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「な、なんですか!?あのモンスターさん!?」
「まさか新種のモンスター!?犯罪神の信仰が強いとこんな事まで起こるの!?」
「と、とにかく今はあのモンスターを倒さないと――――」
等、オウガテイルが出現してからネプギア達は驚いていたが、そんなネプギア達をよそにシンヤが一瞬でオウガテイルと距離を詰め、オウガテイルを斬り付け、其処から鮮血が噴出した。
「………!!」
その一撃でオウガテイルは怯み、その隙にステップでオウガテイルの横側に滑り込み
数回斬り付けると
「ギャアアア…ア…ア…」と断末魔を上げ、倒れた。
オウガテイルはアラガミの中で最も固体数が多いと同時に最も弱いアラガミでもある。
シンヤは倒れたオウガテイルに近ずき神機を捕食形態にしてオウガテイルを喰らいコアを回収した。
すると、オウガテイルの体がこの世界のモンスターと同じように消えてしまった。
「!」と、アラガミがモンスターと同じように消えてしまった事に驚いていた。
アラガミはオラクル細胞と言う細胞で構成されており、それを統括する細胞『コア』を
回収すると体を構成しているオラクル細胞は霧散し、また新たなアラガミを形成するので事実上アラガミを駆逐するのは不可能と言われているのだが、今のオウガテイルのオラクル細胞は
文字どうり『消滅』したのだ。
(一体何故?)と考えようとしたが、まず連絡を取るほうが先だと考え、ネプギア達に
パーツ回収を手伝ってもらおうと振り向いたら
「「「………」」」と、固まっていたが
「す、凄い…。モンスターを一瞬で…!」
「強いわね…。動きに無駄が無い上に的確に連続攻撃を当てている…」
「シンヤさん、格好良かったです!」
と、感心されていた。
「それ程でもないさ。其れより早くパーツを回収して帰ろうぜ。
……アイツの事も報告しなきゃいけないし」
「そうだ! あのモンスターは一体何だったんでしょうか?」
「…アイツはモンスターなんかじゃない、ただの化け物だ」
「そ、其れって…?」
「アイツはオウガテイル。アラガミの一種だ」
「アラガミってシンヤさん達の世界にいるモンスターさんの事ですか?」
「ああ。何でこの世界に居るのか解らないが……。とにかく、早く帰って報告しよう」
「わ、解りました!」
と、M-3が落としたパーツを回収し、
ダークネス60からプラネテューヌに戻っていった。
説明 | ||
今回はオウガテイルとの戦闘です(直に終わりますが…) 第三話 アラガミ(中編) |
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