Fate/anotherside saga 〜ドラゴンラージャ〜 第十話『月光の下で』 |
愛は奇跡であり、愛は恩寵である、天から落ちる露のように。
――ガイベル
? ? ?
「今日は来客の多い日みたいだね」
ノックの音を聞いて、カールは玄関へ移動する。
「おや、ネドバルくんとスマインターグ嬢じゃないか」
「よっ! ひさしぶり、カール」
「おひさしぶりです、カール」
扉を開けたカールは嬉しそうに新たな訪問者と話し始める。
どうやら知り合いみたいだな。
「ちょっと近くまで来たから、カールの家に寄らせてもらったけどいいよな?」
「ああ。今、来客を迎えているとこだが問題はないよ」
「あら、お客様がいらっしゃるなら、私達はお邪魔なのではありませんか?」
「そんなことはありませんよ、スマインターグ嬢。それにお二人にもぜひ紹介したい人ですから。遠慮なさらずにどうぞお上がり下さい」
「それではお言葉に甘えて」
「さ、ネドバルくんも上がりたまえ」
「ああ、わかったよ」
ん?
新しい客を家に上げるのか?
カールのお客さんだから関係ないと思ってネロの寝顔を見ていた俺は慌てて姿勢を正して玄関の方を見る。
「あら、見かけない人ね?」
「ん? そうだな?」
玄関から入ってきたカールの新たなお客さんは、意外にも俺とあまり変わらない年に見える若い二人だった。
一人は赤い髪を短く切りそろえた活発そうな少女で、コロコロとした目で興味深そうに俺を見ている。
もう一人は少しボサボサな髪をした少年で、少女の方とは違いどことなく俺を怪しむような目で見ている。
「紹介しよう、ネドバルくん、スマインターグ嬢。こちらが今度からこの村に住むことになった、タクト・コノエくんだ。……コノエくん。こちらの二人は、フチ・ネドバルくんとジェミニ・スマインターグ嬢。私の歳若い友人だよ」
カールは俺達を見ながら、ニコニコと紹介してくれる。
赤い髪の少女がジェミニ・スマインターグで、少年の方がフチ・ネドバルという名前らしい。
「あーっ!」
ジェミニはしばらく俺をしげしげと見ていたが、突然思い出したかのように叫び声を上げ、俺達男性陣三人を飛びあがらせた。
「もしかしてタクト・コノエって、今日の朝オーガ三匹を倒したっていう魔術師さん!?」
「え、えーっと……。たぶん、それで合っていると思いますけど……」
「カールがこの村に住むことになったって言っていたけど本当なの!?」
「あ、ああ……。本当だけど…………」
「きゃー、すごいわ!」
叫び声に驚いてしどろもどろに答えるが、ジェミニはそんな俺を気にもしないで隣で痛そうに耳を押さえていたフチに話しかける。
「ね、ね、フチ。彼があの、天才魔術師のタクトだって! すごいわ! しかもこの村に住むんだって!」
……天才魔術師?
一体いつの間にそんなことになったんだ?
「ジェミニ、お前いきなり人の耳元で叫ぶなよ! 耳がつぶれるかと思ったじゃねーか!」
「だって、しかたないじゃない! 今日、村で散々話題に上がっていたタクトがこんなところにいるのよ! 驚かない方がおかしいじゃない!」
「だからって突然叫ぶやつがあるか!」
「なによっ!」
「なんだよっ!」
「こらこら、ネドバルくん。それくらいにしないか。スマインターグ嬢も、コノエくんが驚いていますよ?」
「うっ。わるい、カール、コノエ」
「ごめんなさーい……」
カールに叱られて、ようやく二人の口げんかはおさまった。
さすがに知り合いでもない俺の目の前で喧嘩したのが恥ずかしかったのか、二人ともしょんぼりとしている。
「はは。気にしてないからいいさ。カールからも紹介されたけど、俺の名前はタクト・コノエ。気軽にタクトって呼んでくれ」
「わかった、タクト。オレの名前はフチ・ネドバル。ロウソク職人候補だ。オレのこともフチって呼んでいいぜ」
「えーと。……ジェミニ・スマインターグと申します。私のことも名前で呼んでくださって結構です、タクト」
「……なあ、ジェミニ。さっきあれだけ目の前でオレとケンカしたのに、今更おしとやかなふりをしても無駄だと思うぜ」
フチが呆れたように言うと、ジェミニは頬を膨らませてフチを睨めつけた。
「普通の言葉遣いでいいよ、ジェミニ。俺なんかに敬語を使う必要なんてないし、それに俺個人としてもそっちのほうが嬉しい」
「そう? じゃあ、普通に話すわね。これからよろしく、タクト!」
俺の言葉を聞いたとたん、機嫌が良くなるジェミニ。
どことなく、ネロに似ている気がするのは気のせいだろうか?
「よろしくな、タクト」
「ああ。こっちの方こそよろしく」
手を差し伸べてきたフチと握手を交わす。
カールは傍で俺達を見ながら、ニコニコと笑っている。
「あら? タクト。ネロとはいっしょにいないの? 姿が見えないけど」
「いや、いるよ。でも今日は疲れちゃったのか、こっちで眠ってるよ」
フチとジェミニにイスに座ったまま眠っているネロを見せると、フチはなんだか意外そうな顔をした。
「眠っちゃってるから、俺が紹介するよ。この寝ている少女がネロ・クラウディウス。俺の相棒だよ」
「へー。オーガを倒すほどの女剣士なんだから、もっと力強い感じか大人な感じかと思ってたけど、意外と普通の少女なんだな。ていうか、身長とかはジェミニと大して変わらないんじゃないか?」
まー、確かに。
ネロは一見すると普通の女の子だから、モンスターを倒すほどの剣士には見えないよなー。
「うっ!」
しばらくフチは寝ているネロを見ていたが、急に顔を赤くして目をそむけてしまった。
どうしたんだろう?
ジェミニはおもしろくなそうな顔で、フチを睨みつける。
「ちょっと、フチ! なに女の子を見て、赤くなってるのよ!」
「い、いや……。なんていうか、その、服が……」
「寝ているネロに失礼でしょ! 謝りなさいよ!」
「痛てててて! 耳を引っ張るなよ、ジェミニ!」
なんだか怒っているジェミニはフチの耳を引っ張り出した。
うわー、あれは痛そうだなー。
「まったく、耳が取れたらどうするつもりなんだよ、お前は!?」
「ふん! フチなんて耳が一つ取れたくらいがちょうどいいのよ!」
「どういう意味だよ、それは!」
「とにかく、寝ている女の子をジロジロ見るなんて失礼でしょ! 謝りなさい!」
「あー、別にいいよ、ジェミニ。ネロならジロジロ見られたぐらいじゃ気にしないと思うから」
というかネロなら、もっと余の事を見るがいい! ぐらいのことはいいそうだ。
基本、派手好きで目立ちたがり屋だからな。
「そうだよな……。あんな服を着ているくらいなんだから、見られることぐらいなんともないんだろうな……」
?
なんだかフチがぶつぶつ言ってるけど、よく聞こえない。
「それにしても、やっぱりネロも有名になっているみたいだな」
少し呆れて、タメ息をつく。
ま、俺でさえ天才魔術師なんて呼ばれているんだ。
あれだけ活躍したネロが噂にならないはずがないか。
「ネロだけじゃなくて、タクトもこの村では今一番の話題の人物よ」
「そうなのか、フチ?」
「ああ。オレが今日耳にした話の半分以上はタクトとネロに関する話だったな」
「……マジですか。ていうか、どんな話だったんだ?」
「えーっと。私が聞いた話だと、オーガ十匹を一瞬で倒す紅蓮のレディ・ナイト、ネロ・クラウディウスに、死者すらも生き返らせる若き天才魔術師、タクト・コノエ、だったかな?」
「ちょっと、待ってくれ! 話がすごいことになっているんだけど!?」
「ははは。あきらめたまえ、コノエくん。噂話は尾ひれがついていくものだよ」
驚いて声を上げると、カールが楽しそうにニコニコと笑っていた。
……はぁー、まあ仕方ないか。
人の噂も七十五日。
しばらくしたら消えるだろう。
「ねーねー。タクトって旅人だったんだよね?」
「ん。あ、ああ……。そうだけど……」
なんか、嫌な予感がするんだけど……。
「だったら、旅のお話を聞かせてよ。いろんなところに行ったことがあるんでしょ?」
うわー、やっぱりそう来たか!
どうしよう、ヘルタント子爵にしたような話を聞かせるか?
でも、あの話はバレル可能性が高いからな……。
ジェミニが目をキラキラさせてこちらを見てくるのを、俺は困ったような表情で見つめ返すしかなかった。
「スマインターグ嬢。コノエくんは今日この村に着いたばかりで疲れているんです。あまり無理を言ってはいけませよ?」
カールからの助け船に俺も急いで乗ることにする。
「それに俺の話は長くなるからな。できればまた今度にしてくれるとありがたい」
「そっか……。タクトはオーガとも戦って疲れているものね。無理を言ってごめんなさい」
「いや、気にしないでいいよ!」
さっきとうって変わってションボリとするジェミニを慌ててなだめる。
本当によく表情が変わる子だなー。
でも、それだけ表裏がなくて純粋ってことなのかもしれないな。
ただ、どことなくフチがなにか疑っているような感じがしたのはなぜだろう?
? ? ?
「う、うーむ……。ここはどこだ……?」
「ようやく起きたか、ネロ」
「むぅ……? 奏者よ、ここはどこだ……? 余と奏者のマイルームではないようだが……?」
「寝ぼけないでくれよ。ここはカールの家だろう?」
「…………あ」
「思い出したみたいだな?」
「……ち、違うのだ、タクトよ! 今のはちょっとした冗談で、余は最初からちゃんとここがカールめの家だとわかっておったぞ! そ、そうだ。決して寝ぼけてなんかおらんかったぞ!」
「……ああ、そうだな。うん、そういうことにしておこうか」
「ああ! 信じておらぬ、信じておらぬな奏者よ! 余は本当に寝ぼけてなんかおらんかったぞ! 本当だぞ!」
「……クラウディウス嬢? あまり声を上げては女性としての品位に傷がつきますよ?」
顔を赤くして必死になって否定していたネロは、カールの一声で恥ずかしさからかさらに真っ赤になってうつむいてしまった。
うーん。
さっきも思ったけど、カールって意外と凛みたいに『いい性格』をしているのかもしれない。
「……のどが渇いた。カールよ、水が飲みたいのだがどうすればよい?」
「それなら家の外に井戸があるからそれを利用してください、クラウディウス嬢」
「うむ、そうか。わかった」
「俺も飲みたいから一緒に行くよ」
ネロと一緒に家の外に出ると、夜の冷たい風が俺達に吹きあたる。
ちなみにフチとジェミニはもう夜遅いから、さっき帰ったばかりだ。
結局ネロとは挨拶ができずじまいだったけど、まあ、いいだろう。
どうせ今日からこの村に住むことになるんだから、顔を合わせる機会もこれからいくらでもあるだろうしね。
「お! 見よ、タクトよ! 空に月が二つも浮かんでおるぞ!」
「ああ、俺もさっき見てびっくりしたよ。カールから聞いた話だと、大きいほうの月がセレナ、小さいほうの月がルミナスって言うらしい」
フチとジェミニを送り出すときにあの二つの月を見たときは本当に驚いた。
思わず声を上げそうになるのを必死に我慢したからな。
ネロが何も言わないので気になって横を見ると、ネロは空で淡白く輝く二つの月をじっと見つめていた。
思わず息をのんでしまう。
月光に照らされたその顔はどこか儚くも、とても美しいものだった。
「どうしたんだ?」
なんだか耐えきれなくなって、思わず声をかけてしまう。
「いや……。月を見るのもずいぶんとひさしぶりなことだと思ってな」
「ああ、そうか。セラフには月なんてなかったもんな」
学園ではアリーナから帰って夜になったら、月に似ているものが夜空に浮かんでいたが、ネロとしてはあれを月とは呼びたくないのだろう。
「そう言えば、俺も本物の月を見るのは初めてだな。……いや、違うか。思えば月だけじゃなくてこの夜空も、星も、草花も、木も、そして人でさえ、俺は本物を見るのは初めてなんだな……」
俺が生まれてから――つまり、((NPC|にせもの))じゃなくて((マスター|にんげん))、近衛拓斗として意識が始まってから、俺が見てきたものはすべてセラフの作った電子世界だった。
もちろん、あそこで見てきたものが、全て意味のない物だったとは絶対に言わない。
それでもここにあるものとあそこにあったものは決定的に違う。
めがみには感謝しても、しきれないな。
彼女が聖杯から俺とネロを救いだしてくれなかったら、俺はこんな景色を見ることなんてできなかったんだから。
「なあ、ネロ。ここに浮かんでいるあの月にも聖杯はあると思うか?」
「ここは異世界なのだろう? ここが前の世界と違うのなら、やはり聖杯はないのではないか?」
「そうか、そうだよな……」
不思議な気分だ。
安心したような、落胆したような、そんな変な気分。
ここではあの悲しみの渦巻く聖杯戦争は起こらない。
でも聖杯がないと聞くと、ここが前の世界ではないということが改めて実感できた。
……なんだか、自分の気分を上手く表現できない。
「ネロ、ありがとな」
「ん? 何がだ、タクトよ?」
「いや、ここまで一緒に来てくれたことが嬉しくて」
俺はそう言うと、なぜかネロは呆れたような顔をした。
「奏者よ。そなたは余に感謝してばかりだな。確かにそなたに感謝されるのは余としても悪くない…………というより、嬉しいのだが…………あまり人に感謝の言葉を送ると、そなたがへりくだっておるように思えて嬉しさも半減するぞ?」
「そうか。そうかもな……」
ネロに言われて、少し前の言葉に反省する。
確かに今まで彼女には散々お礼を言ってきた。
もちろん、そのすべてが俺の偽りのない本心だったし、彼女には感謝しても感謝しきれないほどの恩があるんだけど……。
うん、そうだな。
今はネロに素直な気持ちを話してみるか。
そう思ってしばらく言葉を探していると、彼女もこちらの考えに気づいているのか何か期待しているような顔を向けている。
俺はその顔を真っ直ぐに見て、はっきりと言う。
「ネロ。俺達は今まで聖杯戦争の中で生きてきた。聖杯戦争の中で生を受けて、聖杯戦争が終われば死ぬはずだった。でも、めがみのおかげでそんな((運命|フェイト))からも抜け出すことができた」
ネロは黙って俺の話を聞いてくれている。
自分の体が熱くなっているのを感じながら言葉を続ける。
「俺達はもう((再現体|データ))なんかじゃい。れっきとした普通の人間だ。これからはもう無理して人を殺す必要はないし、自分の守りたいもののために戦うことができる。そして、普通に生きることができる」
普通に生きる。
そんな簡単なことすらも今まで俺達には許されなかった。
でも、今はもう違う。
違うのだ。
「そう、普通に生きることができる。だから、ネロ――」
心臓がすごい勢いで鼓動しているのを実感しながら、ネロの顔を見て自分の言いたかったことを素直に言う。
「いっしょに、幸せに生きよう」
「ふぇ……?」
ネロのきれいな顔が真っ赤に染まる。
……たぶん、俺の顔も似たようなものだろう。
「た、タクトよ、それはどういう意味だ? またいつものように無意識のうちに、そ、それっぽいことを言っているだけなのか……?」
「言葉通りの意味だよ」
俺はにっこりとネロに微笑みかける。
「俺は幸せに生きたい。死ぬその瞬間まで幸せだった、って思えるくらい幸せに生きたい。でも俺一人じゃとてもそこまで幸せにはなれないんだ。ネロと一緒じゃないと、俺は幸せなんかになれやしない。だから、ネロ。もう一回言うよ」
深呼吸を一回。
「ネロ、俺を幸せにしてくれ。俺もネロをそれ以上に幸せにするから」
「本当だな……? 本当なのだな…………?」
今にも泣きそうな顔でネロが弱々しく聞いてくる。
俺はそれにしっかりと頷く。
彼女はしばらくうつむいていたが、やがて顔を上げて唇を震わせながら熱っぽい目でこちらを見る。
その表情を見て体がさらに熱くなるのを感じた。
「よ、余は……。い、いや…………。わ、私はそなたを幸せにしたい。だ、だからタクトも私を幸せにしてくれ…………!」
「ああ、もちろんだ」
ネロの言葉に強く頷き、彼女を抱きしめる。
そして俺は自分の顔をゆっくりと彼女の顔に近づけた。
夜空に浮かぶ二つの月が一つになった俺達の影を照らしていた。
あとがき
というわけで、第十話『月光の下で』でした。
ついにもう一人の主人公とヒロインが登場!
相変わらず仲が良さそうでなによりですなw
……裏話ですが、実はジェミニはともかくフチの方は拓斗とネロが本当の旅人でないことに薄々感づいています。
汚れがほとんどなく旅には不向きな衣服や靴、旅道具の詰まった荷物の有無……等、確かに言われてみれば不自然な点が多々ありますからね。
ただ、あのカールが信用しているのだから悪い人間ではないのだろうと推測したため、その点を指摘するつもりはないようです。
……いやー、さすがはキレ者ですねー……。
そして遂に拓斗とネロがゴールイン!
anotherside saga的には展開が速い気がしますけど、EXTRA終盤のやり取りを考えたらごくごく自然な流れですな。
まだまだ色々な困難が待ち構えているのは間違いありませんが(ていうかまだドラゴンラージャ本編のストーリーに入ってすらいないし)、これからもラブラブいちゃいちゃしてほしいものです。
まえがきでも書きましたが、今回の話で第零章は終了です。
いくつかの外伝や設定を挟んだ後、次からはいよいよドラゴンラージャ本編に突入します。
拓斗とネロという存在のせいで物語がどう変わり、そして逆にどう変わらないのか……楽しみにしていてください。
……………ただし第一章はそこまで劇的に変わらないかも?(おい)
では、また次回お会いしましょう。
(玉璽戦争の続きを執筆中の)メガネオオカミでした。
説明 | ||
三日連続投稿! たぶん次の投稿は一か月後!(おい!) ……できるだけ早く投稿できるようにがんばります( ´ Д`;) 今回の話で第一部、というか第零章とも呼ぶべき区切りが終わります。 そしてあの二人がいよいよ……。 というわけで、第十話『月光の下で』。 お楽しみいただけたら幸いです(^^) |
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コメント | ||
kuorumu様>EXTRAにサーヴァントENDがなかったのを本当に残念に思っているメガネオオカミです。CCCに期待してますw そして拓斗の活躍でこの世界のフチの耳は守られるのか!? ……や、十中八九無理な気もしますけどw(メガネオオカミ) おお、拓斗からの熱烈なプロポーズ!これからもお幸せに!(と言ってもこの世界はかなり厳しいから当分は大変だろうな〜) それとジェミニ、フチに「耳とれちゃえ」なんて言ったらだめだよ。本当に耳一つとれて(切られて)大泣きするの君なんだからさw(kuorumu) |
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