訳あり一般人が幻想入り 第2話
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「離せっていってんだろうがぁぁぁぁあああ!」

 

 角が生えている少女が、その角を掴み持っている横谷に向って右足を蹴りあげる。

 

「ぐふっ!?」

 

 その右足が横谷の顎にモロにヒットした。

 

 フワァ……  

(……浮い……てる……のか?)

 

 横谷は感じる痛みと共に今、自分の身に起こっている状況を、応えることのない青空に向かって問いかけた。

 

 

 

 

 

 

 第2話 我、不思議の((郷|さと))にて働かん

 

 

 

 

 

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 石段を見て横谷は絶句した。

 とても長い。テレビでスポーツ選手がトレーニングで石段昇りしている様子のときのそれと同じ、もしくはそれよりも長く見えた。

 それだけでなく、あまり丁寧に手入れしてないのか所々に苔が生え、ひびが入っていたり一部は欠けていたりしていた。

 

「どうなってんだここ。神社の入り口じゃねぇのか?」

 

 ここの石段はいわば玄関みたいな役割のはず。そんな場所が汚いと参拝に来た客もこれをみて((踵|きびす))を返すだろうがと、横谷は石段を見て嘆いた。

 

「玄関は気の流れの出入り口。そこが汚いといい気もいい客も入ってこない」

 

 ふと、タヱがよく言っていた言葉を思い出した。風水師を営んでいるタヱにとって客が来なくなるといった自分に不利益が被ることを嫌う。玄関掃除を自分でなく((優|スグル))と((愛美|エミ))の二人に行わせていたが、そのおかげなのか分からないが客は途切れず、その風水もよく当たるらしいのか遠方からの客も少なくない。

 やたら高い料金払わされておいて、全く効かないなんてことになったらお前が一番気を止める原因だよ、と子供の頃の横谷は悪態をついていた。

 

(ま、そんなこと気にしてもしょうがねぇ。ちゃっちゃと終わらせよう)

 

 我に返り、霊夢から受け取った竹箒を構え、苔まみれの石段を慎重に降りながら落ち葉を払っていった。

 

 落ち葉を払いながら徐々に石段を下りていくと光景が様変わりしていた。降りる前は、鳥居から見える田舎な風景が生えている木々と共に見えていたが、降りていくにつれ((鬱蒼|うっそう))と茂っている木々で隠れ、太陽はもう顔を出しているのにその光は微々たるものだった。

 加えて秋を向かえている幻想郷にとって小高い山の気候は、ある程度着込んでも寒い。風が吹こうものなら体が震え、まともに体を動かすことが難しい。それに耐えうる服装をしていない横谷にもその寒さが容赦なく襲い、体を震わせて手袋を被せながら黙々と作業を続けた。

 その後は最後の一段まで律儀に落ち葉を払い、気の遠くなるような思いで石段を上っていった。

そしてほうほうの体で石段を上り終えるところで、

 

「わーっ! どいてどいてぇー!」

 

 少女の叫び声が横谷の耳元に届いた。声の聞こえるほうに顔を上げると、まるで魔法使いなとんがり帽子と白黒の服装を着た金の髪色の少女が、箒にまたがりこちらへ向かっt――

 

 ゴンッ

「だっ!」

 

 箒の先端が頭にぶつかった衝撃で体が浮き、まるで刑事ドラマの、階段から突き落とされる被害者役みたいに石段から転げ落ちた。遠ざかる意識の中、最後に見た光景はさっきの少女が大丈夫かと声をかけ、慌てふためいている様子だった。

 

 

 

 気が付くとどこかの部屋の中にいた。体の痛みは思ったほど無かった。むくりと体を起こすと、

 

「気が付いたか?」

 

 と聞き覚えのある声が聞こえた。聞こえた方に視線を向けると見覚えのある少女が、帽子を脱いだ状態で近寄ってきた。

 

「さっきのは悪かった。ホントゴメン! あそこから人が出てくるとは思わなかったからさ、アハハ……」

 

 両手を顔の前に合掌して許して欲しいという顔で謝った。

 

「……ハァァ」

 

 まるで諦めと脱力が共に出たような溜息を、横谷は露骨に吐いた。

 

「……いいよ、怒る気力も喋る気力もねぇや……」

「あ……ほんとにごめんなさい……」

 

 横谷の声がまだ怒っていると思ったのか、少女は今度は丁寧な言葉で再び謝った。

 

「つか、誰?」

 

 謝罪の言葉を流して少女が誰なのか横谷は尋ねた。

 

「あぁ、私の名前は霧雨魔理沙。ただの魔法使いさ」

 

 まだそこまで訪ねていないのに自ら魔法使いと名乗る少女。それを聞いた普通の人なら何かしらのリアクションをとるが、今の横谷はそんな気力もなかった。

 

「で、その魔法使いがここになんのようで?」

「いやぁ、ここに霊夢ってやつを探してたんだけど、見渡してもいなかったから鳥居のほうに向ったらアンタが出てきてね、アハハハ……」

「そうかい。で、見つかったのか? 霊夢を」

「ああ、アンタをここに運んでいるときに火鉢の近くで暖まっていたところを見つけたよ」

 

 アイツ、仕事を押し付けて暖とってやがってたか――横谷はそれを聞いて怒りより呆れの感情が湧きあがった。

 

「じゃあ見つけたってこたぁ、俺がどんな奴か知ってると思っていいのか?」

「ああ、霊夢から大体は聞いたよ、えーっと横谷優だったよな?」

「ああ、そうだ」

 

 これなら話が早いな、と横谷は思った。自分のことを((粗方|あらかた))知っているのなら自分がすぐに外の世界に帰りたいということもわかるはず。

 霊夢とは知り合いなら魔理沙から霊夢に早めに帰らすよう訴えて欲しいといって話を掛け合ってもらえば、友の頼みならと動いてくれるかもしれない。

 とはいえ素行がアレなので、霊夢が同情や友情で揺らぐとは思えないが、やってみる価値はあるかもしれないと、横谷はここから帰れるための計算を立てた。

 

「あのさ、突然でワリィんだが霊夢に俺を早く外の世界に帰すよう、話を掛け合ってくれないか? 魔理沙」

「え? まぁ、それはいいけど……」

 

 それを聞いた魔理沙はその問いに応えるその時、

 

「だから無理よ。誰に頼んだって帰れる時期が早くなることはないわ」

 

 突然開いた((襖|ふすま))から湯呑と急須セットを持った霊夢が現れた。

 

「ったく、突然魔理沙が『人とぶつかって気を失った!』って慌てて現れて、客かと思ったらアンタだったし、おかげで境内の掃除をやる羽目になったし、まったく使えないわね」

「・・・・・・」 

「おいおいw……」

 

 心配をかけるどころか人を役立たず扱いする鬼畜っぷりに、横谷はココで働くことを少し後悔した。魔理沙も思わず苦笑してしまった。

 

「じゃ次は((拝殿|はいでん))を含めた廊下の雑巾がけ、部屋の中の掃除ね。早くやっちゃって」

「エエェ……」

「さすがにそれは酷なんじゃないか? もう少し休ましてもいいんじゃ……」

「じゃあ魔理沙も手伝ってくれるの? なんせ事を起こした張本人なんだから」

「頑張ってくれ((給|たま))へ! 優クン!」

「・・・・・・」

 

 食い下がることもなく仕事を――というより責任を逃れるために横谷を犠牲に――託した。

 たしかにやりたくはないだろうが、もう少しかばってくれよ。横谷はそんな思いを込めながら魔理沙を見る。魔理沙は顔をそらす。

 

「ほら、早く行きなさいよ」

 

 霊夢は顎で使って横谷を急かした。

 

「チッ」

 

 人目をはばかることもなく舌打ちすると腰を重々しく上げ、不満をぶつけるように障子の開閉をバンッと強く鳴らして外に出た。

 

「……壊れたら直してもらうわよ」

「なんか面白い外来人だな。見た目から反抗したりしそうだけど、なかなかどうして聞き分けの良いやつだし」

「まぁ、態度は置いといて聞き分けの良いのはいいことね、私が動かなくていいし。まぁ、帰れる条件としてだからアイツにとっては当然か」

 

 湯呑をコタツの上に二つ――というより二つしか持ってきていない――置いてお茶を注いだ。

 

「なんで帰してやらないんだ? 結界を緩めるのってそんなに難しいもんなのか?」

 

 魔理沙は差し出されたお茶を受け取り、((啜|すす))りながら疑問を投げかける。

 

「いいや? そんなにかからないわよ。ただめんどいだけ。」

 

 お茶を啜りながら霊夢はあっけらかんと答える。

 

「おいおい……それだけで帰さないって、アイツがこれ聞いてたら怒るぞ」

「構わないわよ、今ここにいないんだし」

「お前なぁ……」

「それに理由はそれだけじゃないわ、行く当てのないアイツに外に世界に帰す条件に、ここで働かせて雑用をやらせる。寒いから動きたくなかったし私が楽できて、ついでにアイツは外の世界に帰れて双方とも万々歳じゃない」

(選択肢がないから仕方なく選んだと思うが……)

 

 と霊夢の脅迫じみた提案を聞いて思ったことを口にしようかと思ったが、途中で呑み込んだ。

 

「いつ帰すつもりなんだ?」

「ん〜気が向いたら」

「・・・・・・」

 

 ご愁傷さま――霊夢の返答を聞いて魔理沙はそう心の中で横谷を哀れんだ。

 

 

 

「エックショイ!! ううぅ、冷てぇっ!」

 

 霊夢たちの会話を知る((由|よし))もない横谷は、とても冷たい水で濡れた雑巾を絞って廊下を拭いていた。

 

「早く終わらせねぇと」

 

 そうつぶやく横谷だが、なにせ現代で廊下を雑巾がけをすることなど、小・中学校の大掃除の時ぐらいである。短距離走のクラウチングスタートのような状態を保ちながら廊下をきれいにすることは、効率的ではあるが足腰が疲れる。慣れていないとたった数メートルでさえ一直線に廊下を拭けない。出来ない者は、おのずとワイパーのように拭くしかない。

 優もその方法で行っている。確実ではあるが進みは遅い、外は未だ風が吹いて寒く、早くしないと風邪を引いてしまうかもしれないのだが、これ以上のスピードアップは無理だった。横谷はこのもどかしさを廊下拭きにぶつけるほかなかった。

 

「くそっ、頑張れ! 雑用が終われば帰れるんだ!」

 

 自分にそう言い聞かせながら黙々と廊下を拭いていく。

 

 

 

『お前がやれよ〜』『汚い仕事は汚いお前がやれよ!』『汚いお前には似合いの仕事だな』

『ハハハ』『アハハハハ』『や〜い汚れもの〜』『アッハッハッハ・・・・・・』

 

 

 

「ッ!」

 

 いつしか、横谷の手は止まっていた。廊下を八割程度拭き終わったところでだった。

 

「……チッ、嫌なもん思い出したッ」

 

 追憶を振り払うかのように続きを行いだしたその時、

 

「おやっ? 新しい外来人さんかな?」

 

 後ろから少女の声が聞こえた。

 

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 後ろを振り返るとこれまた奇抜な格好をした少女――というより幼女(特に上半身的な意味で)――が立っていた。

 外は寒いのになぜか半袖のノースリーブと下は紫のロングスカート。右手には((瓢箪|ひょうたん))を持ち両腕と腰小さめの((錘|おもり))ののようなものを鎖でぶら下げている。しかも丸、三角、四角と一つ一つ形が違うものだった。

 しかし奇抜なのは服だけではなかった。頭には大きな赤いリボンと二つの角のようなものを付けていた。

 横谷は何だあの頭のヤツ、と角らしきものの方に目が行っていた。

 

「ん? あたしに何か付いているのか?」

 

 横谷がジロジロと見ているので、少女は自分の体を見回す。

 

「あっ、えと、どちら様で?」

 

 横谷はハッと我に返り、少女に尋ねた。

 

「あたしの名前は伊吹((萃香|スイカ))だよ」

「はぁ」

「んで、アンタの名前は?」

「俺は横谷優だ」

「ふぅん、横谷ね、わかった」

 

 萃香は名前を聞き、((頷|うなず))いたあと優の方へ近づいた。

 

「ねぇ、アンタはここで何をしてるの?」

「ココで雑用をやらされているんです。元の世界に戻るためにね」

「へー」

「んで、今はここの廊下の雑巾がけをやらされている」

「ふーん」

「それに、これが終わっても他の雑用をここの巫女に押し付けられているってわけ」

「そうなんだ」

 

 掃除を進めながら、横谷は無意識に萃香に愚痴をこぼしていた。その萃香は興味なさげに聴いていた。

 

「んで、その巫女は今居るのかい?」

「あぁ、今居間に魔法使いと一緒にいるはずだけど」

「そっか、あんがとね」

 

 萃香はそう言い残し、霊夢の居る居間の方へ向こうとしていた。

 

「ちょっと待ってくれ」

「ん?」

 

 横谷は突如、萃香を呼びとめた。

 

「……アンタは人間なのか?」

「え? なにをいってるの?」

「あ、いや……」

 

 アホな質問なのは横谷自身わかっていた。見た目、というより頭にある角のようなものがあるところから人間とは思えない。それを見てコイツは鬼だろうとも思っていた。

 だが、普通の――外の世界の感覚として――鬼とは外見が違いすぎていた。巨大で戦々恐々とする((出|い))で立ちで、((金棒|かなぼう))を持って非道の限りを((尽|つ))くす。

 そんなイメージとは真逆である。体は小さく、金棒の代わりに瓢箪を持ち、横谷を襲う様子もなく全く恐怖も感じられない。おまけに女ときた。

 まるで漫画の中の人物が出てきたかのようなその容姿は、横谷はすぐには鬼とも妖怪とも思えなかったのだ。そんなことはドブにでも捨てればいいと考えたが、気になって仕方なくなってしまい口が動いてしまっていた。

 

「これを見てわからないかな? どう見たってあたしは鬼そのものだろう」

「いや……そうなんだが……」

 

 萃香は角を指し、((毅然|きぜん))と主張した。しかし横谷は未だに解せぬといった面持ちだった。

 

「なんなら、試してみるかい? 鬼の力を」

 

 と言いながら萃香は腕をグルグル回し、いつでも来いと言わんばかりの顔で仁王立ちした。

 

「・・・・・・」

 

 横谷は少しの間動きを止め、ややあっておもむろに萃香の方へ歩いた。

 

「おっやる気かい? 意外だねぇ」

 

 こちらへ歩いてくる横谷を見て、見かけによらず勇ましい奴だなぁと感心していた。

 

「・・・・・・」

 

 横谷はしかめ面の状態で歩くペースを変えず無言で歩いていく。そしてそのまま萃香の目の前にまで歩き立ち止まった。

 

「ん?」

 

 萃香は感心した後、どこからでも来いといった風に得意げな顔をして目をつむっていたので、目の前で何も動いてこない横谷に不思議がって片目をあけた。

 

「・・・・・・」

 

 横谷は立ち止まったまま萃香を見据えていた。

 

「な、なんだよ……」

 

 見据えたままの横谷を見て萃香は思わず後ずさりした。

 

 次の瞬間、横谷は萃香の角をわし掴みする。

 

 ガシッ 

「へ?  うわぁぁっ!」

 

 横谷は萃香の角をわし掴みした後、そのまま萃香を持ちあげた。

 

「ちょっとなにすんだよ! 離せ〜!」

 

 萃香は暴れだしたが、横谷は全く動じずなぜかずっと角の方を見ていた。

 

 ユッサユッサ

「うわぁぁああぁぁああ! なにするんだよぉぉおおぉぉおお!」

 

 横谷はおもむろに萃香を上下に揺さぶった。

 

(……外れん)

 

 横谷は上下に揺さぶりながら思っていた。どうやら角をコスプレするときの猫耳のようなものと勘違いしていた。

 

「離せっていってんだろうがぁぁぁぁあああ!」

 

 荒々しい怒声を発しながら右足を横谷に向って蹴りあげた。

 

 ガキンッ!

「ぐふっ!?」

 

 足は見事に横谷の顎にクリーンヒットした。角を手から離した横谷の身体はまるで格闘ゲームでアッパーカットがうまく入ったように宙に浮いた。そしてそのまま背中から倒れた。

 

「どぅふぁっ!」

「随分騒がしいわね」

「なにがあったん……あ、また倒れてる」

 

 どうやら萃香の悲鳴や怒声が届いたのか霊夢と魔理沙が現れた。萃香はイジメられているところに偶然通りかかった親にすがりつくが((如|ごと))く、霊夢に近づく。

 

「聞いてくれよ霊夢ぅ〜! アイツがあたしの角を掴んで持ち上げたうえに上下に揺さぶったんだ!」

「なにやってんのよアンタは……」

「お〜い、大丈夫か〜」

 

 魔理沙が横谷の顔をツンツンと指を突付く。

 

「んぐぅ……ああ、なんとか……」

 

 とは言いつつ、目はとても((虚|うつ))ろな状態だった。

 

「霊夢! アイツは一体何者なの!」

「何って只の外来人よ。少しおかしな部分を除いてね」

 

 横谷にされたことを腹立てている萃香をなだめもせず、霊夢は淡々と受け答えをした。

 

「あぁ〜駄目だ! 一遍殴らないと怒りが収まんない!」

 

 萃香はのしのしと横谷に向って歩いていく。

 

「えっ!?」

「おいおい、そんなに怒ることはないだろ」

「何も見てないから言えるんだよ! コイツは鬼の象徴である角を掴んだんだ! 屈辱に近いことだよ!」

「と、とにかく落ち着いて」

「……どきな」

 

 とてもドスの効いた声を魔理沙に放った。その時の顔はまさに、鬼の形相そのものだった。

 

「ひっ」

 

 その顔を見た魔理沙は悲鳴を漏らし、後ずさる。

 

「さぁ、歯ぁ食いしばれぇ〜……」

「う……あぁ……」

 

 鬼の形相のまま近づく萃香に気圧されて横谷は体が動けず、目をそらすこともできなかった。

 

(やばい! やばいって! 動け俺! 動けぇぇぇぇ!!)

「いくぞぉ!」

「ちょ〜っと待ったぁ!」

 

 刹那、上空から人の声が聞こえてきた。

 

「んん?」

 しゅたっ! 

「萃香さんが殴ったらこの人死んでしまいますよ」

 

 突然、横谷と萃香の間に入ってくる形で、上空からまたしても少女が降りてきた。

 

説明
◆この作品は東方projectの二次創作です。嫌悪感を抱かれる方は速やかにブラウザの「戻る」などで避難してください。
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