超次元ゲイムネプテューヌ 3dis Creators_008
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第1章 ゲイム・スタート

 

 

 

 

 

C008:コンパちゃんとお話する

 

 

 

 

 

 

○プラネテューヌ・ギルド前・昼

 

    ネプテューヌがモコを引っ張ってギルドの中へと入っていく。

 

 

 

○同・ギルド内

 

コンパ「おかえりです」

 

 

 

 

 

モコ、ネプテューヌ「ふぁふぁいまぁー(ただいまー)」

 

 

    モコ、ネプテューヌ、ものを食べながらの返事。

    コンパ、顎に人差し指を当て首をかたむける。

 

 

コンパ「なに食べてるですか?」

 

 

ネプテューヌ「ひりろっふ(チリドッグ)」

モコ「ひーふほっふ(チーズドッグ)」

 

    要するにホットドッグ。

 

コンパ「二人だけずるいですー」

 

    むっしゃむっしゃ。

 

ネプテューヌ「うぉほわぼぉーひへほはふぇふぁいっふぇいふはらふぁー(モコがどうしても食べたいって言うからさー)」

 

    むっしゃむっしゃ。

    ネプテューヌの手がモコから離れる。

 

モコ「ふぉーひへはへふひゃんほほんはひゃんっふぇひふほうぉらひうぁろ?(そーいえばねぷちゃんとコンパちゃんっていつから友達なの?)」

コンパ「そーですねぇ……ん〜〜」

 

    コンパ、ログの参照で上を向いたまま数秒フリーズ。

    解けて、人差し指を立てながらモコに話していく。

 

コンパ「あいちゃんとねぷねぷがごっつんこして、その怪我を治したのがきっかけだったです」

 

    むっしゃむっしゃ。

 

ネプテューヌ「ふぁうぇー? ふぉうらっへー?(あれー? そうだっけー?)」

 

    むっしゃむっしゃ。

 

モコ「うぁおひはのー?(治したのー?)」

コンパ「わたしのお仕事は怪我をしたりした人達を治すことですから」

 

    むっしゃむっしゃ。

 

モコ「むいひゃひゃんぬのー?(おいしゃさんなのー?)」

コンパ「ナースですけど、それでもそんなに難しい病気じゃなければわたしが治すです」

 

    むっしゃむっしゃ。

 

ネプテューヌ「ふぉんはわふるぬふぇーぬうぃかばるーふぇんたーでなーふやっふぇふんらよ?(コンパはプラネテューヌリカバリーセンターでナースやってるんだよ?)」

 

    コンパ、首を横に振り。

 

コンパ「いえいえ。今は月光医師団っていう、移動医療集団に入ってナースやってるです! だからいまこうしてねぷねぷ達についていくのも立派な活動です。こう見えても副々団長なんですよ?」

 

    むっしゃむっしゃ。

 

モコ、ネプテューヌ「ふ〜〜〜〜ん……(ほーーーー……)」

 

コンパ「ふ〜〜んって……興味なさそうですね……」

 

    むっしゃむっしゃ。

 

ネプテューヌ「うぅうぅうぅ!(ううんううん!)」

 

    首を素早く横に振るネプテューヌ。

    むっしゃむっしゃ。

 

 

 

 

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モコ「ふぃあしゃんおわ?(ギアちゃんとは?)」

コンパ「ギアちゃんはねぷねぷ達を治したお礼を言いに来て、そこから知り合ったです」

モコ「?」

 

    むっしゃむっしゃ。

 

ネプテューヌ「うぃふらっへーそえ?(いつだっけーそれ?)」

コンパ「少なくともここの”サーバー”が”バージョン1”の頃だったはずです?」

ネプテューヌ「ふほらー!? ほろほひねふひあうぁらふうぁえれらいよー!(うそだー!? その時ネプギアまだ生まれてないよー!)」

コンパ「あれ? そーだったですか?」

ネプテューヌ「ほーくほうぉいらひへほらん?(よーく思い出してごらん?)」

 

    むっしゃむっしゃ。

    むっしゃむっしゃ。

    むっしゃむっしゃ。

    むっしゃむっしゃ。

    むっしゃむっしゃ。

    話に置いてけぼりでネプテューヌとコンパの会話のキャッチボールを食べながら目で追うだけのモコ。

    コンパ、再びログを参照しようと上を向く。

 

    しばらくの沈黙。

 

 

 

 

 

 

    コンパの頭上から音と共に煙が出て来る。

    慌てるネプテューヌ。

 

ネプテューヌ「んーーー!! んんんー!! んんんんんんっんー!!(わーーー!! 止めてー!! 無理せずストップー!!)」

コンパ「んーしか聞こえないですーーーーーーーー……かくん……」

 

    コンパ、ネプテューヌの言葉をなしていない叫びのようなもので、ログ参照を強制的に打ち止め、頭上の糸が切れたかのように急に((頭|こうべ))を垂れる。

    音と煙が治まり、再び顔を上げる。

 

 

コンパ「今はプラネテューヌに駐在してるです」

ネプテューヌ「……ん? むぁんろふぁらひ?(何の話?)」

コンパ「だから医師団の話です。他のメンバーも今プラネテューヌにいるですから、ひょっとしたら会えるかもですよ?」

モコ「うぁうぇうー?(あえるー?)」

コンパ「はいです」

ネプテューヌ「ほっはーほうはんらー(そっかーそうなんだー)」

 

モコ「ふぇ、ひあひゃんほあへっひょふほーひゃっへほほはひにられらろ?(で、ギアちゃんとは結局どうやって友達になれたの?)」

 

 

    コンパはまたしても煙を噴きだした。

    ネプテューヌ、またも慌てる。

 

ネプテューヌ「んんんんー!!! んんんーーー!!(解読不能)」

 

    むっしゃむっしゃ。

    モコ、なんだか楽しそう。

 

モコ「んー!! ふぇむぃー!!(けむりー!!)」

 

    そんなコンパ、煙を出しながらもログを参照しようと顔を真っ赤にしながら苦闘。

 

コンパ「ぎあちゃんとは……たしか……たしかぁ……」

 

    むっしゃむっしゃ。

 

ネプテューヌ「むお!? ふぉほいらひはへうぇる!?(思い出しかけてる!?)」

 

    SLの汽笛のような音を鳴らしながら頭上の煙をさらに激しく散らす。

 

コンパ「ねぷねぷに紹介されてぇ……」

ネプテューヌ「ほう! ほう!(そう! そう!)」

 

 

 

    コンパの頭の煙と音が、急速に静まった。

    そしてすっきりしたかのような満面の笑みで言う。

 

 

 

 

 

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コンパ「今はプラネテューヌに駐在してるですぅ!」

 

    むっしゃむっしゃ。

    もごもご。

 

モコ「……もほっひゃっは(……戻っちゃった)」

ネプテューヌ「ふぁひゃりうぁえらはらほれ! ふぁひゃりうぁえ、ほほをふぇあうぃらはらえへうひあわ!?(当たり前だからそれ! 当たり前、ここの女神だからねネプギアは!?)」

 

    コンパ、引き続き医師団の話をし始める。

 

コンパ「この間なんか、サーバーダウンのエラーで機能障害を起こしちゃった人たちの訪問医療をして、その後みんなでカレーパーティーをしたです」

 

    むっしゃむっしゃ。

 

ネプテューヌ「ひーなー……(いーなー……)」

モコ「はろひほー!(楽しそー!)」

コンパ「それはもう! 特に副団長の作ってくれるカレーはほっぺたが落ちるほどです! カレーって、健康にもいいんですよー」

モコ「ほーらんは!(そーなんだ!)」

コンパ「はいです! 食べ続けるとおじいちゃんおばあちゃんになってもフルマラソンを完走できるほどになるともいうです! 他にも、むし暑い時とかは、カレーを食べると徐々に体が冷えてくるなんて話も聞いたです」

ネプテューヌ「ふはらひひはへーはわー! ほひ! ひょーははへーひひほー!!(素晴らしきカレーパワー! よし! 今日はカレーにしよー!!)」

 

モコ「ふぇ、ひあひゃんほあへっひょふほーひゃっへほほはひにられらろ?(で、ギアちゃんとは結局どうやって友達になれたの?) ごくんっ」

 

    モコ、チーズドッグを全部食べ終える。

 

ネプテューヌ「ふ、ふひひはふれひーほ!?(む、無理しなくていーよ!?)」

 

    むっしゃむっしゃ。

    ネプテューヌはモコの言葉に素早く反応し、コンパに再度言う。

 

 

    しかしコンパはそこで無理してでも努力しちゃうような子。

 

    またも煙が吹きあがる。

 

コンパ「むむむむむむむ……ッ!!!」

ネプテューヌ「んんんーーーーー!!!(解読不能)」

 

    パニック寸前になるネプテューヌと目を白黒させつつ楽しんでいるようにも見えるモコ。

    コンパ、真っ赤になってしまった顔で言葉をひねり出す。

 

コンパ「ぎあちゃんは……たしかぁ……」

 

    やかんが沸騰するような音を出し始めてしまう。

 

コンパ「ねぷねぷに紹介されてぇ……それでぇ……」

ネプテューヌ「んんーんッ! んーんんんー!!(いーいッ! いいからもぉー!!)」

 

    コンパの真っ赤な顔の周りで、大気が歪むほどの熱が確認できるようになる。

 

モコ「熱ッ!?」

 

    モコ、熱気でコンパに近づけなくなり、ステップで距離を置く。

 

コンパ「いっしょにくえすとにいってぇ……」

ネプテューヌ「ん!? ほほひらひへる!? ほほひらひへるほへ!?(思い出してる!? 思い出してるこれ!?)」

 

    むっしゃむっしゃ。

 

コンパ「た……すけ……て……くれ……てぇ……ッ!!」

ネプテューヌ「ほんほれ!! ほんほれふぉんうぁ!! ほほうぁへひはらほほひはひはえ!!(がんばれ!! がんばれコンパ!! ここまで来たら思い出しちゃえ!!)」

 

 

 

 

    そして治まっていく煙と音と熱気。

 

コンパ「今はプラネテューヌに駐在してるですぅ……」

 

 

モコ、ネプテューヌ「……」

 

 

    ほぼ無音とも言うべき静寂がしばらく場を支配する。

 

 

ネプテューヌ「……ごくん」

 

    ネプテューヌ、チリドッグをようやく完食。

    コンパ、俯きがちに。

 

コンパ「ごめんなさいです……ギアちゃんとどうやって友達になったかよく思い出せないです……」

 

 

    モコ、ネプテューヌ、右手を後ろに回し、ゆっくりと、何故かゆっくりと、一寸の狂いもなく同時に抜き始める。

    腕、手甲、指先と姿を表し、さらにその手に握られているものが見えてくる。

    先ほどと同じホットドッグが姿を見せる。

    非常にゆっくりと抜かれた各々のホットドッグを各々ゆっくりと顔に近づける。

    口との距離が10センチを切った所で、開いて大穴をあける。

    それぞれのホットドッグがその大穴に入って行き、10分の1ほどの長さが入った所で、口が閉じられる。

 

モコ、ネプテューヌ「はむっ」

 

    事前にネタ合わせでもしていたのか。

    再び口の中に物を入れた状態で。

 

 

モコ、ネプテューヌ「ほっはー……(そっかー……)」

 

 

 

 

 

説明
ゲーム中のサブイベント的なものその1.
サブイベントってこういう雰囲気ですよねー……なんだこれ。
あぁ……なんかいつになく質が低い……。
プロットを作らなかったのが悪いのか……。
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コメント
Toおぜうさん  それもひとつの手かもしれません。用語使っちゃいますが、本来はそうならないようにエラーハンドリング等をしているはずなのですがどうも予定外のエラーが入ったようで・・・すみません、後で用語集とか作っときます。(柏中ロージュ&ミヤウエ)
フロム「とりあえず水かけるか?機械の冷却用だが。」ネロ「ねぷねーさんにはかけるなよ。」フロム「液体窒素染みてるし関係ないだろうけどな・・・。」がすと「ではこの可憐でひ弱な乙女ことがすとが一石を」ネロ・フロム「「帰れ」」(リアルではおぜうタイプ@復帰)
よく突っ込んでくれましたっ! パーフェクトですツバキさんっ! 超うれしいっス!! ネプテューヌ「あぁ、あいちゃんかネプギアがあの場にいてくれれば……!」次はあいちゃんとコントです(爆)(柏中ロージュ&ミヤウエ)
アリス「大気が歪む程の熱って…凄まじいですね」 フウ「OK、とりあえずこれだけは言わせて。…物食いながら喋んなっ!」 ヴァイス「ツッコミが不在だと問答無用で話が進む…」(風音ツバキ)
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