第2次SRW IS・Z〜IS学園篇〜Mission 0.1 |
?「なんで河川敷に俺は居るんだ?」
俺こと織斑一夏はそう呟く。
一「さっきまで何をしていたのか一度思い出そう。えーっと確か俺はラボの近くに発生した次元震の調査に向かって、それで調査中にいきなり現れた穴に吸い込まれたんだよなぁ。はぁ…どー考えてもあの穴ってワームホールだよなぁ…絶対にチーフやクロウたちが心配してるだろうなぁ…クロウみたいに借金持ちにはなりたくはないな…ってそんなこと考えてる場合じゃない!俺の相棒どこに行った!?」
そう言ってあたりを見回すと自分の右隣に多元世界でよく使っていたアタッシュケースが置いてあった。
一「まさか、この中に俺の私物が入ってるとかそういう事はない…よ…な…」
案の定、嫌な予感は当たりアタッシュケース内には俺の私物が綺麗に畳まれて詰め込まれていた。
一「ふぅ…先ずはここがどこか調べないと<その心配は要りませんよマイスター"一夏">っ誰だ!」
?<此処です、マイスターの首元にいます>
一「!ネックレスが喋ってる!?」
ネックレス<私はマイスターのISの"ブラスタダッシュ"です>
一「何っ!?本当か?…それに今ISって言ったよな…?」
ブラスタダッシュ<本当です。そして確かに私はマイスターのISです>
一「…えーっと済まねぇが毎度毎度ブラスタダッシュって呼ぶのが大変そうだからダッシュって呼んでもいいか?」
ダ<構いません。そこはマイスターの自由ですから>
一「サンキュ、それともう一つ聞いていいか?」
ダ<何でしょう?>
一「この世界は間違いなく俺が居た世界で間違いないんだよな?」
ダ<間違いありません>
一「そうか…ありがとう。じゃあダッシュ、今俺がどこにいるか調べてくれ」
ダ<了解……ただ今○○市にいます>
一「へぇ…って俺の住んでた街じゃねぇか!」
ダ<それと、この世界とあっちの世界は時間の進みかたもどうやら同じのようです>
一「つまりは、向こうで2年経ってるからこっちでも2年経ってるってことか」
ダ<そういうことになりますね>
一「でも、家に帰るって言ってもこの2年間のことをどう話すべきか…」
ダ<あの2年間の事であれば私が代わりに説明します>
一「そうか…ありがと」
ダ<礼には及びません>
一「それじゃあ家に帰るか!」
ダ<そうですね>
そう言うと俺はアタッシュケースを持ちフードを被りサングラスを掛け家に向かって歩き出した。
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こっちでは初投稿です。後、超鈍足更新ですのであしからず。 | ||
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