メリーさんの太ももの感触を味わうために策を弄したい! |
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メリーさんに膝枕されたい どっピーカンな真夏の午後2時お昼ごはんを食べた帰りにメリーさんと公園に寄って大きな樹の木陰に置いてあるベンチに座って涼を取るんだけど食べたばかりの大盛りざるそばがちょっと大盛りすぎてお腹いっぱいだしついつい意識が遠くなってしまうのはよくある出来事だと思う うとうとしながら俺の隣にちょこんとかわいく座って買ったばかりなのに暑さで溶け始めてるカップのアイスを木べらで掬って舌に乗せその冷たくて甘い食感がじゅんわり溶けていく様を幸せそうな表情で存分に堪能しているメリーさんかわいいなあって思いつつ眠気に身を任せメリーさんの肩に寄りかかったらこの暑いのにくっつかないでよって体全体で押しのけてくるメリーさんかわいい 暑くなかったらくっついていいのかなって眠気の中でぼんやり思ったけどそれを尋ねる前にまたすぐ次の眠気の波に襲われて寄りかかってしまう俺をもう!しょうがないんだからって見逃してくれるメリーさん優しくてかわいくて大好き メリーさんの肩に頭を載せてすやすやしてたらいきなり顔に冷たいものが押し当てられてちべたっ!?ってびっくりしながら眼を開けたらメリーさんがなにそれ変な声って楽しそうにケタケタ笑っててその手にはアイスの盛られた木べらが握られていてああそういうことかと思いながら頬についたアイスを手で拭ってから木べらのアイスをパクッといただきたい アイスの冷たさでちょびっと眼が覚めちゃったから人が眠るの邪魔しないでよーって抗議したらこんなとこで眠るから起こしてあげたんでしょって言い返すメリーさんに俺は食後の睡眠というささやかな幸せをちょっと噛み締めていただけなのにこの仕打ちはあんまりだって大げさに嘆いて見せたらメリーさんがちょっと負い目を感じたような表情をしたのでその瞬間メリーさんの太ももに寝そべり膝枕させてベンチから一歩も動けないようにしたい あ!ちょっとなに勝手なことしてんのよ!ってメリーさんがびっくりと怒りが混じった声で叫ぶのでメリーさんのせいで安眠妨害されたんだから膝枕くらいしてくれたっていいでしょーって暖かくて柔らかくて最高の感触の太ももに顔を押し付けながら言うんだけどメリーさんはそんなリクツ通るはずないでしょ!ってまっとうに怒りながら体をスライドさせ太ももを頭とベンチの間から抜き取るからその瞬間宙に浮いた頭を重力に任せるようにベンチに強打したい 頭を強打したときの鈍い痛みは気を失うほどの痛みには程遠いんだけど一瞬ギャ!って叫んだあと気を失ったふりをしたら最初はフン!ってそっぽ向いてたメリーさんがちょっとどうしたのよ…って俺の頭の心配をしだしてそわそわオロオロし挙句には本気で心配し始める様子を薄目で観察し内心ニヤニヤしたい その後自分の責任だと苛まれ気絶したふりしてる俺を嫌々ではあるけどメリーさんがお膝に乗せて膝枕してくれた瞬間俺の勝利が決定したのでそのまま小一時間木漏れ日が差す公園の大きな樹の下のベンチで暖かくて柔らかくて夏の暑さにじんわり汗がにじむメリーさんの絶対領域の上で最高に幸せなひとときを過ごしたい
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