超次元ゲイムネプテューヌ〜青年の伝説〜 |
「■■■■ーー!!」
モンスター・・・いや【竜の王】は咆哮ではない咆哮をしている。
「うるせーな!!」
ホワイトハートが毒づくのも分かる。
現に周りの木々たちもざわついているからな。
「そうだな・・・」
「さっさと終わらせようぜ!コイツにかまっている時間はない」
「そうしたいのはやまやまだがな・・・。うるさすぎてどうしようもない」
「テメー、近接タイプだろ?なんとかしろよ!」
「そういうお前こそ近接だろ。お前が何とかして来い」
「あ〜ん?んだとテメー!女神様に向かって!!」
「なら敬語で話そうか?」
「・・・きたねーな、テメー」
「なぜだが知らんがお前に言われると無性に腹が立つ」
まあいい。まずはアイツをどうにかしなくては。
「俺が真正面に突っ込む。その隙にお前が叩いてくれ。」
「了解!」
そして俺は【竜の王】に突っ込む。
「■■■■ーー!!」
やつは俺が突っ込むことに気がつき、鋭利な爪ではむかってくる。
「その程度で・・・」
俺はそれを天照で軽く受け流し、回転斬りをおこなう。
「(浅いか・・・)」
俺が軽く斬ったことに腹を立てたのか、隙が大きくある攻撃を繰り出してくる。
「甘い!!」
俺はその攻撃をさけ、切り刻む。
「『千本桜』!!」
そして『花』が散る・・・かのように見えた。
「(何!?俺の攻撃を耐えた?)」
「■■■■■ーー!!」
俺が驚いている隙にやつは口から『ブレス』を繰り出してきた。
「(しまった・・・!!)」
そうこう考えても遅かった。漆黒のマントは破れ、軽い火傷をおった。
「ちっ」
だがやつはこちらにしか意識しておらず、『もう一人』いることを忘れていた。それが勝負の『差』だった。
「こっちを無視すんじゃねえぇぇー!『ハードブレイク』!!」
ホワイトハートが叫び、【竜の王】が気付いた時には遅かった。
「これで終わりだあぁぁー!!」
そしてそのモンスター『命』は散った。
「相変わらず思うんだがその技でとどめさすのやめないか?」
「何で?」
変身を解いたブランが疑問系で返してくる。
「何でって、周りの被害がハンパじゃないし・・・」
周りを見渡すとさっきブランが使った技のせいで木々が4,5本折れていた。
「別にこれくらい・・・」
「これくらいってお前・・・。ああ、そうだ。お前に言ってないことがあった。」
「何?」
「おれ明日いないから」
「何で?」
「明日『ラステイション』に行くから」
「何しに?」
・・・やけに質問が多いな。
「仕事だよ、『仕事』」
最近ここもそうだが、モンスターの数が以上に増えている。
そのためか他の大陸にも女神が地上に降りてきているらしい。
だがそれでも『四女神』が同時に降りたつことはない。
『神界』にでも何かあったのか?とブランに聞いても教えてくれない。
まぁ別に興味はないが・・・
話を戻そう。『ラステイション』と『リーンボクッス』と『ルウィー』には女神はいるが、どういうことか『プラネテューヌ』には女神が降りたっていない。
これはこれで『異常』なことだった。
上に述べたとおり今モンスターが以上に増えていて市民の安全がないという状況なのに、市民の安全を『守る』役割の女神がいないのは『異常』なのである。
一応それぞれの大陸には俺と同じ『狩人』はいるのだが、どうしても強いやつはじきじきに俺が呼ばれるということだ。
「何日まで滞在するの?」
「そんなの分からん」
「・・・出来るだけ早く帰ってくる。約束」
「わかったよ・・・」
そういって俺はブランと『指きり』をする。
「それじゃあ、いってきます」
「いてらっしゃい」
説明 | ||
第三話目です 相変わらずの駄文ですがよろしくお願いします |
||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
1169 | 1122 | 0 |
コメント | ||
クァム「あのマント便利だなぁ…俺スナイパーライフル使いだから隙つかれやすいんだよ。そのマントちょうだい♪」(駆蘭) | ||
タグ | ||
超次元ゲイムネプテューヌ | ||
クロさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |