病姫無双 十字旗と共に 2
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北郷一刀を拾った孫策

未来から三国の時代へ飛ばされた北郷一刀

 

一刀に隠された力が・・・・少しずつ解き明かされていく

第二話

一刀の武、一刀の知、そして・・・

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『ゴンゴン』

黄蓋「北郷!起きておるか!?」

一刀「起きてるよ、おはよう、黄蓋さん」

黄蓋「うむ、ならばよしじゃ・・朝餉に行くぞ」

一刀「わかったよ」

黄蓋「北郷、今日はわしと一日一緒にいてもらうぞ、よいか?」

一刀「うん、わかった」

黄蓋「うむ、素直でよろしい・・・策殿、公謹、おはようございますじゃ」

孫策「あ、おはよう祭」

周喩「おはようございます、祭殿」

孫策「よく眠れたかしら?」

一刀「はい、よく眠れました」

孫策「そっ、それはよかったわ」

黄蓋「策殿、今北郷に話していたところじゃ・・・」

孫策「そうなんだ・・・祭、一日お願いね」

黄蓋「わかりもうした」

孫策「さぁ、ちゃんと食べないとね」

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黄蓋「ほれ、これもうまいぞ、北郷」

一刀「ありがとう・・・あ、本当だ、美味しい」

黄蓋「そうじゃろ、そうじゃろ・・・ん?何を探しておる?」

一刀「えっと・・・その・・・」

黄蓋「はっきり言ったらどうなのじゃ」

一刀「う・・・うん、なら・・・その、ご飯は無いのかな?」

黄蓋「何じゃそんなことか・・・しばしまて・・・ソコのもの」

侍女「はっ!」

黄蓋「すまぬがこやつに飯をやってくれぬか?」

侍女「はい!しばしお待ちください」

 

侍女「はい・・・これでよろしいですか?」

一刀「ありがとう(笑顔)」

侍女「・・・(ボンッ!)い・・いえ・・・」

一刀にご飯を持ってきた子は顔を赤くしてそそくさと下がっていった

一刀「大丈夫かな?・・・やっぱり朝はご飯がなくちゃ」

黄蓋「なんじゃ、そうなのか?ならば明日からはちゃんと用意させるかのぉ」

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雪蓮「ねぇ、冥琳。祭なんか機嫌よくない?」

冥琳「そうだな・・・あのような祭殿はひさしくみてないな」

雪蓮「それに・・・なんか彼のこと気に入ってるみたいだけど・・・」

冥琳「そうだな・・・」

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一刀「ご馳走様」

黄蓋「おそまつさまじゃ・・・さぁ、北郷いくぞ」

一刀「うん」

黄蓋「では、策殿、公謹。お先に失礼しますじゃ」

一刀「失礼しました・・・・あ」

黄蓋「なんじゃ?」

一刀「えっと・・・ご飯ありがとう、美味しかったよ」

侍女「いっいえ・・・(モジモジ)」

黄蓋「北郷!先に行くぞ」

一刀「あ、待って・・・じゃぁね」

一刀「酷いよ、先にいくなんて」

黄蓋「なんのことかのぉ」

一刀「黄蓋サンのいじわる」

黄蓋「カッカッカッカ」

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場所は中庭

黄蓋「さぁ、北郷よ。かかってくるのじゃ」

一刀「え?」

黄蓋「何じゃ・・・怖気づいたのか?若いのぉ」

一刀「いや・・・そうじゃなくてね・・・」

黄蓋「何じゃ?違うとな・・・ふむ」

一刀「その・・・防具とかつけなくていいのかなって・・・」

黄蓋「なんじゃ、わしのことを心配するより先に自分の心配をせい!獲物は何を使うのじゃ?」

一刀「獲物?あ・・・武器のことか・・・使わないよ?」

黄蓋「ほぉ・・・無手とな・・・ならばわしも無手でいいじゃろう」

一刀「え・・・?」

黄蓋「なんじゃ?惚けておらんとさっさとかかってくるのじゃ」

一刀「わかったよ・・・それじゃぁいくよ、黄蓋サン」

黄蓋「よし、きてみよ」

『ドサッ!』

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黄蓋「ん・・・んん・・・わしは・・・・」

一刀「あ、気がついたんだね」

黄蓋「ほん・・・ごう・・・?・・・北郷!」

一刀「あ、急に動いたら」

黄蓋「あいたたた・・」

一刀「ほら・・・まだ横になって」

黄蓋「う・・うむ」

なでなで

黄蓋「北郷」

一刀「あ、嫌だったかな?」

黄蓋「いや・・・気持ちがいいのぉ・・・して」

一刀「ん?」

黄蓋「わしはどれくらい寝ておったのかのぉ」

一刀「ん〜・・・そんなに長くは寝てないよ」

黄蓋「そうか・・・わしは自分がどのように技をうけ、気絶したのかわからぬじゃが」

一刀「えっと・・・そのね・・・」

黄蓋「言いにくいのなら、今は聞かぬ・・・じゃがいつかおぬしの口から聞かせてもらう・・・それでいいか?」

一刀「うん・・・わかったよ」

黄蓋「北郷「ん?」わしの真名をおぬしに預ける・・・それと代わりと言っては何だが一刀と呼んでもいいか?」

一刀「いいよ・・・それと、真名って?」

黄蓋「真名とはその者が持つ本当の名じゃ・・・神聖とされてる名だからな・・・・むやみに呼んでいい物ではないが・・・わしの真名は祭じゃ・・・一刀、おぬしに預ける」

一刀「ありがとう・・・祭さん・・・俺にも真名があればいいのだけれど・・・親からもらったただ一つの名・・・一刀って呼んでね・・・」

祭「うむ・・・一刀、もう少しこうしていてもよろしいか?」

一刀「うん・・・いいよ、祭さん」

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祭「一刀、昼を食ったら次は政務じゃが・・・」

一刀「ん?」

祭「おぬし、どの程度できる?」

一刀「どの程度?」

祭「うむ、先ほどの武と同等に知があればよいのじゃが・・・」

一刀「見てみないとわからないよ」

祭「それもそうじゃな」

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『ゴンゴン』

周喩「誰です?」

祭「わしじゃ・・・黄蓋じゃ」

周喩「祭殿ですか・・・開いてますよ」

祭「・・・・これ、一刀入らぬか」

一刀「お邪魔します」

周喩「ああ、午後からは政務でしたな・・・・祭殿にはこちらの案件を処理してほしいのですが・・・」

祭「わかった・・・一刀、こっちへこい」

一刀「はい」

祭「わかるか?」

一刀「うん・・・わかるよ」

祭「ならば、コレ一つをお前の考えなりに書いて見せてみよ」

一刀「わかった・・・(キョロキョロ)」

祭「ん?書くものは目の前にあろう?」

一刀「これか・・・・やってみるね」

祭「うむ・・・わからぬところがあったらわしに言え・・・よいな?」

一刀「わかった」

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サラサラサラ・・・・・・カタン・・・・・カラカラ・・・・

チョンチョン

祭「なんじゃ?一刀」

一刀「おわったけど・・・これでいいかな?」

祭「どれどれ・・・・ふむふむ・・・・公謹」

周喩「なんですか?祭殿」

祭「ちょっとコレを・・・・面白い発想をしておる」

周喩「ん・・・・こんな発想・・・我らには無い・・・一体・・・」

祭「一刀」

一刀「何?祭さん」

周喩「なっ!?北郷キサマ「わしの仕事を半分手伝わぬか?どうも今日は調子が悪いのでなぁ」祭殿」

一刀「わかった・・・・なら、俺にできそうなの選んでくれないか?」

祭「うむ・・・これと・・・これもいいのぉ・・・・」

こうして彼と彼女たちは政務室に篭りっぱなしになった

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雪蓮「め〜いり〜ん」

冥琳「ああ、雪蓮か」

雪蓮「な〜に。そのそっけない感じ・・・」

冥琳「いや・・・ちょっと驚くことがあったというか・・・なんと言えばいいかいまだに判らぬのだ」

雪蓮「ん?どうゆうこと?」

冥琳「雪蓮、お前が政務をせずにどこかに遊びに行くことで溜まっていた数をお前は知っているか?」

雪蓮「わからないわ・・・・ん〜・・・1万とか?」

冥琳「10万だ・・・いや・・・10万件があったというべきか・・・」

雪蓮「あった?今はないって言うの?」

冥琳「ああ・・・すべて一刀が片付けてしまった・・・半日で」

雪蓮「まっさかぁ・・・・え?本気なの?」

冥琳「ああ・・・本当だ・・・」

雪蓮「・・・・いいものを拾ったわ」

冥琳「ああ・・・本当にな・・・だが、用心しなくてはな」

雪蓮「用心?」

冥琳「あの青年・・・一刀がもし他の勢力に行ったりなんかしたら・・・・我らにとって脅威となるぞ」

雪蓮「北郷が別のところに?ないない、そんなの」

冥琳「用心するには越したことはない・・・・雪蓮。あなたも注意してね」

雪蓮「もう、冥琳ったら用心深いんだから・・・あるわけないわよ・・・そんなこと」

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おまけ

袁術「なにやら孫策めが面白いものを拾ったようじゃな」

張勲「そうですねぇ・・・何でも男の人を拾ったとかなんとか・・・」

袁術「ほぉ・・・・七乃、会ってみたいのじゃ」

張勲「もぉお嬢様ってばわがままなんですから」

袁術「そうじゃろそうじゃろ、もっと褒めてくりゃれ」

張勲「では、明日孫策さんたちを呼び出しますね」

袁術「おおう、そうするのじゃ」

 

説明
やる気だしてさっさとUPしますよ
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コメント
どんだけ神速の処理をしたんだ?一刀は?w なぜかいきなり美羽達に一刀の存在がばれてるようですが、侍女さんや祭さんみたく・・・になって共に〜なんてなったら面白いなw(深緑)
ワクワク(readman )
10万とかw1秒に2件ほど案件を処理しないと無理だw(sin)
しかもどんどん更新してるし・・・(七夜)
ばれてる!?(VVV計画の被験者)
何故知ってる美羽!?(ギミック・パペット ヒトヤ・ドッグ)
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真恋姫無双 一刀 

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