ドッキリの代償
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雲ひとつない青空が広がっている朝・・・

一刀は自室でのんびりとしていたのだが、その静寂は突然に破られた…春蘭の手によって…

 

 

ドッカ〜〜〜ン!!!

 

 

「うわ!!!なんだ!!!というか、こんなことをするとしたら…」

 

 

 

「北郷!!!暇だから私に付き合え!!!というか稽古してやる!!!」

 

 

 

一刀はやっぱりと言わんばかりの顔と肩から思いっきり溜息をついて、やれやれ…といった感じになっていた。

 

 

 

そこで一刀はいつもいつも扉を破壊する春蘭に対して反省させる意味を込めて少しだけ意地悪をすることをとっさに思いついた。

 

 

 

「嫌だね!!!春蘭の場合、稽古っていうより単なるいじめにしか感じないし、やってて俺は何かを身につけた気は全くしないんだよね〜だから、やるだけ時間の無駄だよ」

 

 

「な、なんだと〜〜〜」

 

 

「だから、他の人とすれば???凪とか季衣とかさ。秋蘭は俺と同じ理由で嫌がるだろうけどね〜まぁ他の子たちもそう思ってるのかもしれないし・・・」

 

 

 

「・・・・・・・・・い、いや・・・私はだな・・・」

 

 

一刀は春蘭が何かを言い終える前に部屋から出て行った。

そして、何人かのところへ行き根回しの様な事をしていった。

 

 

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一方、今回ばかりはまずいと思った春蘭は秋蘭のところへ相談に言っていた。

 

 

「〜〜ということなんだ。秋蘭・・・私はどうしたらいいと思う?」

 

 

「なるほどな。」

 

 

しかし、一刀は事前に秋蘭に根回ししていた!!!

その秋蘭の答えは・・・

 

 

「姉者…北郷の怒りはもっともだと思うぞ。私もいつも見ているが、目に余ることが多すぎて北郷が気の毒に思えることが多々ある。すまんが、今回ばかりは姉者の味方はできないぞ?」

 

 

「そ、そうか・・・分かった。」

 

 

秋蘭が部屋を出たのを確認した秋蘭は「これで北郷と…ふふっ。」と笑っていた。

秋蘭の部屋を出た春蘭は凪のところへ来ていた。

 

 

「〜〜ということなんだ。秋蘭も今回は味方をしてくれないし・・・凪・・・私はどうしたらいいと思う?」

 

 

「春蘭様・・・それを私に聞かれましても答えに困るのですが、あえて個人的意見を言わせていただきますと、今回ばかりはお力になることはできません。おそらく隊長もこれまでの不満が積もり積もったと思われますから・・・」

 

 

 

一刀は抜け目なくここにも根回しをしていた。

今、城の中で春蘭に味方をするのはおそらく桂花だけである。

 

 

 

「うぅ〜〜私はどうしたらいいのだ!!!このままでは秋蘭たちはおろか一刀にも嫌われてしまう!!!困ったぞぉ〜〜〜!!!」

 

 

 

自室で完全に困り果てていた春蘭に助け船を出す人物がいた。

それは一刀が根回しを怠った人物というか、根回しをするほどでもないと思ってあえてしなかった人・・・それは天和だった!!!

 

 

「春蘭ちゃん?どうしたの〜?」

 

 

部屋の中から聞こえた大声に反応するようにして天和が春蘭の部屋に入ってきた。

 

 

「なんだ・・・天和か・・・気にするな(無駄だと思うが一応言ってみるか)実はな〜〜と言うことになっていてな。私はどうしたらいいのか考えていたのだ。」

 

 

 

事情を聞いた天和はすぐに答えを出した。

 

 

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そのころ一刀は自室にて淡々と政務に励んでいた。

そして、その静寂をまたも春蘭の手によって破られた。今朝とは違う形で・・・

 

「かぁ〜〜ずと!!今朝はごめんね。もうあんな事しないから許して欲しいにゃん!!」

 

 

「☆?Δ♪*〜〜〜〜!!!」

 

 

一刀はあまりにもの衝撃にもはや何を言っているのか分からないほどの奇声を上げていた。

それもそのはず、春蘭の恰好は地和の服を着ているのだが、明らかに胸のサイズをが合っていないため胸元が強調されており、その姿のままあの昔懐かしいだっちゅーのポーズで部屋に入って言ったのだった。

 

 

「し、春蘭…一体どうしたの!!!そんな恰好で!!!しかも、そのポーズまで!!!」

 

 

当初の反省させるために行っていた作戦があらぬ方向に進んだことに驚きを隠せない一刀はなぜ春蘭がこんな行動を取ったのかを必死に考え始めた。

 

 

「天和がこうすればいいと教えてくれたにゃん!一刀はこういう服が好きだから、着て行くといいとか、こういうポーズ?とかいうのをしてる人が載ってる書物を一刀の部屋で見たから、これもするべきだよって教えてくれたんだにゃん!」

 

 

「ちょっと恥ずかしいけど、一刀が喜んでくれたなら春蘭は嬉しいにゃん!」

 

 

一刀は人和という良心がいたのであえて話さなかったのだが、この時天和たちにも話しておくべきだったと後悔した。

 

 

「天和…なんてことを…でも、春蘭…よくやった!!!俺はもう思い残すことはないよ。」

 

 

本心では一刀は天和に良くやった!と思っていただけでなく、春蘭のその姿に感動して鼻血を堪えるのでやっとだった。

その後の2人の過ごし方はみなまで言わずとも分かるだろう…。

 

 

 

 

ただ一つ問題があったとすれば、この状況を知った一部の人間が同じような行動を取ったという…そして、桂花の付けた種馬が現実のものになったのは言うまでもない。

 

 

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あとがき

 

 

遅れて本当に申し訳ないです…ニートのくせにこんなに更新がなくて、途中で煮詰まってしまいまして…

 

 

ニート生活も早3年が経ち、完全に無気力となってまして…今回の春蘭編もめちゃくちゃ頭を抱えました。

 

 

2828路線で行くのか、それともシリアス風で行くのかで悩んだ末の作品なので最後の最後でグダグダとなってしまいました。

 

 

次回作ですが、全く何も考えてないです。

そこで、皆さんからどの作品からどのキャラを書いて欲しいかを募りたいと思います。

 

 

決まったら、まずはお知らせをした後で作品を書いていきたいと思います。

既存の作品の続編希望でもかまいません。

 

 

既存作品のイラストを書いて欲しいという希望が多いので、どなたかイラストを書いて欲しいです。この人なら書けるよ〜などの紹介でもかまいませんので…

説明
手をつけるべきかどうか悩んでいましたが、決心して春蘭編を書くことにしました!!!
キャラ崩壊などを多様に含んでいますが、春蘭は俺の嫁!と思っている方は温かい目で見てもらえたら、助かります。
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コメント
愛紗の2828ですね。了解しました!!! (クライシス)
秋蘭、冥琳、凪はすでに出てるので、愛紗を書いてほしいです。もちろん2828で! 自分もニートしてた時期ありますけど飯、トイレ以外は部屋から出ないなんてことも多くて、なかなか抜け出せませんよね・・・(バズズ)
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真・恋姫無双 恋姫無双  一刀 春蘭 

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