貴方の意志を受け継いで 本編4 |
王座の間
皆刀「じゃあ、現状報告を」
千里「はいっ 今現在は新野、許昌の復旧も終わり、
許昌に移ります。」
皆刀「分かった・・・そう言えば、
業の方は、誰が居るんだ?」
桂花「業には未来様がいらっしゃいます。
元少帝陛下ですね。今は北郷軍の太守として
治めてくれています。」
皆刀「なるほどな・・・」
そこへ
兵士「しっ失礼します!関平殿が参られました!」
桂花「直ぐに通せ!」
兵士「はっ!」
関平「・・・幽州が落ちました」
皆刀「どう言う事?」
関平「こちらの方が先代王のご子息ですか?」
千里「そうです。それより、詳しく!」
関平「はっ!実は、暴動が起きた・・・
いえ、意図的に暴動が起きたんです。
美羽様と信頼して付いて来てくれた
民、武官、文官、兵士達は
現在、業に逃れました!十字隊のおかげで
逃れれましたが幽州は全土・・・徐進軍に落とされました。」
月音「やっぱり・・・居たか・・・」
威瑠亜「私は北郷の武将・・・
奴らをブッ潰してあげるわ」
皆刀「業に援軍を送ろう!」
兵士「失礼します!冀州が業以外
徐進軍に下りました!」
一同『何!!!』
桂花「まずいわね・・・」
千里「まずは、業に居る未来様達を
救わなきゃ!」
関平「それは大丈夫です。十字隊、未来様達
、民達、兵士達は無事、長安へ逃れました。」
桂花「手回しが良いわね。」
関平「いえ・・・謎のお人が、そうしろと
敵も食い止めてくれて、無事・・・長安へ」
皆刀「謎の人?」
関平「はい。たった1人で4万の兵が・・・全滅しました。」
一同『!!』
皆刀「・・・それは味方なんだよね?」
関平「はっ!北郷軍に意があるとの事です。
それに、五胡出身だとか」
皆刀「暦さん、知ってる?」
暦「いや、そんな奴・・・初めてだぞ」
桂花「何歳くらいだった?」
関平「10代くらいの青年ですね」
皆刀「一瞬、父さんかなって思ったけど、
違うよな〜」
月音「・・・・・」
瑠梨「どうしたんですか?月音さん」
月音「なんでもな〜い」
冀州 平原
王座の間
徐進「はははははっ!北郷一刀が居ないと、
こんなに容易いとは・・・北郷一刀・・・
貴方の大事な物を全て奪ってあげますよ。
お前の妻も娘も息子もね。ククククッ」
???「徐進様」
徐進「どうした?項羽よ」
項羽「はっ!残すは業のみとなりました。」
徐進「そうか・・・ご苦労。」
徐進「紛い物を作るのは造作もない・・・だろ?
甘寧「はっ!」
徐進「ふふふふ・・・ははははははっ!北郷の遺産だ?
・・・潰してやるよ!同胞にやられな・・・」
兵士「失礼します!」
徐進「何だ!」
兵士「たった今・・・4万の兵士が全滅しましたとの事です!。
五胡の武将かと思われます。」
徐進「何!名前は?」
兵士「いえ、そこまでは・・・異民族の衣装を
来た、青年だったとの事です。」
徐進「五胡とは厄介だな・・・私の力も
及ばないらしいしな・・・!貂蝉か!
ホントに・・・厄介だよ!・・・手駒はあるがな。
・・・クククッ」
時は遡り
業
王座の間
未来「幽州がの・・・」
美羽「すまんのじゃ・・・」
関平「いえ、美羽様は悪くありません。」
兵士「失礼します!業以外・・・全ての邑や
街が、徐進軍に下りました!」
未来「なんじゃと!」
関平「どうすれば!」
???「心配は無用」
未来「お主は?」
???「名は名のれないが、長安に逃げよ!」
関平「貴様!姿を見せよ!」
???「馬鹿者!今は逃げよ!」
覇気を放った。
関平「・・・分かりました。」
???「俺が殿をしよう・・・今のうちに逃げよ!
もう、そこまで来ているだろう。
それと、俺は北郷軍に意を称える者。
五胡出身だ。」
未来「・・・信じて良いと思うぞ」
関平「未来様!」
美羽「妾も同じじゃ・・・懐かしい感じじゃな。」
未来「うむっ(朕の間違いではないなら・・・)」
民、兵士、文官、武官達を連れて、長安へ逃げる事に。
???「・・・亡霊め」
徐進兵「なんだ?1人か!やっちまえ!」
???「愚かだな・・・」
スッ
しばらくして・・・
???「ふむっ・・・こんなもんか。」
兵士は山積みになっていた。
洛陽
王座の間
関平「っとまあ、こんな感じです。」
桂花「・・・私も信頼できると思うわ。」
暦「だな。いつか会うだろう。」
月音「今は、どうやって取り返すかだよ」
涼美「・・・おそらく、連合が組まれるでしょうね」
達也「なんや!俺達は董卓かいな」
皆刀「残ってる領地は?」
千里「丁度、五胡方面までなら道があります。」
百里「囲まれてますね」
???「なら、先に呉を落としなさい。」
月音「げっ!」
そろ〜り・・・
グイッ
???「聞きなさい!」
月音「ちょっと!何もしてないよ!愛美!」
愛美「はぁ〜・・・紹介が遅れたわね。
私は徐庶元直・・・またの名を北郷愛美よ」
瑠梨「愛美さんって徐庶!」
愛美「ええ。管路の力で援軍に来たってわけ。
ちなみに、武官としては働けるけど、少しならね。」
皆刀「愛美姉さんが来てくれて助かります!」
月音「別に来なくてもいいのに゜3゜)ブツブツ・・・」
ゴチンッ
愛美「ちゃんと働いてもらいますからね〜
プラモとかマンガも持ってきてるんでしょ?
没収するからね♪」
月音「そんな殺生な・・・働くからさ〜持ってかないで〜」
京「また、この漫才が見れるとはな。」
愛美「後、璃々ちゃんを軍から抜けさせてあげて。
・・・記憶持ちなんでしょ?」
璃々「!!」
桂花「その代わり、貴方が頑張りなさいよ。」
愛美「いや、もう一人居るよ。左慈さんがね。」
京「・・・確かに・・・強い助っ人だな」
そこへ
渚「調練の報告に・・・この人は?」
皆刀「ああ、・・・俺の父さんの嫁さんの徐庶さんさ。」
渚「ええ!って・・・北郷軍の強豪天聖5人集って
言われてる?北王に憧れて二刀流にしたんだ〜」ほれほれっ
皆刀「何?それ」
千里「北郷軍の英雄達の中でも
上位に入る人達です。
北王を筆頭に
月音さん
心さん
恋さん
趙雲さん
左慈さん
月音「そうなの?」
千里「ええ。こちらに3人も居るって事は、
勝率もかなり上がります」
皆刀「なるほど。」
百里「ちなみに、
頭脳天聖6人集
詠さん
詠奈さん
程cさん
郭嘉さん
徐庶さん
于吉さん
これらが再び集まると半年で大陸が取れると言われています。
そして、王を影で一番支えた奥方の月様。」
達也「そんなに・・・一刀さんの強さは人外だって分かるけどさ、
親父も言ってたし。月さんも華琳さんも美人すぎるしな・・・」
皆刀「母さんに惚れるのは仕方ない・・・息子の俺でも惚れる程だしね。」
月音「ああ〜確かに、このメンツが集まれば
怖くないね〜逆に濃すぎて目立たなくなるよ〜」
桂花「それは言えてるわね。」
京「んで、趙雲隊天竜隊の副将がわっち」
雨林「古参メンバーは場数が多いのが向こうと
違う所ですね」
皆刀「だな。んで、璃々さんはどうするの?」
愛美「璃々はある所に送るわ。良いわね?」
璃々「分かった!」
愛美「外に居るから行ってきなさい。
・・・辛かったでしょうから・・・」
璃々「うん!」
璃々はそのまま外に出て行った。
愛美「さて、現状は大体知ってるわ。
それと、伝言『自分の力で天下統一してみせろ。
こっちが済次第援軍に行く。だが、徐進は俺が殺す』
と、一刀様から言いつかったわ」
桂花「会えるの!」
愛美「ええ。私がここに来たのが良い証拠でしょ?」
京「そうか!会えるのか!」
明命「私も会いたいです!会わなくちゃいけない
気がするんです!」
亞莎「明命もですか!私も同じです!」
シャオ「一刀にあっえる〜♪」
音々「今度こそ目立って、出番を増やしてもらいますぞ!」
トントンッ
心「どんまいb」
音々「・・・・・」
皆刀「無駄話は後、呉を攻め落とす!進路は!」
千里「寿春ですね。後は合肥ですね。下?は許?将軍が向かい、
耐えてもらってる状況です。十字隊の殆どは向こうに送っています。」
愛美「左慈さんは直ぐに援軍に行ってもらってるわ。」
桂花「襄陽も落としたいわね。江陵、江夏も落としてしまえば後は楽よ。
この戦力なら十分狙えるわ。」
愛美「2面作戦ね。
襄陽、江陵、江夏崩落組
総大将 皆刀
月音
千里
京
桂花
達也
威瑠亜
愛乃
瑠梨
暦
私で行きます。」
涼美「では、
寿春、合肥組
心姉様
音々姉様
明命
亞莎
渚
左慈さん
許?さん
私になります。城の守りは雨林、小蓮さんに任せます。」
雨林「はいっ!必ずや守って見せます!」
涼美「洛陽の方は百里、頼みます。」
百里「御意です!」
皆刀「でもさ、徐進軍は大丈夫なの?」
愛美「それなら、問題ないわ。好きに暴れていいわよ」
皆刀「愛美姉さんが言うなら確かだね」
涼美「それと、関平さん」
亜莉沙「亜莉沙とお呼びください。」
涼美「分かりました。亜莉沙には、長安に行き、漢中を
落とすようにと、後で書簡を渡すわ。3面作戦で行きます。」
亜莉沙「御意!」
愛美「そうね・・・妥当だわ」
皆刀「じゃあ、各部隊に出発できる様に
伝達。でいいかな?」
暦「それでいいかと」
月音「各部隊の準備と再調練
って言えば良いんだよ。それと、
情報伝達は早くとね。おっとうが
よく言ってる言葉の見よう見まねだけど〜」
皆刀「なるほど。サンキュー姉さん」
月音「いえいえ・・・では〜」
グイッ
愛美「#」
月音「っち、逃げれると思ったんだけどな〜」
愛美「ちょっと借りてくわ」
一同『どうぞどうぞ!』
月音「あたしを売るとは〜薄情者〜」
ズルズルズルッ
ゴチンッ
月音「きゅ〜」
愛美「黙ってなさい#」
一同『合掌』
月音「薄情者達め〜〜〜〜〜〜〜」
月音は愛美に引きずられて・・・お説教タイムへ。
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漫才最強中二病コンビの復活編です。 | ||
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