世界を越えし男と数の子たち 第21訓 他の二次小説読んでて思ったけど、レヴァンテイン対レヴァンティンの闘いって、やってそうでやって無い気がする |
サブタイで大体分かると思いますが、シグナムの登場です。
そして、書いているうちにキャラが変わってる気が…。
あと、PSP版なのはの技を使わせました。
?時空管理局?
そこは、数多の次元世界を管理、そして平和のために沢山の魔導師が日夜働いている。
?機動六課?
そこでは、ピンク色の髪をポニーテールにした女性『シグナム』と、金髪をツインテールにした女性『フェイト・T・ハラオウン』が、書類仕事をしていた。
シグナム「J・R(ジエ・リヴォース)事件が起こってから一週間か」
フェイト「早いものだね」
シグナムの言葉にフェイトが頷く。
シグナム「…そういえば、ジエ・リヴォースを倒した男は犯罪者だったな」
フェイト「…うん。しかも、ジェイル・スカリエッティと共にいる」
フェイトは、その犯罪者の指名手配書をシグナムに見せた。
シグナム「…この男か…。それに、この写真は?」
フェイト「前になのはが闘った時に、デバイスに記録していたんだ」
シグナム「ああ、前に言っていたな。たしか高町が負けたと」
フェイト「うん。なのははリミッターを付けているけど、そこらの魔導師にはそうそう負けないよ」
シグナム「…しかし、高町は負けた」
フェイト「…うん」
高町なのは
彼女は管理局の中でもトップクラスの実力を持っている。
フェイト「私は、次にこいつを見つけたら、必ず逮捕する。スカリエッティも」
フェイトは仕事が一段落したため、部屋から出た。
一人残ったシグナムは、優斗の手配書を手にとった。
シグナム「…五十嵐優斗、か」
シグナム「リミッター付きとはいえ、高町を倒すほど強いという事か」
シグナムが笑う、その顔は、彼女の事を知る人が見れば、『またか』というような表情をしている。
シグナム「五十嵐優斗。一度、闘ってみたいものだな」
ーーーーーーーーー
優斗は、ミッドチルダにある、公共の魔法練習場来ていた。
魔法の使えない優斗が何故こんな所に居るかというと、単に暇で街を歩いているうちに、喉が渇いたので、自販機で缶コーヒーを買って、魔法練習場にあるベンチに座って飲んでいるだけである。
ユウト「んぐ…んぐ…プハァ。…しかし、あれから一週間か。街はもう今まで通りだし、なんつーか、平和だな…」
優斗は一週間前にあったジエ・リヴォースとの闘いを思い出していた。
レヴァンテイン『そうだな…。まあ、平和が一番だろう?』
ユウト「そうだな…。それに、スカリエッティも最高評議会(脳みそ)から解放されたし」
優斗と話しているのは、意思を持った剣、『レヴァンテイン』。優斗は、レヴァンテインが宿っている赤い石に手を加えて、ペンダントみたいにして、首に掛けている。
そうしたのは、本人(本剣?)曰わく『ポケットの中にいたら外の景色が見えなくてつまらない』とか何とか言ってきたからである。
そんな事をレヴァンテインと話していると、優斗の所に、ピンク色の髪をポニーテールにした女性が近づいて来た。
ーーーーーーーーー
シグナムは今、街に来ている。
仕事が午前中に一段落し、今日の午後はフォワード達の訓練が無いため、午後は休暇になったのだ。
シグナム「さて…。午後は休暇になったものの、特にする事がないな…」
そう思いつつ街を歩いていると、いつの間にか、公共の魔法練習場に着いていた。
シグナム「つい一週間前にあのような事件があったというのに、街は何事も無かったかの様に平和だな…」
シグナムは練習場にいる数人の人々を見て、そう思った。
シグナムは視線を動かしていると、一人の男を見つけた。
シグナム「ん?あの男はどこかで…」
シグナムは、ベンチに近づき、座っている男を見た。すると、その男は、先ほど見た手配書に書かれていた男に酷似していた。
シグナム「!?。もしや…、あの男が、高町を倒したという犯罪者か…。…まさか、こんな所にいるとはな…」
シグナムは、すぐさま男のもとに歩いていった。
シグナム「おい…貴様が、五十嵐優斗か?」
ーーーーーーーーー
???「おい…貴様が、五十嵐優斗か?」
優斗は、声がした方を向いた。
そこには、ピンク色の髪をポニーテールにした女性がいた。
ユウト「あん?誰だ?」
シグナム「私の名はシグナム。貴様が五十嵐優斗だな?」
シグナムが優斗に問いかける。
ユウト「ああ、そうだけど。つーか、見知らぬ姉ちゃんに貴様呼ばわりされる覚え無いんだけど」
シグナム「ふむ…確かに、いきなり貴様呼ばわりは失礼だったか」
シグナムは一呼吸おいて言う。
シグナム「五十嵐。『高町なのは』という名前に覚えはあるか?」
ユウト「高町なのは?」
優斗は、記憶を辿った。そして思い出した。
ユウト「ああ、確か、いつぞやに俺を逮捕するとか言って、闘ったような…」
シグナム「そうか…」
シグナムはそう言うと、デバイスを起動させ、バリアジャケットを纏い、剣を持っていた。
ユウト「…てめぇ、管理局の連中か」
シグナム「ああ、私は機動六課ライトニング分隊副隊長シグナム」
ユウト「で、あんたは、俺を逮捕しに来たってか?」
優斗は剣…レヴァンテインを構えながら言う。
シグナム「あいにく、私は今日は午後は休暇なのでな」
ユウト「じゃあ、何だって…」
優斗が言いかけた時、シグナムがいきなり優斗に向けて切りかかる。
優斗は間一髪でかわした。
ユウト「うお!危な!!」
シグナム「ほう、今のをかわしたか」
ユウト「てめぇ!、いきなりなにしやがる!!」
優斗がシグナムに向かって叫ぶ。
シグナム「私と闘え、五十嵐優斗!高町を倒したその実力、私にみせてみろ!」
ユウト「何だかよくわかんねえが、やるしか無さそうだ」
レヴァンテイン『いくぞ、優斗!』
ーーーーーーーーー
THE WHEEL
OF
FATE IS TURNING
REBEL 1
ACTION
ーーーーーーーーー
ユウト「うらぁ!」
シグナム「はああ!」
優斗の剣とシグナムの剣が打ち合わされる。
シグナム「ふははは!いいぞ、五十嵐優斗!高町を倒しただけはあるな!」
ユウト「おいおい、戦闘狂かよ、てめぇは!(トーレみてぇな奴だな!)」
優斗がシグナムの剣を弾く。
シグナム「…なる程、魔力を持たないというのに私と渡り合えるとは、お前は実に面白い。それにその剣、デバイスかと思ったが…」
ユウト「そらそうだ、俺には魔力なんざねーからな。それに、この剣はデバイスじゃない」
シグナムは優斗に問う。
シグナム「五十嵐優斗、その剣の名を聞いてもいいか?」
ユウト「ああ、こいつの名は
魔剣レヴァンテインだ」
優斗の言葉を聞いたシグナムは
シグナム「…どうやら、私とお前は奇妙な縁にあるようだな」
ユウト「どういう事だよ?」
シグナム「実はな、私の剣も『レヴァンティン』という」
ユウト「…なる程な」
シグナムが剣を構え直す。
シグナム「さて、そろそろ本気でいくぞ!」
そう言うとシグナムは、一気に距離を縮めて来た。
シグナム「『穿空牙!』」
シグナムは優斗目掛けて、高速で間合いを詰めて横薙ぎに切り払う。
しかし、優斗も技を放ち、相殺した。
ユウト「『インフェルノディバイダー』!ぶっ飛べ!」
シグナム「くっ!やるな!」
優斗はインフェルノディバイダーでシグナムを打ち上げ、殴り飛ばした。
しかし、シグナムはすぐに体勢を立て直した。
シグナム「はああ!『空牙』!」
シグナムはその場で剣を横薙ぎに切り払い、剣圧を飛ばして攻撃してきた。
ユウト「ちぃっ!『空破斬』!」
優斗も斬撃を飛ばす。しかし、これも相殺した。
シグナム「ふはははははは!いいぞ、五十嵐優斗!これほど心躍る闘いは久しぶりだ!感謝するぞ!」
シグナムは優斗の背後に素早く回り込んだ。
ユウト「やべっ!」
シグナム「レヴァンティン!!」
背後をとったシグナムはカートリッジを一発使用し、反撃に出る。
シグナム「『飛竜一閃』!!」
刀身が連結刃となり、不規則な動きで優斗に襲いかかってくる。
ユウト「うわ!反則だろ、それ!」
優斗はシグナムの剣撃をギリギリでかわす。だが、避けきれず、いくつも傷を負っている。
ユウト「くそが!『境面刹』!!」
優斗は連結刃を剣撃で弾き飛ばす。
シグナム「くっ!」
シグナムは連結刃を戻す。その間に優斗はシグナムのもとに、剣を突き出して突進する。
ユウト「『疾風突き』!!」
シグナム「しまった!?グハァ!」
優斗の疾風突きがシグナムを吹き飛ばした。
ユウト「はあ…はあ…。さすがに、もう…」
立たないだろう。そう思っていた優斗。しかし、シグナムは立ち上がる。
ユウト「ま、マジかよ…」
レヴァンテイン『あのシグナムとかいう奴、なかなかしぶといな…』
シグナム「はあ…はあ…。次の一撃で終わらせる!!」
シグナムの剣から、機械のような音と共に弾丸のような物が出る。
レヴァンテイン『優斗!来るぞ!』
シグナムの剣が炎に包まれる。
そして…
シグナム「いくぞ!『紫電…』」
優斗も剣を逆手に持ち、シグナムに突進する。
そして、二人の技がぶつかり合う。
ユウト「『カーネージ、シザー』!!」
シグナム「『一閃』!!」
二人の技がぶつかり合い、周りに砂埃が巻き上がる。
砂埃が晴れると、立っていたのは一人だった。
ユウト「…俺の勝ちだな」
シグナム「ああ…、私の負けだ…」
そう言うと、シグナムは気を失った。
ーーーーーーーーー
数十分後、シグナムは練習場にあるベンチの上で、目を覚ました。
シグナム「…ああ、そうか私は負けたんだったな」
シグナムの頭の上から声が聞こえて来た。
ユウト「おっ。目え覚ましたか」
シグナム「お前は…」
シグナムは起き上がり、優斗を見た。優斗の手には缶コーヒーがあった。
ユウト「コーヒー、飲むか?」
シグナム「…頂こう」
ーーーーーーーーー
シグナム「…お前は強いのだな」
ユウト「いきなり何だよ?」
シグナムは優斗に問いかける。
シグナム「何故、お前はそんなに強いんだ?」
ユウト「何故って…」
シグナムの質問に優斗は一瞬詰まった。
そして、優斗は答えた。
ユウト「家族を護るためだ」
シグナム「家族を…」
ユウト「そうだ、お前には家族はいるのか?」
シグナム「ああ、私にもいる」
ユウト「そうか…」
優斗は立ち上がって、歩き出そうとした、しかし、シグナムに呼び止められた。
シグナム「優斗!」
ユウト「…んだよ?」
シグナムはベンチから立ち上がった。
シグナム「次に闘う時は、私が勝つ!それまでは、私以外の奴に負けるな!」
ユウト「…たく、てめぇにも負けやしねえよ」
そう言って、二人は練習場を跡にした。
ーーーーーーーーー
シグナム「優斗…次は、私が必ず勝つ…。帰ったら訓練だな…」
シグナム「それに、悪い奴では無さそうだ…」
シグナムは、優斗を好敵手(ライバル)と認めたようだ。
ーーーーーーーーー
ユウト「…次、なあ…」
ユウト「もしかして、厄介な奴に目、付けられたか?」
ユウト「それに…何か、シグナム(あいつ)とはよく会いそうだな…」
ーーーーーーーーー
説明 | ||
俺はこの日、掛け替えの無い奴らに出会った。 俺は車に跳ねられて死んだと思ったら、なんかよく分からんが別世界に行ってしまったみたいだ。 気が付けば、マッドな科学者や12人の姉妹と暮らしていたり、組織にケンカ売って犯罪者になっちまったり。平凡な日々を送っていたり そして−−俺は戦う。ナンバーズ達を、世界を守るために。 |
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