・・とおもう」

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「もう、彼、着いたかしら冥琳?」

「あぁ、もうそろそろだろう。」

「聞いた?美羽」

「そうかそうか、やったの七乃」

「お嬢様嬉しそうですね、でも一刀さんがお嬢様のこと忘れてたらどうします?」

「ううー、どうするのじゃ孫策」

「忘れてたら思い出させたらいいじゃないの、それと、雪蓮だっていってるでしょ。」

      

 

今ここに新たな外史の幕が開ける

 

 

 

「ふふっ彼がついたそうよ」

「そうか、今回はあいつに働いてもらわなくてわな」

「ええ本当に」

 

 

 

「んんんーご主人様〜、ってはぐれちゃったわ。あ〜ご主人様の呼ぶ声が聞こえるわ。

いま行くわ〜、まっててんご主人様」

 

 

 

「予定通り外史の集合にせいこうしました」

「よし、後は彼らに任せよう。頼んだでかずぴー」

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あまり長い挨拶はにがてなので一言

よろしくお願いします

 

コメント、アドバイス、要望、待ってます

説明
全ての恋姫たちとの記憶がある一刀と
彼を待っていた恋姫たちの織り成す物語
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コメント
一刀だけでなく恋姫達にも記憶がある方がいらっしゃるようで。星達は無い或いはまだ思い出してない状態なのかな?ともあれこれからに期待です!(深緑)
本郷→北郷 ですかね?(イタズラ小僧)
最初から全員の好感度MAXだと、何処に行っても嫉妬がヤヴァいな(zendoukou)
星たち三人は記憶飛んでる・・・?(FALANDIA)
全√の記憶ありかw難しそうだけど頑張ってください!期待してます!!(おやっと?)
ものすごく期待!(インダス)
良作の悪寒!!!(よしお)
まさに「最初からクライマックス」って感じ(根黒宅)
何ですかこれは!?本郷?三国いきなりのオールキャスト? さて、どうまとめて頂けるのかな。がんばってね!!(きたさん)
うわ、すごいカオスになりそうです・・・楽しみなので・・・させてもらいますね?(よーぜふ)
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