無印・恋姫無双〜外史の突端〜 第四話 |
【前回のあらすじ】
・裏山にて、楽進・真名は『凪』。李典・真名は『真桜』。于禁・真名は『沙和』の三人と出会う。(なお、怜ちゃんはもう寝ています。)
・霞(かすみ)さんの正体がばれる。
・謎の姉妹、襲来!
では、始まりです。
愛紗「一刀様・・・。御意!」
霞「ふ、背中守っちゃる!安心せい!」
一刀「ありがと、二人とも・・・。」
二人について行く俺達を心配そうに見守る怜。
〜移動中〜
「なぁ、北郷。」
一刀「ん?どうしたんですか?」
「何で、私の名前が分かったのだ?」
一刀「夏侯惇さん、俺に見覚えない?」
「な、無いわ!バカ者///!」
愛紗「じと〜・・・。」
霞「じぃ〜・・・。」
「・・・。」
俺は今、『種馬!』とか聞こえた気がする・・・。気のせいだよな?うん、気のせいという事にして置こう。
そんなこんなで到着した。
「そなた達はここで。」
愛紗達は帰ったみたいなので、二人に俺は先導され、店に入る。
???「あら、遅かったじゃない。待ちくたびれたわ。」
「「申し訳有りません。」」
???「それで、あなたが北郷一刀?」
一刀「あ、あぁ。そうだけど・・・。一応、君の名前は?」
???「華琳・・・よ。」
一刀「華琳か・・・、えっ?!華琳!!」
華琳「ちょ、声でかすぎ!」
一刀「すみませんでした〜。・・・華琳、取りあえずこの刃向けてる人達・・・どうにかして欲しいんですけど・・・。」
華琳「春蘭、秋蘭。武器をしまいなさい、これは命令よ。」
春・秋「「ぎ、御意・・・。」」
二人の武器が下ろされる。というか客が無反応?
一刀「そ、それで・・・。」
華琳「聞きたい事は分かってるわ。どうやってきたのか、それとこの髪型でしょ?貴方が気になるのは・・・。まずは、白の服装を着た変な集団に兵力を奪われた事によって、我等は散り散りになった。紹介が遅れたわ、私の左側の娘は『秋蘭』っていうの。右側に居る娘が『春蘭』っていうわ。」
一刀「俺の名前は北郷 一刀っていうんだ、宜しく。」
秋蘭「あぁ、よろしく。」
春蘭「宜しくしてやってもいいが、お前の事はみたことがないぞ!!」
華琳「一刀・・・、また何かやらかしたの?」
一刀「い、いや、そういう事では無くてダナ・・・。」
とにかく来た理由は未だ不明。どうやら華琳は記憶があるらしいが、夏侯姉妹は記憶が曖昧らしい。
今回で分かった事は、今回も『白装束』に絡まれた人物がこの世界に来ているという事だ。
しかし何だ・・・。こんなに集まったら、どうなるんだ?
愛紗「お帰りなさいませ・・・一刀様。保護すると言っても、部屋数が有りませんよ?」
一刀「そう「あら、愛紗じゃないの?元気だった?」・・・来ちゃったか・・・。」
愛紗「か、かか、華琳!それに夏侯姉妹まで・・・、何か理由があるんですね・・・。一刀様、それから華琳殿。話、して貰えますね?」
客間に移動すると爺ちゃんが座っていた。
爺ちゃん「・・・、曹操を見るのは久しぶりやな。」
華琳「!?・・・あら、私はまだ自己紹介しては無いわよ?」
ちょっと警戒心を強める華琳とその姉妹。
爺ちゃん「まぁ、警戒しなさんな。ワシもそっちの世界に行った事のある身・・・。気楽に話そうではないか・・・。」
華琳「・・・はぁ。分かったわよ、降参。私から分かるのは、『白い軍団』よ。」
爺ちゃん「く、またあ奴等か・・・。」
真桜「怜ちゃん寝かしといたでぇ〜・・・。って華琳様?!」
華琳「あら、真桜じゃないの。無事だったのね、良かった。」
霞「・・・華琳様、この張文遠が報告します。」
華琳「ん、報告してみろ。」
霞「三羽烏、そして私もその『白装束軍団』に出会い、此処(こちらの世界)に来ています。凪の所で十万、私のところは・・・もう覚えとらへん。」
愛紗「そんなに・・・、なのか?さぞ、大変だっただろう。」
爺ちゃん「まぁ、こうして生き残れたんじゃ。風呂でも入って十分休息を取るんじゃ。」
愛紗と一刀が寝つけたのは、夜が大分更けて来てからだった・・・。
〜明け方〜
華琳「一刀・・・いる?」
一刀「ん〜、華琳か?」
華琳「しっ!愛紗が起きちゃうじゃない。ちょっと良いかしら・・・。」
華琳に誘われて、庭に出る。
一刀「どうしたんだ、華琳。」
華琳「貴方は気付かないの?」
一刀「ん?何が?」
華琳「あたしの髪型よ。貴方はまったく「可愛いじゃん。」・・・え?///」
一刀「どんなに髪型が変わっても、華琳は華琳だよ?」
華琳「・・・愛紗よりも?」
一刀「うっ。」
華琳「・・・ふふ、冗談よ。」
なんか一瞬、悲しそうな顔見せた・・・。
一刀「なぁ、華琳。」
華琳は返事が出来なかった、なぜなら一刀が口を塞ぐようにキスをしたからである。
華琳は見る間に顔が赤く染まる。
一刀「ご、ごめん。何か悲しそうな顔してたから・・・。」
華琳「こ、こぉの・・・・・・、ばぁかぁ〜〜〜〜〜〜!!!!//////」
一刀「あぶしっ!!!」
愛紗「ん〜、へきしゅうかぁ〜・・・Zzz」
華琳「はぁ、はぁ。・・・は!つい本気で叩いて綺麗な弧を描いてエライ事に・・・。」
後日談
朝起きてきた愛紗に包帯グルグル巻きの一刀が発見された・・・。
三国:次回はサイドストーリー第二弾です
愛紗:お、今回は追いかけられてないようだな・・・。
三国:はい。所で華琳さん、その『絶』を退けてください・・・。
華琳:一刀に・・・き、き、キスをされたからって嬉しくないんだから!!(ブォン!
三国:うおあぁ!あぶねぇ〜・・・。
愛紗:良くあの体勢から逃げれたな、流石・・・。
三国:感心してないで、た、助けて〜!!
真桜:さ〜て、来し「言っちゃ駄目だ!」・・・これはあかんかったか・・・。
凪:あ、当たり前だ!次回も見てくれると嬉しいのだが・・・。
霞:そんな照れてる凪ちゃん萌えるなぁ〜。
凪:し、霞様!?
秋蘭:本当に大丈夫か・・・?
説明 | ||
第四作目に突入です。 彼女に起きた事とは? それでは、どうぞ! 注)誤字脱字あるかもしれません、報告してください!(キャラ崩壊する場合があります。) |
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コメント | ||
葉月様>この外史の終端で全てが明らかに・・・なれば良いかな?と思いますw(←大丈夫か?)(F458) 中々複雑なキャラ設定になってますね〜。華琳が一刀の事を知っているから無印からかと思いきや、三羽鳥の事を知っているって事は真の方なのかなぞが深まりますね〜(葉月) 名無し様>SSではその血を出していくつもりです。(F458) クラスター様>感想ありがとうございます。・・・なるほど、その推測は鋭いですね。こちらも頑張って『虚』を付いて行かねば、ふふふ・・・。(F458) やはり予想は間違ってなかった! やっぱり、一刀君は種馬か(名無し) …そうなると、無印外史が終端を迎えた際、一刀と愛紗は正史準拠の新生外史へ。それ以外の無印キャラは、真・恋姫外史へと同じ人物として転生。但し、無印外史に関する記憶があるか否かは、個人差がある。…世界観設定を纏め上げると、こんな感じでしょうか?(クラスター・ジャドウ) 夏候姉妹が一刀に武器を突き付けても、特に警察沙汰にならなかったと言う事は、華琳はレストランを借り切っていたのかな?只、仮にそうだとして、通貨単位とか違うだろうに、資金調達はどうやったのやら?一応舞台世界も外史の一種とは言え、文化やら何やらは正史(俺達の世界)と同等だろうし。そして、霞の出自はどうやら真・恋姫外史の様で。(クラスター・ジャドウ) 320i様>SSで明かされます。必死になって書きますんで、宜しくお願いします!(F458) 仕事人様>頑張って書いて行くんで、宜しくお願いします。(F458) 華琳登場!! これからどうなるか楽しみです(仕事人) はりまえ様>あぁ!!ごめんなさい!書き足します。ありがとうございます!!(F458) 怜ちゃんの紹介がなかった・・・・寝てたからか?(黄昏☆ハリマエ) |
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