魏エンドアフター〜新タナ能力(チカラ)〜
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真桜に刀を作ってもらい、早速その日から鍛錬を始めた。

といっても昼間は警邏や政務あるので必然的に夜になってしまうわけで……

三年ぶりの警邏だったが北郷隊のメンバーは変わっていなかった。

どうやら俺が北郷隊に復帰する事を知った昔の北郷隊が自分たちも、ということで志願してくれたらしい。

うれしいことしてくれるじゃないかまったく。

あまりの嬉しさに北郷隊の兵士と買い食いやらをしすぎて凪に怒られたのは内緒だ。

だって嬉しかったんだもん。

街の人達も昔みたいに笑顔で迎えてくれた。

籠いっぱいに桃をくれたので兵士の方々にもおすそ分け。

 

凪「隊長。今は警邏の最中です。あまりそういうことは」

 

一刀「凪も食べる?」

 

凪「いえ、そうではなくて──」

 

一刀「はい、あ〜ん」

 

凪「ッ!!」

 

一刀「ほら、口あけて」

 

凪「じ、じじじ自分で食べられます!」

 

一刀「いいからいいから、はい」

 

凪「ぅぅぅ……」

 

おずおずと凪が口をあけ……一口。

 

一刀「おいしい?」

 

凪「は、はい。とても甘くておいしいです」

 

一刀「そう、よかった」

 

これで凪も共犯だ。

もはや何も言えまいうぇっへっへ。

みんなで楽しく警邏を終え、城に戻りなんとか夜には書類仕事も終えた。

ひさしぶりだから疲れた……

俺は少しの間休憩を入れて、真桜に作ってもらった「楼蘭」と「桜炎」を抱えて庭へ出た。

 

 

 

 

 

 

 

準備運動を終え、早速開始。

大会まであと一月だったか……それまで死ぬ気でやれば何とか生きていられるかもしれない。

そんな物騒なことを考えながらも二刀を腰に挿し、まずは素振りを──

 

「隊長〜」

 

しようとしたところで乱入者。

人がせっかくまじめにやろうとしてるのに……

 

一刀「何かようか?真桜」

 

真桜「へっへっへ〜別に用はないねん。ただ隊長の鍛錬してるとこ見よう思って」

 

ニコっと笑顔。クソ、そんな顔されたら断れないじゃないか。

 

一刀「ん?なんで俺が鍛錬してるなんてわかったんだ?」

 

真桜「さっき廊下で隊長が刀抱えて庭のほうに走っていくの見えたからやね」

 

なんたる失態。人に自主練してるとこ見られるとどうにも小っ恥ずかしい。

 

真桜「しっかし何もこんな夜中にやらんでもええんちゃうの?」

 

一刀「あんまり人に見られたくないんだよ……それに昼間はお仕事が忙しいの」

 

真桜「ふ〜ん。ま、ええけどね。おかげで特等席はウチのもんやし♪」

 

仕方ない。

とりあえず始めよう。

 

一刀「見ててもいいけど静かにね。誰か来ちゃうからさ」

 

真桜「あいよ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずはいろいろな角度からの素振り。

相手に体制を崩され、そこに一撃を入れられても防げるようにだ。

ゆっくり、正確に。

刀のもっとも斬れる軌道を意識しながら。

じいちゃんは言ってた。

刀は振り方ひとつで切れ味が段違いに変わってくる。

そしてそれは教えられることではない。

鍛錬を積み重ね、自分で見つけていくしかないと。

500回ほど終わったところで、今度は形に入る。

じいちゃんの二刀流は我流だ。

あの独自の流れるような、舞うような、豪快で威風のある。

我流故に完成はないらしい。俺にもっと洗練していけと言った。

そんな重大な役目をなんで俺に……。

そんなことを考えながら二刀を振るった。

左からのなぎ払い、そのまま回転し中段蹴り。

足払いをかけつつそれと平行に斬撃。

逆手に切り替え上下から刀を振り

刀を上から振り切った体制のまま半回転し左足での上段蹴り。

そのまま後ろへバックステップ。

双振りの刀を納め、集中する。

俺はこの三年間、ただひたすらに速さと技を磨いてきた。

単純に筋力の足りていない俺が彼女達に追いつくためには手数を増やしていくしかなかった。

鞘に左手を添え、腰を落とす。

そして一歩踏み出し刀を滑らせ、「桜炎」での一閃。

「桜炎」独自の長さにより間合いが格段に広くなっている。

いろいろなタイプの相手を想像し、攻撃をシミュレーションしながらひたすらに振るった。

 

真桜「……」

 

一人、ぼーっと一刀の姿を見つめる。

しばらくして、一刀は庭で倒れこんだ。

 

一刀「ひい、ひぃぃぃ……」

 

つ、疲れた〜。

もう無理、限界。

ちょっと本気になりすぎた。

 

真桜「隊長、お疲れさん」

 

倒れている俺に頭から水をかけてくれた。

 

一刀「あぁ、本当に疲れた。もう動けない」

 

真桜「まぁあれだけ激しい動きしとったらそら疲れるわな」

 

そう、二刀流は速さに加えて手数が段違いに多い。

故に体力の消耗が激しく、長期戦には不向きなのだ。

そう考えると体術オンリーの凪は自分とは比べ物にならない程の体力を持っている事になる。

 

一刀「うーん、もうちょっと体力つけないとなぁ……」

   まぁまだ時間はあるし、がんばりますか。

 

真桜「なぁ隊長、思ったんやけど最後のあの鞘からの攻撃な。あれは確かに早いし

   威力も段違いやと思うけど……使いどころが難しい思うんよ」

 

確かに。あれは一度鞘に刀身を収めなければならない

 

しかし、相手がそれを待ってくれるはずもなく……

 

一刀「だよなぁ。もう少し動作を早くできれば何とか使えそうなんだけど」

 

じいちゃんは普通に使ってたな。どうやってんだろ……

俺が頭を抱えていると

 

真桜「ほな、ウチは戻るけど、隊長もはよ戻らんと明日キツいで」

 

一刀「ん、あぁ。もう少ししたら戻るよ」

 

真桜「んじゃお先〜」

 

一刀「はいはい、おやすみ」

 

後ろでに手を振り、帰る途中

 

真桜「明日も見に来るで♪」

 

まじっすか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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俺は今考えている。

何を考えているのか、それは──

 

一刀「俺も氣使えんじゃね?」

 

凪が言うには誰にでも氣は流れているらしい、それに

確か真桜の螺旋槍は氣で動かしてるって言ってたよな。

だとすれば、俺の武器にも氣が応用できるかもしれない。全く想像はできないが!

よし、凪に聞いてみよう。

そうと決まれば早速聞きに行こう。

凪に訪ねに行こうと歩き出したところへ

 

凪「隊長!お呼びでしょうか!」

 

一刀「まだ呼んでねぇよ!?」

 

呼ぶというかそもそも凪のもとへ聞きに行こうとしていたのに飛んできた。

何事だよ。

どんな特殊能力だ。

まぁまぁうんうん、かわゆいやつめ。

よしよしと頭を撫でる。

 

凪「あ、あの……隊長?」

 

一刀「あぁ、うん。凪に聞きたいたいことがあってさ」

 

凪「はぁ、なんでしょう?」

 

一刀「確か氣ってさ、誰にでも流れてるものなんだよね?」

 

凪「ええ、そうですね」

 

一刀「じゃあ誰にでも使えたりするの?」

 

凪はあごに手を当て、少しの間思案。

 

凪「確かに氣はだれにでも流れていますが、それを実戦的に使うとなると正直、

  むずかしいかもしれません」

 

な、なんだってー

 

凪「氣を使うには個人の体質によって大きく左右されるんです」

 

ん?どゆこと?

 

凪「つまりですね、氣を使うことに特してない者がいくら鍛錬しても

  氣を実戦で使えるまでには至らないのです」

 

な、なんだってー!?

ぅぉぉ……ちょっとショック。

地面にうな垂れる俺。

 

凪「しかし隊長ならすぐにとは言いませんができるようになるかもしれません」

 

な、なんだってー!!?

本日三度目の驚愕、首が折れるんじゃないかと思うほど勢い良く振り向く。

 

凪「私は他人の氣を感じることができるのですが、

  三年前の隊長に比べ今の隊長の氣はかなり強くなっています」

 

一刀「そ、そうなの?」

 

えぇ、と頷く。

ううむ、自分では何も変わったように思えないんだけど……

 

一刀「でも俺使い方とかわからないし……」

 

うーん、と悩んでいると

 

凪「あ、あの。隊長」

 

一刀「ん?」

 

凪「よ、よろしければ私が御教え致しますが……」

 

一刀「え?本当に?」

 

凪「はい」

 

まじか。やった!……って

俺時間空いてるの夜中しかないじゃん……。

 

一刀「あー、うんすごくありがたいんだけど……俺鍛錬できる時間が夜中しかないんだよね。」

 

俺の勝手で凪をつき合わせて仕事に支障が出るのはよろしくない

何より凪の体が心配だ。この子は体調が悪くても無理するだろうから。

 

凪「存じております」

 

一刀「え?」

 

凪「昨夜、隊長が庭で鍛錬をしているところをお見かけしました、真桜と一緒に」

 

いや、あれは真桜が勝手に俺の鍛錬を見にきただけなんだけど……

 

凪「私ではご不満でしょうか……」

 

う……そんな顔されると……

 

一刀「でも次の日も仕事があるだろう?俺も凪に来てほしいけどさ

   そのせいで凪に何かあったらどうするんだよ」

 

凪「自分は大丈夫です」

 

そんな顔して上目づかいで見られたら……

 

一刀「わかったよ、じゃあお願いします」

 

そういってまた頭を撫でる。

負けた、だってこんな顔されたら誰も断れないよ。

断れる人がいたらここに来い

全力でぶっ飛ばしてやるから

 

一刀「でも無理だけはしないでくれよ?凪は俺にとって大切な子なんだから」

 

凪「は、はい!」

 

嬉しそうに笑ってくれた。

くそぅ、かわいいじゃないか。

そして夜、俺は凪と一緒に庭へやってきたのだが

 

真桜「おっそいで隊長〜」

 

沙和「どれだけ待たせれば気が済むの〜」

 

なんで増えてるんだよ……あ、そういえば真桜に口止めしてなかった

 

口軽いからなぁ真桜さん

 

凪「たいちょう……」

 

一刀「あれは空気だ、気にしたら負けだから」

 

凪「よ、よくわかりませんがとりあえず始めましょう」

 

凪も気にするのをやめたらしい。

うむ、懸命だ。

 

凪「では隊長まずは姿勢を楽にしてください」

 

言われたとおりにする

 

凪「今の隊長の氣は全身に満遍なく広がっているので、それを一箇所に集めます

  私が触れているところに集中していただけますか?」

 

凪が俺の胸に手を当てる。

集中、集中───

10分ほど経つと何か違和感が感じられる。

 

凪「そのまま右手に移動してみましょう」

 

凪がおれの胸から肩、腕、手へと這わせる。

それに従い胸にある違和感を手にあわせ移動していく。

 

凪「そう、そのまま右手に集中し続けてください」

 

真桜「な、何かこれいやらしいんやけど」

 

沙和「見てるとなんだかドキドキするの〜」

 

凪「ば!!お、お前たち!何を言ってるんだ!!」

 

凪が動揺し、一瞬気が紛れた。

 

シュンッ

 

一刀「ぁあ!!何か消えたぞ!!?」

 

凪「ハッ!?す、すみません!!」

 

真桜「ほらしっかりしぃや〜」

 

沙和「そうなのそうなの〜。しっかりしやがれなの〜」

 

誰のせいだと思ってんだ

すみませんと謝る凪。    

はぁ……

 

一刀「凪は悪くないから、もう一度最初からお願いできる?」

 

凪「も、もちろんです」

 

もう一度先ほどと同じ事を繰り返す。

胸から肩、腕、手へと先程感じた違和感を移していく。

そしてそのまま集中

 

凪「……ふっ!」

 

ボン!!

 

うお!?何だ!?

 

一刀「い、今のなに!?」

 

凪「隊長の氣がだいぶ右手に集まっていたので私の氣で引き上げてみました」

 

あぁ、今のは氣が外に放出したのね

 

凪「凄いです、正直これほどの短時間で氣を外に放出できるなんて思っていませんでした」

 

一刀「でも今のは凪が俺の氣を引き上げてくれたんだろう?」

 

凪「氣を使うことに特化していない者はどんなに外部から氣を受けても放出には至りませんから」

 

え?ということは?

 

凪「隊長は氣に特化した体質です。このまま鍛錬すれば実戦で使うこともできるでしょう」

 

一刀「マジでか!」

 

やった!ありがとう!父さん!!母さん!!俺をこの体質に産んでくれて!

 

一刀「凪!!ありがとうな!!」

 

思い切り抱きしめる

 

凪「た、たたた隊長!?あ、あの……」

 

うりうりとそのまま頭を撫でる

 

凪「ぅぅぅ」

 

真桜「なぁ、何か腹たたへん?」

 

沙和「真桜ちゃん奇遇なの〜、沙和もそう思ってたところなの〜」

 

ん?

 

凪「ま、待て!お前たち!これは……」

 

一刀「どうしたんだ?二人とも」

 

真桜と沙和はそれぞれ手に自分の武器を持っていた。

 

真桜「隊長、鍛錬なんやろ?やったらウチらが相手したるわ」

 

……はい?

 

沙和「そうなの〜、ちょうど沙和も体を動かしたいと思ってたの〜」

 

ちょ、ちょっと待て!?

 

一刀「ばっ!!お、お前ら俺を殺す気か!?」

 

真桜「人聞き悪いこと言うのやめてや〜、ウチらは親切心で言ってるだけやないの」

 

その親切で一人の若者の命が絶たれそうになってるわけなんですけど

 

沙和「いいからさっさと用意するの〜!!」

 

完全に俺のためじゃないよな!つかなんで怒ってんの!?

うわちょっやめ!

 

一刀「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、俺は地獄を見た。

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次の日から俺は毎日凪に付きっ切りで鍛錬を見てもらっていた。

なぜか終わった後に真桜と沙和のリンチを受けるようになったが。

もちろん、無理をさせてはいけないので適度な時間で終わらせている。

凪の誘導無しで氣を放出できるようになり、それを二刀流の動きに組み込んでみた。

はっきり言って俺に力はない。よって体術の大半に氣を使うことになるわけで

……すっげぇ疲れる。

氣を混ぜる練習をし始めてからかなり体力の消耗がはげしい。

凪によれば最終目標は瞬時に氣をため、自分のタイミングで放出できるようになること。

また、体力の消耗を最小限に抑えること。

この二点だ。

 

一刀「といっても大会は待ってくれないわけで」

 

そう、武道大会まであと10日をきっている。

氣を放てるようにはなったものの、まだ溜まるまでに時間がかかってしまう。

 

一刀「まぁ焦ってもしょうがないよなー」

 

がんばろう、皆を守るために鍛錬をし続けてきたんだ

大会で皆に俺の成長をみてもらおう。

そう心に決め、鍛錬に没頭した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凪「だいぶ氣を溜めるのが早くなってきましたね」

 

真桜「ウチらのおかげやな」

 

沙和「感謝してほしいの〜」

 

凪はともかく、お前違うだろう。

 

凪「では実戦してみましょうか」

 

一刀「え!?」

 

凪「大丈夫です。隊長の氣はもう実戦で使える段階にまでなっていますから」

 

いやそうは言うけどさ……えぇいやってやろうじゃないか!

 

凪「自分がお相手いたします」

 

一刀「わかった」

 

真剣から木刀へ持ち替える。木刀の柄の部分に

「真桜様作」と書いてあるのはもちろんスルー。

 

凪「では行きます!!」

 

凪が一気に間合いを詰めてくる。

 

凪「はぁ!!」

 

ブオン!!

 

助走をつけての回し蹴り

それを体を反らし避ける。

凪の猛襲が始まる、回し蹴りから下段への蹴り、そのままアッパー、膝蹴り。

それをすべて避ける。

極力避ける。

受けることはしない。なぜなら非力な俺は受けるよりも避けるほうが体力の消耗が少ないからだ。

 

凪「ふっ、くっ!せやぁ!!!」

 

氣を溜めて上段への後ろ回し蹴り。

 

一刀「くぁあ!!」

 

何とか避け、それが凪の渾身の一撃だったのだろう、一瞬だが隙ができた。

 

一刀「お、らぁ!!!」

 

木刀を凪の軸足になっている太腿へと振り切る、しかし。

 

ガコン!!

 

おもいきり手鋼で弾かれた。あの体制からよく持ってこれたな……

バックステップで間合いを取り、呼吸を整える。

少しずつだが氣が溜まり始めている。

 

今度は俺から仕掛けた

勢いを乗せた突き、弾かれた反動を利用し逆胴。

 

凪「ぐぅッ!」

 

両腕でガード、しかし一瞬の怯み。

 

一刀「はっ!」

 

しゃがみこみ回転しながら足払い──を凪が飛んで避ける。

回転の勢いを殺さずに凪の着地地点への中段蹴り。

 

凪「くッ!」

 

腹にヒットし凪が後ろへ下がる。

 

凪「はっ、はっ……」

 

呼吸を整え

 

凪「はぁぁ!!」

 

凪が氣を拳に溜め、殴りかかってくる。

木刀を後ろでに構え、地面につける。

氣を木刀に溜め間合いを見る。

 

 

 

 

 

……今だ!!

 

 

 

 

 

一刀「だぁぁ!!!!」

 

凪が自分の間合いに入ったところで木刀を地面に押し付けながら思い切り振り切った。

地面から離れた木刀はその反動と溜めた氣により凄まじい勢いで凪の手鋼に襲い掛かった。

 

バギィィン!!!!

 

凪「なっ!?」

 

ガラン……。  ボトッ。

 

凪の手鋼が砕けたと同時に俺の木刀も折れた。

引き分けかぁ……でもいいところまでいったような気がする。

 

凪「いえ、もし隊長が自分の本来の得物でやっていたなら、私が負けていたでしょう」

 

一刀「それを言ったら凪だって。それ、閻王じゃないだろう?」

 

凪「そ、それはそうですが」

 

真桜「それでもすごいで、凪の攻撃全部避けとったし」

 

沙和「そうなの!凪ちゃんに一撃入れてたの!」

 

そういわれると……ん?

 

俺……女の子蹴っちゃった!?

 

一刀「うわぁ!!ごめん!!凪!!」

 

凪「え、あ、あのどうしたんですか?」

 

一刀「ごめん!!とにかくごめん!!」

 

一番重要なこと忘れてたぞ!?俺が戦うの皆女の子じゃん!!

うわぁキツい!精神的にキツいぞこれは!!!

 

頭を抱えて悶えている俺に

 

凪「隊長」

 

ぁぁぁぁぁ……ん?

 

凪「かっこよかったですよ」

 

わあ良い笑顔。

……俺、精神もつかなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大会まであと1日

 

説明
(・∀・)
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コメント
そういえば・・・蜀と呉の一刀に対する反応も見てみたい気もしますねwwww 一刀・・・骨は拾っておこう。(スターダスト)
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魏エンドアフター 魏√ 真・恋姫†無双 恋姫 主人公強化 北郷一刀 

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