世界を越えし男と数の子たち 第35訓 金が欲しいなら働け
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近いうちに機動六課の誰かと優斗のバトルが始まりそう。

それと今回、少し展開が速いかも

 

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優斗達は、全員食堂に集まって居た。

 

静かな食堂

 

ウーノが話を切り出してきた。

 

ウーノ「…大変な事になりました」

 

チンク「…何があったんだ」

 

スカリエッティ「…少し話しづらいんだが…」

 

スカリエッティは息をのむ。みんなもつられて息をのむ。

 

スカリエッティ「実は…

 

 

 

 

 

……資金がもうすぐ底を尽きそうなんだ」

 

 

ユウト「……え?」

 

 

 

スカリエッティの話によると、今までは研究費用や生活費は、あちこちにいたスポンサーからの資金で賄っており、金に困るような事は無かった。

しかし、J・R(ジエ・リヴォース)事件の後、時空管理局の最高評議会を始めとしたスポンサーが居なくなってしまい、研究費用や生活費の収入源が無くなってしまったのだ。

 

 

ウーノ「…まあ、生活費だけは一生困らないくらいあるけど、このままだと…」

 

セイン「このままだと…?」

 

ウーノ「…少なくとも、セインたちのお小遣いは出なくなるわね」

 

 

ユウト「…って事は、ゲーセンやパチンコ屋に行けなくなるって事か?それは困る」

 

ウェンディ「そうっスよ!お小遣いが無くなるのは嫌っス!」

 

優斗とウェンディが言う。

 

クアットロ「う?ん。確かに困るわね?」

 

スカリエッティ「…そうだ、お金が無いなら……

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

ユウト「…そんなわけで今、俺達はバイトの真っ最中である」

 

ディード「兄様、誰に話してるんですか?」

 

ユウト「いや、気にするな。しいて言うんなら、この小説の読者に対してだな」

 

ディード「はあ…」

 

優斗とディード、チンクは、クラナガンにあるピザ屋『マッパピザ』で、金を稼ぐためにバイトをしている。

 

優斗とディードはピザを焼いていた。

 

そこに、チンクがやって来た。

 

チンク「ピザの注文が入ったぞ。ピザを焼くのは私が代わるから、2人は配達に行って来てくれ」

 

そう言って、チンクは、優斗達からピザを焼くのに使うへらを受け取り、作業に入った。

 

ディードは「分かりました」と言って優斗とピザの配達に行った。

 

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優斗は、怪しげな路地裏に来ていた。

 

ユウト「確か、この辺りに……あった」

 

暫くすると、一件の建物を見つけた。

 

優斗は、インターホンを押した。

 

ユウト「すいませーん!マッパピザですけどー!!」

 

すると扉があき、中から銀髪で赤いコートを着た男が現れた。

ユウト「注文のオリーブ抜きのピザと、ストロベリーサンデーだ」

男「ヘイ!待ってたぜ!」

 

優斗は男にピザを渡し、現金を受け取った。

 

ーーーーーーーーーー

 

優斗が配達から戻ると、ディードも戻って来ていた。

 

そして、バイトが終わり、3人はアジトに帰宅する途中

 

ディード「しかし、指名手配犯がピザ屋でアルバイトをしているなんて、管理局は夢にも思わないでしょうね」

 

ユウト「そうだな…。というか、俺達の中で働いてたのって、ドゥーエしか居ない気が…」

 

チンク「確かにな…。管理局へのスパイとはいえ、仕事して給料を貰ってた訳だしな」

 

ディード「そういえば、今もまだ管理局に居るんですよね?」

 

チンク「ああ、そういえばこの前電話したんだが、『諜報部の仕事が思いのほか楽しい』とか言ってたな…」

 

ユウト「ふーん…。あんパン片手に張り込みとかしてんのかね…」

 

そんな会話をしながら、3人は帰って行った。

 

ーーーーーーーーーー

 

おまけ

 

 

セイン「そういえばさ〜、ドクター」

 

スカリエッティ「なんだい?」

 

セイン「ドクターは仕事しないの?」

 

ディエチ「そういえば、仕事してるとこ見たこと無いね。基本引き籠もりだし」

 

スカリエッティ「うう…。まあ、ほら、今まで研究とかしてたからね…」

 

セインとディエチの言葉で若干ダメージを受けたスカリエッティに、ヴィヴィオが近寄り、追い討ちをかける。

 

 

ヴィヴィオ「おじさん、働いてないの?」

 

スカリエッティ「あ、ああ…そうなるね…」

 

ヴィヴィオ「そういえば、この前テレビで『にーと』っていう人が出てたけど、『にーと』って何?」

 

スカリエッティ「そ、それはだね…」

 

スカリエッティは『ニート』の意味を知っている。

しかし、それを言うと、自分(の心)に物凄いダメージが来るため言いづらい。

 

クアットロ「ヴィヴィオちゃん、『ニート』って言うのはね…」

 

クアットロはヴィヴィオに『ニート』の説明をする。

そして

 

ヴィヴィオ「おじさん、『にーと』だったんだ」

 

スカリエッティ「グハァッ!!」

 

 

スカリエッティは思った。

『何か仕事を見つけよう』と

 

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おまけその2

 

 

機動六課、部隊長室

 

 

はやては、新聞の折り込みチラシを見ていた。

 

はやて「『マッパピザ』か?。そういえば、ミッドに来てからピザはあんまり食べとらんかったな…」

 

はやては少し考えた後

 

はやて「…偶にはみんなでピザ食べよかな。すると、何枚注文すればいいんやろか…。スバルとギンガとエリオがよう食べるし…」

 

説明
俺はこの日、掛け替えの無い奴らに出会った。
俺は車に跳ねられて死んだと思ったら、なんかよく分からんが別世界に行ってしまったみたいだ。
気が付けば、マッドな科学者や12人の姉妹と暮らしていたり、組織にケンカ売って犯罪者になっちまったり。平凡な日々を送っていたり
そして−−俺は戦う。ナンバーズ達を、世界を守るために。
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ほのぼの キャラ崩壊に注意 コメディ スターオーシャン ツッコミはディード ナンバーズがメイン ブレイブルー リリカルなのは 残酷な描写あり 銀魂ネタが多い 

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