仮面ライダーエンズ 超決戦!ベリアル銀河帝国 PART5
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超決戦!ベリアル銀河帝国 PART5

 

「…うっ…」

ゼロは目を覚ました。相当高い所から落ちたはずだが、どうやら生きているらしい。

 

まず、自分が今どこにいるのか、確認しなければならない。そう思って立ち上がったゼロは、周囲を見回し、自分がドーム状の強化ガラスの内側に閉じ込められていることを知る。

 

現在ゼロがいる場所は、惑星よりも巨大な、手の形をした宇宙要塞、マレブランデス。マレブランデスは掴むようにして、惑星エスメラルダに着陸しているのだ。

「ナオ…エメラナ…皇魔…」

間違いなく危険な状況にある中、それでも三人の心配をするゼロ。

 

その時、

 

 

 

「やっと会えたな。」

 

 

 

声が聞こえた。一日たりとも忘れたことのなかった、忌まわしい声が。

 

声の主は、すぐ近くの玉座にいた。玉座に座っていたのは、ボロボロの赤いマントを羽織った黒い巨人。

「ダークロプスを送り込んだ甲斐があったぜ。」

アナザースペースを恐怖に陥れ、あまつさえ光の国に刺客を送り込んだ元凶。

 

その名は、ウルトラマンベリアル。いや、今はカイザーベリアルと呼ぶべきか。

 

「疼く…疼くぜ…この傷が…!!」

ベリアルの顔には、裂傷が付いていた。それを見せつけるかのように、ベリアルは玉座から降りて近付き、実際に傷をゼロに見せる。

「見ろ。これはお前に付けられた傷だ!ウルトラマンゼロ!!」

かつてゼロがベリアルと戦った際、ベリアルは自分を核に大量の怪獣が合体した怪獣、百体怪獣ベリュドラとなった。ゼロは仲間達から援護を受け、核となっていたベリアルを倒すことによって、ベリュドラを倒したわけだが、その時ベリアルの顔に付いた傷。それが時折疼き、その度にゼロへの憎しみが思い出される。ベリアルもまた、一日たりとゼロを忘れたことはなかったのだ。

「俺と戦え!!」

「ウハハハハハハ!!何言ってやがる!そんな虫ケラみたいにちっぽけきなっちまって…」

ゼロは当然ベリアルと戦いたがる。もちろんベリアルも今すぐゼロを倒したいと思っているが、それはまだしない。ただ倒すのでは、自分の中の憎悪が消えないからだ。ゼロをどこまでもみじめに、そして嘲笑ってやらなければ気が済まない。

「もうエネルギーがないんだろう?こいつが欲しいか?」

その一環として、ベリアルはゼロに、奪い取っておいたウルトラゼロアイを見せつける。

「お前はそこで見物してろ。」

そう言ってベリアルは、モニターにある映像を映した。それは、無数のデルストにエメラル鉱石のエネルギーを照射して、どこかへ転送するというもの。

「今のでちょうど百万体目だ。光の国をぶっ潰してやるぜ!」

ベリアルは、デルストを光の国へ転送したのだ。

「やめろてめぇ!!」

激怒するゼロ。だが、デルストは光の国に送ってしまった。ベリアル自身、光の国を壊滅させるまで、転送をやめるつもりはない。

「挨拶状はとっくに送ってやったぜ!」

挨拶代わりに、自分のウルトラサインも送っている。ちなみにウルトラサインとは、ウルトラマン同士における信号のようなものだ。

「あっちには親父がいる!仲間もいる!お前の軍隊なんかに負けはしない!!」

「どんだけダークロプスを造ったと思ってやがる?」

言いながら、ベリアルは再びデルストを大量に転送する。

「いくらウルトラ戦士でも、この数は無理だな!」

 

 

 

 

 

 

 

「私は信じている。あいつが、負けるはずがない!」

圧倒的な数の敵にひるみかけていたウルトラマン達を鼓舞するセブン。

「我々は、この宇宙を守るのだ!!」

ゾフィーは仲間達を率いて、ベリアル軍を迎撃しに出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ベリアルてめぇ…!!」

あまりにも外道なベリアルの行為に、ゼロはさらに怒りを爆発させる。だが、ウルトラゼロアイを奪われ、エネルギーもほとんどない。今のゼロには何もできないのだ。

「もうお前には何もない。絶望の恐怖を味わうがいい!」

ベリアルは笑いが止まらない。かつて自分が味わった憎悪と屈辱を、最も憎んでいる相手に与えることができたのだから。

「カイザーベリアル陛下。」

そんな彼の気分に水を差したのは、ダークゴーネだった。

「あ?」

ベリアルは不機嫌そうにダークゴーネを見る。ダークゴーネも親愛なる陛下の気分を害するような真似はしたくなかったが、それ以上に、急ぎ伝えなければならないことがあった。

「あれを。」

ダークゴーネが見せたのは、一つのモニター。そのモニターには、転送途中のデルストを破壊しているジャンバードとラウンドGT、そして皇魔達が映っていたのである。

「ジャンバード!無事だったのか!」

ゼロは安堵した。ダークゴーネは、映像を交えてベリアルに報告する。

「我々の部隊を邪魔しています。」

それに対するベリアルの答えは一つ。

「撃ち落とせ。」

無情なる、撃墜命令だった。

「逃げろ!!バラージの盾はまだ見つかってないんだぞ!!」

ベリアルとの戦いの切り札となるバラージの盾。それも見つかっていない状態でベリアルの大軍団に挑むなど、自殺行為でしかない。

 

 

だが、ナオ達にそんなことは関係なかった。

 

 

「兄貴!聞こえる!?ベリアルの思い通りにはさせないよ!!」

「ゼロ!気をしっかり!必ず助けますから!!」

「貴様はウルトラ戦士だろう!?ならば希望を捨てるな!!」

「ナオ…エメラナ…皇魔…」

ゼロを助け出すため、呼び掛けるナオ、エメラナ、皇魔の三人。

「この程度のことでへこたれてどうすんだ!!後はもうねぇんだぞ!!」

「勘違いするな!!俺はお前を助けに来たわけじゃない!!最強を気取っている馬鹿を倒しに来ただけだ!!」

「待っててください!!僕達がいますから!!」

「すぐに片付けてやるから待っていろ!!」

「絶対に勝ちます!!」

「全砲門開け!!ゼロの救出を優先させつつ、ベリアル軍を一網打尽にしろ!!」

悟空、ベジータ、悟飯、ピッコロ、トランクス、パラガスも、ブロリー抜きとはいえ奮闘する。

 

そんな彼らの姿を見て、ゼロは思った。自分はなんて情けないんだ、と。元々、自分はこのアナザースペースの住人達を助けに来た。だが、今自分は助けるはずの者達に助けられようとしている。それが情けなかった。

 

そして、彼はこうも思った。

 

今すぐここから出て、みんなを助けたい、と。

 

そう思った時、ゼロの目から一粒の涙がこぼれ落ちた。

 

かと思った次の瞬間、涙が光り、鏡の星の紋章が。

「あん?」

ベリアルはゼロへと視線を移す。

「ん?」

同時に、ダークゴーネが見つめる先には、こちらへ向かって一直線に飛んでくるジャンバード。

 

 

そして、

 

 

ミラーナイトが紋章から飛び出してゼロを救出するのと、ジャンバードが強化ガラスを突き破って入ってくるのは、全く同じタイミングだった。

「ミラーナイト…!」

ミラーナイトの手の中から見上げるゼロ。

「ずいぶん捜しましたよ。」

ミラーナイトには、鏡を介して二次元世界と現実世界を自由に行き来する能力がある。その能力を使って別ルートからゼロを捜していたミラーナイトだったが、ゼロが涙を流したことで、涙が鏡の役目を果たし、こうしてゼロを救出することができたのだ。

「兄貴ーーっ!!!」

「ゼローーっ!!!」

ナオとエメラナも、ジャンバードからゼロを呼ぶ。

「チッ、面倒な…」

舌打ちしたベリアル。と、

 

ベリアルの右肩に、手が置かれた。

 

「何だよ!?」

振り向くベリアル。彼はこの時、相手がダークゴーネかアイアロンだと思っていた。しかし、よく考えてみれば、あの二人がこんなことをするわけがない。

 

それもそのはず。そこにいたのはダークゴーネでもアイアロンでもなく、皇魔だったからだ。

「ぬん!!」

「ぐあっ!!」

挨拶代わりとばかりに拳を放つ皇魔。それを綺麗に顔面で受けたベリアルは吹き飛ばされ、手に持っていたウルトラゼロアイも宙を舞う。

「ミラーナイト!俺を投げろ!!」

それを見たゼロは、ミラーナイトに指示を出す。

「フッ!!」

指示通りゼロを投げるミラーナイト。

「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

ゼロはウルトラゼロアイへと猛スピードで飛んでいき、ウルトラゼロアイをキャッチ。目に押し当て、ウルトラマンゼロに変身した。

「デヤアアアアアアアアアアアア!!!!」

ゼロは素早く腕をL字に組み、光線、ワイドゼロショットで周囲を薙ぎ払い、転送システムを停止させる。

「わあっ!!」

空中へ逃げるダークゴーネ。

「陛下!!ウワッッ!!!」

突然現れ、ベリアルの盾となって光線を食らうアイアロン。

「絶対に許さねぇ!!!」

ようやくベリアルと同じ土俵に立つことができたゼロ。

「地獄に叩き落としてやる!!!」

しかし、それはベリアルも望む所。既に勝利を確信しているベリアルは、ゼロとの直接対決に踏み切る。

「ハアッ!!」

最初に仕掛けたのはゼロ。拳を、蹴りを打ち込んでいく。対するベリアルは、マントをはためかせながらゼロの攻撃をかわし、ゼロを蹴る。もう一度蹴る。そのうち組み付いた二人は、部屋の壁を突き破って外に飛び出す。

 

次の瞬間、ベリアルがマントを脱ぎ捨て、自分の手から、さらに赤い爪を生やした。これはベリアルクロー。アナザースペースで身に付けた新しいベリアルの武器であり、これにはベリアルウイルスが塗布されている。ミラーナイトも、これにやられたのだ。

「俺の下僕にしてやる!!」

ベリアルはクローによる突きを連続で繰り出し、クローをゼロに刺そうとする。クローの危険性を反射的に理解したゼロは距離を取り、スラッガーを飛ばした。それをクローで弾くベリアル。ゼロはスラッガーを回収しつつ、同時にウルトラゼロキックを放つ。ベリアルは腕を交差させてキックを受け、踏ん張って耐えた。

「そんな技、効かねぇな。」

以前のベリアルなら大ダメージを受けているところだが、今のベリアルは大きくパワーアップしているため、耐えられる。ゼロとしても、この程度で倒れてもらってはつまらないと思っていたところだ。

 

だがその時、

 

「うおっ!?」

レゾリューム光線が飛んできて、ベリアルは慌ててかわした。

「ゼロ!!無事か!?」

皇魔が来たのだ。

「皇魔!!お前は手を出すな!!これはベリアルを倒しきれていなかった俺の責任だ!!」

「一人で背負うな!!何のための仲間だと思っている!?」

「…けっ!」

二人のやり取りを見て、ベリアルは舌打ちした。

「他人のそら似かと思ったが、どうやら本人らしいな。エンペラ星人」

ベリアルもまた、ウルトラ大戦争の功労者の一人だった。エンペラ星人を知らないはずはない。ダークゴーネから送られてきたデータを見た時は、さすがに我が目を疑ったが。

「しかし、まさかお前がそんなことを言うとは…腑抜けやがって。」

「何?」

「俺はな、お前の持つ圧倒的な闇の力に憧れたからこそ、ウルトラ戦士の心を捨てられたんだ。それが今ではウルトラ戦士の味方を…罪滅ぼしのつもりか?情けねぇ」

ベリアルは過去にエンペラ星人と接触している。その時、彼は圧倒された。自分とは比べものにならないほどの、力の差を見せつけられた。その時からだ。彼が宇宙最強の力を求めたのは。

 

「今のお前には見る影もねぇ。こんなやつに憧れてたかと思うと、我ながら呆れるぜ。」

皇魔は、闇を捨てつつある。ベリアルは、エンペラ星人の闇の力に憧れたのであり、闇の力との決別を望む皇魔には、何の魅力も感じてはいない。

「言っておくが、余は貴様が知っているエンペラ星人とは違うぞ?」

「何ぃ?」

だが、それはエンペラ星人の話。皇魔は、そのエンペラ星人と同一の人物ではない。極めて近く、しかし限りなく違う、すなわち似て非なる者。

「余は別の世界から来た。貴様を倒すためにな」

平行世界の人間。

「ゼロ。今の話を聞いておったな?これは貴様だけでなく、別の世界の余が犯した罪の、責任でもあるのだ。」

その責任を償うため、皇魔は目の前の闇に立ち向かう。

「一人で背負うとは言わせんぞ。」

全く予想もしなかったが、これで皇魔には、ゼロと共闘してベリアルを倒すための、理由ができた。

「…そうだな。」

ゼロは納得し、皇魔の隣に並び立つ。

「第一、お前は俺達の仲間だ。仲間が一緒に戦うのは、おかしなことじゃねぇ。むしろ当然だ!!」

皇魔についての処遇を、ずっと保留にしていたゼロ。だが、彼は今この瞬間、皇魔を自分の仲間だと完全に認めた。

 

「盛り上がってるとこ悪いがな、俺はそいつの相手をちゃんと用意してるぜ。」

 

しかし、ベリアルはいざという時の隠し玉をいくつも持っている。そしてベリアルは、そのうちの一つを今、出す。

「来な!!」

ベリアルが号令をかけて呼び出したのは、無数のダークロプス。そのダークロプス達の先頭に、違う姿の者が四人、混じっていた。皇魔にとって、いや、ゼロにとっても見覚えのある相手だ。

 

「暗黒四天王だと!?」

 

皇魔は驚いた。この怪物達こそ皇魔の眷族、暗黒四天王のグローザム、デスレム、メフィラス、ヤプールの四人なのだ。ベリアルは説明する。

「俺はこの宇宙でヤプールと戦ってな。その時、暗黒四天王のデータを手に入れることができた。こいつらはデータを元に再現したロボットさ!」

ベリアルはアナザースペースでヤプールと交戦した。ダークゴーネとアイアロンも、元々はヤプールの配下である。二人はベリアルとの戦いを経て、ベリアルの部下になったのだ。時二人はヤプールが所持していた暗黒四天王のデータをベリアルに提供し、ベリアルはそのデータから、暗黒四天王をロボットとして再現したのだ。それなら、完全に倒したはずのヤプールがこの場にいることにも説明がつく。

「もちろんオリジナルを超えるスペックに設定してあるが、お前ほどの相手になると、はっきり言ってそれだけじゃ不安だ。ダークロプスの軍団をおまけしといてやるぜ!」

「…どこまでも余を愚弄しおって…!!」

怒りを覚える皇魔。目の前にいるのはロボットでしかないが、自分に忠義を尽くしてくれた(一人は違うが)者達を従えて見せつけるなど、気持ちのいいものではない。皇魔はベリアルの息の根を止めてやるつもりでいたが、そうもいきそうにない。

「ゼロ、偽者どもは余が相手をする。貴様はベリアルを!」

「わかった!」

ゼロの偽者、ダークロプス。そしてニセ暗黒四天王の軍勢は、皇魔が相手をすることになった。

「さぁて…続きといこうぜぇ!!」

クローを振りかざし、ベリアルは再びゼロに挑む。ゼロはスラッガーを両手で構え、ベリアルと切り合う。だが、スラッガーを弾かれ、危うく切られかける。しかし、うまくかわして距離を取ったゼロは、エメリウムスラッシュで反撃。それを回避するベリアル。だが、ゼロはベリアルが回避すると同時に跳躍しており、ベリアルの背後へ着地。ゼロドライバーを喰らわせる。

「ぐっ……ハァァァァァァァァァ…!!!」

怒り心頭のベリアルは、右手に暗黒の力、デスシウムを集中し始めた。

「これで終わりだ!!!」

ゼロもゼロツインシュートを発射。しかし、ベリアルはそれに合わせる形で、デスシウムを解放。

「ハァァァァァァァァァ!!!」

新たなる必殺技、デスシウム光線を放った。しばらく互いの光線技は拮抗していたが、ゼロの光線はベリアルの光線に押し切られ、ゼロは吹き飛ぶ。

「ぐあっ!!」

「ハッハッハッ!!本当の恐怖はこれからだ!!」

勝ち誇るベリアルは真上に跳躍すると、うずくまって縦に回転しながら、地面をぶち抜いて逃げていった。

「待て!!ベリアル!!!」

ゼロはベリアルを追う。

 

 

 

一斉に向かってくるダークロプスの大群。

 

だが、誰一人として、皇魔には触れられない。

 

皇魔に触れようとするダークロプスは、ことごとく破壊されていくからだ。

 

皇魔はただ歩いているだけで、何もしていない。しかし、ダークロプスは確実に破壊されていっている。

「余は貴様らのような人形とは違う。」

なぜなら、皇魔は闘気を纏っており、ダークロプスはその闘気によって破壊されているからだ。ダークロプス程度では、皇魔に触れることすらできない。

 

やがて、接近しては勝てぬと判断したのか、ダークロプス達は光線技を使い始めた。

 

しかし、皇魔は光線を回避して軍団の中に飛び込み、拳で、蹴りで、ダークロプスを倒す。途中でダークロプスからスラッガーを奪い、それも使って戦う。

 

やがて、ダークロプスは全滅した。ちなみに、ただやみくもに戦っていたわけではなく、奥義を使っている。彼が使ったのは、北斗連環組手(ほくとれんかんくみて)。体術や落ちている武器などを使い、途切れることなく敵を倒す組み技だ。

「北斗神拳における組み技の中ではほんの初歩にあたる技だが、貴様らにはこれで十分だろう。」

さて、とニセ暗黒四天王達を見る皇魔。ニセ暗黒四天王達は、皇魔が戦っている間は全く仕掛けてこなかった。様子見、ということなのだろう。

「さすがに馬鹿ではないらしい。」

皇魔はニセ暗黒四天王達と戦いを始めた。

「シャッ!」

まず攻撃してきたのはメフィラス。続いてデスレム、ヤプールと次々襲いかかってくる。だが、皇魔はグローザムの攻撃を許さなかった。

「ぬん!!」

グローザムの腹に手を当て、零距離からの剛掌波で粉々に吹き飛ばす。

 

しかし、粉々になったグローザムの破片は集結し、すぐ元の形を取り戻してしまった。

 

グローザムは高い再生能力を有しており、細胞の一欠片でも残っていれば復活できるのだ。グローザムが不死身のグローザムと呼ばれている理由である。今度はレゾリューム光線を撃ち込んでみる皇魔。本来ならこの一撃で跡形もなく消滅する相手なのだが、耐久力もオリジナル以上らしく、粉々になる程度のダメージしか与えられなかった。そして、復活する。

「面倒なものだ…!!」

皇魔は吐き捨て、再び攻撃を仕掛けた。

 

 

 

 

 

激戦の火蓋は切って落とされた。

 

 

 

勝つのはゼロと皇魔率いる連合か、はたまたベリアル軍か。

 

 

 

戦いはまだ、始まったばかりだ。

 

 

 

 

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長くなりそうだったので、今回はここまで。次回はジャンバードvsダークゴーネと、ミラーナイトvsアイアロン。そして、皇魔vsニセ暗黒四天王の決着を描きます。

説明
いよいよ、ベリアルが登場します。
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R15 エンペラ星人 オリジナルライダー オリジナル怪人 オーズ勢が空気 周りと敵がチート 多クロス 弱体化転生 

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