けいおん!大切なモノを見つける方法 第4話 楽しさ成分を補充する方法
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 第4話 楽しさ成分を補充する方法

 

 

 

 

 

 朝起きる。

 歯を磨く。

 シャワーを浴びる。

 朝食をつくる。

 朝食をとる。

 テレビを見る。

 

 今日もスポーツニュースを見れなかった。

 いつまで続くんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時は放課後、俺・憂・純のいつものメンツな俺たちは駅前の喫茶店でいつものように駄弁っていた。ちなみに本日のジャズ研は機材点検だとかでお休みである。この春にオープンしたばかりのこの店はなかなかに小洒落ており、女性が好みそうなスイーツをウリに、平日にもかかわらず結構な賑わいを見せている。先日の休みに3人で買い物にいった際に発見し、ぜひまた来ようと話していた店である。

 ちなみに俺は甘い食べ物は性別関係なくワリと好きな方だと自負していたが、やはり女の子の甘いもの好きにはかなわない。各々の注文したエッグタルトとティラミスを仲良く分け合いながら本当に嬉しそうに食べている憂と純を見て、俺はそう思った。

 そんだけ美味そうに食ってもらえりゃお菓子も本望だろーな、と感想を抱きつつ自分のモンブランを食べようとしたが、突如乱入してきたフォークにその一部をかっさらわれてしまう。

 

「……食欲旺盛なんスね、純サンは」

 

「アンタみたいなお子様舌な男子には、この繊細な味はわかんないだろうからアタシが味わってあげてんの。フユは10円くらいの駄菓子で十分っしょ」

 

「どんだけ俺は舌バカなんだよ。つーか男が甘いの苦手だなんて、そりゃ偏見だろ偏見。俺は普通に昔っからスキだけどなぁ」

 

「はいはい女々しい女々しい」

 

「次からお前が肉食うたんびに雄々しいって言ったんぞコラ」

 

「はいはい聞こえない聞こえない」

 

「……太っても知らねーぞ」

 

「女の子に対してイチバン言っちゃならないコトを……!つーかアタシ太ってないし、太らないし、毎日カロリー消費してるから大丈夫だしっ」

 

「まあそんな簡単にいけばこの世にダイエットなんてモン存在しねえわな」

 

「アタシに対してデリカシー無さすぎじゃない、フユ!?」

 

 ちなみにこの間、憂はずっと苦笑いである。

 

 

 

 いつも通りの世間話が続く。

 

「イキナリ小テストとかあり得ないってばーマジで不意打ち」

 

「安心してくれ。俺も全くできんかったワ」

 

「フユくん、アレは中学校で習ったトコだよ……?」

 

 とか。

 

「最近お姉ちゃんが、私よりギターとお話ししてるコトが多い気がするの」

 

「大丈夫だって、お姉さんは憂の方がきっと好きだとあたしは思うよ?」

 

「いや、ギターに話しかける憂の姉ちゃんの異常さに突っ込めよっ!?」

 

 とか。

 

「あ、そういえばあのドラマ今晩だったよね?」

 

「あーあーあー、あの超クソドラマな」

 

「先週見逃したからって拗ねんなよ、フユぅ?」

 

 とか。

 話は尽きない。そして、話題はジャズ研究会に移る。

 

「もー、指痛くてヤになっちゃうよ」

 

 ホラ見て、と純は嬉しそうにマメだらけの左手を突きだしてくる。

 

「楽器弾くだけでこんなにマメできんのな。マジでソレ痛くねぇの?」

 

「痛い!けどフユは分かっちゃないね。このマメは初心者は避けては通れない道なんだよ。勲章だよクンショー」

 

「純ちゃんベース弾いてるんでしょ?カッコイイなー」

 

「イヤイヤ、まだまだだよー」

 

 ここ最近、純はこの話ばっかりだ。よっぽどジャズ研が楽しいんだろう。やれ乙女の指にマメができた、やれ練習がキビしい、やれ先輩に褒められた、と部活のコトを話題に出す機会が多くなった。

 それだけ楽しいってコトなんだろう、イイコトだぜ。

 

「純ちゃんが部活始めてからもう一週間が経つんだね、早いなぁ」

 

「もう一週間か。……あ。そういや憂、中野さんどうなん?ここ数日バタバタして中野さんと話せなかったけど、軽音部で上手くやってんの?姉ちゃんからなんか聞いてない?」

 

「あー、言ってたね。中野さんギター弾けるんでしょ?是非ウチに入って欲しかったぁ」

 

「えーと、ね……」

 

 憂は歯切れ悪そうに口籠っている。

 え、なんだそのリアクション?

 

「コレ言っていいのか分かんないけど。梓ちゃん今週から、一昨日から部活にいってないみたいなの……」

 

 ……えっと。

 

「なんか偶然用事があっただけじゃないんか?」

 

「うん、それならいいんだけどね。お姉ちゃんがすっごく心配してたから」

 

 先週はえらく楽しそうに部活の話してたんだけどなぁ、中野さん。情報通なポッチャリくん曰く、彼女はクソ真面目で部活とかサボるタイプじゃないらしいんだけど。

 

「ふーーーん……そりゃ、気になるな」

 

「あれぇ?フユってば、なんかえらく気になってんじゃん?まさか中野さんに……」

 

「あーあーあー、うっせーよ。ちょっと友達のコト心配しただけだろぉが!いらんお節介

焼くつもりないよ」

 

 しかししかし。

 俺は翌日、いらんお節介を焼くコトとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それは翌日のコトだった。

 

「風紀委員とか俺のキャラじゃねぇじゃんなぁ」

 

 部活をやっていないヤツは必然的に委員会に入らされてしまう法則で俺も風紀委員に抜擢されてしまっていた。

 委員会が終わり急いで帰宅しようと、教室に戻ると。

 そこには、夕日の中たった一人で教室に残る中野さんがいた。

 

「よっす、こんな時間まで―――」

 

 どうしてか、言葉が遮断される。

 夕日でオレンジ色に染まった彼女は、一人で窓の外を見ていた。あからさまに元気がない。

 話しかけづらいのは重々承知しているけど、それでも俺は声をかけた。

 

「……どーしたん?」

 

「……んー、ちょっと休憩かな」

 

 そう言って中野さんは力なく笑う。

 その表情を見て、自分がそんな表情をしているときは恐らく一人にして欲しいときなんだろうなぁ、と思った。思ったのに、俺は何故か彼女の隣から動こうとは思わなかった。俺も同様に窓の外を眺める。野球部だろうか、サッカー部だろうか、ラクロス部だろうか、元気よく部活を行っている。

 

「………」

 

「………」

 

 なんで軽音部行かねーの?と訊くべきだろうか?

 それともナニも訊かずに普通に接するべきなんだろうか?

 

「あの、中野さんさ」

 

「……うん?」

 

「やっぱなんでもない」

 

「……うん」

 

 き、気まずい……。

 気まずさで文字通り息がつまりそうなっていると、突然アタマがブン殴られたかのように、ある言葉を思い出した。

『―――そうやってね、言いたいコト言えずにウジウジ我慢してるから』

 

「逃げられるってかい……」

 

「え?」

 

「あのさ、軽音部でなんかあった?」

 

 自然と、素直に訊くコトができた。

 

「我ながらさ。デリカシーねーなーって思うし、でしゃばっていらん世話焼くなよって思うよ。でもさ、そんなん関係ねーじゃんよ」

 

 喋り出した舌が止まらない。彼女にとっては探られたくない腹なのかもしれないけど、関係ない。だって。

 

「だって、俺がそうしたいんだよ」

 

 たまにはこういうのも悪くないだろ?

 

「なんで軽音部行かなくなっちゃったんだ?」

 

「それは……」

 

「言いたくないなら、言わんでいい。これ以上訊かんから。なんか美味いモンでも食って帰ろうぜ、奢ったる。……でも、話してくれるなら聞く。気の利いたコト言えねぇけど、最後まで聞くよ?」

 

「……なんか冬助くんって、変わってるね。学校の先生みたい」

 

 うわぁ調子乗りすぎた、と顔を赤くしたが、後悔はない。

 中野さんは学校の先生みたいな俺のコトを静かにクスクス笑い、そして少しずつ話してくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 軽音部は自分がイメージしていた部とは大分違ったコト。

 先輩たちは優しいけれど、あまり練習に対して能動的でないコト。

 外バンを組もうとライブハウスに行っても、どれも軽音部のように心に響かないコト。

 

 ポツポツと喋りだし、そして徐々に熱くなって口が止まらなくなる。愚痴でも相談でもない、表現しにくいようなやるせない気持ちが、中野さんから伝わってくる。

 そして、気付いたときには、彼女は泣き出していた。

 

「もう、わかんないよ……っ。どうして軽音部に入ろうと思ったのかっ、どうして新歓ライブの演奏にあんなに感動したのか……!」

 

 嗚咽交じりで、溜めこんでいた感情を吐き出す。

 

「しばらく一緒になってやってみればわかると思ってたけど……けどゼンゼンわかんなくて……っ!」

 

 彼女はわかんないよ、と繰り返す。

 そして、とうとう言ってしまった。

 

「――私、もう音楽続けられないよ……!」

 

 その言葉を聞いた瞬間、俺は奇妙な感覚を覚えた。

 ナンだ、そりゃ……?

 胸の奥から湧き上がるこの感情。ソレはざわりと俺の感覚を支配していく。

 

 窓の外のグラウンドから運動部らしき掛け声が漏れてくる、まるで別世界みたいだ。しばらく、中野さんの嗚咽と運動部の掛け声を聞きながら、考える。俺はなんて声をかけるべきか全くもってわからなかった。

 

「今から行こうぜ、軽音部」

 

 だから思ったコトを口にした。

 

「へ?……だ、だって私―――」

 

「俺も一緒に行くから。前に言った『ナニかあったら力になる』っつうんはその場しのぎで言ったワケじゃねぇぞ?軽音部辞めるなら辞めるでソレでいい。言いにくいなら俺が辞めるっつったる。そんときゃ校外でバンドなりなんなり組みゃいいさ。中野さんがマジでバンド組めるまで俺が一緒に力になるよ。だから―――」

 

 俺はなんでこんなムキになってんだ?

 

「自分の好きな音楽までヤメるなんて、悲しいコト言うな」

 

「……うん。で、でも今から?」

 

「そう。今から。今行けなかったら一生行けねぇよ、そんで一生後悔する。だから行こう」

 

 席を立ち、強引に中野さんを連れ出す。

 腹の底から湧き出すドロリとしたこの感情がなんなのか気付かないまま、俺たちは軽音部の部室へと向かった。

 そして、この感情の正体に気付くコトになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし!じゃあ梓の為に演奏するか!その時の気持ちを思い出せるようにさっ」

 

 軽音部の部長がそう言い、中野さんの為の演奏が始まった。

 部室にて、俺のときと同様に泣き出してしまった中野さんを見て、軽音部の先輩たちは演奏を始める。それは、新歓ライブで中野さんが夢中になって聴いていた曲だった。

 

「やっぱり、私はこのメンバーとバンドするのが楽しいんだと思う。きっとみんなもそうで、だからいい演奏になるんだと思う!」

 

 先輩の内のひとりが、中野さんに向かってそう言った。

 

「さあ、一緒にやろうっ。梓!」

 

 そして、楽しそうに笑った。それに応えるように、中野さんも。

 

「はいっ!私……、やっぱり先輩方と演奏したいです!」 

 

 彼女も笑う。

 吹っ切れたように。清々しく。

 別の先輩に抱き着かれながらどことなく嬉しそうにする中野さんの笑顔を見た瞬間。

 俺は唐突に、今自分の胸の中で渦巻いているドス黒い感情の正体に気付いた。

 それは――

 

「あーあーあー、嫉妬かよコレ……」

 

 そう、ソレは嫉妬だった。

 彼女のチカラになるとか、手助けするとか、そんなんは全部建前で。

 結局は彼女が羨ましかっただけなのだ。

 

――俺はもうできないのに

 

――お前は好きなコト好きなだけやれる癖に

 

――ずるい、卑怯だ

 

 醜く、汚く、幼稚で、救いようの無いゴミみてぇな感情だった。

 

 

 

 もう俺は必要ないな、と思った。事実、俺の役目はもう終わった。

 中野さんが軽音部に戻れてよかったじゃんかよ、と自分に言い聞かす。

 楽しそうにしている中野さんたちに気付かれないように、俺は透明人間にでもなったような気持ちで部室から出ようとする。

 明日にでも、勝手に帰ってゴメンなーとか適当にフォローすればいいだろう。そして、進学の為に程々に勉強して毎日を過ごすのだろう。そこそこにバイトして、休日には憂や純に遊んでもらって。そんな毎日を過ごすのだろう。ソレって素晴らしいコトだろう?

 

 コレでいいんだよな?

 

 なんで自分にこんなコト言い聞かせてんだよ。

 と、ドアノブに手をかけた瞬間――

 

「えええええ〜〜〜っ!なんで帰っちゃうのぉ!?」

 

 うるっせえ大声が部室に鳴り響き、思わず振り返る。

 憂の姉ちゃんだった。

 

「あー……、えっと。なんで……って」

 

 間の抜けたカン高い声を喰らって、俺硬直。

 

「あずにゃんと一緒に軽音部に入ってくれるじゃないの!?」

 

 あー、そういうコトね。

 

「や、俺は中野さんの付き添いで入部希望とかじゃないんっスよ」

 

 当然ながら部の勧誘をしてくるだろうと予想していたので、あらかじめ用意していた台詞を言う。

 ようやく頭が再起動し始めて落ち着きを取り戻してきたが、中野さんがまた妙なコトを言い出した。

 

「え!?冬助くんも軽音部入ってくれるってコトだったんじゃないの?……あれ、え、違うの?」

 

 ……ナニソレ。

 

「前もさ、ちょっと言ったかもだけど、俺バイトやってるから部に入っても毎日顔だせないんだよ。だからやりたくてもムリなんだ」

 

「大丈夫っ!ウチは毎日出なくてもやっていけるよ!それより、まだ新入生はあずにゃんひとりだけだから、入部してくれると嬉しいな」

 

 と、憂の姉ちゃん。

 

「…そもそも俺楽器なーんも弾けないですよ、バンドなんてやったコトないし」

 

「大丈夫っ!私がバッチリ教えてあげるからっ」

 

「……今ちょっと脚を怪我してまして。激しい動きとかできないんですよ、すいません」

 

「大丈夫っ!運動じゃないんだし、そんなに動かなくてもいいんだよっ?立って両手が動けばオーケイだよ!」

 

「…………」

 

 えーと。

 用意していた言い訳を並べても次々と被せてくるなぁ、この人……。

 そんでこのテの先輩が次に言ってくるコトもなんとなくわかってしまう。

 

「ねえ、今ナニかやってるコトとかやりたいコトあるの?」

 

 ホラ来た。

 

「や、だからバイトあるし……」

 

 シフトはほんの少ししか入ってねえのに?

 

「それに家事とか……」

 

 嘘つけ、言うほどやってねえだろ?

 

「それに他にもイロイロ、たくさん……」

 

 尻すぼみに小さくなっていく俺の声。炭酸の抜けたソーダみたいにスカスカの中身のない言葉だ。マジで格好悪い。

 

「俺は………」

 

「『楽しさ成分』が足りてないんだよ、きっと!」

 

 ……へ?なんだって?

 

「フッフッフ、知らないの?『楽しさ成分』があるとすっごい幸せになれるんだよっ」

 

 憂の姉ちゃんが得意げにワケのわからないコトを言い始めた。

 

「顔見ればわかるよ、『楽しさ成分』が足りてないっ!……だからね」

 

 全くもって不思議なコトに。

 

 

 

「だから、楽しいコトいっぱいしよう!」

 

 

 

 何故だか、さっきまであった醜い気持ちはナリを潜めてしまっていた。

 嫉妬心は一体全体ドコにいったんだ?

 

「バンド、楽しいよ」

 

 そして、憂の姉ちゃんは笑った。15年間生きてきて見たコトもない、特大の笑顔だった。

 そのとき、俺は誰かに強い力で背中を押されたような気がした。スゲー強い追い風が俺のコトを後押ししてくれているかのような妙な感覚を覚えたんだ。

 

「バカッ、そんなに無理強いしたらダメだろ、唯っ」

 

 別の先輩が焦ったように憂の姉ちゃんに抑制をかける。

 

「大丈夫だよ澪ちゃん。無理強いなんてしてないよー」

 

「いやだって、この人困ってるだろ?そんなムリに―――」

 

「憂の姉ちゃん」

 

「え?」

 

「あのさ……」

 

「……どうしたの?」

 

「…………」

 

 勇気出せよ。

 

「あのさ。俺にも、できるんか、な……?」

 

 俺、今スゲー顔赤いんだろうなぁ。

 

「た、『楽しさ成分』……俺なんかでも、いっぱいになるかな?」

 

 そんな俺を見て、彼女は何故かクスリと笑い、次第にソレは大きなモノになっていく。

 

「あっははははっ!モッチロン!私がなんでも教えてあげるよー、先輩だからねっ!」

 

 そう言って、彼女は誇らしげに胸を叩く。ソレは単純に先輩風を吹かしているだけなのかもしれないが、そのときの俺にはメチャクチャ心強く聞こえたんだ。

 俺は、中野さんをダシにしたカタチになってゴメンな、といった気持ちで少し中野さんに罪悪感を覚えたが、気にせずに憂の姉ちゃんと向き合う。

 周りに流されたワケじゃない。ハッキリと自分の意思で入部するって決めたんだ。

 彼女のまっすぐな瞳を見ながら、これからお世話になる先輩たちに入部の意を伝えるんだ。

 俺は気持ちを言葉にするために、大きく息を吸い込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もしも、あのとき。この先輩が、部室から出ていく俺を引き留めてくれなかったら。

 俺は一体どんな毎日を送っていたのだろう。

 

 

 

 引き留めて軽音部に誘ってくれた憂の姉ちゃんを、俺はいつまでもいつまでも感謝するコトになる。

 俺が高校を卒業したとき、軽音部のおかげでどれだけの『楽しさ成分』を内包していたかなんて。

 

 そんなの、言うまでもねぇだろ?

 

 

 

説明
勢いとノリだけで書いた、けいおん!の二次小説です。
Arcadia、pixivにも投稿させてもらってます。

よかったらお付き合いください。
首を長くしてご感想等お待ちしております。
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