遥か彼方、蒼天の向こうへ-真†魏伝-第一章・十五話
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「光りが、灯りました」

 

 

そこには、“何もなかった”

ただ何もない空間

その中で、少女は感情のない声のまま呟いていた

 

 

「まだ、小さな光です

それでも・・・確かな光」

 

 

“けれど、まだ足りない”

呟き、“少女”が見つめた先

 

何もなかったはずの空間に浮かぶ、美しい水晶

その中に映るのは、“三人”の女性の姿

 

 

「まだ、足りません

この先・・・“彼”が、この長く辛い道を歩むための光は

まだ、足りないのです」

 

 

 

“だから・・・”

 

 

 

「今こそ、目を覚ますときです

その光りを再び、この大陸の中・・・灯すのです

そして、支えてあげて下さい

あの儚き、“白き光り”を・・・」

 

 

 

 

 

 

“お兄さんのことを・・・”

 

 

 

 

 

 

≪遥か彼方、蒼天の向こうへ-真†魏伝-≫

第一章 十五話【そして、全てを取り戻す】

 

 

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ーーーー†ーーーー

 

 

「ふっ!」

 

 

“ヒュン”と音をたて、放たれた一撃

それと同時に、また一人五胡の兵が倒れていった

だが、それでも“少女”は止まらない

怯む敵の隙をつき、続けて放たれる斬撃

流れるような動きは、的確に敵の急所を捉えていく

 

 

 

「すごい・・・」

 

 

その姿を見て、姜維は無意識のうちにそう零していた

 

それはまるで、一種の“舞い”のように美しく

彼女だけでなく、周りの兵の視線を奪っていたのだ

 

 

「祭さんから、稽古を受けているとは聞いていましたけど

まさか・・・これほどとは」

 

 

“想像することすらできなかった”

 

彼女がそう思うのも、無理はない

彼女も今まで、何度か美羽と祭の稽古を見たことがあった

そして・・・その稽古ではいつも、美羽は祭に一方的にやられていたのだ

だから姜維は、美羽がここまで戦えるなどとは思えなかった

しかし、今自分の目の前

自分の為に、必死に戦うその姿を見て・・・疑うことなどできようか?

 

答えは、“否”である

 

 

 

「・・・よし」

 

 

“グッ”と、何度か手を握ったり開いたりを繰り返した後

彼女は小さく頷く

そして、剣を強く握りしめ立ち上がった

 

 

「美羽ちゃんにばっか、良い格好はさせられませんからね!」

 

 

言うやいなや、彼女は駆け出し剣を振るった

その剣は、近くにいた五胡の首を斬り落とす

そのまま彼女は、美羽の傍まで駆け寄った

 

 

「美羽ちゃん・・・もう、逃げてくださいとは言いません

一緒に、私と一緒に戦ってください!!」

 

「うむ!

その為に、妾は此処にきたのじゃ!!」

 

 

“トン”と背を合わせ、2人はニッと笑う

 

状況は、依然と悪いまま

むしろ、最悪と言ってもいいだろう

 

だがそれでも、二人の瞳は強く輝いたままだった

 

 

 

「いきます!」

 

「わかったのじゃ!」

 

 

まだ、戦える

そう言い聞かせ、二人は再びその剣を振るった・・・

 

 

 

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ーーーー†ーーーー

 

 

「やっぱり・・・」

 

 

それは、誰の呟きだったのだろうか

彼女達は今、それすらも判断できない

 

ただ、自分たちの目の前

四つ並んだ墓標のうちの一つ

“何も刺さっていない”その墓標を見つめ、それぞれが複雑そうに表情を歪めていたのだ

 

 

「美羽様は、取り戻したのですね

ここに捨てたはずの、“自分自身”を」

 

 

七乃の言葉

夕と祭は無言のまま頷いた

 

 

「まだまだ子供だと思っていたが

はは・・・我らよりも、よほど前を歩いていたのだな」

 

 

言って、夕は苦笑する

それにつられ、2人も笑っていた

しばらく、そんな時間が過ぎていく

そんな中、一人がスッと歩み出た

 

七乃である

彼女は静かに四つの墓標のうちの一つ・・・一振りの剣が刺さった墓標へと歩み寄っていく

そして、その剣を握り締めたのだ

 

 

「私、ずっと悔しかったんです

美羽様を・・・大切な人を守ることが出来ない、自分の“剣”が」

 

「七乃・・・」

 

 

握り締めた剣もそのままに、彼女は力なく笑った

 

 

「軽い・・・とても軽い、私の剣」

 

 

 

 

“それでも・・・”

 

 

 

「そんな私を、必要としてくれる人がいる

それだけで、私は・・・この、情けないくらいに軽い自分の剣に

“想い”を、のせられる気がするんです

大切な人を守る為に、またこの剣を振るうことが出来る

そう、思えるんです」

 

 

言って、彼女は剣を引き抜いた

そしてそれを、スッと掲げたのだ

 

 

 

 

「それが、私・・・“張勲”が見つけた、“答え”です」

 

 

 

 

掲げた剣を腰に差し、彼女は笑った

その笑顔は、今までのどの笑顔よりも・・・“明るい”

祭と夕は、そんな彼女の笑顔に眩しささえ覚えた

 

 

「七乃・・・お主・・・・・・」

 

「祭さん、夕さん・・・私、行ってきますね」

 

 

 

そう言って、駆け出していく七乃

その背を、二人は黙って見送ることしかできないでいた

 

 

 

「あ奴も、また・・・見つけたのじゃな」

 

「あぁ・・・」

 

 

呟き、夕は視線を並ぶ墓標へと向ける

その中・・・斧の刺さった墓標へと、ソッと歩み寄ったのだ

 

 

「ここには、眠っているんだ

大切な主を守れなかった、愚か者が」

 

 

そう言って、浮かべた苦笑

同時に思い出すのは、あの雨の日のこと

そして・・・

 

 

 

『きっと・・・帰ってくる』

 

 

 

あの日

この墓標の前

一人の青年が言った言葉

 

 

「帰ってくる・・・か

はは、何も知らないくせに・・・」

 

 

言いながら、浮かべたのは・・・“笑顔”

彼女は、笑っていたのだ

それは奇しくも、先ほど七乃が浮かべた笑顔と同じ笑顔

祭はそんな彼女の姿に、言葉を失っていた

 

 

「まさか・・・夕、お主も」

 

「ここに眠るのは、一人の愚か者だ

そんな“自分”が嫌だから、私はここに置いてきた」

 

 

“けどな・・・”と、彼女は笑いを零す

そして、刺さっていた斧を握り締めた

 

 

「“目を逸らす”のと、“見つめ直す”のとでは全然違う

前を見つめるのも、大事かもしれない

だが振りかえらなければ、見えないものだってあるんだ・・・」

 

 

グッと、握り締める手に力を込める

懐かしい感触に、思わず頬が緩んだ

 

 

「確かに、“私”は愚かだった

だがここで逃げたら、結局何も変わらないじゃないか

私はいつまでも、愚かなままじゃないか」

 

 

心の奥・・・振りかえる

見えたのは、愚かだった自分

だけど、“彼女”は笑っていた

そして聞こえたのは、そんな自分の声

 

“行こう”

 

“ああ、そうだな”

 

重なった声

彼女は感じていた

確かに今、自分は“帰ってきたのだ”と・・・

 

 

 

 

 

「私は・・・“華雄”は、今度こそ守ろう

手に入れた絆を、大切な家族を

全て、守ってみせよう」

 

 

 

 

 

言って、彼女は引き抜いた

いつかの自分・・・“華雄”と共に置いてきた、“戦友”を

 

 

 

「再び、私と共に戦ってくれ・・・“金剛爆斧”」

 

 

 

名を呼び、握りしめる

その感触に、感じる確かな“想い”

 

その想いを胸に、彼女は駆け出していた

 

遥か頭上

浮かんでいく黒煙の方角へと・・・

 

 

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ーーーー†ーーーー

 

 

走っていく、夕の背中

その背を、彼女は・・・祭は、無言のまま見つめることしか出来ないでいた

 

 

「祭殿っ!」

 

 

そんな彼女に向い、かけられる声

見つめた先・・・夕と入れ違うよう、華佗と卑弥呼

そして、一刀が走っているのが見えた

 

 

「いったい、何事だ!?

急に美羽を追って走り出したかと思えば、夕殿は“街に戻る”と走って行ってしまうし・・・」

 

 

華佗の言葉

祭は力なく笑うと、自身の体を見つめた

情けなく震える、自身の体を・・・

 

 

「あ奴らは、見つけたんじゃよ

儂らが皆、長い間探してきた・・・“答え”を、な」

 

「“答え”?」

 

 

“うむ”と、祭は震える手をおさえながら頷く

それから、深く息を吐きだした

 

 

「これで・・・儂だけになってしまったな」

 

 

“置いて行かれた”

彼女は、そんな寂しさを感じていた

 

今まで自分が生きてきた年月に比べれば、短い期間だったかもしれない

だがそれでも、彼女にとってあの三人は・・・本当に、大切な存在となっていた

血は繋がっていなくとも、本当の家族のような温かさを感じていた

 

 

「儂は・・・」

 

 

呟き、ソッと触れたのは・・・四つあった墓標のうちの一つ

大きな弓の置かれた墓標

その弓に触れた手が、大きく振るえていた

 

 

「くっ・・・くそ!」

 

 

震える手に、彼女は必至に力を込める

それでも、震えは止まらない

噛み締めた唇から、血が流れようとも・・・震えは、小さくならない

 

それでも・・・彼女は、“離さなかった”

 

 

「祭殿!

無理はするなっ!」

 

「無理じゃない!

儂は・・・儂は、行かねばならんのじゃ!!」

 

 

叫び、尚も彼女は震える手に力を込める

止まらない震えに、何とか打ち勝とうと

だが、彼女の気持ちとは裏腹に・・・震えはむしろ、どんどん強くなっていく

 

 

「くっ・・・」

 

 

“情けない”

不覚にも、彼女は泣きそうになった

 

 

「くそ・・・頼む

頼むから、止まってくれ」

 

 

駆けて行く、“家族”の背

それを追うことができない自分が、本当に情けなくて

 

 

 

 

 

「祭・・・」

 

「ぁ・・・」

 

 

 

 

不意に、震える手に・・・温かな“感触”を感じる

視線を追ってみた先、見覚えのある手が重なっていた

 

 

「一刀・・・」

 

 

それは、いつも無表情で

感情もろくに出さない、一人の青年の手

 

 

「大丈夫・・・」

 

 

その彼が、自分を見つめているのだ

微かに、“笑み”を浮かべながら

 

その彼の背に、彼女は“見た”

白き衣を身に纏い微笑む・・・一人の“少年”の姿を

 

 

 

「お主は、まさか・・・」

 

「祭なら、大丈夫」

 

 

 

繰り返すよう呟き、微笑む青年

その笑みにつられるよう、彼女もまた微笑んでいた

 

 

「ああ、そうじゃったのか・・・」

 

 

閉じた瞳

そして・・・見えた景色

彼女は、弓を持つ手の力を抜いた

 

 

「儂は、恐かった

あのまま死ぬのが、堪らなく恐かったんじゃ」

 

 

思い出す

あの日、あの燃える世界の中

消えていく、自分自身のことを

 

 

「そんな自分が、情けなくて・・・許せなかった

いや、許したくなかったんじゃ」

 

 

だからこそ、彼女は拒絶した

情けない、過去の自分を

 

だが、しかし・・・彼女は、ようやく気付いたのだ

 

 

「儂に本当に必要だったことは、拒絶することではない

そんな自分を、“受け入れる”ことじゃったんじゃ」

 

 

言って、開いた瞳

その先に映る、自分の手

 

もう震えていない手

彼女はもう一度、弓を握る手に力を込める

 

 

「そのうえで、儂は再び“背負っていこう”

そんな自分を、認めてやろう

ああ、そうじゃ

儂は、死ぬのが恐い」

 

 

 

 

“そして・・・”

 

 

 

 

「大切な家族を失うのは、もっと恐い

ならば儂は、弓を取ろう

生きる為に、守る為に

もう一度・・・儂は、“黄蓋”は戦おう」

 

 

 

 

彼女がそう言うのと同時に、持ち上がる弓

彼女はそれを肩に担ぐと、華佗に向い深く頭を下げた

 

 

「今まで、すまんかった

儂は、もう大丈夫じゃ」

 

「祭、殿・・・」

 

「そして、すまんが頼まれてくれんか?

一刀を・・・儂らの大切な家族を、安全なところまで連れて行ってやってくれ」

 

 

そう言うやいなや、彼女は駆け出していく

そんな彼女の行動に慌て、華佗は声をあげた

 

 

「おい、祭殿!

いったい、何処へ・・・」

 

「なに、ちょいと家族を迎えに行くだけじゃ!」

 

 

焦る華佗とは正反対に、祭は笑いながらそう返した

まるで、少し散歩にでも行ってくるという雰囲気のまま

 

彼女は、その手に弓を握り締め

駆けて行ったのだ・・・

 

 

 

 

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ーーーー†ーーーー

 

 

「はぁ、はぁ・・・」

 

「く・・・はっ・・・」

 

 

日は、もう沈んでいた

それでも尚、彼女達は戦っていた

 

背を合わせ、息を切らしながらも

彼女達は、戦い続けていたのだ

 

 

「ぐ・・・ぐぅ・・・」

 

 

そんな二人に、敵は怯え距離をとっていた

止まらない二人に、“恐怖”さえ感じていたのだ

それは、二人にとって好都合だった

 

上手くいけば、今日の所はこのまま引いてくれるかもしれない

そんな希望すら湧いていた

 

だがしかし・・・

 

 

 

「オマエラ・・・ナニヲ、オビエテイル」

 

「敵・・・タカガ、フタリ」

 

「グム・・・」

 

 

 

そんな二人の前、三人の男が現れたのだ

その体格は、他の五胡とは比べ物にならないほどにデカい

明らかに、ただの兵ではないとわかる

 

 

「“将”、ですか」

 

「むぅ・・・厄介なのじゃ」

 

 

伝わってくる圧力が、あの三人の強さを物語っている

ここにきて、二人の前に大きな壁が立ちふさがったのだ

 

 

「参りましたね・・・」

 

 

呟き、姜維は剣を構える

普段ならばともかく、今は状況が状況だった

長く続いた戦いは彼女の体力を奪っており、気を抜けば倒れてしまいそうなほどだ

それでも、逃げるわけにはいかない

だからこそ、彼女は・・・彼女達は、剣を構える

 

 

「二対三、ですか

それでも・・・負けるわけにはいきません」

 

「うむ、妾たちは諦めないのじゃ」

 

 

その二人の姿に、三人の男は不気味な笑みを浮かべる

それから、各々武器を構えたのだ

 

 

「オモシロイ・・・!」

 

 

 

そして、次の瞬間・・・

 

 

「シネェエエエエエ!!!!」

 

「グオオオオオォォオォッォオオオ!!!」

 

「ウガアアァァァアアアアア!!!!!」

 

 

三人は、驚くべき速さで駆け出していたのだ・・・

 

 

 

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「ぇ・・・?」

 

 

もう一度言おう

美羽と姜維

2人と対峙した男たちは、彼女たちが驚くほどの速さで駆け出したのだ

それこそ、目で追うのも危ういくらいに

ならば姜維のこの声は、そんな男たちの動きによってこぼれ出たものなのか?

 

“違う”

 

彼女は、確かに驚いていた

男たちに、ではない

 

その三人の五胡

その三人が、一斉に“吹き飛んでいった”ことにだ

 

 

 

 

「ガハッ!?」

 

「グベラ!?」

 

「ゴッフ!?」

 

 

 

 

砂塵をあげ、宙を舞う三人

そして・・・そのすぐ傍に揺れる、三つの人影

 

やがてはれていく視界の中

2人は、見覚えのある姿を見たのだ

 

 

「そん、な・・・」

 

「お主らは・・・」

 

 

呟き、固まってしまう二人

そんな二人の様子もつゆ知らず、三人は随分と軽い調子で口を開く

 

 

 

 

「なんじゃ、手応えのない

これが、五胡の兵の力か?」

 

「そう言ってやるな

今のは、たかが一般の兵士だろう」

 

「あ、あれ?

そうなんですか?

何だか、他の兵に比べて背は大きかった気がするんですけど・・・まぁ、私の気のせいですか」

 

 

 

 

見覚えのある、その三人の女性

やがて、美羽は弾むような声をあげ・・・笑った

 

 

「七乃!祭!夕!

お主ら・・・来てくれたのかや!?」

 

「お待たせして、申し訳ありません

夕さんがど〜〜〜しても、祭さんを待つっていうものですから・・・」

 

「おいおい

ちゃんと来たんだから、別にいいだろ?」

 

 

七乃の言葉に、夕は苦笑を浮かべる

そんな二人の隣で、祭は照れくさそうに笑っていた

 

 

「まぁ、あれじゃ・・・やはり、家族は助け合わんとな」

 

「祭・・・う、うむ!!」

 

 

笑顔のまま、頷く美羽

その返事に満足しつつ、見つめた先

距離を取りながらも、未だ武器を構える五胡の兵たち

 

五人は、武器を構え不敵に笑う

 

 

 

「それじゃ、ま・・・さっさと片付けて、一刀を迎えに行こう」

 

「勿論、皆で一緒にじゃ」

 

「あんまり待たせるのも、悪いですしね〜」

 

「うむ!

早う帰って、一刀を安心させてやるのじゃ!」

 

「あはは、そうですね♪」

 

 

正直な話、状況は変わっていない

どれだけ五人が敵を斬ろうとも、まだ五胡はそれ以上の数がいる

 

だがしかし、負ける気はしない

そう思い、姜維は剣を握る手に力を込める

 

 

 

 

(大丈夫・・・勝てる!)

 

 

 

-7ページ-

 

 

「なるほど・・・随分と賑やかだと思って来てみたら

これはまた、面白い状況ではないか」

 

 

「ぁ・・・」

 

 

 

“勝てる”

ほんの数秒前、彼女は確かにそう思った

 

だが、その言葉が・・・一瞬で、消えていく

 

 

 

「時代の波に飲まれ、消えたはずの者共が・・・まさか、このような形で我が前に現れようとは

くはは、これだから人の世は面白い」

 

 

 

いや、もっと最悪だ

彼女は思ってしまったのだ

彼が・・・“この男”が現れた瞬間に

 

 

 

「そして・・・懐かしい顔にも出会えた」

 

 

 

“負ける”と

彼女は、そう思ってしまったのだ

 

この男・・・

 

 

 

 

「久しいな、姜維・・・我が、愛しの娘よ」

 

「お父さん・・・」

 

 

 

 

“馬遵”

 

元天水城の太守・・・そして、彼女の父が現れた瞬間に

 

彼女は、自身の敗北を感じていたのだ

 

 

 

-8ページ-

★あとがき★

 

こんにちわw

一章、十五話公開です

 

ついに、一章の主要キャラである四人が舞台へと上がりました

 

 

因みに美羽のスタイルは短刀を使い、舞うように戦うスピードタイプですw

祭さんとの訓練で、それなりに戦えるようになってます

 

七乃さんは、捨てた剣と以前に買った剣の二刀流です

 

夕さんは、ご存じ金剛爆斧

 

祭さんは弓矢に、拳骨(ぇ

 

 

次回、戦いはさらに激化

そして、ついに“彼”にも変化が・・・?

 

 

 

 

それでは、またお会いしましょう♪

説明
おはようございますw
十五話、公開です

今回はまた、舞台に新たな人物があがります
そして、戦いはさらに混沌と・・・


それでは、お楽しみくださいw
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コメント
よーぜふさん<なるべく・・・なるべく早くに書いていきますww (月千一夜)
readmanさん<お楽しみにww (月千一夜)
poyyさん<彼の選択に、ご期待くださいw (月千一夜)
mokiti1976-2010さん<覚醒、とかカッコいい感じならいいのですがww (月千一夜)
samidareさん<戦いの描写、上手く書ければいいんですが・・・自信ないですw (月千一夜)
劉邦柾棟さん<あざっすw次回もお楽しみにww (月千一夜)
黒部さん<さぁ、どうなるんでしょう・・・w (月千一夜)
シグシグさん<稟さんは、まだまだ活躍(?) しますよw(月千一夜)
戦場へ戻ってきた者たち・・・そしてそのつわものどもに立ちはだかる・・・壁 つづきまだでぃすかー(よーぜふ)
一刀が舞台に上がるのが楽しみです!(readman )
ついに四人とも戻ってきましたねぇ。そして一刀はどうするんでしょう。(poyy)
後は一刀の覚醒を待つばかり、かな?(mokiti1976-2010)
とうとうみんなは前へ進み始めたんですね。 次回とうとう馬遵との戦いですか、楽しみです(samidare)
おおwww!? 遂に七乃・華雄・祭さんも参戦したかwww。 次回も楽しみです。(劉邦柾棟)
動きの見えない凛が何をたくらんでいるのか・・・怖いですね。あと、風は堕ちてないんですね。安心しました、ヤンデレな風は想像しただけでも怖すぎる。(シグシグ)
2828さん<それについては実は、この後に詳しいお話が・・・ww (月千一夜)
YTAさん<むしろ、打撃がメインw (月千一夜)
悠なるかなさん<長い時間をかけ、ようやく舞台にあがった四人・・・この後の活躍にも、ご期待くださいw (月千一夜)
ZEROさん<祭さん、最強伝説w (月千一夜)
祭は一般兵から矢を拳骨で奪ったんですねw(2828)
某超獣機神の如く、飛び道具あるのに鉄拳で敵をバッタバッタと粉砕して行く祭さん……う〜ん、ストロングスタイルwww(YTA)
辛い過去を背負って猶前へ進む そうすれば人はほんの少し強くなれるんですね(悠なるかな)
祭さんの拳骨は岩をも砕く拳骨だ!(ZERO&ファルサ)
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