超次元ゲイムネプテューヌmk2 希望と絶望のウロボロス 外伝的なもの!
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※これはまだ前作の黒閃の騎士以前の話で空がまだレインボーハートと深い仲ではなく一人称が『俺』でレイスはまだ空と離れるまえで零崎 紅夜と名乗っていた時期のお話です。

そしてこの話はレイスと空亡が会った時期のお話です。ではでは

紅夜の若いころの話なので性格が少々違います。空はみんなに隠している性格を出しまくっている。

正直、グロイです。

 

 

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「『神殺しの頂点』?」

 

そう言い返してきたのは大人の雰囲気を出しながら子供のような要素を出す整った貌で中二病かと思うオッドアイと黒強めのダークシルバー色の髪をしている零崎 紅夜だ。

 

「なぜだろう、俺は無性にお前に突っ込みたい」

 

突っこみなら意義がある場合にしてください。

意義もない議論はわがままであると俺は思うんだ。

 

「………もう、いいや。っで俺はなにをすればいい?」

 

なんどか頭部を掻き一転、真剣な顔つきになる紅夜。

ここは『原典』と呼べる世界という概念が生まれて一番最初の世界、そこは俺達、世界神が住むことを許された特別な場所だ。

吹く風が自然を整え、流れる水が地形を芸術に作るように形成し自分と言う存在が屑と思うほどの美しい世界なのだ。

そして今の俺たちはそんな全てが絶景と言わん限りの大地で二人でお茶会を楽しんでいる。

 

「君は『神殺しの頂点』の確保、俺は適当に暴れるからその隙に」

「………危なくないか?」

「下手したら死ぬね」

 

紅夜は難しい顔で俺を見てきた。

なにが難しいのか俺には分からないでも紅夜は大きなため息を付いた。

 

「俺が手早く終わらせばお前は大丈夫なのか?」

「さぁ?」

 

俺もまだ死にたくないからそれなりに頑張るけど『神殺しの頂点』はあまりにも特殊すぎる。

通常でいうならば神殺しと言うのは武器であることが多い、それは神を殺せるのは人間という理由だ。……っとその前に神について説明しないとね。

 

神には基本的に二パターンがある

なにもない無が意思を持ち生まれた自然発生型の神

人々の幻想から具現化した信仰発生型の神

神というのは信仰によってその威光を示すことができる。ただしどちらもメリットとデメリットがある

まずは自然発生型の神、これは生まれた当初は超強力な力を持っているが無から生まれたせいで年が過ぎるごとにその力は徐々に劣化していき最終的には消滅してしまうこともある。

次に信仰発生型の神、これは強いのが居たり弱いのが居たりさまざまでその理由は信仰によりその力を増幅するからである逆に信仰が完全になくなり人々から忘れられてしまえばその神は消滅する。

前者の自然発生型はのちのち信仰発生型の神に代わるのが多い、神だって娯楽とかあるから死にたくないの理由は一つや二つはできるんだよ。

人間のおかげで神は存在できると同時に人間は神に反乱できる、反抗かもしれない信仰すること辞めればいいんだからそして時に神を滅ぼす殺すという意思がその神の存在を凌駕すれば殺せる。

一人では不可能(目の前の人は可能にした)だけど全員の想いが一つになれば出来ないこともない。っていうかそこまで嫌われ殺そうと思わせる神ほど、すでに消えていくことが多んだけどね。………まぁ人それぞれだからわかんないけど

 

 

「お前がそこまでいう『神殺しの頂点』ってどれだけ強いんだよ。神を殺せるならアザトースさんとか倒せるの?」

「できるんじゃない?っていうかホント君は規則外だよね」

「規則外なのはおまえだろ?」

 

クトゥルゥ神話も一応神の類に……入るか?

色々と滅茶苦茶だし下手に刺激するとその銀河が滅びるし本当に厄介だよ。

因みに紅夜はクトゥルフ神話の旧支配者との関係が意外に深い。

紅夜自身が闇の属性なのかもしれないけど、なにより人間の精神力でアザトースとかニャルラトホテプと真正面から会話したのは君が初めてだよ。

普通なら近づくだけで発狂、見れば魂を砕くほどなのにその超絶の安心感を保つその精神力は神々の中でも見ないほどだよ。

 

「はいはい、理解してないのは罪なのかね?」

「お前のその戯言に付き合っている暇はないんだが……それに『神殺しの頂点』ってことは秩序を狂わす存在なんだろ?そんなやつなんで存在するんだ?」

「さぁ?この世には全知全能は存在しないからね」

「……一応聞いておくが、確保でいいのか?」

 

む、そうだね。

父様からは自由にしてよいと言っていたからどうでもいいんじゃない?

世界神の頂点である父様はもはや神と言う概念すら超えたものだから『神殺しの頂点』には倒すことは不可能なんだよね。

 

「確保するのは紅夜の自由に」

「了解、っでどんな姿なんだ?」

「さぁ?」

「…………」

 

そんな呆れた顔で俺をみないでよ。ちゃんと理由があるんだから

 

「その顔はなにかあるのか?」

「あるよ。えっとね監視に行った神々の下僕とか全死なんだ。神本人が言っても同じ結果、姿ですら瞳に焼き付けることは不可能なんだよ。要はみんな死んだ」

「……おーい、俺は要約プルートさんといい試合する程度(負けるけど)なんだぞ。話からアザトースさんも倒せるぐらいなら俺は無理だぞ。瞬殺だよ?」

「ティシフォネの力を借りれれば?世界を秒で滅ぼせるぐらいは強くなれるよね?」

「手加減が出来ない全部、闇に染めて確保できなくなる」

 

難しいね………。

そのあとも俺たちは作戦を練っては壊しの練っては消したり繰り返し

 

 

「結局空がおとりで俺は裏から、か」

「お互いを生かせるのはそれぐらいだよ」

 

紅夜は全ての闇を統べる闇皇で僕は破壊神の中で最高位、協力戦できないんだよ互いの攻撃は広範囲が多いから

 

「こんど俺対人戦の技造ろうかな……」

 

それはいいけど紅夜の周囲は基本化け物だらけだよ?

それにこのまえシュブ=ニグラスに食われかけていたよね(性的な意味で)ティシフォネに助けらていたけど夫のヨグ=ソトースまで乱入してきてもうあれで世界の一つ、二つ滅んだよね。

創造修正した姉様が言っていたけどもうカオスだったらしい(笑)

 

「なぁ、空こんど胃薬作ってくれないか?」

「うん、親友のためなら」

 

ははは、思い出したのか紅夜はおなかを抑えていた。

そんな君でも、なんだかんだ生き残って帰ってくるから凄いよ、紅夜は罪遺物という異体の体で生死の概念がない代わりにその存在を保っているのは精神力なんだ、クトゥルフ神話の中で最高神格から生まれた二人を目の前に狂わないのが本当に凄いこれが素なのも、もっとすごいんだけど本人はいまいち自覚無いんだよな。

 

因みにいま、僕たちはその『神殺しの頂点』がいるとされている世界を目の前にしている。

世界というのは神次元という場所で水玉のようなものがいくつも浮かんでいるイメージでいえばロード・オブ・アポカリプスの幻想的なあのムービーみたいな感じかな(分かりにくくてすいません)。

その水玉状の世界は特殊なバリアーで守られており他世界とぶつからない様になっている世界と世界がぶつかったら何が起きるか考えたくもないね。

とりあえず『神殺しの頂点』は神を察知能力を凄くこれまで状況により恐らく同じ世界に存在するだけで場所は分かるというなにそのチートというぐらい滅茶苦茶だ。

なので俺たちはそのばれない様に神次元の中で最後の確認をしていた。

 

「場所は分かるんだよな?」

「うん兄様の未来観でなんとかね」

 

そういい僕はコートからバカデカい地図を取り出しその地点を指差す。

 

「作戦は成功失敗は速さだね。できるだけ紅夜は早く確保してね」

「了解だ。じゃ……」

 

紅夜はそういって拳を向けてきた俺も同じように拳を向けて、互いの拳を軽く当てた。

 

 

 

「「行きますかーーー!!!!!」」

 

紅夜と僕はその世界に侵入、空間を操り『神殺しの頂点』がいるとされる星に一気に飛ぶ!。

それなりの重力の星で勿論、大気熱で身を焦がすような暑さに襲われる僕は平気だけどね

 

「あつっつつっっ!?!?!?ティシフォネヘルプ!!!」

『全ては我が恋しき愛しきご主人様のために』

 

深淵のような低い女性の声音と共に紅夜の周囲には熱を食らう闇が発生する。

少し前にティシフォエは紅夜の親友や初恋人や殺して『自分とご主人様だけが存在する世界をつくる』とかで問題が起こした勿論俺と紅夜で止めたんだけど(紅夜は都合のいいように操作されていたけど)しばらく紅夜とティシフォエは絶交状態だった……まぁ、紅夜が怨むことをやめて受け入れたから二人の仲は回復しているね。

 

「空!!なんで空間移動でいっきに地面に降りないんだ!?燃えるところだったぞ!?」

「えっ!?萌えるところだった!?紅夜ってそんな趣味合ったの?」

「アホーーーーー!!!!」

『((終末を呼ぶ天魔の槍|デストラクション・ペイン))!!!』

 

うわっと紅夜の怒りに反応してティシフォネが攻撃してきた!

とりあえず当たる理由がないから避けるけど放たれた闇の槍は近くの小惑星を貫通していく。

 

「っーーーー!」

 

そんなコントしていると全身を襲う寒気、まるで死を見せる化け物が俺を見つけ顎を開いているように思えた。

 

「紅夜!見つかった!!」

「了解!生きれよお前にはまだ恩を返していないんだから!!!」

 

互いに大気圏を突破し紅夜は自身を守っていた闇を翼へと変化し空を疾走する

僕はそれとは逆方向へと走った。

なにやっているって?紅夜は後ろから僕は前からこの星を一周すして挟み撃ちのようにするんだよ。

でも、僕はおとりだから紅夜から速く到着してなにより過激にしないといけないね!

 

体感時間で多分、三秒くらいで目的の場所に到着。

古い屋敷のような場所だった気配は人間の複数、全員が神殺しの武器を装備している。

俺は空間からとっておきの剣を取り出す。

それは鮮血の丘で勝利を約束した黄金の剣を俺なりにアレンジした時空間すら切り裂き絶対の必殺剣それが……!

 

 

「((永劫に勝利を約束した神剣|エターナル・エクスカリバー))!!!」

 

放たれた何色に属しない星色の極光が時間と空間を切り裂きながら突き進むが屋敷には届いたかと思うと弾かれた。

 

「むっ……」

 

神属性関係ない攻撃なんだけどなんでだろう時空と空間を切り裂くから防御とかよっぽどのことがないかぎり無理だと思うけど……う〜ん、もしかして神の攻撃を無力化じゃなくて神が作りしまたは神関係のものまで無力化するのかな?そうだとすればかなり不味い。

 

「神がきたぞーー!!!」

「殺せーー!」

 

屋敷からぞくぞくと蟻のように出てくる神殺しの武器を装備した人間たち、その数は6人で俺の知らない武器もあるからもしかして『神殺しの頂点』は創造力があるかもしれない。

 

ガクッっと僕の膝がいきなり重くなり思わず倒れそうになる。

……この地面も神殺しの属性を含んでいるこれで俺の破壊能力は使えないな……

 

「ぎゃははは、今回の神もなかなか上玉じゃなぇか!?」

「この前の天使と神もなかなかいい味出ていたぜ……この神様は一体どんな味なのかな?なのかな?」

 

う〜ん、そういえば行ったのは女神の類に入る神だったね。

このモブキャラ達の発言によると、どうやら殺される前に徹底的に犯された上で殺されていると予想されるね。

今の俺は男なんだけどな……まぁいいや、

 

「おいおい、やるのかよ?この大地立った以上はお前はお前たちが見下ろしている人間と変わらない力まで落ちるんだぜ?素直に降伏すれば快楽の中で殺してやるぜ?俺達は慈悲深いんだぜ」

「はぁ……子供だね」

「あぁ、お前、なんていった?」

「子供だね、っていたんだよ君たちゴミ虫には聴覚はないのかな?」

「て、テメェ!!!」

 

こいつら少なからず戦闘慣れしているしけど、武器に頼っているね。

あれだよナイフを持ったから他人より強いと勘違いするパターン、それって結局、自分は強くなってないんだよ。

 

「良く見ればお前、胸ないじゃん残念だな俺は圧倒的に巨乳派なんでね。なにもせず拷問して殺してやる」

 

だから、僕は男だって……あとね君は、なんで俺がここに来たのか理解していない。

 

「一人目」

「はっ?」

 

空間から取り出した剣を素早く投擲、後ろで構えていたそいつは眉間を貫通し唖然とした声音しか出せずそのまま鮮血の中で絶命した。

 

「言っておくけど僕は自身の力が恐ろしくてね。その代りに体術とか極めているんだ。たかだ力封じた程度で君たちに勝てる要素なんてないよ」

 

破壊の力は超強力なんだけ、どうしても手加減が失敗したりで世界丸ごと破壊してしまうだよ。

だから僕は安心安全の人間が生み出した体術とか剣術とか習って強くなるしか無い時期が合ったんだよ。

 

「っーーーてめぇ、何が神だ」

「((人造神|デミウルゴス))あんた達のような人間が生み出した欠陥兵器だよ」

 

神が作り出した武器がダメなら人間の手によって生み出した武器ならいいんだよね?

世界を回ったときに特別に気に入った剣をいくつか取り出し握り疾走する。

 

「お、「遅い」グハッ!」

 

この中でリーダー各をまずは潰す。

指示を出そうとするが既に俺はそいつの懐に潜り込みその心臓に剣を貫通させている。

直ぐにその剣を離しそいつが持っていた神殺しの剣を取り上げ近くにいたモブキャラの喉へと投擲し、突き刺さった。

そいつは声にならない声で周囲を徘徊し近くの潜水へと顔突っ込んだ。

そして青い水は紅い水へと染まった。

 

「三人目」

「う、うわぁぁぁあぁぁ!!!」

 

リーダーを失い発狂する人間、生きたいがために俺に突っ込んでくるもの、怯え武器を捨て逃げる者それをみながら僕は新たに空間からいくつもの剣を取り出す。

 

 

 

 

 

「言っておくけど僕はね

 

 

 

 

ーーー人間殺すの大好きなんだ☆」

 

 

「グベッ!?」

「嫌だ!、しにた……く、なぁ……」

 

襲い掛かってきた奴を剣の柄頭で顎を叩き上げ、左に握っている剣を逆手にして横に頭部を突き刺してそのまま地面にも突き刺しそのまま固定、そいつが持っていた槍を取り上げ背中を見せている奴目掛けで一直線に飛ばす。

見事に心臓部分に直撃、やったね!倒れてしぶとく這いながら逃げるけど途中で動くなった。

 

「あとは君だけだね」

 

これで五人目、残りは一人。

ガタガタと歯を鳴らし無様に涙と鼻水を垂れ流す

 

「た、助けてくれ……!あんた神様だろ?俺たち人間の救世主、だろ……?」

「君ね間違っているよ」

「えっ………」

「全ての世界において自分だけの都合で動いてくれる神様なんてどこにもいないよ?」

 

神様はあくまで傍観者、時たま人々に奇跡を見せて自らの威光と尊厳を示し信仰させるようにするだけ例で言えばクトゥルフ神話のクトゥルフとかは人間の夢に侵入して狂わして自分の信仰させるようにもするんだよ?

まぁ、このやりかたは邪道だから善神のアマテラスやゼウスとかはしないんだけどねあれこそ正に神々しさの鏡だね。

 

「まぁ、僕もいっぱしの神様だし”お願い”を聞いてくれたら考えてあげる」

「あ、ありがとう、ございます……一体何をすれば…?」

 

う〜〜ん、そうだ!俺はまたまた一本の剣を取り出した。

そいつはまた泣き出したので「大丈夫」と優しく微笑んでやると頬を紅潮して泣き止んだ。……ウザッ

 

「それじゃ、口を開けて?」

「こう、ですか」

「全開にだよ?」

「は、はい……!」

 

よし、それくらいなら((入るね|・・・))。

俺はそいつの胸ぐらを掴み動きを封じて口の中に剣を縦に入れた。

 

「〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!」

 

おっと、なかなか反射神経がいいね。

喋ろうと口を閉じかけたけど直ぐに持ち直した。すごいすごい

 

「ふふふふ」

「ふぁ……ふあぁぁ」

 

恐らく、なにをすればとか言っているんだろうな。

だから俺は先ほどのように優しく微笑んで答えた。

 

 

 

「噛め」

「−−−−!!!!!!!」

 

声にならない絶叫、逃げ出そうとするけどあらかじめ胸ぐらを掴んで逃がさない様にガッチリガート♪

 

「躊躇しないでよ。ほら君だって今日何かを噛んでしょ?いままでそれを何回もやったでしょ?それと同じ言うなら赤ん坊に戻るといいお母さんのオッパイに齧り付いた時と同じだよ。ただ噛むものが剣だということだけだよ?」

「あぁぁ、ふぁぁぁぁ」

 

縋る様な嗚咽の声音、そいつは俺の服装であった純白のコートを掴み許しを問うよう俺を揺らす

 

「大丈夫だって、俺のことを聞いてくれれば君は助かるんだよ?それだけで君の罰は許されるんだよ?死と痛みを天秤に掛けてよ……君でもそれぐらいわかるよね?」

「………!!!」

 

小さく、そいつは頷いた。良かった良かった

 

「それじゃ、やろう?大丈夫だよ君ならできるよ」

「………あぁ、ぁぁぁ」

 

 

 

グシャ

 

 

 

 

「−−−−−−−!!!!」

 

そして、そいつは頑張って剣を噛んだ。

 

「ふぁ、あはははっは……」

 

血で濡れた剣を手に俺は思わず笑った。

 

「あはははははははははっははっははははははは!!!!!」

 

本当にやったよこいつマジで最高だよ!

剣を噛んだよ!顎と鼻が一体になっているよ!ピエロの逆バージョンだよ縦に口が裂けている!

 

「いいよ!いいよ!!いいよ!!!、助けてあげるよ特別だよ」

「あ、が、あぁぁあぁ……」

「あれれ逃げないの?」

 

破壊神の慈悲だよ?滅多ない激レアなんだよ?そいつは蹲って悶えるだけ逃げようとしなかった。これってつまりあれ?あまりの痛みに殺してくださいパターン?にひひひひひひひひ

 

「ちょうど良かったね紅夜のほうもうまくやってくれたの僕は再び神としての力を取り戻せた。だから僕の最後の慈悲だーーー散りひとつなく破り壊す」

 

そいつに向かって僕は手を握りしめた。

たったそれだけの動作でそいつは消えてなくった。いい夢よ〜、でも手加減ミスって魂も破壊したから君は地獄も天国もいけなくて終わりだね

 

 

ガシャーーーン

 

 

と屋敷のガラスを突き破り漆黒の影が俺の前の降りてきた。

紅夜だ、だけどいつも羽織っている漆黒のコートは何かをくるんでいた。この寒気は……これが『神殺しの頂点』か

 

「……派手にやったんだな」

「それが俺だぜ紅夜、ところでそれが?」

「…………」

 

紅夜は沈黙で抱きかかえているコート一部、取った。

そこには5歳ぐらいの生きているのか死んでいるのか分からないほどの少女が眠っていた。

 

「これ生きてる?」

「あぁ……なぁ、空」

 

まさか『神殺しの頂点』がこんな小さい子供なんてね……体中にやけどのような傷と裂傷、微妙にイカ臭いから性道具としても使われてたんだろう。さっきのグループは巨乳派とか言ってなかったけ?これはペド野郎がいたんだね。

 

「こいつは……なんで生まれたんだろう」

「神を殺すためだと思うよ」

「違う」

 

む、紅夜の様子がおかしいずっとその腕に抱えた少女の眠り顔を見ているので僕には紅夜の表情は見えない。

 

「違うんだ。なんで、こうなんだ……?」

「なにが?」

「誰だって……生きる権利はあってもいいはずなのに…………この娘は、望んでない『神殺しの頂点』をもって、それだけで……!」

 

少女の顔に一つ、二つと雫を落ちていく。

紅夜は泣いていた、短い出会いで見知れぬ少女にために涙を流した。

 

「ーーーー本当に優しんだね紅夜は」

 

君は自分が間違っていると分かって復讐を簡単にやめた。

僕は自分を作り出した人間への復讐でいっぱいなのに……紅夜は凄いよ。

 

「………なぁ、空一つだけ答えてくれ」

「なにかな?」

「どんな存在であれこいつは『生きたい』と願えば俺はこいつと一緒に歩んでいいか?」

 

あ、はははっは……はぁ………君の中心にはいつもなにかあるね。

只でさえ、ティシフォネを俺の家族にすると言ったときは全世界が揺れたよ?だってその時の紅夜は今でもだけどコントロールをやめて暴走状態になれば世界を危機にすることができるの闇の使い手なのに『原初にして始原の闇』という闇の中でもっとも最古で頂上ともいえる闇を従えること、つまりそれは全ての闇を従えるという同一のことなんだよ。

それで紅夜の呼び名が『闇皇』になっだけどそれに俺達の神々の天敵『神殺しの頂点』まで入ったら紅夜チームは全世界と戦争できる戦力になるよ?

下手すればこちら側は負けるよ?それぐらいの脅威になれば当然また他の神が紅夜を危険視する。

昔はそれがティシフォネの逆鱗に触れてその神々、30程度の最上位の神が((行方不明|・・・・))になったんだよ。

 

「えっと……?」

「……………」

 

でも、好き勝手する神の抑止力にはなるかな?

いやでもリスクが高すぎるよねそれ……ここで受け入れたら他の神々を抑える仕事が……

 

 

ガシッ

 

 

紅夜の意思に反応してティシフォネが俺の影から這い出て闇で両手足を拘束して背中に鋭いものをちょいちょい当ててきた。

……あれですか僕の選択肢は元々からNOはなくて”YES”か”はい”しかないのか……うぅぅ

 

「うぅぅ、その娘の意思次第だよ……?」

「!ありがとう空、俺はこの子に希望を教え為に頑張るよ!」

「う、うん頑張ってね……うん」

 

変わりに俺には絶望のプレゼントですか……。

ごめん俺の買ったゲーム達、君たちをプレイするのはまだまだ先になりそうだ……。

説明
ぶっちゃけネプギアとかネプテューヌとかそもそもゲイムギョウ界という言葉すら出ない扱いです!、
あと、書いてて自分も気持ち悪くなってしまうほどグロイです。でも、本当はこうなんです……夜天 空という本質は
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コメント
ヒノサン>レイス「……似ていると言えば、似ているのか?」空「空亡ちゃんとは全然違うけどね。例で言うなら突然空から女の子が落っこちてきて、そのまま流れ流れイベントに付き合った感じだね」レイス「あいつ手の出会いは突然だったからな……」空「そして、僕は凄まじく仕事量が一気に100倍ぐらいになった記憶がある」レイス「乙」空「(怒)」(燐)
デバッカ「ティシフォネも空亡と似たような感じだったのか。」ユウザ「じゃあティシフォネは空亡のお姉ちゃんだな。」デ「本人は自分でお母さんって言ってるぞ。」ユ「それは空じゃね?男性にも女性にもなれるんだし、ゼクスも『母上』って呼んでた事あるし。」(ヒノ)
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