そらのおとしもの映画公開記念(?) 『そらのおとしものf』の第11話で秋山(BLACKの分身)がかなり介入した版
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作者「……書くこと思いつかね〜〜〜〜!」

智樹「いいじゃん、別に」

作者「馬鹿者! せっかく明日お前達の『そらのおとしもの』の劇場版が公開されるんだぞ!

その記念を出さないのは失礼じゃないか!」

智樹「別に失礼じゃ……」

作者「あ、待てよ、あれがあったか」

智樹「あれって何だ?」

作者「以前に俺が話したことがある。第2期の第11話でのカオス2戦目を秋山がかなり介入した版を書こうとな」

智樹「書いてなかったのか」

作者「そうだ。だが今だからこそかけると言うべきだな。その前にあまり介入してない版をダイジェストでお送りするぜ!」

 

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『そらのおとしものf』の第11話で秋山総司郎(作者(BLACKの分身)があまり介入しなかった版(この作者(BLACK)の書く小説の正史)

 

 

 

自己進化によりパワーアップしたカオス。

 

 

そのカオスの羽に捕まるイカロス、ニンフ、アストレア。

 

 

カオスがイカロスに対して羽をとがらせ、それをイカロスに突き刺そうとした時、真モード滅フォーム状態になっていた秋山が後ろから完全に気配を消して襲い掛かる!

 

 

しかしギリギリのところでカオスは気づき、秋山の攻撃を避け、かわされた秋山は一気に地面に着地する。

 

 

秋山がさらに強力な攻撃に入ろうとした時、智樹がやって来、イカロス達を激励。

 

 

ニンフの羽が再生し、イカロスもウラヌス・クイーンモードを発動。それと同時に秋山の滅フォームが強制解除される。

 

 

秋山が更なるフォームになる時、カオスの悲痛な叫びを聞き、秋山の極フォームは悲しみを加えた『極フォーム悲』になる。

 

 

秋山、アストレアと協力しカオスを翻弄する。

 

 

秋山、最後の一撃をアストレアに譲る。

 

 

 

 

 

 

 

もし秋山が介入をさらに強めていたらどうなっていたか……。

 

 

 

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『そらのおとしものf』の第11話で秋山がかなり介入した版(この作者(BLACK)の書く小説のifストーリー)

 

 

 

「お姉様にも愛をあげるね」

 

カオスは自身の羽縛り上げたイカロスを自分に近づけ、とがった別の羽をイカロスに向けたその時!

 

「!」

 

カオス達の後ろに突如秋山が瞬間移動で現れ、いつものような穏やかな顔ではなく、怖い顔で、右手の爪を立て、カオスを切り裂こうとする!

 

「!!」

 

カオスはギリギリのところで秋山の存在に気づき、秋山の攻撃を避ける。

 

「怖い顔のお兄ちゃんに愛をあげる」

 

カオスが秋山を羽で縛ろうとしたが、秋山はその攻撃をかわすかの如く、秋山は一気に地面に落ちていき、着地する。

 

「まさか避けれるとは思わなかったぞ」

 

秋山はまだ怖い顔のままカオスの方を見る。

 

「驚いたよ。だってレーダーに反応がなかったもん」

「それはそうだ。瞬間移動の上、レーダー反応しないように完全に気配を消してたんだからな」

「でも空気の流れが少し変わったよ」

「それで気づくとはなかなかだな」

 

秋山の顔はいまだに怖い。なぜなら秋山の今の状態は『真モード滅フォーム』。

『滅フォーム』は『滅モード』と言う『真モード』の上を行く強いモードではあるが、そのモードが発動するとその『滅モード』をさらに上を行く『極モード』を発動させるか、滅モードを発動させた世界を破壊しつくすかしか解除させる方法がない。

『極モード』は秋山の意思(強制発動)で出すことができないモードであり、発動条件も世界によって異なるとても厄介なモードである。

そのため秋山は『滅モード』を発動させる時は『極モード』が発動しやすい時でないと使おうとはしない。

『滅フォーム』は秋山が『滅モード』になりそうなのを無理矢理フォーム化させた姿である。

『滅モード』による身体的変化はほとんどなく、目つきがさらに鋭くなる程度であるが、黒い(闇の)オーラがほとんど体から漏れ出すくらいである。

しかし『滅フォーム』はそれを無理矢理フォーム化させているため、秋山の顔はその『滅モード』以上に負の感情(怒りと憎しみ)に満ちた顔となっているのだ。

 

「怖い顔のお兄ちゃん、前みたいに本当に怖い顔だね」

 

実はカオスが初めてやって来た時も秋山は『滅フォーム』を発動させて、カオスと戦っていたのだ。

 

「あんな秋山さん、見たことない……」

 

ようやく現場にやって来たそはらが秋山の状態を見て怯える。

 

「確かに、ハーピー達の時にもあんな顔はしていなかった」

「それほどってことなのね」

 

守形も美香子もただ見ているだけであった。

 

「はぁ〜〜〜〜」

 

秋山は息を整える。

そして整え終えた瞬間、カオスの視界から秋山が消える!

 

「! どこ!?」

 

カオスが探すが秋山は見つからない。

 

「ここだ」

 

秋山はすでにカオスの懐にいた。

 

「撃掌!」

 

カオスの腹部に強烈な掌打を与える。

 

「!」

 

秋山はすぐにさっきと同じように地面に戻る。

 

「じゃあこれでどう!」

 

カオスがイカロス達を縛っている羽とは別の空いてる羽で秋山に襲い掛かろうする!

 

「!」

 

秋山は飛んでくる羽の嵐を飛び交うようにカオス目がけて飛んでいく!

 

(……ここ!)

 

カオスが羽を使って秋山を縛り上げようとした時、突如と秋山を縛り上げようとした羽が突然壊れた。

 

「え!?」

 

カオスだけでなく見ていた全員が何が起こったのか分かっていない。

 

「無駄だ。俺は縛られるのが嫌なんでね。俺を縛ろうとする攻撃とかを完全排除する目に見えないオーラを常に張ってるんだよ」

 

秋山が丁寧に説明をする。

 

「でも串刺しならいいんでしょ?」

 

カオスが縛るのを諦め、羽で秋山を串刺しにしようとする!

羽は秋山の腹部に目がけて飛んでくる!

しかし秋山は避ける動作をしない。

 

「秋山さん!」

 

遠くで見るそはらが叫ぶ。

カオスの羽は秋山の腹部を貫く!

しかし秋山は貫かれたまま再びカオスに近づく。

 

「っ!?」

「へっ! 撃砲!!」

 

秋山が掌を合わせて、掌から氣弾が放たれ、カオスは地面へと落ちていく。

秋山はカオスが落ちる前にイカロス、ニンフ、アストレアを助ける。

 

「ありがとう……ございます」

「秋山、あんた大丈夫なの!? そのお腹!」

「血がいっぱい出てますよ!」

 

ニンフとアストレアが秋山の心配をする。アストレアの言う通り、秋山の腹部からは大量の血が流れ出てきている。

しかし秋山は平然としていた。

 

「こんなもんで死ねたらかなり楽だな」

 

秋山は貫かれた腹をさするように手を当てる。すると腹の出血は止まり、それどころか腹は完全に治っていた。

 

「どんな怪我でも簡単に治るわ。腕が吹き飛ばされようが、頭が吹き飛ばされようがな」

 

秋山は体内にある『邪悪なる闇の魂』によりその闇の魂の対となる魂の力を持っている存在でない限り滅ぼすことができない。

また封印することも不可能な存在であった。

つまりはカオスが秋山を殺すことは不可能である。

 

「次はどうしてやるか……」

 

秋山が次にどのような攻撃方法を考えるが……。

 

「!」

 

秋山が突然ふらつく。

 

「秋山……さん……」

 

すでにふらついているイカロスが秋山を気遣う。

 

「くそ………」

「どうしたの?」

「これ以上やると色々まずい」

 

秋山は突然ふらついた理由はよく分かっていた。

それはこれ以上戦ってしまえば世界干渉率が高くなり、世界崩壊を起こす恐れがある。

秋山は世界崩壊を起こさないように、世界崩壊が起こしかけた時、体に負担がかかるようにしているのだ。

それだけならまだ秋山は楽だと考える。

何故そう考えるのかと言うと、このまま戦ってしまえば『滅モード』を発動させる恐れが高かった。

『滅モード』を発動させたら、それこそ世界崩壊を起こす恐れがある。

今秋山のいる世界ではまだ『極モード』を発動させることは出来ない。

そのため秋山は二重の意味でまずいと思っているのだ。

 

(やばい……これ以上は……)

 

そんな時であった。突如と再びイカロス達がカオスの羽に縛られる。

 

「しまった!」

 

カオスは地面に落ちた時の地煙を利用してイカロス達に気づかれないように捕まえたのだ。

 

「待て!」

 

引き寄せられるイカロス達を追おうとする秋山。

しかし体が規制をかけてしまっているので、うまくスピードが出せない。

 

「くぅ!」

 

秋山は一旦地面に降りる。

 

「はああああああ!!」

 

秋山は体の負担を無視して力を上げる。

 

(こうなったら世界崩壊の負担を俺の体で受けるしかない!)

 

世界崩壊を防ぐ方法はまったくないわけではない。

方法は二つ、一つは世界崩壊の崩壊エネルギーをまったく別の世界に送ること。

ただしこの方法を取るとその崩壊エネルギーを受けた世界は本来その世界では起こらない現象などが起こってしまう恐れがある。

下手をすれば崩壊エネルギーを送っただけでその世界が崩壊する恐れもあるため、秋山はそれを良しとしない。

そしてもう一つの方法、それは崩壊エネルギーを秋山の体に吸収、蓄積することである。

ただしこれをすると吸収した崩壊エネルギーに比例して秋山の戦闘力は落ち、一部の能力は崩壊エネルギーが完全に発散されるまで使えなくなる。とは言っても秋山が死ぬことはない。

 

(よし!)

 

秋山が覚悟を決めた時であった。

 

「イカロス!」

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そこに智樹がやって来た。

 

「マスター…」

「智樹」

 

秋山が無理矢理上げていた力が弱まっていく。

 

「イカロス! 死ぬな! これはマスターの命令だ! マスターの命令は絶対なんだろ!」

「マスター……」

「!」

 

秋山は智樹の言葉を聞いたイカロスから何かを感じ取る。

 

「ニンフもアストレアも…俺がマスターになってやる!」

「マスターになってやるって……」

「その言葉、ずっと聞きたかった……」

 

ニンフとアストレアからも何かを感じ始める秋山。

 

(この感覚、…いける!)

 

秋山は確信する。

そんな時、ニンフの羽が再生し、カオスの羽の制御を一時的に奪い、イカロス達はカオスの羽から脱出した。

 

「私達は愛を知ったから弱くなったんじゃない。

マスターと知り合ったからもっともっと強くなれる。

その力、あなたにも見せてあげるわ、カオス!」

 

イカロスがウラヌス・クイーンモードを発動し、ニンフとともに戦闘服に切り替える。

 

「よし!」

「うん? 秋山?」

 

秋山の様子が少し変わったことに気づく一同。

 

「滅フォーム、強制解除……」

 

秋山がつぶやく。

 

「極フォーム、発動!」

 

秋山の体から衝撃が走る!

すると秋山の顔は先ほどの負の感情に満ちた顔からいつもの顔へと変化していた。

しかしその顔はいつもよりどこか優しさに満ち溢れている様子であった。

 

「よっと」

 

秋山がイカロス達の傍に飛んでいく。

 

「秋山、大丈夫なの?」

「さっきより遥かに楽だ。それにさっきよりも強くなってるぞ」

 

秋山が涼しい顔でニンフの質問に答える。

 

「ふふふ、ふふふふ、あはははは」

「?」

 

秋山は突然笑うカオスから何かを感じる。

 

「嘘だ! 嘘だ! 嘘だ! 嘘だ!

お姉様達は私を愛しているから海に沈めたんでしょ?

愛って痛いんだよ。暗い海で寂しくて怖くて……痛くて痛くて、愛して殺して………」

「………」

 

秋山はその悲痛な叫びを聞き、何かを感じ取る。

 

「ふふふ、私お姉様達にも愛を返したいの。もっともっと愛して殺してあげる!」

 

カオスが突撃すると同時にアストレアがそれを防ごうとするが、その二人の間に秋山が入り、カオスの攻撃を防ぐ!

 

「何?」

「……」

 

秋山がカオスに顔を向ける。秋山の顔はさっきと違い、優しさがあるが悲しみに満ち溢れた顔をしていた。

 

「お前は悲しかっただけ、寂しかっただけなんだな」

 

秋山の目から涙が流れている。

 

「それがどうしたの?」

「お前の悲しみ、俺が受けてやったよ」

 

その言葉は言葉の通りである。

今の秋山は極フォームに悲しみの力を加えた『極フォーム悲』と呼ばれる状態となっている。

 

「アストレア、お前は少し下がっていろ。イカロスとニンフと連携を取れ。

こいつの相手は少し俺が一人でやってやる」

「大丈夫なの?」

「今の俺はさっきより強いし、体の負担もかなり軽くなっているからな。さっきのようにガタがくることはない」

 

秋山は自信を持って言う。

 

「分かった」

 

アストレアが下がる。

 

「怖い顔のお兄ちゃん、私はお姉様達に愛を返したいだけなんだよ」

「お前のやってることにどこに愛があるんだ?」

 

秋山が涙を流しながら喋る。

 

「お前がやってることは悲劇しか生んでない。

無理もない。痛いとか悲しい思いしか味わってないんだからな……。

温かい思いを味わったことがない………。

だったら俺がお前の悲しい思いを断ち切ってやる」

「出来るの? 怖い顔のお兄ちゃんなんかに?」

 

カオスはそう言いながら炎の弾を秋山にぶつける!

炎の弾は秋山に当たるも秋山は無傷であった。

 

「俺が出来なきゃ、あいつらがやってくれるさ」

 

秋山の言うあいつらとはイカロス達のことをさし、そのイカロスからArtemisが発射される。

 

「そんなの効かない!」

 

カオスが羽でArtemisを打ち落とそうとするが、Artemisは羽を避けてカオスに直撃する。

 

「本来、Artemisの弾道は誘導のみ。でもハッキングをして自在に操ることができる!」

 

ニンフが説明する。実は秋山が時間を稼いでいるうちに守形からアドバイスをもらい、ハッキングフィールドを展開させ、Artemisの操作をニンフが出来るようにしていたのだ。

 

「デルタ! 秋山! お願い!」

「はい!」

「まずは俺からだ!」

 

秋山が拳をカオスに当てようとし、カオスはその拳を防ぐ。

 

「ふ」

「その程度か」

 

秋山は拳を放すと同時にさっきよりも早い拳のラッシュでカオスを攻撃する。

あまりにも早すぎるラッシュにカオスは防ぐことは出来ず、すべてを受ける。

その間にアストレアが近づき、chrysaorでカオスの羽を切る!

 

「このおおおお!」

 

カオスが攻撃を受けながらも秋山に拳を振るうが、秋山は拳を弾き、秋山は体を回転させ、二回カオスを蹴り、後ろに飛ばす。

するとその飛ばされたカオスに間髪入れず、イカロスがAPOLLONを発射させる。

 

「aegis、展開!」

 

aegisで爆発のエネルギーを他にまき散らさないように最小限にするのと同時にその爆発エネルギーをカオスに集中させる。

爆発が晴れるとボロボロではあったが、まだ健在のカオスの姿があった。

 

「あ〜、私お姉様達に愛されてる。もっともっと愛してーー!」

「言ったはずだ。そんなの愛じゃない」

 

そこに秋山がやって来る。

 

「最後の一撃にしてやる」

「………」

 

二人は一時固まるようにその場にとどまる。そして二人同時に動き出す。

カオスが拳を振るう!

秋山はそれを紙一重で避けると同時にカオスの腹部に掌を当てる。

 

「うおおおおおおおおおおりゃあああああああああ!!!」

 

掌を当てたと同時にカオスをそのまま地面に叩き落とす!

 

「………」

 

カオスが落ちた地面は陥没し、カオスは倒れ、秋山は傍に立っている。

 

「ふん」

 

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作者「とまあこんな具合かな」

智樹「ずいぶん秋山の設定出してきたな」

作者「ほとんどの設定は最近になって出来たものだな。けど闇の魂の再生能力とか対になる存在じゃないと倒せないとかは10年以上前から考えたものだけど」

智樹「そんなに前からあるのかよ」

作者「それくらい妄想することが多かったってことだな。アニメ見てたし…」

智樹「どんだけ暇なんだよ」

作者「暇と言うわけではないぞ。

そしていよいよ、明日『そらのおとしもの 時計仕掛けの哀女神(エンジェロイド)』が公開だ!」

智樹「お前、見に行けるのかよ?」

作者「上映される映画館には電車で35分くらいあれば行ける」

智樹「近っ!」

作者「普段は雨の日は出かけない俺だが、初回から見に行ってやろうじゃないか!」

智樹「頑張るな〜」

作者「うん。なぜか仮面ライダーの映画を見に行くよりもわくわく感がある。と言うより待ち遠しいと思ったのは始めたかな?

まあ小さいころはあったろうけど、この歳になってからはそれがなくなってきていたからな。

そう考えるとまだまだ若いのか、それとも……。

とまあそんなわけで、『え、い、が、見に、い、こ、う、ぜ!』だ!

それでは!」

説明
今回の話はアニメ「そらのおとしものf」第11話に作者の分身とも言えるオリジナルキャラクター(秋山総司郎)を深くかかわらせた版の話をお送りします。
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そらのおとしもの 秋山総司郎 イカロス ニンフ アストレア カオス そらのおとしものf 

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