真説・恋姫演義 〜北朝伝〜 第四章・第一幕
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 青州−。

 

 河北四州に含まれる州のうち、最も面積が狭いといわれる土地。海に面した北海郡と、かの泰山を頂く斉南郡の二つの郡に分かれ、他の河北に属する州とは違い、温暖な気候に、恵まれた土地である。

 

 州を治める牧の名は孔融。かの孔子の子孫を自称し、いささか人を見下す傲岸不遜なところのある男”だった”。

 

 だった、と、過去形であるのは、彼がすでにこの世にいないためである。先の黄巾の乱の際、蜂起した張挙らの手で殺害された。そうすることで、張挙はこの青州の地を乗っ取ったのである。

 

 そして乱が終結し、張挙らが死んだ後、一応は、この地に新しい官吏が中央から派遣されては来た。だが、乱の後も絶えず出没し続ける賊の対応に苦慮した官吏は、この地を放棄して逃げ出してしまった。……北海郡、斉南郡、双方ともに、である。

 

 それ以降、この地は完全な無法地帯となっていた。他の地の官軍も、この地の平定に乗り出すことがなかったことが、それに更なる拍車をかけた。

 

 ?州の曹操は、自己の領地を平定するだけで手一杯であったし、それがすんだ後は、都から送られてきた”勅命”を受けたことにより、豫州の賊徒征伐にかかりきりとなった。

 

 徐州を治める陶兼については、自己の領地を保つだけで一杯一杯。とても、よその地に兵を裂く余裕はなかった。

 

 現在の青州は、黄巾の残党たちが好き勝手に暴れ、暴行と略奪が横行する、まさにこの世の地獄のようなところとなっていた。

 

 そんな状況の青州に、ある日一つの軍勢が姿を見せた。先頭に掲げたその旗は『十』。一刀が送り込んだ、徐晃、姜維、そして司馬懿が率いる冀州軍、三万であった。

 

 青州に入った彼女たちは、まず一番近くにあった賊たちの拠点を叩き、そこを自分たちの本陣として、州内各地へと細策を放った。その細策たちが情報収集を行っている間に、降伏した賊兵たちを自分たちの戦力に組み込むため、徹底的にしごきなおした。軍律を破るものには厳しく、きちんと成果を出す者には、それに見合った褒賞を与えて。

 

 いわゆる”飴と鞭”という手段で以って、降兵五千をその戦力に組み込んだ。それが約半月ほどの期間である。……その厳しさが、如何ほどのものだったか、想像に易いであろう。

 

 

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「さて、と。連中もこれで、ようやくいっぱしに使えるようになったし、次はどう動くのだ?瑠里?」

 

 冀州軍が本陣としている、その山中の建物の一室にて、青州討伐部隊の三人が一堂に会していた。現状、収集が済んでいる情報の整理と、それに基づいての今後の予定を話し合うためである。

 

 徐晃からそう問いかけられた司馬懿は、机の上に広げた青州の地図に目を落としながら、ゆっくりとそれに答え始めた。

 

 「……まず、州内の現状ですが、賊の総数は二十万ほど。すべてが元・黄巾賊の残党たちだそうです。で、その活動なんですが、どうやらいくつかの集団に分かれて、それぞれが勝手に各地で暴れているそうです」

 

 ぺたぺた、と。そう話しながら、司馬懿が地図の上に赤い丸印をつけていく。

 

 「……その印は?」

 

 「各集団が、根城にしていると思しき、砦や邑の場所です。……大体、一万から二万ほどの集団で活動しているようです。……少ないものであれば、千に満たないのもいますけど」

 

 「そういう連中は後回しでええやろ。大きいところが潰れれば、自然と逆らう気ぃも失せるっちゅうもんや」

 

 同じくその地図を見ていた姜維が、所詮は大志も何もない、目先の欲に駆られたアホどもやし、と。そんな風に、賊たちを痛烈に非難する。

 

 「由の言うとおりだな。……となると、近場の連中から各個に、一つづつ潰していくのが、一番妥当なところか」

 

 「……いえ。それじゃあ、時間が掛かりすぎます。そんなことをしていたら、またたくさんの犠牲者が増えるだけです」

 

 相も変らぬ無表情。しかし、その確固たる意思のこもった瞳で、徐晃に言葉を返す司馬懿。

 

 「るりるりの言うことも判るけど、連中を一網打尽に出来るような、何かええ策でもあるんか?」

 

 「そうだぞ、瑠里。それが無ければ所詮、絵に描いた餅に過ぎな「ありますよ?」いぞ……って、ホントか?!」

 

 ニコリ、と。かすかに、とはいえ、珍しく笑顔をその顔に浮かべ、徐晃と姜維に、司馬懿が自身の策を語りだす。それを聞いている内、徐晃と姜維は改めて感心をした。彼女の、軍師としてのその才能に。

 

 

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 ここで一度、その場面を幽州へと移す。

 

 「……で?どうだった、美音?丘力居どのから返事は?」

 

 「……芳しくおへん。……というより、使者に発った者が、”死体”で送り返されて来はりました」

 

 「!?……そう、か」

 

 執務室の椅子に座ったまま、力無くうなだれる公孫賛。そのこぶしを、強く握り締めたまま。

 

 「どうする、姉貴?いっそのこと、こっちから仕掛けてみるか?」

 

 と、そんな公孫賛に問いかける、彼女を姉と呼ぶその女性。公孫賛と同じ赤い髪。彼女とは違い、少々つりあがった感じのその目。……パッと見目立ったところが無いのは、彼女とよく似てはいる、白を基調とした鎧を身に着けた、その人物は、公孫賛の妹で公孫越という。

 

 「馬鹿を言うな、水蓮。……こっちの戦力はどうひねり出しても、五万がいいところだ。それに、今、并州に侵入してきている匈奴の連中への警戒も、決しておろそかには出来はしないんだ。……実際に出せるとしたら、三万程度がいい所だ。そんな戦力で、烏丸の本拠地に攻め込めるわけが無いだろうが」

 

 妹の軽率な発言に対し、幽州の戦力と、隣接している并州の状況を冷静に語り、公孫賛はその顔をしかめて、そう諭した。

 

 「じゃあ、どうするって言うんだよ!?こっちからは向こうに攻め込まない、けど向こうは、そんなことお構いなしに、ちょくちょく戦力を送り込んでくる!このまんまじゃ、ジリ貧だろうが!!」

 

 ダンッ!と、姉の机を思い切り叩きつけ、公孫越は思い切りそう叫ぶ。彼女のいらいらは、完全に頂点に達しかけていた。それも無理の無いことである。

 

 ほぼ一月置きといっていいほどに、烏丸の兵は幽州の端にある遼東半島へと、その戦力を送り込んできては、いいように暴れて、かの地を荒らしていく。彼女たちもその都度、それを追い払うべく出撃してこそ来たものの、いつかはそれも出来なくなる可能性がある。

 

 好きなときに、好きなように攻撃の出来る方と、それらを防ぐ方。……どちらが有利なのかは、誰の目にも明らかである。かといって、公孫賛たちには自分たちのほうから、烏丸の地に攻め込むのも不可能。

 

 後手後手の、その場その場での、対処療法。

 

 それしか、彼女たちに出来ることは、現時点では無かったのである。

 

 

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 「……こうなったら、最後の手段を採るより無い、か……」

 

 「最後の手段って……おい、姉貴!まさか逃げ出すとか言わないだろうな!?」

 

 「馬鹿なことを言うな!!「う?!」……この公孫伯珪、民を捨てて逃げ出すような、そんな愚にもつかない選択をする人間じゃない!」

 

 幽州から逃げるのか、と。そんな事を聞いてきた妹に、公孫賛は彼女としては珍しく、憤怒の形相を向けて一喝した。……普段から、やれ地味だの、やれ目立たないだのと、そんな風評を立てられている彼女。だが、彼女とて、この戦乱の世を生きている武将であり、牧として多くの民の命を背負っているのである。

 

 今の台詞は、その彼女の矜持を、著しく傷つけるものだった。だから、思わず大声を張り上げてしまっていた。

 

 (……時折見せるこういうところ。そこが、うちが白蓮はんの好きなところどすえ)

 

 声には出さず、単経はそう思考する。周囲の評価はいまいちである、彼女の主。だがその心根には、彼女には彼女なりのしっかりとした芯が、キッチリととおっていることを、単経はちゃんと知っている。

 

 だからこそ、他勢力からの、何度もあった引き抜きの声には、一切耳を貸さずに、こうして公孫賛の配下として働いているのである。

 

 ……いつかは、自らの主が王となる、その日を信じて。

 

 「……すまん、姉貴。ちっと、言い過ぎた。……で、最後の手段ってのは、いったい何なんだ?」

 

 「……それはうちもお聞きしとうおます。……どっかに降る、いうお話と違いますやろな?例えば……冀州の北郷どの、とか」

 

 「……そうだ、と言ったら?」

 

 『ッ?!』

 

 「まあ、実際にそうなるかは解らん。お前たちが否、というのなら、私も”それ”を選ぶつもりは毛頭無い。……こんな私を支えてくれている、お前たちの意見を無視することなど、私にはできっこないからな」

 

 公孫賛の台詞に驚愕の表情を見せた、公孫越と単経に対し、そう笑ってみせる彼女。そして、

 

 「……まずは、北郷に援軍を頼んでみようとおもっている。あいつは今、朝廷から逆賊の名を着せられて、周囲にはまともな味方がいない状況のはずだ。こっちが手を差し伸べれば、無下に振り払ったりはしないと思う」

 

 「……そう、うまくいきますやろか?」

 

 「さあ、な。それで、だ……美音。お前に、南皮に行って欲しいんだ。烏丸対策の為の援軍交渉、そして、その後の”同盟”について、直接会って話がしたい。……私がそう望んでいると、北郷に伝えて欲しい。頼めるか?」

 

 「……解りました。なら、早速明日にでも発ちます。……吉報を、お待ちくださいまし」

 

 公孫賛に、拱手して了承の意を返す単経。だがその心のうちで、こんなことを彼女は考えていた。

 

 (……北郷一刀。……もしもしょうもない男やったら、白蓮はんの為にも死んでもらいますよってに。……それで、白蓮はんにうちが嫌われてもどす。……白蓮はんが王になる。そのためやったら、うちは何でもしますえ)

 

 

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 再び場面は青州に戻る。

 

 

 ところは、斉南郡のとある場所。その地に、十万近い数の集団が結集していた。彼らは全員、その体のどこかしらに、黄色い布を身に着けていた。そう、黄巾賊の残党たちである。青州に跋扈する賊たちのおよそ半分が、その一箇所に集まっていた。それは何故か。

 

 その答えは、至極単純である。

 

 彼らは、自分たちの帰るべき場所を失ってしまったからである。それが起きたのは、ほんの数日前のこと。彼らの根城となっていた砦や邑に、何人かの”仲間”たちが駆け込んできた。自分たちの拠点を、突然現れた十字の旗を掲げた軍勢が急襲し、彼らはその地を追われてしまったと。そう伝えたのである。

 

 そして、その軍勢を撃退するために、力を貸してほしいといってきた。もちろん、それ相応の報酬を支払うと言って、手付けに幾ばくかの純金を持参して、である。そして拠点を取り返した暁には、この何倍もの量を渡すといった。

 

 それを聞いた賊たちは、一も二もなく飛びついた。そして、すべての集団が、それぞれの拠点をほぼ全軍で以って出立した。……それからわずか半日後、郡内に居た十万近い賊達が、すべて合流し終えたときだった。自分たちの拠点が、”仲間”の話にあった、その十字旗を掲げた数千の軍勢によって、あっという間に、ほぼ同時に制圧されてしまったと。

 

 伝令からそれを聞いたときは、もはや時すでに遅く、彼らは戻るべき場所を失った。所詮、まともな取りまとめ役も居ない、賊軍である。これからどうするかを話し合うことすら出来ず、ただ右往左往するばかり。そんなところに、である。彼女達がその姿を見せたのは。

 

 「聞けえっ!!この地に集いし賊軍ども!!我こそは、徐公明!天の御遣い、北郷一刀様にお仕えする者なり!お前達の逃げ道は完全に塞いだ!無駄な抵抗をせず、おとなしく我らが軍門に下れ!さすれば命ぐらいは取らずにおいてやる!その意思あらば武器を捨て、その地に伏せて見せよ!」

 

 ポニーテールにした、その真紅の髪を揺らし、斧を掲げて馬上から叫ぶ徐晃。みれば、賊軍を大きく取り囲むようにして、蒼い鎧を着た冀州軍三万が展開していた。さらにその後方には、何十本もの「十字旗」がはためいていた。旗の数だけを見れば、さらに五万近い軍勢が、彼女らの背後に居るであろうと、賊たちに予測させるのに十分であった。

 

 だが。

 

 (……まさか気づかれへんよな?うちらの後ろに居るんが、全部人形やちゅうことに)

 

 (……それに気づくような人たちなら、最初から賊なんてしてませんよ)

 

 そう。

 

 彼女達の後ろに”ある”のは、すべて、”旗だけ”と、”兵に偽装した”わら人形のみ。そう、いわゆる偽兵の計というやつである。前もって賊の根城に送り込んだ、先の降兵たちに、金というえさを賊たちの前にぶら下げさせることにより、賊たちをそれぞれの拠点からおびきだす。そして、ある程度集まったところを見計らって、その拠点を各個に制圧する。

 

 賊たちの帰るところを奪い、あわせて糧食なども確保し、そして彼らの戦意を著しく叩き落す。

 

 情報の行き来が少しでも遅れれば、すべてが水泡に帰す策ではあったが、そこは情報戦をもっとも得意とする司馬懿と、その配下の、優れた細策たちである。連絡網をわずかたりとも途切れさせることなく、今回の策を成功させてみせたのであった。

 

 まさしく、”一石三鳥”の策を、である。

 

 

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 「くそっ!!このままおとなしく降参などしてたまるか!女ぁ!手前のその首を落として、逃げるための血路を開いてくれる!!」

 

 賊の中の一人の男が、槍を手にしてそう叫びつつ、徐晃に向かって馬を駆けさせた。

 

 「……大人しく降れば、命は取らぬと言ったのにな。……はあっ!!」

 

 それを見た徐晃もまた、自身に向かって馬を駆けさせてくるその男に向かい、斧を構えて馬を走らせる。そして、そのすれ違い様―――。

 

 「くたばれ女!この斐げ『どがっ!!』んしょっ!!」

 

 名をすべて名乗りきる前に、男はばっさりと真っ二つにされ、その上半身が地面に落ちる。そして、背にその男の下半身を残したままの馬だけが、いずこともなくそのまま駆け去っていった。

 

 「ふう。……いいかお前ら!こいつの様になりたくなかったら、大人しく我らに降伏しろ!分かったな!!」

 

 「……どっちが賊か分からん言い方やな」

 

 「……ですね」

 

 

 そして、その後。

 

 徐晃らは、残る北海郡でも同じ手を使い、ほとんど無傷の状態で、青州に蔓延っていた黄巾軍残党を制圧した。彼女らが青州に入って、わずか二月足らずのことであった。その後は、誰も治める者の居なくなっていた斉南の城に入り、一刀からの命を受けて、青州の統治を三人で開始した。

 

 ……まあ、その一刀からの命を受け取った際、それを伝えにきた徐庶と、何がしかの交渉を行っていた様ではあるが。

 

 降伏した黄巾残党の者達については、ほぼ四分の一を田畑などでの労働力として割り当て、残りは兵として、その戦力に組み込むこととなった。こうして、一刀たちは約十五万もの兵を、難なく手に入れたこととなった。

 

 それを伝え聞いた?州の曹操が、腹心である荀ケにこうつぶやいたという。

 

 「……麗羽の代わりに、厄介な存在が出てきたものね」

 

 

 そして、徐晃たちの下へと使者に立っていた徐庶が、一刀の元に帰ってきたその翌日。まるで見計らったかのようなタイミングで、幽州からの使者−単経が、南皮の地を訪れたのであった。

 

 

                               〜続く〜

 

 

説明
さてさて。

四章の一幕目をお送りいたします。

今回は蒔と由、それと瑠里がメインでございます。

一刀の出番は一切ありませんw

ハムたちの様子とともに、お楽しみくださいませ。

それでは。
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コメント
mokiti1976−2010さま、そこまで笑わなくてもw まあ、現実味は確かに低、美音「・・・何か言いはりました?」いえ!なんでもございません!!(狭乃 狼)
はっはっはっは!美音さん、確かにこちらではちょっとかっこいいようですがハムさんが王になるなんて・・・・・麗羽とは違い人を見る目はあるようですが。(mokiti1976-2010)
hokuhinさま、同盟か、はたまた吸収(いろんな意味で)されてしまうのか?w(狭乃 狼)
よーぜふさま、二人とも中々でしょ? さて、美音は一刀に篭絡されるのか?こう、ご期待、ですw(狭乃 狼)
白蓮と一刀の同盟成るのか、単経さんの評価がどうなるのか次回も楽しみにしてます。(hokuhin)
白蓮にしても美音さんにしてもかっこいいですなぁ・・・ そして美音さんはケダモノのえじk(ry 由さん?・・・今日は休みなんじゃ?(ぇ(よーぜふ)
村主さま、・・・とりあえず、白蓮がお酌してくれるそうですから、元気出してくださいw(狭乃 狼)
kabutoさま、まあ、たまにはそういうこともありますよね?由「・・・ホンマに、たまにやろな・・・?」ちょ?!由!よせ、やめr、釘バットは、アッーーーッ!!(狭乃 狼)
そうだ、白蓮さんは「普通」なんてあだ名の常連じゃないんだ!ただ色々不幸&残念だったんだ・・・ 書いてて悲しくなってきた、ううう(落涙)w(村主7)
白蓮かっけええ!?蒔さんと瑠璃瑠璃が大活躍だけど完全空気な由・・・。まあそんなこともあるよ。(kabuto)
砂のお城さま、それは彼女の魂の叫びですかね?www(狭乃 狼)
poyyさま、うちの白蓮は地味っ子ではないですw・・・この章だけで終わらないといいですけど^^。(狭乃 狼)
この世界の白蓮は輝いていますねぇ。(poyy)
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