「あなた一体何者？」

　ある公園で、紅い髪の女性が黄金の籠手を装備した青年に聞いた

　「ただの人間さ。まぁ、ちょっとばっかし異常だけどな」

　青年は苦笑いで答えた

　「まぁ、俺のことについてはあとで教えてやるよ・・・・取りあえず、そいつのこと何とかしてもらえねえか？エロくて馬鹿だけど・・・・俺の一番のダチなんでね」

　青年は死にかけている友を見て女性に頼んだ

　「そうね、まずはこっちが優先ね」

　女性はそういい、服から赤い駒を取り出した。その駒を死にかけている青年に乗せると、駒が輝き、青年の中に入っていった

　「これでこの子は大丈夫よ」

　「サンキューな。こいつは俺が家まで連れて行く」

　そういい、青年は倒れている青年を背負った

　「・・・私が何者か聞かないの？」

　女性が聞くと

　「大体わかってるからな、お前の正体は。まぁ、詳しいことはこいつと一緒に聞かせてもらうぜ。俺の話はその時でいいか？」

　「ええ、構わないわ。そういえば、まだ名前を言っていなかったわね。私はリアス・グレモリー。駒王学園の3年生よ」

　女性、リアス・グレモリーが青年に自分の名前を言った

　「俺は大門大。あんたと同じ駒王学園の生徒で・・・喧嘩番長だ！」

　青年、大門大はリアス・グレモリーに挨拶をした

　この日から大門大の新しい喧嘩が始まった