仮面ライダーサカビト その一 ≪序章≫
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 俺は、何になりたいんだろう。

 なりたくないものは山のように有るが、それ以外のどれになっても構わないような気もする。

 サラリーマンはイヤだし、大学に入ってカネと時間を無駄遣いするのもイヤだが、何を作りたいわけでもない。貧乏人もイヤだが金持ちもイヤだ。

 …ただ、今一番やりたくないのはアクセルを緩めること。

 俺は山道に作られた旧国道を走り続ける。ひとりが好きなわけじゃない、ただアクセルを緩めたくないだけだ。

 後ろから付いて来ているはずのダチの気配を感じない。いつもこうだ、ツーリングになりはしねえ。どうしてアイツらは遅いんだろう?

 

 …――気配も前触れもなく、ただ当たり前に、そのマシンは俺を追い抜いた。

 

 「え」

 早い、速い。なんだアイツは。

 俺は気付かないうちにその嵐のような男の背中を目指して無我夢中で走っていた。

 …そう、嵐だ。台風のようにいつの間にか現れて、そして去っていく。それが当たり前というスピードで。

 俺も目一杯飛ばしてるのに追いつけない。 こんなことは初めてだ。初めての感情。

 「変・身ッ」

 風切り音に負けないぐらいの掛け声と共に、その男が変わった。怪人だ。人間じゃない。バイクも見たことのないような形に変わった。

 なんだこれ、なんだこれ、なんだこれ。

 どういうことだ? なんだ、どういうことなんだ、誰か教えてくれ。俺の前を行くお前、教えてくれよ。

 心臓がうるさい、息が間に合わないほどに加速しても、その背中は蜃気楼みたいに遠くに行っちまう。

 理由はわからない。だが俺はその背中がフェードアウトしても、俺はアクセルを緩められなかった。

 

 

 俺が追いついた頃には、いつ始まったかもわからない戦いは、既に終わりかけていた。

 地面には頼りない全身タイツのような怪人たちが倒れており、その中心ではさっきのバイク怪人と、それとは異なる禍々しいコウモリのような怪人が戦っていた。

 バイク怪人の腕には、噛まれた様な傷があり、コウモリはその大きなツバサで、大きなキバでの攻撃の手を緩めずたたき続ける。

 それでもバイク怪人が倒れる姿がイメージできない、いくら攻撃を受けても倒れる気がしない。

 バイク怪人の眼がギラリと光り、それに脅えたようにコウモリ怪人が金切り声を上げて襲い掛かる。

 だが、それを待っていたとばかりにバイク怪人は大地を蹴り、空中で太陽を背負い、叫ぶ。

 

 「ライダァアアア・キィィックッッ!」

 

 急速落下によるドロップ・キック。

 その破壊力はそれを受けたコウモリ怪人の身体に血管のような火線が走り、轟音と共にコウモリ怪人は跡形なく爆散させた。

 「…すげえ」

 バイク怪人も、そのときやっと俺に気付いたように振り返った。

 俺は緊張した。怖かったのかもしれないが、俺の感情はそれ以上の物だ。

 それはバイクに一目惚れしたときや、メジャーリーガーに思う感情にも似ているが、それ以上…判った。

 この感情はヒーローに対して持つ物だと気が付き、さらに緊張へと展開した。

 「…よ、よお」

 「…さっき、道ですれ違った…バイクの…」

 ヘルメットのようなマスクのせいか、そいつの声は良く聞き取れなかった。

 だがそんなことより、俺は、そいつが俺のことを覚えていてくれていたことが無性にうれしかった。

 「…スピード…出しすぎ…危…いぞ」

 「あ…? ああ、悪い、気をつけるわ」

 その俺よりもこの男はスピードを出していたのだが。

 そんなことを云う間もなく、そのバイク怪人は再びバイクに跨り、平然とエンジンに点火する。

 「あ、って、オイッ? 待てよ! アンタ!」

 バイク怪人はアクセルを捻り、気が付けば累々と撒き散らされていたはずの全身タイツたちも消え去り、あとに残ったのは、俺と俺のバイクだけだった。

 「逃がさねえ、あんたには…あんたには、聞きたいことが山ほどあんだよッ!」

 何を聞きたいのかなんてわからない、わからないが何かを聞きたい。俺はバイクに飛びついて走り出した。

 いくら走っても追いつけないのはわかっているが、追いついてみたい。

 もう姿を捉えられなくなっていた。どっちに行ったかも判らない。それでも俺は走っていた。

 

 

 

 喧嘩を売ったことはない。ただ買わずに済ませたこともないだけだ。

 バイクの免許はない。ただ白バイ警官より速いんだから必要ないだけだ。

 俺のあだ名は百人切り。百人は殴り倒したが百一人目をヘッドバッドで倒したら頭蓋骨にヒビが入って入院しただけだ。

 勝つのが好きなんじゃない。ただ気に食わない連中にデカイ顔をさせるのが嫌いなだけだ。

 俺の名前は代々木悠貴、親父は気に入らないが、この名前は気に入ってる。

 

 

 「…あ?」

 ――変だな。俺は今、来た山道を下ってる。

 さっきのバイク怪人に会えないのは、あいつがどっかで別の道に行ったか、まだあのスピードでぶっ飛ばしてるからだろう。

 だが、誰ともすれ違わない。いつも人通りの少ない道だが、それでも俺のダチが俺に追いつこうと走ってるはずだ。

 嫌な予感がする。アクセルを緩めたい、Uターンしたい。だが嫌な予感がするからこそ行かなきゃいけない。

 ダチが待っているはずだ。

 

 

 「ちょうどいい、彼で実験体は二十六体揃うじゃないの」

 散乱しているバイクはどれも見覚えがある、あいつらのバイクだ。

 道路を染めている赤にも見覚えがある。信号の赤と同じでそれを見ると止まりたくなくなる。血液の赤だ。

 俺は、無意識のうちに怪人たちに向けてバイクを飛ばしていた。

 

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 なんだよ、これは。

 身体は作っていた。鍛えてはいた。だが胸板が鉄になることなんてありはしなかった。

 強くなりたかった。鍛えてはいた。だが腕が凶器になることなんてありはしなかった。

 未来が欲しかった。鍛えてはいた。だが他人の夢を砕くことなんてありはしなかった。

 メタリック・グリーンの光沢、耳障りな鼓動、止まってしまいたくなる衝動、だが俺の身体は、俺たち二十六人は俺の心には従わずに小学校を破壊していく。

 「い、う…あ…」

 言葉にもできない恐怖を湛え、幼いその手は助けを求めている。

 振り上げられた俺の鋼鉄のブーツは、あっさりと彼女の上に振り下ろされる。

 誰か止めてくれよぉ、止まってくれよォオオオオッッ!

 乳牛程度ならば簡単に弾き飛ばせる俺の一撃は、クロック数を操作された俺の脳髄に彼女の死様をコマ送りで見せ付ける…はずだった。

 

 

 「現れたな、仮面ライダーっ!」

 

 

 俺をこんな身体にした((狂科学者|マッド))が、風よりも速く俺を弾き飛ばしたバイク怪人をそう呼んだ。

 よく止めてくれた。さすがあんただ。仮面ライダーだ。

 「早く逃げろ」

 仮面ライダーと呼ばれた怪人は、動ける子供たちに端的にそう云った。

 力強くそれでいて優しい言葉で云われて涙もそのままに、子供たちは傷付いた同級生を助けながら逃げ去っていく。

 「待っていたぞ仮面ライダー、貴様に倒された同胞たちの恨み…ここで晴らさせてもらうッ」

 威圧的なマッドの言葉に、仮面ライダーは恐れもせず、それが逆恨みであることを断言してみせた。

 ヤツの身体は、俺と同じく人とは一線を画した状態であるというのに、ヤツの姿からはあの時見たときと変わらず、誇りと強さが滲み出ている。

 「ええい、減らず口もそこまでだ、仮面ライダーっ。この試験体二十六体はそれぞれが貴様と同等の戦闘能力を持っている、いかに貴様とはいえ…勝つことはできんっ」

 俺は唸り声を上げながら両腕を構えた。逃げてくれ、仮面ライダー…俺の身体は…もうマッド野郎の思うとおりに動かされているだけなんだ、逃げてくれ。あんたは殺したくねえ…っ!

 「やれェッ、我が部下たち! 仮面ライダーの息の根を止めるのだっ」

 マッドの号令にしたがい、俺は正面から仮面ライダーに襲い掛かっていた。

 左右前後だけでなく、空中からも襲い掛かる俺たち。その数二十六人、ダメだ、もう逃げられねえ。

 「…すまない…」

 俺たちの怒号が混ざる一瞬の間、確かに俺は仮面ライダーの囁きを聞いた。

 「トウォっ!」

 モンスター化した俺たちの連続攻撃の、コンマ数秒のタイムラグを読みきった仮面ライダーの軽やかな、それでいて重量級の反撃が俺の左側にいた怪人の胴体を弾き飛ばした。

 「な…なに、試験体Dが一撃で倒されただとッ!?」

 言葉もなく、仮面ライダーは足払いで背後に居た試験体Hの重心を崩し、それを試験体Xと試験体Jが支えた。

 完全に動きの止まったその三体に向け、仮面ライダーは、あのときコウモリ怪人に叩き込んだような必殺の一撃を叩き込み、三体を弾き飛ばした。

 「な、なああ!? ありえん! ありえんぞおっ、そいつらは…全員が…仮面ライダーと互角、互角であるはずなのだァッ!」

 マッドが泣き叫ぶ中、次々と試験体たちが倒されていく。

 もちろん俺の――改造体Y――の攻撃は仮面ライダーに叩き込まれており、他の連中の攻撃も少ないが確かに当たっている。

 だが、それでも仮面ライダーは倒れない。俺たちの攻撃を避け、受け、反撃する。何度か弾き飛ばされ、倒れ、膝を折った。だがそれでも立ち上がり、闘志を燃やす。

 「なぜだなぜだなぜだァーッ 立てないはずだ仮面ライダー! そして立ち上がれるはずだ我が試験体たち! …てアー、試験体Tッ!」

 幾度目かのライダーキック、幾度目かのライダーパンチ、試験体から拝借したり持参したりした武器での攻撃、その全てが必殺技だった。

 「きっ、気付いていないようだから教えてやるぞ、仮面ライダーッ! そいつらはただ山道をバイクで走っていただけの暴走族…そうだ、無関係な一般人だぞ、お前は自らの手で未成年の…」

 「判っているッ」

 「…エ…?」

 「そんなことは判っている、判っているっ」

 力強く、喉の底から搾り出すような声だった。

 「なんて酷い奴なんだ、一般人だと判っていながら皆殺しか! 正義の味方が聞いて呆れるなあっ!」

 マッドの罵声に、仮面ライダーは応えない。

 判っているんだ、俺たちがもう元の人間には戻れないことを。それで自分が止めなければ俺たちが誰かを殺し続けることを。

 「ライダアアアァーッ! パァアアアンンチッッ!」

 またひとり、怪人…俺にとってはバイクを並べたダチ、タナカの頭部を仮面ライダーは正拳で打ち貫いた。

 崩れ落ちていくタナカの背中は、憑き物が落ちたように澄み通っていた。

 ライダーの背中は血に濡れていたが、俺にはなぜか仮面ライダーが泣いているように見えた。

 

 

 

 気が付けば、三十分にも満たない戦闘によって二十六体居た改造体は、既に俺を残して壊滅していた。

 「く、ぐうう、侮るなよ、この改造体Yは私の最高傑作。最強の技を見せてやれッ!」

 俺は空中に跳び上がり、恐怖と安堵という実に((不条理|アンビバレンツ))な状態に陥っていた。

 次に俺、改造体Yが放つ技の名前はフェイタルキック、どういう意味かは知らない。英語かドイツ語かフランス語か、そんなところだろう。

 特殊な磁場で仮面ライダーが変身に使用しているエネルギーの一部を奪い、自分のエネルギーと併用して弱体化した相手を破壊するんだそうだ。

 俺はふわりと飛び上がり、左足の爪先にエネルギーを充填する。

 「フェイタァアアールッ」

 俺も大多数の男子高校生と同じく、売られた喧嘩は倍額で買う人間だから判る。

 相手がナイフや缶ジュースのように防御しても痛い手段を使うなら、避ければいいだけだ。

 隙が多すぎる、仮面ライダーならば余裕で避けて、カウンター俺を破壊できる。

 「…ッ、キイイイイックッ!」

 緑色のバイザー越しに俺の声が響き、俺の身体はエネルギーを空中に撒き散らしてドロップキックで駆け下りて行く。十三階段を登る死刑囚のように。

 ――そして、耳障りな破壊音、そして鈍く重い痛み。

 「…え?」

 痛みの出所は脚だった。俺は痛みを感じていた。俺は死んでいなかった、生きていた。

 突き出した俺の左足は仮面ライダーがブロックとして上げた両腕を弾き飛ばし、胸部の装甲を貫き、膝の辺りまで深々と突き刺さっている。

 俺の痛みは、仮面ライダーとの激突によって足首が圧し折れた痛み。

 …死なずに済んだ…のか? 俺は。

 「ぐ、うぬうゥウウッ!」

 上半身を身震いさせて、刺さった俺を仮面ライダーは投げ捨てる。

 投げられて地面に叩きつけられる瞬間、俺は仮面ライダーの胸の穴越しにその後ろにあるものを見た。

 俺たちが壊した小学校の破片に潰されて身動きが取れなくなり、なんとか息をしている子供が見えた。

 もしも、仮面ライダーが俺のキックを避けていれば、間違いなくあの子供は瓦礫ごと吹き飛ばされて死んでいた。

 「バカめが、算数も出来ないのかッ!

  その死に掛けのガキを今助けたとしても、世界を守る貴様が死ねば、他の一般人同様この私に殺されることとなる。

  仮面ライダー、貴様はたったひとつの命を助ける為に、他の全ての命を見殺しにしたのだッ!」

 俺と同じように避けなかった理由に気が付いたマッドが、やはり俺と同じ考えを口にした。

 「…ぐ、ぬうう」

 「無駄よ無駄、左胸を破壊されているのだ、動けるわけが…」

 もちろん、動いている。

 ゆっくりとではあるが、一歩ずつ、一歩ずつ、胸にポッカリと開いた大穴から滝のように赤い液体を噴出しつつ、仮面ライダーはマッド目掛けて歩いている。

 「動けるわけがない、動けるわけがないだろう、その穴がなかったしても既に試験体たちからのダメージで動けるわけがないッ」

 俺は仮面ライダーという男のことを知らないが、このマッドサイエンティストはそれに輪を掛けて知らないらしい。

 動けないわけがない。なぜならば。

 「バカな、来るな、こっちに来るなァ」

 なぜならばっ。

 「お、オイ! 来るな、来るなっ!」

 

 なぜならば、その男は仮面ライダーなのだから。

 

 「来るなァアアアアアアアアッッ!」

 「ライダァ…キィックッ!」

 マッドサイエンティストごときがその一撃に耐えられるわけがなかった。

 そして、仮面ライダー自身もその一撃の威力に耐え切れなかった。

 変身が解け、素顔に戻った戦士は起き上がらなかった。永い戦いの末、戦士は笑顔で眠りに着いた。

 俺を操っていたマッドは死んだが、身体は動かない。このまま朽ち果てるだけだ。

 目が霞んできた。ダメージが脳に来ているのかもしれない。

 手足が痺れてきた。神経系が死滅してきたらしい。

 耳鳴りがする。キィーンキィーンと…飛び散った血液が“鏡”のように光っていて、そこには血とは別の赤をした龍が写っていた。

 それが何かを考える余裕もなく、俺の意識は途切れた。

 

To Be Continued

http://www.tinami.com/view/392103

 

 

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第一話 解説

 

:仮面ライダー

平和と自由を守る戦士、子供を守るためにフェイタルキックを受けて死亡。

作者の脳内設定では誰でもない仮面ライダーということで、仮面ライダーネモと仮称。

この辺りは読み手さんのイメージに任せています。

仮面ライダーといえば、みたいなキャラクターだと考えてください。

別に一号ライダーでもいいし、BLACK、クウガでも構いません。

 

:マッド博士

謎の悪の科学者、所属組織などは不明だが仮面ライダーを敵としている。

改造実験体26体以外にも、戦闘員やコウモリ型改造人間を操っている。

仮面ライダーネモと同じ理由で、ショッカーやゴルゴム、財団Xなど、好きな組織の所属にして下さい。

 

:コウモリ怪人

仮面ライダーに倒された怪人。

詳しくは追記参照。

 

:改造実験体A〜Z

代々木も含む改造人間たち。

それぞれが仮面ライダーネモと同等の戦闘力を持ち、さらに仮面ライダーを上回る特殊能力をひとつずつ持つ。

代々木の改造実験体Yの能力は、仮面ライダーには防御不能のキック技、フェイタルキック。

 

:謎の赤い竜

どう考えてもドラグレッダーだが、なぜドラグレッダーがこんなところに…?

 

 

ライダー雑学

 仮面ライダーネモの戦っていたコウモリ怪人。

 仮面ライダーのオヤクソクとして“緒戦はクモとコウモリ、または両方”というのが伝統となっている。

 パロディ作品の仮面ボクサー、漫画作品の仮面ライダースピリッツでもこの法則を守っている。

 以下、実例。

 

 最初期にクモとコウモリ、ないし両方と戦った作品。

 仮面ライダー(初代)

 仮面ライダーアマゾン

 仮面ライダー(スカイ)※1

 仮面ライダーBLACK

 仮面ライダーZO

 仮面ライダークウガ

 仮面ライダー龍騎 ※2

 仮面ライダーブレイド ※3

 仮面ライダー響鬼 ※4

 仮面ライダーキバ

 

 

※1 第一話はカメレオン、二・三話で対戦。

※2 戦ったのはクモのみ。

   ただしナイトの契約モンスター、ダークウィングはコウモリなので第一話からコウモリのキャラは登場している。

※3 コウモリのみ対戦。クモの登場はかなり遅い。

   これは84gの推測ですが、当初のプロットでは第一話でボードを襲撃するのはクラブのカテゴリーエース(クモ)だったんじゃなかろうか。

   そして伊坂編では因縁のあるカテゴリーエースを封印するエピソードでもあり、かつ睦月を支配するのもボードを滅ぼした邪悪な意思…的な。

   ただ、ブレイドのキックのカードの入手、そしてボード襲撃と天王寺の確執とか諸々の設定の関係で、イナゴになったんじゃなかろうか。

※4 クモのみ。ヤマビコはコウモリではないよなぁ…。

 

説明
 全仮面ライダー映像作品を同じ世界観として扱い、
 サカビトを中心に各々の謎を独自に解釈していく。


 サカビト=代々木悠貴は改造人間であるが、仮面ライダーではない。
 仮面ライダーを倒すために悪の科学者によって拉致・改造され、子供を庇った仮面ライダーを殺害してしまった一般人だ。
 人々から英雄を奪った罪を贖い、子供たちの笑顔を守るため、サカビトは今日も戦うのだ。
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