IS-インフィニット・ストラトス- きゅー組物語 15
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いつも通りの朝。

部屋から出た所で、ロジーナとばったり会う。

 

 

「よう、お隣さん。」

気さくに声をかけるも

「うぇ、は、春告!?」

 

「?」

なにやら、様子がおかしい。

「えっと、春告………さん?」

 

………はい?

いつも遠慮の無い態度の同僚が、突然さん付け。

 

「どうしたんだ、ロジーナ。いきn」

「あぁー!そういえば、きょうとうによばれてたんだったー。はなしがながびくかもしれないから、さきにきょうしつにいってほーむるーむをはじめててくれー」

 

………え?何、そのわざとらし過ぎる棒読み。

 

「おい、ロジーナ一体何が」

「ってわけで、悪い。先に行ってるなー」

「ちょっ、おい!ロジーナ!!!」

 

………行っちまった。どうしたんだ、あいつ。

 

 

 

ロジーナの不自然な態度に違和感を覚えたが、それを気にして仕事をさぼるわけにもいかない。

いつも通りに、朝の職員会議を終え教室へ向かう。

 

 

始業前の廊下。

HR開始前の喧騒が、教室から此方に漏れてくる。

 

 

 

さぁ、いつもの一日が始まる。

 

 

ガラリ。

教室の扉を開けると、生徒たちのざわめきが俺を出迎え

「「「……………」」」

 

 

出迎え………

 

 

「「「……………………」」」

 

………あれ?

 

先程までの騒がしさはなりを潜め、静謐な朝の空気が俺を出迎えた。

 

え、何?何なの??

 

「えーっと、HRを始めたいとー………思うん………だけどなぁ………」

 

静けさに語尾が圧殺されていった。

 

いや、ホント何なの?

 

「えー、今日の予定は………」

 

静かな教室に、連絡事項を伝える俺の声だけが響く。

 

 

「えー………以上です。な、何か質問はー………」

 

未だに何の反応も無い生徒たち。

い、一体何なんだ?

ま、まさか教師に対するイジメ!?

 

何!?何なの!?学級崩壊なの!!??

 

「お前ら、今日はえらく大人しいな………どったの?」

 

そう話しかけても、反応は無く………

 

「アルセリア?」

 

何があったのかを問いかける意味も込めて、声をかけてみたが

 

バッ!!

 

そんな効果音が聞こえてきそうな勢いで、顔ごと目を逸らされた。

 

えぇー………

 

「ホント、どうしちゃったのお前ら?何があったn」

 

キーンコーンカーンコーン

 

放とうとした言葉が、チャイムに遮られる。

一限目の授業は実技。しかも俺の担当だ。

生徒たちの反応が気にはなるが、仕事はしっかりやらなくちゃならない。

 

準備のために、俺は教室を後にした。

 

説明
はい………はいさーい!!!
ちゃっちゃか話を進めたい。けど進まないー。
………いつも短いからなのは、解かってるんですが。
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コメント
人の噂も七十五日とは言いますが、あれは長いのか短いのか………(かーる・おかめごっち)
あぁ、もう悲惨www何時になったらこの誤解が解けるのかねぇ…。(神薙)
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