真・リリカルなのは 第四章 裏月村家急襲編 第七話 奮戦する魔導師 |
なのは達の戦いを見ながらも、忍は奴を見張っていた
忍「……………………………………………………………」
忍は動かない((源三郎|げんさぶろう))を睨んでいる
忍(源三郎の目的は何? 本当に私の命? なら何故 自らは動かない?)
源三郎は見た目はただのお爺さんだが、黒牙達を瞬殺できるほどの強者である
忍(あの源三郎が自ら動かないなんて………おかしい)
間違いなく何か裏がある
動けないのか、動かないのか…………………………
どちらにしろ今が好機のはず……………………
忍(でも、なのはちゃん達は苦戦しているわね……………………)
クッ 戦う力が無い自分が憎い
自分より年下の子達を戦わせるなんて……………………
私は最低な大人ね………………………………
忍(でも、源三郎だけは私が…………………………)
忍はナイフを懐に隠している
吸血鬼は出血多量じゃ死なないけど、流石に心臓を刺されたら死ぬはず
忍は覚悟を決める
忍(源三郎は戦いを見ることに集中している………バレないように少しづつ近づいて行く)
恭也………もしものときは、すずかをお願い……………………
〜カイトVS黒牙〜
((黒牙|こくが))「ブラットスラッシャー!!!」
血が斬撃となって飛んでくる
カイト「下らん技だ!」
ウィザード(フレイムイレイザー)
紅い閃光が、血の斬撃を消す
黒牙「危ねえな!!」
カイトの砲撃を簡単に躱す 黒牙
カイト「本当の斬撃を見せてやる!!」
ウィザード(カートリッジロード)
カイト「大紅蓮斬!!」
紅い斬撃が地面を這いながら、黒牙を襲う
黒牙「何!?」
反応が遅れ、躱せなかった 黒牙
黒牙「痛てぇ〜」
クソが!! アイツの攻撃は痛いんだよ!!
黒牙「お返しだ!! これでも食らえ!!」
血を剣の形にしてカイトに飛ばす
黒牙「ブラットソード!!」
カイト(あの銀髪を思い出すな……………)
嘗て、カイトが消し去った リインフォース
彼女の技であるブラディダガーに少し似ていると思った カイト
カイト(だが所詮見た目だけ! あの技とは天と地ほどの差がある)
ウィザード(カートリッジロード)
カイト「龍火翔!!」
炎を纏った剣を振り回し、相手の攻撃を弾く
黒牙「何!? 俺の技が!!」
カイト「つまらん技だ、消し飛べ!!」
ウィザード(フレイムイレイザー)
紅い閃光が、黒牙を飲み込む
黒牙「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
〜なのはVSカエデ〜
カエデ「やっぱり弱いわね 黒牙…………月村の……いえ吸血鬼の恥だわ」
黒牙の戦いを見ている カエデ
なのは「ディバインバスター!!!!」
カエデ「そんな遅い技が当たると思っているの?」
なのはの砲撃は一発も当たらない
カエデ「あの技に当たったら不味いかもしれないけど、当たらないわ絶対………止まって見えるもの」
なのは「だったら!!」
レイジングハート(カートリッジロード)
なのは「近づくだけなの!!」
レイジングハートで噴射し、加速する なのは
カエデ「真っ直ぐに飛んでも意味無いわよ」
寧ろ的ね
カエデ「ブラットレイン!!」
針のように鋭い血がなのはを襲う
カエデ「穴だらけにしてあげる♪」
なのは「突っ込むの!!」
なのはは飛んでくる血の雨を直撃しても無視しながらカエデに向かって飛ぶ
カエデ「何!?」
カエデも予想外の行動に驚いた
なのは「はぁ!!」
ザシュッ
カエデ「グッ!」
レイジングハートの先端がカエデに突き刺さる
なのは「バインド!」
さらになのはは、カエデを縛り付け逃げられない様にする
なのは「レイジングハート!!」
レイジングハート(カートリッジロード)
カートリッジを2本使う
カエデ「あなた馬鹿? この距離であんな技使ったら自滅するわよ?」
なのは「じゃあ試してやるなの!!」
カエデ「じょ、冗談でしょ? 自分が傷つくのよ?」
なのは「食らえなの!! エクセリオンバスタァァァァァァ!!!!!!!!!!」
再び、ゼロ距離での砲撃を放つ
カエデ「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
なのは「グッ!!」
お互いに、ピンク色の閃光に飲まれ、吹き飛ばされる
〜フェイトVS嵐〜
((嵐|らん))「カエデが倒れた!! チャンス!!」
本気で戦えば俺はカエデに勝てない
だが、動けないなら
嵐「俺が忍を殺すチャンスだ!! 退け!! 魔導師!!」
フェイト「行かせない!!」
フェイトは、嵐の行く手を阻む
嵐「邪魔だぁぁぁぁぁ!!!!」
嵐は、フェイトに攻撃するが躱される
嵐(掛かった!)
そのまま嵐は忍に向かう
フェイト「仕舞った!」
フェイトは嵐を追う
嵐「忍ぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!」
忍「!?」
いきなり接近され、慌てる 忍
攻撃を躱す手立てがない
フェイト「プラズマランサー!!!」
嵐「グワッ!」
フェイトの技が直撃し、落下する 嵐
そのお陰で、忍から大分 距離を離せた
フェイト「私を倒してから進め!!」
嵐「き、貴様ぁぁぁぁぁ!!!!」
此処まで頭に血が上ったのは久しぶりだ!!!!
嵐「殺す…………貴様も殺してやるぞぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」
フェイト「バルディッシュ!」
バルディッシュ(ザンバーフォーム)
嵐「ブラットセイバー!!」
血で巨大な剣を造り、それを手に持つ
嵐「貴様の首を刎ねるギロチンだ」
フェイト「ブリッツアクション!!」
嵐の後ろに回り込む
嵐「下らない真似をするな!!」
巨大な剣を振り回す
フェイト「うっ」
風圧でフェイトは吹き飛ぶ
嵐「首を刎ねる!!」
すかさずフェイトに攻撃するが
ガキィィィィン
嵐「チッ」
フェイトは防ぐ
フェイト「はぁ!」
バルディッシュで嵐を薙ぎ払う
嵐「舐めるな!」
フェイト「!?」
フェイトの一撃を片腕で止める
嵐「ブラットサイクロン!!」
血の大剣を地面に突き刺すと、紅い風が吹き出す
嵐「吹き飛べ!!」
フェイト「グッ」
吹き飛ばされない様に、耐える フェイト…………しかし
嵐「ここで隙が出来るよな!!」
嵐はフェイトを切断しようとするが
フェイト「バインド!」
嵐「何?」
嵐の両腕を縛る
フェイト「トライデントスマッシャー!!」
嵐「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
一瞬の隙で技を仕掛ける フェイト
フェイト「隙を作る時が一番危険だよ?」
〜恭也VS弥勒〜
恭也「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
((弥勒|みろく))「当たらない」
何度切り掛かろうとも、全く当たらず、無駄に体力を消耗していく 恭也
恭也「クッ」
御神流は吸血鬼の前では無力なのか?
弥勒「そろそろ僕が攻める番」
弥勒は棍で恭也の腹を突く
恭也「グッハッ!」
あまりの激痛に、意識が飛びそうになる
弥勒「やっぱり人間は脆い…………もう死ね」
弥勒は止めを刺そうとする
恭也「なんの!!」
日本刀で棍を弾く
弥勒「無駄な足掻き」
しかし、弥勒は恭也の襟を掴み、腕力で吹き飛ばす
恭也「うわっ」
弥勒「お前弱い…………何も護れない」
恭也「っ!!」
俺は……………………
恭也(俺の事を理解してくれた忍を………愛する人すら守れないのか……………)
いや、違う!!
恭也「俺の!! 高町の御神流は大切な人を守る剣!! 忍は守る!! 俺が!!」
弥勒「お前馬鹿………実力の差を理解できていない」
恭也「しているさ! 俺は弱い……あんたよりな………だが、人間は自分より強い相手に勝てる!!」
弥勒「…………………………………………………………」
恭也「大切な人の為ならな!!」
父さん……………一か八かやってみるよ……………………
忍を守るため…………あの技を!!
恭也「あんた、確か弥勒っていったな?」
弥勒「そうだ………………」
恭也「弥勒、見せてやるぞ!!! 御神流の奥義を!!!」
今まで一度も使ったことないがな
恭也はもう1本、剣を抜く
弥勒「二刀流か……………………」
恭也「ああ、元々御神流は二刀流剣術だ……俺はまだまだ未熟だから1本で戦うがな」
弥勒「……………………………………………」
恭也「けど、あんたに勝つには2本必要だ………俺は、俺の限界を超える」
弥勒「失敗して自滅すればいい………………………………」
恭也「いや、成功する………そして、勝つ!!」
お互い無言になり、風だけだが吹く音しか聞こえない
恭也「ッ!!」
先に動いたのは 恭也
弥勒「………お前の負け」
弥勒は、根を構えて迎撃の準備をする
恭也「はっ!」
弥勒「!!」
恭也は1本だけ、弥勒に投げる
弥勒(勝負を捨てた?)
弥勒は飛んで躱す
恭也「掛かった!!」
弥勒「!?」
恭也は飛んだ弥勒に飛び付く
恭也「はぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
弥勒を蹴り、地面へ叩き落とす
弥勒「グッ!」
恭也「終りだ!!」
弥勒「!?」
恭也の手には刀が握られていた……………両手にである
弥勒(さっき……………捨てた)
恭也が、弥勒に向けて投げたのは鞘であった
恭也「御神流奥義! 護光刃!!」
両手をクロスさせ、弥勒に近づき、手を引き抜くことで、×状に切り裂く技
弥勒「僕が……………人間に…………………」
弥勒は倒れる
恭也「大切な人を守る時、人間は本当に強くなる!!」
なのは達の勝利………………か?
今更ですが、戦闘描写は難しいですね
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まだ第四章を書き終えていないのに、第五章を考えている作者 速足すぎるかな? |
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