ほたて
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ほたてほたてにじいろほたて

ほたてたちはいつもゆめをみてる

いつかじぶんたちがうみをみるゆめ

だけどほたてたちはようしょくのほたて

うみをみるのもかなわない

 

ほたてほたてにじいろほたて

うみをおもうほたてたち

ゆっくりとなかまもきえていく

 

ほたてほたてにじいろほたて

ほたてのなかのいいつたえ

ほたてのなかでもとくべつなほたて

うみのなかにいるほたて

 

ほたてほたてにじいろほたて

うみをゆめみるほたてたち

みずあげされてもきづかない

 

ほたてほたてにじいろほたて

もしかしてどこかでうみをみれるかも

ねがううちにほたてがきえる

 

ほたてほたてにじいろほたて

ほたてのゆめははてしなく

ゆめをみるほたてたち

おとのしょうたいにもきづかない

 

ほたてほたてにじいろほたて

じゅうじゅうやかれたほたてたち

ばたーといっしょにとろとろになって

だれかのくちにはこばれる

 

ほたてほたてにじいろほたて

そんなほたては ないんだよ

説明
小説というより詩です。帆立を炒めた時に何となく呟いた言葉を詩にしました。
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