世界を越えし男と数の子たち 第28訓 ジャンプを買うときはジャンプnextと間違えないように気をつけよう
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昔、赤マルジャンプの頃に一度だけ間違えて買った事があります。

 

あの時はやらかしたなあ…

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十一月の夜は、秋とはいえど肌寒いものである。

その日、空には月が輝いていた。

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スカリエッティのアジト

 

 

ヴィヴィオ「ふわぁ…」

 

ウェンディ「ヴィヴィオが眠そうにしてるっスね」

 

チンク「もう10時だからな。私はヴィヴィオを寝かせてくる」

 

そう言って、チンクはヴィヴィオを連れて部屋に戻った。

 

ディエチ「あれ?そういえば優斗とトーレ姉は?」

 

周りを見て、二人が居ない事に気がついたディエチ。

 

セイン「優斗はさっき、ジャンプを買いに行ったよ。『やべっ、今週のまだ買ってねーや』とか言って。トーレ姉は多分、居酒屋にお酒飲みに行ってると思うけど…」

 

ウェンディ「それにしても遅いっスね、優斗。事故ってなきゃいいんスけど…」

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優斗はジャンプを求めて、24時間営業のスーパーに来ていた。

 

ミッドチルダにはコンビニが無いため、ジャンプを買うのは、本屋かスーパーだった。

 

ユウト「ったくよー、何でこの世界にはコンビニが無いんだよ。まあ、このスーパーが24時間営業でジャンプも売ってるからいいものの…」

 

優斗はスーパーの中にある本の売場に行く。

 

ユウト「おっ、ラッキー。ちょうど最後の一冊か…」

 

そう言って、優斗はジャンプに手を伸ばした。

 

優斗がジャンプに触れようとした時、反対側からもジャンプに向けて手が伸びているのを、優斗は見た。

 

『ん?』

 

手を出していたのは、青髪の少女だった。

優斗達はジャンプを見ながら言う。

少女「少年ジャンプ?」

 

ユウト「少年ジャンプ。え?少年ジャンプ?」

 

少女「少年ジャンプ」

 

ユウト「参ったな、一冊しかねぇ」

 

少女「どうしようか?」

 

ユウト「俺…、かれこれ本屋とか七、八軒まわったかな。やっぱこの時期、みんな買ってるみたいだわ」

 

少女「いや、あたしも十軒ぐらいまわったかな、ウン」

 

ユウト「あ。アレいれたら俺、十五軒はいってるわ」

 

少女「う?ん、参ったな?。いや?、ヒロシがジャンプ欲しがってて…。あ、あたしの弟なんだけどね、今年で五歳」

 

ユウト「俺はお袋がさァ読みたいって、ちょっと病気でさァ、アレ秋越せるかなァ、無理だろうな?アレ」

 

少女「あ、実はヒロシも死ぬんだよね」

 

ユウト「え!?ヒロシ死ぬの!?」

 

少女はジャンプを手に取り、レジに向かった。

 

少女「まぁ、そういう事だから、すみません」

 

しかし、優斗が少女を呼び止める。

 

ユウト「待て待て待て。え?ヒロシ本当にジャンプ欲しがってた?ジャンプ最近落ちめだぜ、こっちの方がいいって」

 

そう言って、優斗は少女に一冊の本を差し出した。

 

優斗が差し出した本は『プ●イボーイ』だった。

 

少女「…いや、ヒロシ五歳なんだけど…。あ、でもコレ、ヒロシ読むかなぁ…、買っていってあげようかな。『キ●肉マン』とか載ってるし…」

 

少女がプ●イボーイのキ●肉マンを読みながら言う。

 

少女が読んでいる隙に、優斗はレジに向かった。

 

少女は優斗がジャンプを買おうとしているのに気がつき、慌てて止めに入った。

 

少女「いや、待って待って!それはないと思うよ!!」

 

ユウト「いやいや、ヒロシにはジャンプは早いって、そっちの方がいいって」

 

少女「こっちの方が早いから!」

 

二人はレジの前で言い争う。

 

少女「っていうか、本当はヒロシなんて最初から居ないの、存在してないの!バーカ!!」

 

ユウト「馬鹿はテメェだ!。俺だって死にかけた母ちゃんなんか最初から居ねーんだよ、馬鹿!!」

 

二人はレジに、小銭を叩きつけるようにして置いた。

 

ユウト「オイ、テメェいい加減にしろよ!テメェはサンデーでも読んでりゃいいんだよ!!」

 

少女「そういうあなたこそ、ジャンプなんか読まないでチャンピオンでも読んでなよ!!」

 

二人が低レベルな言い争いをしていると、店員が口を挟んできた。

 

店員「あのォ、すいません。二人ともお金足りないんですけど」

 

二人『え?』

 

店員「いや、お金が足りません」

 

二人は自分の財布の中を見た。

 

しかし、どちらも財布には一銭も入ってなかった。

 

店員「二人あわせるとちょうど足りますけど、どうします?」

 

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場所は変わって、機動六課のとある一室

 

ティアナ「まったく、スバルったら何時になったら帰って来るんだか…」

 

ティアナが愚痴る様に呟く。

 

なのは「もう1時間は経ってるけど…」

 

ティアナ「帰って来たら少し説教しないといけませんね…」

 

なのは「ほどほどにね…。…そういえば、108部隊がこの前逮捕したテロ組織の残党が怪しい動きをしてるって、さっきはやてちゃんが言ってたっけ…」

 

ティアナ「確か、『ダライアス』でしたっけ」

 

なのは「うん。なんでも、あの後捜査をしたら、大量の爆薬が消えていたって…」

 

ティアナ「その爆薬、どこにあるかは分からないんですか?」

 

なのは「うん、まだ見つかってないみたいなんだ」

ティアナ「そうなんですか…。…それにしてもスバル、本当に遅いですね…」

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場所は戻って、スーパーの前

 

ジャンプは二人のお金を足して買ったようだ。

 

少女「だから、あたしが今日読んで、明日あなたに貸すから」

 

ユウト「貸すってなんだよ。俺も金出してんだけど?」

 

ユウト「大体テメェ、ジャンプジャンプって一体、何読んでんだよ?どうせ2、3本読んでポイだろ。俺全部読んでんぞ、俺の方が絶対ジャンプ愛してる」

 

少女「甘いね。あたしなんか漫画だけじゃあきたらず、後ろの漫画家のコメントも読んでるからね。編集部のどうでもいいコメントも全部読んでるんだよ」

 

ユウト「俺なんかオメー、あの、プレゼントの当選者発表のとこあるだろ、あれも全部読んでる。後ゲーム情報とかも読んでる」

 

二人の手に力が入り、ジャンプからミシミシ音がする。

 

少女「ねえ…いい加減にしないと、コレ、ジャンプ裂けるよ、ヤバイよコレ。そうだ、一旦タイムしよう、一旦離そう、あたし絶対とらないから」

 

ユウト「テメェが先に離せ、そしたら俺も離す」

少女「そんな事言わないでさ、大人になろうよ。ここはまずジャンプの安全を考えるのが立派な大人の考えだと思うよ?」

 

お互いにジャンプをなかなか離さない。

 

少女がある提案を持ちかけてきた。

 

少女「分かった、じゃあ同時に離そう。1、2、3で同時に」

 

少女の提案に優斗が待ったをかける。

 

ユウト「待て!それは3の『さ』で離すのか、『ん』で離すのか?」

 

少女「『ん』だよ。『ん』の後」

 

ユウト「『ん』って言った瞬間か?『ん』って言い終わった後か?」

 

少女「アレ?なんかよく分からなくなってきた」

 

そう言った後、スーパーに入ろうとしているお婆さんを見た少女は、また一つ新たな提案をしてきた。

 

少女「そうだ!あのお婆さんに一旦渡そう!」

 

ユウト「テメェ、あのブーメランババァお前のまわし者じゃねーだろうな。ブーメランなだけに」

 

少女「全然上手くないよ!?どこまで疑り深いのあなた!」

 

そう言いつつ、二人はお婆さんのもとへ向かった。

 

ユウト「あの、スイマセン。おばあちゃん、ちょっとコレ預かってもらえますか?」

 

お婆さん「え?」

 

少女「いや、え?ってなるのは分かりますけど、お願いします」

 

二人が言った後、お婆さんは二人が手に握っているジャンプ を取ろうとした。しかし、二人はジャンプを離さない。

 

お婆さん「ちょ…、離すつもりあるのかィ?あんたら」

 

ユウト「オイオイ、いい加減にしろよ。この期に及んでまだ離さないのかよ」

 

少女「何言ってるの、あたしはもう虚脱状態だよ。あなたでしょ?力入れてるの」

 

二人がジャンプを離さないため、お婆さんは強引にジャンプを取ろうとした。

 

お婆さん「ふんごォォォォォォ!!」

 

ユウト「オイィィィィ離せって!これヤベーって!婆さんいっちゃうって!」

 

少女「あなたが離しなよ!。お婆さん!もういいからやめて!無理しないでェェ!!」

 

必死になってジャンプを取ろうとするお婆さんを止めようとする二人。

 

その時、お婆さんが「せいやァァァァァァァァ!!」と、二人からぶんどったジャンプを、勢いよく後ろに投げてしまった。

 

二人『あっ!!』

 

二人はジャンプを目で追っていった。

 

すると、ジャンプはちょうど走ってきた『ダライアス運送』と、側面に書かれたトラックの上に乗ってしまった。

 

そして、トラックはジャンプを乗せたまま走っていった。

 

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場所は変わって、トーレはクラナガンにある居酒屋『噛み付く仔ヤギ停』に来ていた。

 

そこでトーレは酒を飲みながら、居酒屋の店長と話しをしていた。

 

トーレ「『ダライアス』…か、あまり聞いた事が無いな」

 

店長「まあ、大してニュースでもやってなかったからな。知らなくても無理無いさ」

トーレ「それで、その『ダライアス』の残党が、何をしようとしているんだ?」

 

店長「なんでも、管理局の地上本部を狙うらしいよ。爆弾をトラックにつんで、管理局に突っ込むんだとか」

 

トーレ「なるほどな…」

 

店長「で、これどう思う?イケるかね?」

 

トーレ「多分、無理だろうな」

 

店長「あんでよ?」

 

トーレ「そういった事は、関係のない第三者のいざこざに巻き込まれて、知らず知らずの内に阻止されたりするものだろうからな…」

 

店長「ふうん、そんなもんかね…」

トーレ「まあ、ただの予想だがな…」

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優斗は高速道路に入ったトラックを、バイクに乗って追いかけていた。

 

ユウト「待ちやがれェェェェ!!そのジャンプは俺んだァァァァ!!」

 

優斗はバイクの速度を上げてトラックを追いかける。

 

すると、優斗の横から何かを走らせるような音が聞こえてくる。

 

優斗は音がする方を向いた。

 

するとそこには、ローラーブーツを履いて、頭に鉢巻き、右手に大きな籠手を付けた少女が、空中に作られた光の道のようなものの上を走っていた。

 

少女「違う、あれはあたしのジャンプだァァァァ!!」

 

ユウト「な!?野郎ォォ、魔導師か!?しかもアレ、ノーヴェのやつに似ていやがる!」

 

少女は光の道…『ウイングロード』から、トラックの上に降り立った。

少女は優斗の方を見ながら言う。

少女「悪いけど、あたしはこれでも機動六課の前線部隊の所属なんだ!」

 

少女は優斗から目を離し、前を向いた。

 

すると、目の前に歩道橋があった。

 

少女「え?」

 

ガッ!!

 

少女「ぶっ!!」

 

少女は歩道橋にぶつかり、トラックから落ちた。

 

なんと少女は、優斗に向かって落ちてきた。

 

ユウト「ダァァァァァァァァァ!!待て待て待て待て!!」

 

少女は優斗に向かって落ちてぶつかり、優斗のバイクは勢いよく転倒してしまった。

 

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優斗達はトラックにしがみついていた。

 

ユウト「テメェェェ、他人(ひと)まで巻き込む奴があるかァァァ!!もうダメかと思ったぞ、ちょっと涙目になっちまったぞこの野郎!!」

 

少女も負けじと優斗に言う。

 

少女「あたしの方がダメかと思ったよ!記憶が走馬灯のように駆け巡ったよ!というか、今も駆け巡ってるんだけど!!」

 

ユウト「テメェは一生そこで駆け巡ってろ!馬鹿!」

 

優斗はトラックの上に登った。

 

登った先にジャンプが落ちている。

 

ユウト「!!。よっしゃ、もら……ぐっ!」

 

優斗がジャンプを取ろうとした時、少女が優斗が首に巻いていたマフラーを掴んだ。

それにより、優斗の首が締まる。

 

ユウト「ぐおおおお!!」

 

少女「させるかァァァァ!!」

 

少女は優斗のマフラーを掴みながら言う。

 

少女「あなたのような『友情』『努力』『勝利』ジャンプの三大原則も心得ない人にジャンプを読む資格は無いんだよ!!」

 

少女は優斗のマフラーを引っ張り、優斗はバランスを崩し、倒れてしまった。

 

少女「もらった!」

 

ユウト「させるかァァァァ!!」

 

優斗は少女に脚を引っ掛け、転ばせた。

 

優斗はバランスを崩し、倒れた少女を押さえ込んだ。

 

 

 

ユウト「『友情』『努力』『勝利』?ジャンプ読んでそんなもん手に入れた気分になってんのか。悲しい奴だ、お前は自分に無いものをジャンプで埋めようとしているんだ。慰めてもらおうとしているんだよ」

 

優斗は続けて少女に言う。

 

ユウト「ジャンプは

 

 

 

そんなもんのためにあるんじゃねェェェェェ!!」

 

優斗が言った瞬間、少女は優斗の拘束から抜け出した。

 

少し離れて、二人は

それぞれの武器を構えて向かい合う。

 

優斗は剣…『魔剣レヴァンテイン』を

 

少女は籠手…『リボルバーナックル』を

それぞれ構える。

 

ユウト「面白ェ、男はやっぱ喧嘩(こいつ)が一番早いよな。後腐れもねえし、ジャンプでもよくやってるしな」

 

少女「男だけじゃなくて女もだよ。あたしも戦闘漫画(バトルまんが)は好きだからね。それに、ジャンプ愛を通すには闘いは避けて通れない時もある」

 

二人はお互いに名乗る。

 

ユウト「五十嵐優斗。参る」

 

スバル「スターズ3、スバル・ナカジマ。行きます」

 

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THE WHEEL OF

FATE

IS TURNING

REBEL 1

ACTION

 

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二人はお互いに、相手に向かって走り出した。

 

その時

 

『ゴッ!!』

 

ユウト・スバル『ぶっ!!』

 

トラックが歩道橋の下を通ったため、二人は歩道橋にぶつかり、トラックの屋根から落ちた。

 

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トラックの中

 

優斗とスバルが歩道橋にぶつかる音を、運転席に居る二人の男は聞いていた。

 

男1「…なんだ?今、何か変な音がしなかったか?」

 

男2「まさか、管理局に嗅ぎ付けられたわけではあるまいな…」

 

男1「いらぬ心配だ。外から見れば何の変哲もないこんなトラックに、恐るべき爆弾が搭載されていようとは夢にも思うまい」

 

男2「そうだな…。もうじき、クラナガンは火の海だ。ハハハハハハ……ん?」

 

男はトラックのサイドミラーに、何かが映っているのを見た。

男がトラックの外を見ると、頭から血を流した見知らぬ男が、剣をトラックに突き刺してトラックにしがみついていた。

 

男1「なっ…!」

 

ユウト「ジャンプを……、返せェェェェェ!!」

 

ユウトはトラックの男に蹴りを喰らわせた。

 

男2「勘兵衛ェェェェ!!」

 

男が仲間の名前を叫ぶ。

 

その時、男は後頭部を何者かに掴まれた。

 

スバル「ジャンプを……、返せェェェ!!」

 

スバルは男をトラックの窓ガラスに叩きつけた。

 

トラックはバランスを崩し、道路の外側にある海に落ちていった。

 

ユウトとスバル、そしてジャンプは、トラックから振り落とされた。

 

友情、努力、勝利

 

よくわからないけど

 

まんざらでもねえな

 

ユウト「…なーんて思うかァァァァ!!」

 

スバル「ジャンプは」

 

ユウト・スバル『俺(あたし)のものだァァァァ!!』

 

二人は道路に落ちながら、振り落とされたジャンプに向かって手を伸ばした。

 

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トーレは居酒屋を出て、帰宅の途中だった。

 

手には枝豆のパックが入ったビニール袋を持っている。

 

トーレは空を見上げた。

 

トーレ「…今日は月が綺麗だな…。今度は月見酒でもしてみるか…」

 

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ユウトとスバルはボロボロになり、道路を這いずりながらも、ジャンプに手を伸ばしている。

 

ユウト・スバル『………ジ…、ジャンプは…、俺(あたし)のも…』

 

二人はジャンプを見て、とんでもない事に気がついた。

 

スバル「…アレ、よく見たらコレ…」

 

 

 

 

ユウト・スバル『ジャンプNEXTじゃん…』

 

ユウト「…あの争いは……」

 

スバル「いったい…何だったの……?」

 

そう呟いて、二人は力尽きた。

力尽きた二人を見ていたのは、空に浮かぶ綺麗な月だけだった。

 

説明
俺はこの日、掛け替えの無い奴らに出会った。
俺は車に跳ねられて死んだと思ったら、なんかよく分からんが別世界に行ってしまったみたいだ。
気が付けば、マッドな科学者や12人の姉妹と暮らしていたり、組織にケンカ売って犯罪者になっちまったり。平凡な日々を送っていたり
そして−−俺は戦う。ナンバーズ達を、世界を守るために。
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