リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ |
一真が転生してから約5年。現在、如月家は引っ越しの準備をしていた
「ごめんな、一真。僕たちの仕事のせいで各地を転々としてしまって」
一真の父、如月冬弥が一真に謝った
「気にしないでよ父さん。仲良くなった子と別れるのは残念だけっど。いろんなところに行けるから俺はうれしいよ」
「そういって貰えてっほとしたわ」
一真の母、如月京子が安心した
「じゃあ、散歩してくるね」
「気を付けるのよ」
「はーい」
京子にそういい、一真はこの町最後の散歩を始めた
「しかし、転生してもう5年か。まさか、赤ん坊のから再スタートとは思わなかったぜ」
散歩をしながら一真は自身の黒歴史を思い出していた
「だめだ、思い出すだけで嫌な気分になってくる。・・・・忘れよう」
『しかし、そう簡単に忘れることができるのかマスター?』
首にかけている、ネックレスが一真に話しかけてきた
「忘れようと思えば、忘れられるさ『ゼオン』」
一真はアテナからもらったデバイスに『ゼオン』という名前を付けた
『そうか、なら俺が問ったこの画像を、寝ているマスターに毎日流して』
「それだけは勘弁してくれ!!」
もしゼオンが実体をもっていたなら一真は間違いなく土下座をしていただろう
『っふ、冗談だ』
「お前な〜〜〜」
一真が呆れていると
「うぉ!?」
「きゃぁ!?」
誰かとぶつかってしまった。咄嗟にその手を掴むと
「だ、大丈夫か?泣いてるようだけど」
ぶつかった相手は女の子で涙を流していた
「だ、大丈夫なの。なのははいい子だから、こんな事じゃ泣かないの」
「いや、絶賛涙を流している子が言っても説得力がないぜ?」
苦笑いでそういうと、一真はその子の目を見た。その眼には寂しさが入り混じっていた
「何かあったが解らないが、言いたいことがあるんなら正直に言ったほうがいいと思うぞ?」
一真がそういうと
「でも、そんなこと言ったらなのははいらない子だって思われちゃう」
少女がまた泣き出しそうになった
「待て待て!?泣くな!?うまく、言えないけどよ。自分の気持ちをしっかりと言わないと解らないことだってあるんだぜ」
泣きそうになった少女を宥め、そういった
「自分の気持ちを正直に?」
「そうだ、ちゃんと言わないと、分かり合えるものも分かり合えない。それが例え、家族でもな」
一真が笑ってそう言うと。持っていた携帯が鳴った
「もう時間か。悪いけど俺は行くぜ」
「また会えるかな?」
少女がそういうと
「きっと会えるさ。そうだ、こいつをやるよ」
一真は少女に小さなペンダントを渡した
「これは?」
「お守りだ。何かあったとき、守ってくれる。じゃあな」
一真は少女とそういい、急いで家に戻った
その途中、少女がこの世界の主人公の一人『高町なのは』だとゼオンに教えられ、唖然としたは別の話だ
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第01話 | ||
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