恋姫無双 槍兵の力を持ちし者が行く  1話
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 「こら!蒼〈そう〉!待ちなさい!今度という今度は許さないから!」

 

 皆さんはじめまして今作品の主人公の李高雲犬です。(ってなんでそんな事言ってるんだ?)なんと只今三國志の世界で一から生活しています。なんか神様のミスで死んでしまったので、面白い所に飛ばしてやるよ。と言うことでなんか色々身体能力のサービスを貰い、はや10年、今は洛陽で楽しくしています。

 

 「待ちなさいと言っているのが聞こえないのかしら?」

 

 えっ?なんで追われているかって?それは通っている私塾をサボり、それがばれて幼なじみに追われているからなのさ〜俺は風になる〜

 ……すいません。現実逃避です。まあ転生しただけあって知識はあったので昔は神童とか呼ばれ、私塾に入れさせられ色々教えてくれたのですが、もはや分かっている事ばかりだし、自分は武を訓練したいので度々抜け出しているのですが、天才な幼なじみにばれて追われるのが常になっています。

 ……というかよく飽きないよなあいつ。

 

 「まったく、この曹孟徳の言うことが聞けないのかしら?……なんでこんな奴に真名を預けたのかしら私」

 

 そう!幼なじみというのがあの曹孟徳なわけですよ。紹介すると真名は華琳。

 

 ちなみに、真名というのはその人の誇りで相手が許可しない限りそれで呼ぶことを許されない名前のことだ。因みに俺は蒼

 説明終了。

 

 そして、驚いたことに三國志の有名な将が知ってる限りみんな女の子なんですよこれは驚いた。

 まあそこは置いといて、華琳の紹介だな。容姿はかなりいい。だって女にモテてるからなあいつ。あとドS。たまに誰かを虐めて悦んでるとこ見たことあるし……そして天才だな。もう完璧に近いとこがある。

 けど、唯一欠点なのは身長も胸も小さいこt(ガン!)イテーなあいつ。てかこれあいつの得物の鎌じゃねーか!

 

 「なんだか私に対してとても失礼なことを考えてなかった?蒼?」

 

 oh、華琳がイイ笑顔で笑ってらっしゃる。

 というかアイツ読心術も出来るのかよ。ってそれよりも!

 

 「危ないだろ華琳!下手したら死ぬとこだぞ本当に」

 

 「あら、あなたぐらいの実力だったら簡単に避けられるはずよ?」

 

 「簡単に言ってくれるよ。まったく…。俺は私塾の落ちこぼれだぞ?買いかぶり過ぎだ」

 

 「自分を卑下するのはやめときなさい。あの時私に見せたじゃないの。それに私の目は確かなの。あなたは実力を隠している」

 

 まあ確かにそうですよ。神様に某聖杯戦争の槍兵の身体能力(といってもそうなる資質と言った方が正しいのだが……)を要求したから。けどここは敢えて白を切る。

 

 「それでもだ。買いかぶりだ華琳。もしそうだとしても今ここで自分の手札を見せる必要がない」

 

 「ふふ、相変わらず面白い言い回しね。蒼。けどあなたは私の物なの。あんまり私に恥をかかせないで頂戴」

 

 とか言いながら微笑む華琳。つーかここで可愛いなとか思う俺はもう完璧にアウトだ。惚れた弱みって奴だ。

 

 「ったく。わかりましたよ我が主様。メンドクセーがやってやるよ」

 

 「分かったのならいいわ。だから直ぐに私塾に戻っt「けどな華琳、俺が本気を出すのは実戦でだ。すまないな。けど絶対華琳の期待に応えて見せるよ。お前の喜ぶ顔がみたいしな」っ、わかったわよ。けど期待に応えない場合はその首、叩き切ってやるから」

 

 「そいつは怖いな。わかってるよ。だから安心しろ。お前を絶対王にしてやる」

 

 今の俺は苦笑とどこか覚悟をしている顔の中間と言った感じだろう。

 そうだ。何がなんでもだ。この惚れた女を王にしてやる。例え歴史がなれないと証明されてても、だ。歴史を知る俺がいる。

 なに、分の悪い賭けは嫌いじゃない。

 

説明

 にじファンからの移転です。
 テンプレの転生ものです。
 のんびり更新していく予定なので、よろしくお願いします。
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コメント
某聖杯戦争の槍兵・・・・・・ディルムッドとクー・フーリン、どっちなんだろう。(アルヤ)
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