ハセガワ 1/72 F-15J 2003戦競 第303飛行隊 “白龍”
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説明
ハセガワ1/72のF-15Jがもう一つ完成しました。

チェコRob Taurus製の塩ビ・バキュームフォームのキャノピーを使いΩ断面キャノピーを再現することが出来ました。
1/48のF-15用にもこういう塩ビキャノピーが欲しいところです。
→ニュージーランドFalconのClearVaxから1/48のヤツが出てるみたいで、早速注文してみました。・・・いつ作れるだろう。

ともかく、この1/72の塩ビキャノピーと機首本体のプラスチックは2液エポキシで接着し、のちに瞬間接着剤で
要所要所を点止めしました。白化しないよう様子を見ながら、です。
エポキシの定着力になんとなく疑念があったため瞬着を併用したのです(Ω形状をしっかり維持するのにキャノピー
本体を左右から力を加えつつ接着して、ちょっとした入力でパリッと剥がれそうな気がしたため)。多少の段差が
できたので埋めまくりました。

当然コクピットやパイロットは先に作り、閉じ込めました。操縦席内部の計器盤などはエッチングを使いました。
出来上がったあとも、バキュームフォームのキャノピーゆえ割とよく見えます。
三枚あるリアビューミラーをなんとかキャノピー内側に付けました。風防内枠として細切りマスキングテープを
用意しテープ表面を黒く塗り、そこにプラッツのエッチングミラーを瞬着でくっつけ、テープごとキャノピー
内側に貼り付けました。保険としてエポキシを点付けしてあります。その後、瞬着や溶きパテで完全に機首と
ツライチにしたためキャノピーのハカマ部分は「絵」ですw。ちょっと濃いグレーで線を引いてます。
バキュームキャノピーのΩ断面、第4世代ジェットには必須、ですね。

排気ノズルはアイリス、戦競2003白龍のデカールはプラッツ製です(デカールはカルトグラフ?製造国やメーカーが
書いていなかったです)。
ノズル内側はベースカラーの白を塗ってスス汚しを様子見しながらやってあります。
プラッツのエッチングは、キット純正のACES-IIに色々後付けのエッチングが用意してあって楽しいセットです。
もちろん他社のレジン製ACES-IIでも見栄えするでしょう。この辺りは色々選択肢がありますね。

白龍のデカールはかなり高品質です。大面積にしては非常に貼り易い。丁寧にソフターで馴染ませ、ひととおり
完成後にフラットクリアを吹き付ければ機体表面とツライチになってくれます。

風防・キャノピーの茶色枠は当然プラッツです。ここは以前からやりたかったことがようやくできました。
プラッツのF-15J/DJコーションマークセットは別に持っているのでもう一回同じことができます。
それにしても、F-15の風防枠の茶色部分は、カッパーと間違えられていることが多過ぎです!
タミヤのキットですら塗装はカッパー指定・・・でもこの枠はメタルカラーではなくベークライトの茶色です。
最近は、補修などのせいか空自でも米空軍でも茶色部分がゴーストグレイで上塗りされている機体が増えているようです。


ウェザリングは写真を見ながらそれらしくしました。
963号機そのものの写真を後で見つけて、尾翼アウトリガー右側のJ/APQ-1後方警戒レーダーに気づいて取り付けました。

ノーズのライトニングアレスターは、目立たないように、自分で扱えるギリギリの細い延ばしランナーを貼った後
少しずつヤスりました。延ばしランナーを極細にしても扱うのが難しいので、極細の金属線かテグスが良いかもしれないです。
でも…実機を目の当たりにすると、あまりに目立たない。1/72以下ならライトニングアレスターは不要じゃね?って思います。

全体的に一様なパネルラインスミ入れをすると、模型としては引き立ちます、けど実感を損なうので、私の場合極力控えます。
実機写真とにらめっこしつつ、最低限にしてあります。
パネルラインの深堀やスミ入れより、動翼やエンジン部分からのオイルにじみを観察したほうが、実感が出るように思います。
昔のキットの凸パネルラインのほうが、もしかしたら現実に近いようにも思います。
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戦闘機 ハセガワ イーグル JASDF F-15 1/72 スケールモデル F-15J 

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